(ナゴヤドームから生放送)
峰竜太「というわけできょうは大島さんにお越しいただきました。ありがとうございます!」
大島「よろしくお願いします」
峰「今シーズンはどんなシーズンでしたか?」
大島「10年目の節目のシーズンでしたし、個人的には最多安打というタイトルが獲れましたけど、自分としてはそんなにメチャメチャ打ったなっていう気がしてないんですね」(そのわけを聞いてくれ!峰さんよぅ)
峰「何といってもわれわれファンとしては、FA宣言せずに“生涯ドラゴンズ宣言”ということで、こちらもありがとうございます」
大島「(笑)ありがとうございます」
峰「どういう思いからそういうことになったんでしょうか?」
大島「自分の年齢的にも、このチームで骨を埋めるじゃないですけど、覚悟が今回のFAにはあったんで、その覚悟を、言葉にしたらそういうふうになったかなという感じですね」
峰「自分の人生を考えたときに、もうドラゴンズでという」
大島「そうです、はい」
鈴木孝政「それはもう愛してるからですよ」
大島「はい」
鈴木「私と全く一緒です。FAありませんでしたけど」
宮武アナ「これからもドラゴンズを引っ張っていってください」
大島「頑張ります」
大島の今季振り返り。
(VTR)
攻
大島洋平。10年目、節目のシーズンで大きな目標があった。
(自主トレ当時の取材)
大島「200本(安打)っていうのは行きたいですね。自分の中ですごく目標としてるものなんで、毎年掲げて」
その言葉通り開幕直後からヒットを量産。4月までに33安打と絶好のスタートを切った大島は、その後も安定したバッティングで順調にその数を重ねた。シーズン終盤は球界を代表するヒットメーカー、ジャイアンツ坂本とシーズン安打数で競い合う。
9月25日、遂にセ・リーグトップに躍り出た。そして174本目のヒット。大きな目標だった200安打には届かなかったが、初の打撃タイトルとなる最多安打を獲得した。
大島「10年かかってやっと獲れたなっていうのがホントの気持ちです。やっぱりとにかく試合に出続けるっていうことが、僕は大事だと思ってやってますし、そういう姿を後輩たちも見てると思うので、これからも変わらず、そういう姿を後輩たちにも見せていけたらなと思います」
走
未だ衰えを見せない大島の総力。今シーズンはチームトップの30盗塁をマークした。そして今シーズン印象に残っているのは(6月6日・ホークス戦)、打球が転々とする間にホームを狙う。惜しくもアウトでランニングホームランとはならなかったが、積極的な走塁で常にチームを勢いづけた。
守
今シーズンも広い守備範囲で何度もチームのピンチを救った大島。(井端と並び)球団史上トップとなる7度目のゴールデングラブ賞を受賞した。
取得したFA権は行使せず、生涯ドラゴンズを宣言した大島。チームの優勝にはこの男が欠かせない。
(ナゴヤドームから生放送)
峰「何といっても念願の打撃タイトル、最多安打。10年目でようやく獲りましたけど、これ今までに何度も手に届きそうだったんですけどダメだったんですね」
宮武「これまで3位が2回、そして2位が1回と、あと一歩のところでなかなかタイトルに届かなかったんですよね」
峰「ようやくタイトルを獲った、今はどんなお気持ちですか?」
大島「ホントにうれしかったですね。186本打ったときでも、相手がそれ以上打ってて獲れなかったので。今回は174ですけど、それでもリーグでは一番っていう最多安打なので、そこはやっぱりよかったです」
峰「月別の安打数、バランスよく打ってるような感じなんですけど、このへんに関してはいかがですか?」(3・4月33、5月27、6月27、7月28、8月33、9月26)
大島「やっぱり大きなケガがなかったっていうのが一番じゃないかなと思いますね」
峰「波がないっていうのが一番いいことですもんね」
大島「もちろんいいときがずっと続けば、それが一番いいんですけど、なかなかそういうのも難しいんで」
峰「鈴木さん、大島さんのように安定感のあるバッター、ピッチャーから見ていかがでしょう?」
鈴木「イヤですねぇ。打つのも上手ですけど、まず足のことを考えますね、(塁に)出しちゃいけないと…って考えてるとフォアボール出しちゃう。追い込んだ気がしないバッターですよ。追い込んでもまだピンチ、そういうバッターですね」
大島「そうやって言ってもらえるとありがたいです」
