愛工大名電9-6享栄
中継開始が10時5分で、その時はすでに享栄が2点を先制、なおも1アウト2塁という場面でした。少々ゲンナリ(笑)して見始めました。
享栄のエース左腕・岡田侑也を打ちあぐむ名電打線。一方名電先発のエース左腕、細江純平は、2回以降徐々に立ち直り、試合は0-3のまま進んでいきました。
再び試合が動いたのは6回。名電・倉野光生監督は先発細江をあきらめ、2年生の右本格派・高須諒にスイッチしたのが裏目となり2失点、さらに登板した左腕・柴田章吾も暴投で1失点。0-6となり、享栄・岡田の出来から見ても、名電の今年の夏も終わったかに見えました。
ところが6回裏、岡田がにわかに変調をきたし始め、名電が2点を返すと、続く7回裏、一挙7得点でゲームをひっくり返し、さらに3点のリードを奪います。3番手・柴田も7回以降は落ち着いたピッチングを見せ、そのまま名電が逃げ切り勝利。
いや〜高校野球は怖い
という典型のゲームでした。岡田は序盤から飛ばしていたんでしょうかねぇ。打たれはしましたが、いいピッチャーでした。
中部大第一1-8中京大中京
このゲームは、NHK総合で放送していた岐阜大会決勝と、チャンネルを変え変え見ていたので、それほどじっくりとは見ていませんが、第一が先制も、中盤以降は完全に中京ペースに持ち込まれてそのまま圧勝。昨秋の秋季大会、そして春季大会と県大会を続けて勝っているという中京の強さ、したたかさばかりが目立つゲームでしたね。きょう先発した背番号13の1年生右腕・堂林翔太、リリーフした2年生右腕・細川貴紀とも、ほかの学校だったらあるいはエースになれそうなくらいの好投手。エース井藤真吾を出さずして決勝にこれるこの余裕。
そんな中、確か6回表だったか、ランナー3塁でセンターフライが出たのにタッチアップせずというミスが中京にありました。ひょっとして昨秋東海大会で準々決勝敗退してしまったのもこんなところから!?などと思ったのでした。
さてあしたはいよいよ決勝。ホンネを言えば、我が母校・名電が勝って甲子園に行ってほしい気持ちは強いですが、きょうの戦い方を見てしまうと今夏はちょっと難しいかもしれませんね。きょうも勝ったとはいえ、言わばアクロバティックな勝利。本当に芯から強いと思うのはやっぱり中京なんじゃないのかなと思ったきょうの準決勝でした。果たしてどうなりますでしょうか!?。
こんばんは。
モコさんは名電OBということですが、野球部だったのでしょうか?
明日はどちらが勝つかわかりませんが、決勝戦にふさわしい戦いを期待しています。