洗顔石鹸

洗顔石鹸について。肌トラブルの悩みから、無添加のスキンケアや化粧品に変える人が多くなっています。
しかし化粧品に含まれている数多くの成分のうち、どの成分がどんな風にトラブルを起こしているのかを詳細まで理解している人は少ないため、無添加に対していろいろな疑問も湧いてきます。
ここでは洗顔料より安心だと言われる石鹸で洗顔を始めた人から寄せられた素朴な疑問についてお話したいと思います。

●石鹸洗顔をした後は、石鹸カスが残るというのは本当でしょうか?
おそらく石鹸が水の中の硬度成分(ミネラル成分)に出会い、金属石鹸になるという話を根拠としているのでしょう。
石鹸カスとは、この水に溶けない金属石けんのことです。
しかし日本国内で普通の水道水を使って洗顔していれば、まず石鹸カスが残るというようなことはありません。
また、石鹸で顔を洗うとその後の化粧水の浸透を悪くするという話もあるようですが、根拠のないものです。

●馬油など動物性の油脂を原料としている石鹸を使っていると、にきびが悪化してしまいますか?
石鹸は油を原料としていますが、製造過程において苛性ソーダで煮るため、石鹸の状態になったときには油脂の状態では残っていません。
そのため動物性の油脂を使った石鹸を使ったことでにきびが悪化するということはないでしょう。
●無添加石鹸に消費期限はありますか?
洗浄力を発揮させるためにもできるだけ早く使い切りましょう。
化粧品の分類であれば、消費期限は通常3年です。


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指定表示成分

指定表示成分について。現在、販売されている化粧品には全ての成分表示が義務付けられています。
しかし全成分表示の制度が始まった2001年4月以前は、厚生省により指定された成分のみ表示が義務付けられていました。
これが指定表示成分で、現在では(旧)表示指定成分と書かれることもあります。

指定表示成分は例えばアレルギーなどの皮膚障害を起こす可能性が疑われるもので、102種類の指定成分と香料を合わせた103種類がありました。
しかしアレルギーを起こす原因というのは人それぞれです。
例えば大豆アレルギーがある人にとって豆腐や醤油、納豆などは避けなければならない食品ですが、大豆アレルギーがない人はそれらを食べてもまったく体に影響はない、というのと同じです。
表示指定成分のすべてが万人にとって悪影響を及ぼすわけではないのです。
逆に言えば、指定されている成分以外にも何らかの形で皮膚トラブルを引き起こす危険性を持っている成分もあると言えます。
何せ、化粧品に使われる成分は数千種類にものぼりますから・・・

ただ指定表示成分の中にはアレルギー誘発以外にも発がん性や環境ホルモンの疑いを持たれているものもあります。
要は、表示指定成分であるかないかに関わらず、安全性に問題ありとされている成分はできるだけ避けて化粧品を選ぶのが無難と言えるでしょう。

現在は全成分が表示されることになっていますから、無添加化粧品として販売されているものの多くは(旧)表示指定成分が無添加である、という意味でしょう。
しかし無添加の表示があればすべて安全と思い込まず、何の成分が無添加となっているのかを把握した方が安心して化粧品を購入できるでしょう。


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好転反応

好転反応について。好転反応といった言葉を聞いたことがありますか?エステを受けたり新しい化粧品を使い始める時に、お店のスタッフから「お肌が良い状態に向かう際に、一時的に何らかの反応がでるかもしれません」という説明を受けた人もいることでしょう。
実は私も知人に勧められて無添加の化粧品を使ったときにヒリヒリとした痛みと発赤があったのですが、それは「無添加の化粧品を使うことで、今まで溜まっていた毒素が出ている証拠です」と言われました。
その後、勧められた化粧品は使わずに廃棄してしまいましたが、よく考えたら痛みや赤みが発生するということは自分の肌にその化粧品が合っていないということなんですよね。

