今週のCBC「サンドラ」は、オフのトレード要員の憂き目からリリーフとして活路を見出した伊藤準規を、宮下純一くんが直撃してくれてました。




宮下「昨年はトレードっていう話も出てたと思うんですけど…」
準規「はい、出てましたね」

(1月15日放送)
若狭アナ「年末に伊藤準規投手はトレード要員だった?」
森監督「トレード決まってました、半分以上は」
若狭「それをやめた」
森監督「(自分が)監督になったからやめました」

準規「森さんが監督になって、それ(トレード)を止めてくださったんで」
宮下「(チームに)留めてもらったという意味では、勝負の年っていうことも考えてたわけですよね?」
準規「結果が出なかったら、間違いなく野球人生が終わるなとも思ってましたし」

岐路に立たされていた今シーズン。いま中継ぎ・セットアッパーとして輝きを放っている伊藤準規投手。プロ9年目、突然ともいえるブレイクにどんな真実があったのか。宮下純一さんが直撃です。


2008年のドラフト2位、背番号は『18』。エースとして高い期待をかけられていた伊藤投手。

(入団会見)
準規「素晴らしい背番号をいただいたので、人一倍努力して、その期待に応えられるように頑張りたいです」

しかし先発として鳴かず飛ばず。殻をなかなか破れないまま、遂には背番号も『65』に。勝負をかけた今シーズン、開幕は2軍スタートだった伊藤投手は5月2日に1軍昇格。そこで与えられた役割は中継ぎでした。

宮下「最初に中継ぎでって言われたときは、どんな心境だったんですか?」
準規「中継ぎをメインでやったことがなかったので、一から勉強するつもりで始めました」

宮下「先発と中継ぎって大きく違うんですか?」
準規「全く別物だと思います。先発はその試合をトータルで考えてゲームをつくることが最優先なんですけど、中継ぎの場合は勝敗を左右する場所で投げていくので、1点もあげられない状況が多いなとは思います」
宮下「その1点の重みって、すごく感じてらっしゃるんじゃないですか?」
準規「ホントに思いますね。勝ってる状況はもちろん0点で(抑えて)絶対帰ってこなきゃいけないですし、負けてる状況でも、自分が0点で帰ってくれば、またチームが勝つチャンスっていうのはかなり増えてくると思うので。やはりどの状況でも常に0点で帰ってきて、チームに流れを持ってこられるようにと思って」

ここまでチームで4番目に多い34試合に投げ防御率2.09。結果を出している伊藤投手。躍進の秘密は、ある球種を投げるようになったことでした。

準規「(入団)1年目から、スライダーっていうのは取り組んでたんですけど、やっぱりどうしても苦手で、全然ダメだったんですけど、去年あたりから、ちょっと『これかな』っていうのをつかみはじめたところがあって、ずっと投げ続けたときに、自分の中で扱える球になったなっていうところまで、スライダーっていうボールが育ってくれたので。投球の幅が広がったっていうか、今まではカーブ・フォーク、縦の変化で勝負してたんですけど、縦と横、両方で勝負できるっていうのがいいのかなって思います」

そんな伊藤投手が今年忘れられない試合のひとつが、7月26日、スワローズ戦での10点差逆転負け。伊藤投手はこの日サヨナラホームランを打たれています。

準規「(打たれた瞬間、何を言ったか)覚えてます。『大島さ〜ん!』っす(笑)。もう重いっすよね、心が」(VTRで見ると『大島さん!捕って!』と言っているようです)
宮下「でも引きずらなかったですよね」
準規「そこがひとつ、自分でも変わってきたポイントというか。起きたことを考えてもしょうがないので、次の日のこともそうですし、次投げる1球に対してもそうですし、『最善の次の一手』を考えてますね」




モコ感想:抜群に頼りになる、というレベルまでは正直まだ達してませんが、ようやくプロで居場所を見つけてくれたな、という印象ですねぇ。トレード要員という崖っぷちに立ったこともあってか、腹を据えて野球と向き合っているというか。

ドラファンにとっては悪夢だった7月26日のスワ戦では、大島への願いも虚しく(笑)大松にサヨナラホームランを浴びて負け投手でしたが、実は今季負け星はこのひとつだけなんですよね。

さらに、被本塁打はこのほか5月21日のカープ戦、田中広輔に浴びたのと合わせ2本しかなく、被弾して大量失点というパターンがないのが、まずまず安定している一因でしょうか。※8月18日の2被弾が全く記憶から欠け落ちてました!実際には現在4被弾ですね。

あとは四死球を少なくできれば、それこそ抜群に頼りになるリリーバーになれると思うので、是非とも頑張ってほしいですね。
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