これがファイターズ野球の神髄でしょうか。

正直、Gの2番手・東野に好投されたときは、こりゃあそのうち逆転されるぞ…と思いながら見てましたが、そうはならず。

まぁしかし、交流戦の4試合とかではそれほど感じませんでしたけど、ファイターズは内外野とも実に守りのいい選手が揃ってますねぇ。2004年のドラゴンズは、それこそ守備力優先の布陣が見事にはまってリーグ優勝できましたが、あの年のドラに勝るとも劣らない守りの堅さをきのう・きょうと見せてくれました。

セの残り5球団だったら(少なくともT以外の4球団?)、こらえきれずに逆転負けを喫するような展開だったかもしれないですね(笑)。


特に驚いたのがサード・小谷野。きのうもサード線の際どい打球をアウトにしたり、きょうも難しいプレーを無難にこなしてましたねぇ。どっかの誰かの守りを日ごろ見せられてるだけに余計なのかもしれないですね(苦笑)。

また金子・田中賢介の二遊間も確実性の高い、いいコンビですね。とにかく送球が安定しているのが、あの安心感・安定感を醸し出してるんでしょう。


それに引けを取ってなかったのがG・坂本。とにかく打球に触る触る(笑)。特に、直前の攻撃でジャイアンツが2点を返した4回裏。1塁に田中賢介を置いて、森本の打球は三遊間、あるいは抜けてレフト前?という当たりを捕球。

内野安打にこそなりましたが、当たりがジャストミートじゃなかっただけに、あれがもし三遊間を破ってレフトに達していたら、俊足の賢介は3塁に行ってたでしょうし、次の稲葉はセンターフライでしたが、あれが犠牲フライとなって、ファイターズにとってはジャイアンツに流れを渡さない1点が入っていたかも知れず。

終盤まで緊張感のあるゲームにさせるプレーだったんじゃないでしょうか。

坂本はバッティングでも嫌らしいところを見せてますし、ますますもって厄介な選手になってますねぇ。




さてこれで1勝1敗のタイに。火曜からは東京ドームに舞台を移すことになりますね。ファイターズにとってはかつての本拠地であり、今も数試合は主催ゲームを行っているので、特にロードに出るという意識は少ないんでしょうが、問題はDHが使えないところですね。どのような布陣を敷くのか注目です。
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