峰「そして守備では何と7回目のゴールデングラブ賞。7度というのは球団記録なんじゃないですか?タイ記録ですか」
鈴木「井端がいる」
峰「じゃあ来年球団新記録が取れますね。守備で心掛けていることはどういうことですか?」
大島「やっぱり僕の場合は外野なので、まずは1歩目。あとはスライディングキャッチとかダイビングキャッチっていうのを、僕はあんまりしたくないんですよ。ちゃんと足を使って、そこまで行って捕るっていうのは心掛けてます。ホントに無理なときは勝負かけたりしますけど、よっぽどのことがない限り足を使って捕る」
峰「鈴木さん、大島さんが外野を守ってると、ピッチャーはかなり安心感が違いますか?」
鈴木「そりゃあ外野手が頑丈だったら思い切っていけますよね。それと抜けたと思った打球を捕ってくれるから、捕った人に1打点あげてもいいかなっていうぐらいの価値がありますよ」
宮武「そして大島選手といえば足も魅力的ですよね。走塁でもチームを鼓舞してくれました」
(6月6日、ホークス戦 あわやランニングホームラン)
峰「この走塁、最終的には(ホームで)アウトになりましたけど、ご自分ではどういう感じですか?」
大島「あのー、このときホームラン狙ってたんですよ、実は。(スタンドに)あとちょっとで入りそうで、打った瞬間『行ったかな?』っていうのが一瞬あったんで、そのぶん遅れました。すいませんでした(苦笑)」
峰「この走塁で肋骨を…」
大島「これが原因じゃないですけど、そのまま試合に出てて、たぶん振ったときか何かになったと思うんですけど」
峰「それでも欠場せずに、143試合・全試合出場ということで。それをいつも目指してるんですか?」
大島「そうですね、やっぱり目標ですね、毎年全試合出場するっていうところは」
峰「やはり頼もしいこういう選手はチームに必要ですよね?」
鈴木「スライディングでアウトになってますけど、これはベンチが全員前を向きますから、それは勢いつきますね」
ファンフェスタでファンからの質問。
宮武「様々な質問をもらったんですが、中でもこちら。『ファンからのうれしい言葉は何ですか?』」
大島「やっぱり『ありがとう』って言われるのが一番うれしいですね」
宮武「そして『今のドラゴンズに足りないものは何ですか?』」
大島「セ・リーグ今はどこも変わらないと思いますし、今年もやっぱりあと一歩っていう最後のひと押し。ここだけだと思うので、やっぱり勝ちたいっていう気持ちをどれだけ強く持てるか、1年間それを持ち続けられるかじゃないかと」
宮武「続いて『来年狙うタイトルは?』」
大島「全然考えてなかったんですけど(苦笑)、最多安打も打ちましたし、やっぱり勝つためにはヒットだけじゃ勝てないですから、首位打者っていうのは狙いたいと思います」
先週のドラゴンズ。
(VTR)
11月19日 沖縄・北谷球場 沖縄秋季キャンプ打ち上げ
3週間にわたる沖縄秋季キャンプが今週打ち上げ。7年ぶりに野手も参加し、チーム力の底上げを図りました。
『バッティングの向上』をテーマにしていた京田選手はフォーム改造に着手。バットのヘッドを体から離して呼び込むスタイルに挑戦しました。
京田「結果が出てないですし、打つ方に力を入れないとっていうのは思ったので、ガラッと変える決断をしました」
来シーズンからは選手会長に就任し、名実ともにチームの顔になります。
京田「いい機会だと思うので、社会人ですし、人間的にも成長できたらと思います」
このキャンプから外野守備の練習を始めた根尾選手。高校時代に経験はあるものの、本格的に取り組むのは初めて。基本を一から学ぶ根尾選手は…。
根尾「チームの力になるためには、やっぱりいろんなところができないといけないんで。よくなってるっていう実感はありますし、もっともっと上手くなりたいっていう気持ちが今は強いですね」
過去3年連続首位打者に輝いたアロンゾ・パウエルさんが、来シーズンの1・2軍の打撃巡回コーチに決定。レジェンド助っ人の23年ぶりのドラゴンズ復帰は、リーグ最下位に終わった得点力のアップに大きな手助けとなりそうです。
パウエルコーチ「ドラゴンズは特別で、自身も成功させてもらったチームなので、チャンスがあればぜひ協力したいと思っていた。ナゴヤドームはとても広い球場なので、ホームランよりはタイムリーヒットを重視していきたい」
『体操』をテーマに臨んだ与田監督の手応えは?
