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今週の東海テレビ「スーパーサタデー」ドラゴンズHOTスタジオは拡大枠だったので前・後編に分けてアップいたします。まず前編は、番組MC峰竜太さんが福留孝介に会いにシカゴに乗り込む豪華企画。

ドラゴンズから生まれたメジャーリーガー、シカゴ・カブス、福留孝介。そんな福留選手に会うため、私はアメリカへ向かいました。私にとっても初めてのメジャー取材。福留選手が活躍するメジャーの舞台とは、どんなものなんでしょうか。

(移動の車中)
峰「おっ!見えた…あっ古い!。あーでも何か雰囲気はありますねぇ」

建築の街といわれるシカゴは、様々なデザインの建物が建ち並ぶ、ギャラリーのような街。リグリーフィールドは、メジャーで2番目に古い球場。ほとんど形は変わっておらず、市の重要文化財にも指定されています。


(スタンドに出る峰さん)
峰「うわー何か雰囲気ありますね、初めて来たけど。やっぱりいいわ」

「野球は太陽の下でやるもの」という球団方針で、主催試合のほとんどはデーゲーム。ここが福留選手のフィールドなんだなぁと思っていますと…。

(フィールドに降り立つ峰さん)
峰「あっソリアーノ」
ソリアーノ「ゲンキ?」
峰「元気元気」
ソリアーノ「ヒロシマハ、ワカイダカラ、ナク。イマOK!」

ザンブラーノ?「ゲンキデスカ?」

日本語で話しかけてくる選手が多いこと。これも福留効果でしょうか?。…すると、そこに−。

峰「知ってます?」(無視して立ち去ろうとする孝介を、腕を無理矢理つかんで制止)
峰「うれしいなー、来ましたよ、遂に。オールスターおめでとうございます」
福留「ありがとうございます。おっそいっすねー」
峰「すいません、遅くなっちゃって。どうすか?」
福留「まぁ…1年目なんで、こんなもんじゃないすか」
峰「そうだよね。またゆっくり、お話。しっかり練習してください」
福留「適当です…適当です」(小声で)
峰「適当にね。はい分かりました」


久々の再会も、相変わらずの福留選手に安心した私。

峰「けっこう(練習を)のんびりやってます」

チームメートともすっかり溶け込んでいた福留選手。その姿はすっかりメジャーリーガーです。


(ベンチ)
峰「えーピネラ監督のインタビューですねぇ。すごいです。ガシャッと集まってやってます」

日本とメジャーの違い。まず驚いたのは、監督が練習時にテレビのインタビューを受けることです。メジャーではどこの球団でもやっているそうです。

そして練習量の違いにもびっくり。日本では試合前にたっぷり汗をかいている印象がありますが、メジャーは実にシンプル。フリーバッティングも5球ごとに回し打ち。練習時間は日本の半分ぐらいでしょうか。


カブスの練習が終わると、この日の対戦相手・アストロズの練習時間。その中に日本人選手の顔が。

峰「どうですか?PLの先輩として、福留さん見て」
松井稼頭央「頑張ってる姿見ると、やっぱこっちも刺激受けますし、シカゴのファンの中でやってるっていうのもね、とても良いことですしね」

同じフィールドで、日本人選手との遭遇。私にもうれしい収穫でした。


グラウンドからスタンドに目を向けると、スタッフらしき人だかりが。かなりお年を召しているようですが…。

峰「福留、知ってますか?」
おばあさん「もちろん知ってますよ。今は93歳、来月に94歳になる」

デーゲームが多いカブスの試合は、昼間に時間のある年配の方々が球団と契約を交わし、スタッフとして働いています。これには本当に驚きました。


球場の外に出てみると、すでにカブスファンがいっぱい。平日のデーゲームです、皆さん仕事は??。

カブスファンの男性「上司がチケットをくれたので、午前中に仕事を終わらせたんだ」(日章マークに万歳の文字がある鉢巻きをしている)
女性「試合を観戦できないなら『会社を辞める』と言ったわ」


福留人気に分乗して、こんなグッズ(ブルース・リーの手にヌンチャクならぬバットを持たせ、フクドメとかかれたハンカチ?や、背中にフクドメ 1と書かれたオルタネートの青いTシャツなど)も。球団非公認のため、もめたことがあるとかないとか…。

峰「儲かってるね?」
パチモングッズ業者?「儲かってるよー。フクドメTシャツが一番売れるね」


そして、初めてのメジャーリーグ観戦。福留選手はこの日2安打1打点と活躍。温かい拍手やスタンディングオベーションに支えられ、守備ではこんな好プレー(背走キャッチ)。選手もファンも野球を楽しむ、これが福留選手の戦う舞台。


カブスの本拠地、リグリーフィールド。試合のなかったこの日、普段は入れない特別な場所に案内してもらえることになりました(荒木通訳兼広報のご案内)。

まずは、やはりあの場所に。

峰「ライトの、福留さんが守る場所でございます。福留選手の視界はこんな感じなんですねぇ。そしてリグリーフィールドといえば、メジャーで唯一というツタで覆われたフェンス。

(わさわさとまさぐる峰さん)
峰「あっこれ深いわ。このぐらいありますからね、深さ」

およそ30センチのツタの奥にはレンガのフェンス。クッションはツタのみ。勢いよくぶつかったりすると、かなり危険です。

外野の形状もかなりいびつ。難しい球場で福留選手は試合をしています。


そして、一風変わったスタンドを見つけました。

峰「観覧席…」
荒木広報「で、あそこ、ルーフトップと言われるんですが、屋根の上ということで、あのビルのオーナーが勝手にああいうスタンドを付けて、お金を取って、お客さんが試合を見てるんですね」
峰「合理的ですね、さすがにね。うーんアメリカだぁ」

