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甲子園きょうは11日目。きょうはどのゲームということもなく、かいつまんで見ました。

文星芸大付2-6今治西
ここまで良く投げていた文星芸大付のエース・佐藤祥万が9回に力尽きました。今西・熊代聖人と堂々と投げ合っていたんですが、9回、ここまで3打席抑え込んでいた熊代聖人にホームランを浴び2-2の均衡が破れると、その後は集中力も途切れてしまったか失点を重ねました。

敗れはしましたが、きょうのゲームでも今西打線を14奪三振と、球速はそれほどでもありませんが真っ直ぐのキレは目を見張るものがあった佐藤祥万。次のステージでのさらなる活躍を期待したいピッチャーでした。


智弁学園0-6帝京
2回戦・仙台育英戦では、好投手・佐藤由規を打って勝ち上がってきた智弁を、帝京・垣ケ原達也が完封してしまいましたね。恐るべし。大田阿斗里が不調であっても全く関係なしですね。

それと、どことは言いませんが、高校野球ではバットに振り回されてるような打者も散見しますが、帝京のバッターはみんなバットをしっかり振れているんですよね。そして、きょうのゲームの9回、今大会初めて三振を喫したというではありませんか。確かに早打ちすれば三振は少なくなるでしょうが、初戦・駒大岩見沢戦では7、2回戦・神村学園戦でも3、そしてきょうは9と、しっかり四死球も選べているんですよね。だから怖い。そして甲子園の勝ち方を知り尽くしている智将・前田三夫監督の存在も大きい。

負けた智弁ですが、昨年急逝された上村恭生前監督の忘れ形見、上村恭一選手。今チームでは3塁コーチャーを務めていたわけですが、いずれは指導者の道を進まれるんでしょうか?。もしそうであったら、きっとお父様のような立派な監督さんにもなれるんじゃないでしょうか。甲子園に再び指導者として戻られる、そんなときが訪れるのを楽しみにしています。


新潟明訓3-8大垣日大
センバツ準優勝・大垣日大も順当に勝ち進んできましたね。きょうは森田貴之が、あす以降のことも考えてでしょうか、吉田研斗にスイッチするも、結局森田がマウンドに再び戻るということがありましたね。これで阪口慶三監督はますます森田と心中という思いを強くされたかも知れませんね。


広陵8-2聖光学院
春は3度優勝も、夏は準優勝止まりという広陵。打線も活発ですし、エース野村祐輔も順調。きょうは継投に及びましたが、県大会でもそういうゲームはあったようですね。これから日程が詰まるわけですし、春2回優勝に導いておられ、経験豊かな中井哲之監督のプラン通りというところでしょうか。




ベスト8がこれで出そろいましたね。九州勢が実に3校、東海勢が2校というのが目を引きますね。強豪ひしめく関西勢が全滅、最近とみに実力校が現れるようになった北海道・東北勢もまた全滅というのが今年の特徴でしょうか。

4試合日もきょうで終わりましたね。あした第12日目・準々決勝の組み合わせは…

第1試合 佐賀北×帝京
テークバックに特徴のある左腕・馬場将史から、安定感抜群のエース・久保貴大の継投のスタイルが確立している佐賀北。きょうの本文中にも書いたように、三振が少なく、かといって選球眼も悪くない帝京打線を、この2人がいかに抑えるかに注目ですね。帝京は誰が先発するのかが気になります。

第2試合 今治西×広陵
今西・熊代聖人VS広陵打線、あるいは熊代VS野村祐輔の投げ合い。投手・野村VS打者・熊代などなど、見応えありそうなマッチアップですね。県大会では20、甲子園3試合でも10盗塁と、機動力も持ち合わせている広陵を、熊代がいかに封じるか。
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