今週のCBC「サンドラ」は、新人王に向けて邁進する京田の特集や、鈴木翔太・柳裕也のファームでの様子を放送してくれてました。




京田、1年目の成長を追う。

大注目のタイトル争い、5人の竜戦士から目が離せない。メジャーパワー全開、現在31ホーマー(8月26日現在)キングへ独走中、アレックス・ゲレーロ。いつでもチャンスを切りひらく、3つのタイトル(打率・安打・盗塁)も夢じゃない、大島洋平。ファイアマン・タジ魔神、初のタイトル獲得なるか?セーブ王へ、田島慎二。最強のレジェンドが最年長の最優秀中継ぎ投手へ、中年の星は輝く、鉄腕・岩瀬仁紀。

そしてファンがいま最も期待するのが、いつも全力プレー、驚異のスーパールーキー、京田陽太。そのスピードは走塁改革を進めるチームのキーマンとなっている。

(以前放送)
森監督「1年間使うと決めてるんで」

指揮官の期待に応え、打撃でも守備でも必死に食らいついてきた。

京田「正直ここまで試合に出て、結果を出せるとは思っていなかったです」

押しも押されもせぬ新人王最有力候補。プロ1年目の成長を追った。


ルーキーでは大島以来7年ぶりの開幕スタメン出場。さらにヒットを放ち、大豊以来28年ぶりの偉業を成し遂げた強打。しかしプロのレベルに戸惑いは隠せなかった。

京田「スピードとか変化球の切れとかが、やっぱりアマチュア時代とは全然違ったので、ホントに僕はこの世界でやっていけるのかな?っていうぐらい」

シーズン当初からスタメン出場を続けるものの、打率は1割台まで落ち込む。そんな強打をふたつのアドバイスが救った。

5月最初の試合を前に、森監督が打撃不振の京田に声をかけた。

京田「『全打席ショートゴロでもいい』っていう、それぐらい『しっかり逆方向に意識を持って打っていけ』っていうのは言われましたね」

直後の試合、プロ入り初となる猛打賞の活躍。さらに大先輩・荒木からもアドバイスを受ける。

京田「『背筋が曲がってるから、もう少し起こした方がいいよ』っていうアドバイスを受けて、次の日にホームランを打ちました(笑)」

プロ初ホームラン。ベテランと指揮官のアドバイスで打撃の手応えをつかんだ。そこからヒットを量産。ドラゴンズの新人では18年ぶりの100安打に到達、さらに福留の持つ猛打賞11回の記録に並んだ。

戸惑いは打撃だけではなかった。走塁においてのスピードはプロのレベルに達しているが、スライディングに欠陥があった。

京田「スライディングのときにお尻がついたりとか。地面との接地面が多いので、スピードが落ちてしまうんですよね」

日々の練習で欠点を徐々に克服。立浪以来29年ぶりの20盗塁を達成した。

(16年10月、ドラフト指名直後)
京田「堅実な守備が持ち味です」

何より自信を持っていた守備ですらプロの壁に阻まれた(大量失点につながるエラー)。

(以前放送)
京田「あのミスはホントに悔しかったというか」
宮下純一「奈良原コーチですかね、志願して教わりにいったっていう話を」
京田「ホントに悔しかったんで、もう休んでる暇はないなと」

奈良原コーチ「(志願の練習は)彼の意識の高さだと思いますけどね。うまくなるのも本人だし、本人の意識の高さが、やっぱり徐々によくなってきてる一番の要因じゃないかなと思いますけどね」

高い意識とたゆまぬ努力でプロの世界に対応してきた京田。その視線は新人王をはっきりととらえている。


京田が自身のプレーを自己評価。

新人王、さらに盗塁王へ突き進む京田が、走攻守を自己採点。そしてプロ1年目で新人王と盗塁王に輝いた伝説のスピードスター・赤星憲広が京田のプレーをズバリチェック。



ひとつ先の塁を目指す機動力野球の申し子となった京田。走塁の自己採点は?