ルーフトップと呼ばれるこのスタンドは、地元の住民が所有するもの。騒音などで迷惑を被る近隣の方々が、利益を得られるようにとできたものです。実際にはこんな感じで試合を観戦しています。


峰「次はどこを案内してくれるんですか?」
荒木広報「次はカブスのロッカールームです」
峰「来ました!ロッカールームです!!。良いんですか?」
荒木広報「はい、大丈夫です。ちょこっとだけ」

私が一番見たいと思っていたロッカールームへ。

峰「あっこれがロッカールームですか」

普段は絶対撮影できないロッカールームを、特別に撮影させていただきました。わたくし、カブスの一員になったような気がいたしました。

そして、本邦初公開、これが福留選手のロッカーです。

ロッカールームを見ていると、ひとつ気になる文字が。W(額に納められたWの旗。大洋ホエールズの球団旗じゃあない)。

峰「これ何ですか?」
荒木広報「WINの、勝利の頭文字を取って、旗をつくって、カブスが試合に勝利したあとに、センターにあるポールに、Wと書いた旗が揚がるんです」
峰「ほう。いろいろエピソード的なこと、多いですよね」
荒木広報「古い、歴史ある球団なので、いろいろあります」

球場に来られないファンのため、チームが勝てば、勝利のWINを表すWの旗が掲げられます。負けたときは旗は掲げられません。


福留選手は、カブスにとって初めての日本人メジャーリーガー。カブスは1908年以来100年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指しています。世界一の使者として入団した福留選手。しかし、カブスの世界一を阻む、ひとつの呪いがあると言われています。それは、ヤギの呪い−。

こちらは老舗のスポーツバー「ビリー・ゴート・タバーン」。当時のオーナー・ビリーは、いつもヤギと一緒に試合を観戦していました。しかし、今から63年前のワールドシリーズで、カブス関係者がヤギの入場を拒否。この年以降、カブスは皮肉にもワールドシリーズ進出すら見放され、ヤギの呪いと言い伝えられています。

ビリーの甥「『ヤギが臭う』と言われて入場を断られたんだ。叔父も追い出され、カブスは負けたんだ」

呪いを解くのは福留選手。そんな密かな期待もファンにはあるようです。


シカゴの街を散策すると、カブスファンの愛情の大きさが伝わってきます。試合があれば、電車はカブスファンであふれかえり、カブスが勝てばスポーツバーは大盛況。

そんなシカゴの街を、福留選手はどのように感じているのでしょうか。一緒に球場へ行く約束をした私は、福留選手にシカゴでの生活を聞いてみました。

(孝介が運転する車中にて)
峰「いつも何考えながら球場行くんですか?」
福留「いつも音楽かけながら、ずっと走っていってます」
峰「音楽だけ」
福留「音楽だけです。音楽と、あとは途中でレイクショア走るんで、湖見ながら、みたいな」
峰「(日本では)生活的には、朝遅く起きてっていう感じだったでしょ?」
福留「朝はゆっくり起きてましたけどねぇ」
峰「こっちはそうは行かないすねぇ」
福留「まぁでもその分、夜することもないし、早く寝ますよ」(峰笑)

福留「これ抜けたら、右が湖っす」
峰「さぁ、ミシガン湖です。やっぱりここ通ると気持ちいいでしょうねぇ」
福留「気持ちいいっすよ。晴れてたら気持ちいいっすよ、ここ。もっと人多いですしね。で、こっちの人ってやたら走るんですよね。ランニング好きなんすよ。朝の早い時間からランニングしてますからねぇ。『きょう会社だろ?』っていうときに」
峰「走ってから行くんですかねぇ?」
福留「みたいですねぇ」
峰「かなり健康には気を遣ってるんだねー」
福留「天気が良いと、ここすごい人ですよ、もう毎日」
峰「あぁビーチバレーとかやってるんだ」
福留「そうです、ここ、いろんなことやってるんですよ。だいたいこういうの見ながら、『いいな〜休みの人たちは』って思いながら走っていく」
峰「なるほどー」

そんな福留選手にとっての、メジャーのフィールドは?。

峰「雰囲気的にも慣れました?」
福留「うんんーまぁ、もうそういうもんだってやってれば。あまり深く考えないようにしてるんすよね」
峰「(笑)。でも福留さんって基本的に深く考えないですよねぇ?。そうでもないの?」
福留「いやけっこう考えてるんすけどねぇ」
峰「そう?。そう見せないところが素敵だね」
福留「…よく言われます(笑)」

相変わらずマイペースの福留選手でしたけど、新たな環境にも順調に慣れている様子でした。


福留選手の戦う舞台・シカゴ。そのフィールドには、選手・球団・ファンとが一緒になった姿がありました。そして、悲願の世界一へ、福留選手に対する期待はかなり大きなものだと、私の目には映りました。




モコ感想:リグレーフィールド名物・ルーフトップの存在は前から知ってましたが、通りを隔てた向こう側のビルの屋上だったんですね!。そしてミシガン湖はまるで海のようにでかい湖なんですねぇ。

カブスの試合は、BSフジが放送してくれているのを時々見たりしています。デレク・リーのファーストの守備がメチャメチャうまいのに感心しきり。普段見慣れている、ファーストしかできない選手とは違うなぁと(笑)。

100年ぶりのワールドシリーズ制覇、達成できるといいですねー。
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