化粧品や健康食品を販売する段階で、この好転反応という言葉がセールストークとして使われることがありますが、これは製品の副反応を逆手にとって利用した手段と言えます。
肌に合わなかったときのごまかし用語として使われることがしばしばあるのです。
せっかく自社の製品を使い始めたユーザーを手放さないために「この反応は効果の表われですから、ここで使用をやめてしまってはもったいない」などと言われることもあるようです。
このような言葉に振り回されて、本当は肌に合っていないのではないかと思われる化粧品を無理して使い続けるのはやめましょう。
もし使い続けることで症状が落ち着いてきたとしても、それは肌がその製品を受け入れたことにはなりません。
肌に症状が表われたときは、医師に相談するなどの措置を怠らないでください。

ちなみに好転反応とは本来、物理的に体に力を加えるマッサージや低周波治療の後に出てくるほてりやだるさといった症状を指して使う言葉です。


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無添加 スキンケア

無添加のスキンケアについて。無添加化粧品が注目されている背景として、化学合成物質の人体への影響を書いた本や「買ってはいけない化粧品」などといった本の存在もひとつとしてあると思います。
その手の本は、読み進めていくうちに「えー、そうだったの?」という驚きから「今すぐ生活を改めなくては」と焦りのような感情まで生まれてきますよね。
本の内容は真実だとしても、全ての人に同じように悪影響を及ぼすわけではありませんので、参考程度に読むのがよいと思います。
しかし中にはそんな本との出会いに触発されて、今まで使っていたすべての化粧品を改め、それまで悩んでいた肌トラブルを解消させた人もいるようです。
ここでは例として、合成界面活性剤を避けた無添加スキンケアを徹底している人の、毎日のスキンケア方法を紹介します。

スキンケアの基本である洗顔は、石けん素地100%のものを使って行ないます。
無添加石けんと呼ばれるものですが、これはネットを使ってしっかり泡立ててから顔を優しく包むように洗い、よくすすぎます。
クレンジングにはオリーブオイルを代用します。
顔の上でメイクとよく馴染ませたあと、湯を少し足して肌の上で乳化させてからよくすすぎます。
オリーブオイルでのクレンジングはべたつきが気になる人もいるかもしれません。

化粧水は手作りで、内容は精製水、グリセリン、尿素となっています。
場合によってヒアルロン酸も混ぜて使います。
保存料を配合しないので、1週間で使い切ります。
化粧水だけでは肌が乾燥してしまうため、乳液の代わりにソンバーユやオリーブオイルなどで油分を補い、水分が逃げないようにフタをします。

無添加スキンケアがどれだけの人の肌にしっくり合うのかは分かりません。
合成界面活性剤無添加のスキンケア方法のひとつの例として読んでいただけたら、と思います。


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界面活性剤

界面活性剤について。無添加や低刺激性の化粧品が注目されているように、毎日肌につける化粧品の安全性にとても気を使っている人が多くなっています。
肌への刺激になるような成分はできるだけ無添加にして欲しい、それは特に肌にトラブルを持っていない人でさえ願っていることです。

さて、皆さんは界面活性剤というものをご存知でしょうか。
化粧品や洗剤に含まれる成分であることはよく知られていると思いますが、実は私たちの体の中にも存在しています。
界面活性剤には、水と油を上手く混ぜ合わせて安定させる働きがあります。
例えば油の入ったドレッシングは油と調味料の2層に分かれていますのでよく振り混ぜてから使います。
そしてしばらく置いておくと、再び油と調味料の層に分かれてしまいますよね。
このように普通なら馴染まない油と水分を、長い時間、混ざったままの状態にキープする働きを持つのが界面活性剤なのです。
乳液やクリームなど、ほとんどの化粧品に含まれている成分と言えるでしょう。

界面活性剤の中には、自然界に存在するものと人工的に作られているものがあります。
そんな中、無添加派の皆さんが避けているのが石油から作られた石油系界面活性剤ではないでしょうか。
石油系界面活性剤は油と水を長時間にわたって安定させることができ、機能性から見ると大変優れています。
しかし洗顔後にもなんだかヌルヌルした感触が残っている、というように肌に残りやすい性質も持っています。
肌の敏感な人にとっては、この肌に残った成分がトラブルの原因となってしまうこともあるのです。


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