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う〜む、5回の堂上剛裕のタイムリーで流れが完全にこっちに来るかと思ったんですがねぇ。

1、1、2、3・4がなくて6、6、7…
って打順の話です。要するに3、4番に最適なバッターはおらず、という意味で(^^;。
ホントのホンネは、8、8、1、3・4がなくて6、6、7、8…かなぁ(苦笑)。



こんな仕事をしてくれる4番バッター、現在のドラにいないもんですかねぇ…


結局、4-4の同点に追いついてから、ベイのリリーフ陣は1本もヒットを打たせてくれなかったわけで、そういう意味では負けても当然というところでしょうかね。


7回表ワンナウト、ランナーはエラー出塁の中村紀洋、バッター森野将彦という場面。カウント2-2からエンドランを仕掛けたドラ。森野は空振り三振、あわやゲッツーという場面の話。きょうのスカパー解説・高橋雅裕と実況アナは「動かす理由が分からない」としきりに言ってましたが、分からんでもないんですよね。7月16日のスワローズ戦でも、やはり森野の打順で1走タイロン・ウッズを動かし、やはり森野は三振に倒れるも、キャッチャー福川将和は全く感じてなかったか、悪送球となり記録は盗塁に。

きょうも似たようなシチュエーションで、やはりキャッチャー相川亮二は「まさか」と思ったか、送球が乱れセカンドはセーフ。記録はノリの盗塁に(笑)。いずれも結果オーライですが、ベンチの思惑としては「森野は空振りはないだろう」と踏んで、あえて足の遅いランナーを動かすわけで、森野は最悪でもバットには当ててほしかったですね。


7回裏、岡本真也が吉村裕基に決勝の2点タイムリーを打たれて負けましたが、僕はこの場面、バッテリーは責められないと思いました。
初球・2球目と、フォークにタイミングが合わない感じで空振り。1球外へボール球を見せます。これは、勝負球の次の球を、このボール球よりさらに甘い軌道から、落とすor曲げて三振に取ろうという意図を感じました。実際4球目はそのような軌道から落としたわけですが、吉村は完全に泳いでいたもののバットに当て、右中間フェンスに到達するタイムリーツーベースに。でも攻め方にミスはなかったと思うんですよね。ごくごく月並みな表現になりますが「打ったバッターを褒めるべき」だったんじゃないかなぁと思いました。


しかしすごかったのがその直後のプレー。鈴木尚典の打球は若干詰まり気味も1、2塁間へのゴロ。6回からファーストの守備に就いていたノリがダッシュ良く反応、反転してベースカバーの岡本に送球、少し逸れましたが岡本がリカバーして見事アウトにしたプレー。これはタイロンにはできない芸当でしょうし(笑)、セカンド荒木雅博も追いついていましたが、一度半身か1回転してから送球しなければならない分、1塁セーフになる恐れが。

5回の攻撃後にタイロンは退きましたが、何もなくてただ交代するわけはないと思いますし、まだ腰の状態が思わしくなかったりするんでしょうか。だとすれば、これからもたびたびノリのファースト守備を目にする機会が増えるかもしれませんね。


李炳圭。きょうは6番に入りましたが、第1打席は2アウトからヒット、第2打席は追撃の口火となるツーベース。第3、4打席は目下一番当たっている堂上剛裕につなぐ貴重なフォアボールと、内容のある打席が続きました。特にフォアボール2つは、日本のピッチャーの攻め方がある程度つかめつつあるのかなと期待させてくれるものでした。福留孝介の穴は埋められないにしても、小さくしてくれたらうれしいんですけどね。


最後に堂上剛裕。きょうも3安打猛打賞+2打点と大活躍でしたが、第4打席のファウルフライが気になりました。吉見祐治は速い球をインハイに徹底して投げ込み、ファウルにするのがやっと。出る杭は打たれるのが勝負の世界、当然カープのスコアラーもこの攻め方は参考にすることでしょう。剛裕がどう対応してくれるか注目したいと思います。




さてあしたは移動日。火曜からは久しぶりに本拠地・ナゴヤドームに戻ってのカープ3連戦が始まります。しかもここからは18試合連続でドーム球場で戦うという素晴らしい日程(笑)。また今季を占う意味でも最重要な3週間となりそうです。

またあしたにでも、カープ戦の展望を考えてみたいと思います。
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