与田監督「選手たちも歯を食いしばってついて来てくれたと思います。来年結果が出せて初めて成果と言えると思うので、いいステップは踏んだのかなと思ってます」
ナゴヤ球場 主力選手も続々更改
今週から主力選手の契約更改がスタート。自己最多タイの18本のホームランを放ち、9月には自身初の月間MVPにも選ばれた福田選手は、1800万円アップの推定6500万円でサイン。
ケガで出遅れ1軍出場が2試合に留まった根尾選手。初めての契約更改交渉で200万円ダウンの推定1300万円で更改。
(更改会見)
根尾「不甲斐ない1年になってしまったんで、来シーズン巻き返すというか、取り返す1年にしたいと思ってます」
翌日(11月20日)にはアジアウインターリーグに武者修行の旅へ。台湾の地から逆襲の2年目が始まります。
右手血行障害を乗り越え、プロ3年目で最多の32試合に登板した藤嶋投手は800万円アップの推定2000万円。来シーズンに向けては…。
(更改会見)
藤嶋「自分が頑張ってチームの力になれればいいと思ってるので、自覚というか、そういう強い気持ちを持って来シーズンもやりたいと思ってます」
また、度重なるケガでここ3年育成契約を結んでいた濱田達郎投手が、4年ぶりに支配下登録に復帰することが発表されました。
濱田達郎「突然のことだったのでびっくりはしましたけど、素直にうれしいですね。支配下になったからには1軍の戦力になれるように頑張りたいと思います」
(ナゴヤドームから生放送)
峰「何とパウエルさんに加えて鍾範さんもコーチで戻ってくるという話がありますけど、われわれファンからすると、コーチ陣もドラゴンズ色が強くなったなっていう感じがしますけど、このあたりいかがですか?」
大島「(パウエルコーチは)僕が小学校ぐらいのころにテレビで見てた人なんで、僕はすごく楽しみです」
峰「いい刺激があるといいですよね」
大島「はい」
峰「根尾さんは期待されて入団したんですけど、外野挑戦を含め試行錯誤があるということなんですけど、大島さんから見ていかがですか?」
大島「やっぱりモノはすごくいいものを持ってるので、やっぱりプロに慣れればある程度数字を残してくるんじゃないかと思いますけど、もうちょっと時間はかかると思います」
峰「鈴木さん、根尾さんをはじめ4選手が台湾のウインターリーグに出発しましたけど、野球選手は本当に休む暇がないんでしょうね」
鈴木「最近はなおそうですよね。ホントは休みはうれしいんですけど、休んでると不安だから、それだったら思い切ってやった方がいいんですよ」
峰「大島さんもやっぱり若いうちは練習、練習という感じで」
大島「若いうちですか?若いうちは…でも僕は正直1年目とか2年目は、けっこうキャンプぎりぎりまで、今の若手みたいな感じでやってたんですね。(3年目以降?)オフはけっこうゆっくりすることが多かったです。完全に休ませる感じでしたけど、トレーニングを開始してからは、やらないとやっぱり不安ですね。やらないとスッと落ちちゃうんで」
峰「そして鈴木さん、濱田さんが。2軍監督をなさってるころ」
鈴木「(1軍で)完封もしてますからねぇ。長いブランクの間に学習したことはいっぱいあるでしょう。変わった濱田達郎を見たいですね」
宮武「地元の選手ですし頑張ってもらいたいです」
宮武「ということであっという間でしたけど、大島選手はこのあともファンフェスタに参加するということでお時間となりました」
峰「ということで大島さん、ありがとうございました」
大島「ありがとうございました」
モコ感想:大島は、これからは年齢からくる衰えと上手に付き合いながら、1年1年が勝負になってきそうですね。
パウエルさんは3年連続首位打者というのは立派ですが、あまりチャンスに強くなかった印象で、そんな人に得点力不足を補う指導が果たしてできるのか?と思うんですが、まずは手腕に注目しましょう。
そして再び支配下登録となった濱田達郎。これでもう退路が断たれた状態となり、育成時代より以上に厳しい立場になったことは確かでしょうね。結果が出せなければすぐに戦力外となることもあるでしょう。
イレブンスポーツで何度か濱ちゃんが投げる姿を目にしましたが、いい意味で随分フォームがまとまっていた一方、長打を浴びるシーンも目につきました。同い年の柳や京田たちとともに活躍の場面を見せてもらえるのでしょうか。


