今週のCBC「サンドラ」は、今季途中1番から3番に打順が変わりながらもヒットを量産し続ける大島の特集を放送してくれてました。




大島「去年、シーズン終わってからずっと体をつくってきた中で、去年のシーズンよりも強くなってるかなと思いますね」

今シーズン、大島は最高の滑り出しをみせた。4月30日にはプロ通算1000安打に到達。シーズン序盤の1ヶ月を打率.372と打ちまくり、自身初の月間MVP。このシーズン最初のひと月で大島の役割に変化があった。

去年ほとんどの試合を1番バッターとして戦い、リーグ2位の175安打を記録した大島。今年も開幕を1番で迎え、安定した打撃をみせていた。しかし…

森監督「1点取らないと勝ちがないからね」

4月19日、不振に苦しむ打線へのテコ入れとして3番に打順変更。リードオフマンの1番からポイントゲッターの3番。役割の違う打順で不安視する声もあった。

大島「1番でも3番でも、そんなに特別変わった感じはないですね」

この日4安打で周囲の不安を一掃すると、その後はほとんどの試合で3番に起用されている大島。キーマンに指名している指揮官の真意とは?

森監督「大島のキーマンっていうのは、これはあくまで京田に背中を見せるっていう意味で、大島の走塁面とかを盗みながら、もう一方画にいってほしいと」

大島「京田に間しては(監督から)ちょっと言われたことはありますけど」
スタッフ「例えばどんなことですか?」
大島「いろいろ。監督も、(自分が)今やってるものを若い子に伝えたいと(考えていると)思うんで、このまま変わらず、変えずにやっていければいいかなと思います」

過去3年連続で負け越している7月・8月の2ヶ月間。巻き返しの夏へ、大島が語るチームへの思いとは。

大島「チームとして今年『次の塁へ』っていう目標を掲げてやってますし、今でも全然失敗はあるんですけど、その中で、みんな成長してる部分もあるし。森さんが交流戦の途中だったかなぁ…『ピッチャーは先頭バッターを抑えること、バッターはノーアウトの先頭の塁に出るのを心掛けてやってくれ』って言って。やっぱりそこからじゃないですかね、そういう意識がチームの中に芽生えてきてるんじゃないかなと思います」

『次の塁へ』。指揮官の思いをくみ、オールスター後もヒットを量産する大島。球界屈指の安打製造機がその背中でチームを引っ張っていく。

(2016年の契約会見)
大島「3割200本と盗塁王を目標にして」

宮部アナ「ちょっと気が早いんですが、シーズンのタイトル」
大島「だいぶ早いですね(笑)。狙ってはいますけど、できないところではないですし、最多安打、全然可能性のあるところにいますし、負けないように頑張ります」




モコ感想:「得点圏打率が高いとチャンスに強い」みたいなイメージがある方は多いと思うんですけど、僕は以前からずっと疑っているんですよね。

大島は7月25日時点での得点圏打率.386と、坂本勇人を僅差で押さえてリーグトップながら、打点はリーグ30位の26打点なんですよね。一方、得点圏打率こそ.293とシーズン通算打率.304を下回りながら、リーグ2位の68打点を叩き出してる鈴木誠也。ドラがよくやられてるからというのもありますが(苦笑)、大島より誠也の方がチャンスに強い印象ですし、実際打点も多く挙げているんですね。1発で一気に複数打点を挙げられるパワーというのもハンディですね。

ドラと誠也のいるカープの、1得点を挙げるのに要する安打数というのを計算してみたんですが、

ドラ  747安打÷298得点=2.51安打
カープ 856安打÷481得点=1.78安打

とまぁ、カープの方が効率的に得点を挙げているというのが分かりました。カープは1点取るのに2安打もかかってないんですねぇ。チーム全体の四死球による出塁や犠打、盗塁なども総合的に見ないといけないでしょうし、大島と誠也、個人の技量だけではないほかの要因も、得点圏打率とチャンスでの強さの関わりにはありそうです。このへんはまたデータで示せるような何かを思いついたら発表したいと思います。

僕は大島は決して3番タイプじゃないと今も思っていますが、ほかに3番の適任者がいないことや、大島以上に1番にふさわしいんじゃないかと思われる京田が現れたことなどを考えると、大島の3番はベストじゃないけどベターな選択というところでしょうか。

とにかく、森監督も期待しているように、京田に背中を見せて引っ張っていってほしいですね。
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