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いや〜勝ちました。前半と後半でガラッとゲームの空気が変わりましたね。

3回裏、中村紀洋の約ひと月ぶりというツーランが出たあと、さらに満塁という押せ押せの場面で、足があって、例え内野ゴロであってもゲッツー崩れで1点、ということもあり得るはずの英智が、考えられるうちで最も悪いピッチャーゴロに倒れ、さらなる追加点を挙げられなかったのは痛かったですね。


さらに4回表、センター森野将彦、ライト英智、どちらも間に合うタイミングのフライを、結局どちらも捕れずツーベースに。ポジションが固定されている外野陣であれば打ち合わせができているはずで、現状の猫の目外野陣では致し方ないのかなぁと。だいたい森野は内野が専門ですしねぇ。


きょうの先発・中田賢一は、東海テレビ解説・達川光男氏が言っていましたが、前半はリリースポイントが浅かったんでしょうね。谷繁元信は低めを常に要求していると思いますが、概ね構えたところよりもボール1個半?くらい高めに行き、それを打ち返されていたようでした。それが5回あたりから突然かみ合い出すからよく分からない(笑)。まぁとにかく、後半からは見違えるようなピッチングとなり、結果打線が勝ち越し、追加点を着々と挙げていってくれ、自身初の2ケタ勝利につながっていきました。


6回裏には英智の勝ち越しホームランが飛び出しました。きのうの見逃し三振、3回のゲッツー、そして4回の守備のミス。それらを一気に払拭してしまうようなナイスホームランでしたね!。ただ本人はベースを回ってベンチに帰っても、特に表情を崩すこともなく、無表情でベンチに座っていましたね。たぶんミスの方を重く感じていたんでしょうが、でもそのびっくり箱的(笑)な活躍が英智の持ち味なんでしょうし、それにファンは酔わされているんですよね。


それから8回裏、ヒットの堂上剛裕の代走で出た藤井淳志。けっこう足のある剛裕をわざわざ代えるということは、盗塁アリアリだということを相手に知らせているようなもの。そこをかいくぐって見事に盗塁を決める素晴らしさ。そして、井端弘和の、シュートを打って詰まった打球ではありますが、前進守備のレフト前ヒットでも2塁からホームへ還ってこれる足。まるで塁間が狭いんじゃないかと見まごうばかりの俊足。現状12球団一!?とまで思えますよ。ナイスラン!。


最後に中村公治。オープンスタンスの上に、バットを体の前で構える個性的なバッティングフォームに挑戦していますが、再昇格してから12打数2安打。それもセカンドゴロみたいな内野安打と、きょうのポテンヒット。会心の当たりのヒットはないんですよね。

先日の中スポに、バリー・ボンズのバッティングフォームを福留孝介が「理想」と言ったとか何とか、記事になってましたね。見逃しか?と思うほど遅い始動から、いきなりインサイドアウトでバットを振り出し、あっさりライトスタンドへボールを運んでいくボンズ。若いころはそれでももう少しアクションがあったような気がしますが、100マイルを超すような速い球に対応するため、無駄な動きをそぎ落としていった結果、はじめからトップの位置にバットを構えて、そこからただバットを振り下ろすようなシンプルなバッティングフォームに洗練されていったんですね。

イチローも松井秀喜も、メジャーに渡ってから、日本時代のフォームから無駄な動きを減らした、シンプルなものへと変えていきましたよね。

今の公治のフォームを見ていると、何だかそういうバッティングとは全く正反対の方向に行っちゃってるような気がします。無駄な動きが多ければ多いほど、タイミングをずらされるポイントは増えるでしょう。これで自分の間合いで、強い打球がどのくらいの確率で打てるのか!?と。特にきょうの土肥義弘のような、投球フォームでチェンジアップ効果を生むようなタイプのピッチャーはなかなか打てないんじゃないですか?。何かこう打てる気がしないのは、こんなところに原因があるんじゃないですかねぇ。




さてあしたの移動日をはさんで、火曜からは東京ドームに乗り込み、ジャイアンツとの3連戦が待っていますね。前回のナゴヤドームのときよりかは、首位決戦らしい感じにはなりましたかね。またあしたにでも、G投手陣のデータなど見たいと思います。
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