京田「80点ぐらいは。前半は盗塁死が結構多かったんですけど、課題だったスライディングも少しずつよくなってきてるので。奈良原コーチにも『オレがストップって言っても、自分の目で行けると思ったら行っていいぞ』っていうことも言われているので。大体そういうときはセーフになるんで…まぁほぼ暴走ですかね(笑)」

赤星「思い切りのよさっていうのはすごく感じますし、積極的な走塁っていうのもすごく見られるんで」

積極的な走塁を高評価した赤星の採点は?

赤星「75点」

京田「結構もらえてますね、思ったより」

赤星「もっと走れると思います。明らかに企図数が少ない。1球目、2球目とかに思い切ってスタートを切れるようなケースがもっと増えてもいいんじゃないのかなって思いますね」



続いては打撃。すでにドラゴンズの新人では歴代3位のヒット数となっている京田の自己採点は?

京田「一番自信がなかったバッティングが、結果を残せてると思うので。85点ぐらいじゃないですか。一番は、やっぱり監督さんがここまでずっと試合に使ってくださってることだと思います。打席の中でいろんな経験ができましたし」

それでは赤星の採点は?

赤星「90点ですね」

京田「あっありがとうございます(笑)」

赤星「正直ここまで打つと思ってませんでした。シーズン始まったときっていうのは、やっぱりちょっと苦しんでたと思うんですけど、明らかに5月・6月ぐらいから、まず速いストレートに対して強い打球を打ち返せるようになった。1ヶ月プロで戦って、2ヶ月目にはもう対応できてたっていうのが、彼の一番のすごさかなと」



入団前、最も自信があると言っていた守備は?

京田「70点…ぐらいですね。一番自信があったものが、全く通用しなかったというか。打球のスピードが全然違いました」

一方、赤星は守備に関して一定の評価をしている。

赤星「80点ですね。送球が安定してるところですかね」

京田「自信はありますね」

赤星「捕ったら安心っていうのが、特に内野手は一番大事なことだと思うんですよね。課題はポジショニング。最初に守ってる位置。これはドラゴンズには参考になる選手がひとりいるんですよね、荒木選手という」

京田「荒木さんに『この選手は引っ張りが多い』とか、『この選手はセンターラインへの打球が多い』とかいうのを聞きながら。全部その通りに、そこに飛んでくるので(笑)、『ウソッ!?』と思いながら」

着実に成功を続け、プロの世界に対応した京田。新人王への思いは?

京田「ここまで来たんで、狙いたいなと思います」

対抗馬は7勝を挙げているベイスターズの濱口遥大。

京田「正直不安ですね(笑)。10勝されると不利なんで、祈りながら(笑)」

弱気な言葉とは裏腹に、ライバル心をむき出しにする。

若狭アナ「直接対決もあると思いますが、いかがですか?」
京田「コテンパンにやっつけたいと思います」
若狭「…弱気なのか強気なのか分かんないですね」
京田「(笑)」


ファーム情報。

ドラ1トリオの一角・鈴木、18日のタイガース戦で左足を痛め途中降板。しかし軽症で済みました。

翔太「投げたときに滑って、そのときは左足の裏っ側に電気が走った感じがあって。そこからちょっと強い張りが出てきて。今はもうだいぶよくなったので」

今週金曜日(8月25日)にはブルペンでのピッチングを再開。キャッチャーを立たせ26球を投じました。

翔太「力もしっかり入れられたので、よかったと思います。今ちょうど5勝5敗なので、まずは貯金をつくって終われるように、ひとつ勝って終わりたいですね」


もうひとりのドラフト1位ルーキー・柳は、7月22日の試合途中に背中の張りを訴え緊急降板。現在順調な回復ぶりを見せています。

「はい、もう大丈夫です。活躍しないと名前が消えていく世界なので、1日でも早く次の段階に進んでいきたいという思いはあります」




モコ感想:まぁ新人王に関しては、もちろん京田に獲ってほしいというのはあるんですが、なにぶん記者の投票で決まることで、素人みたいなものなので、どうですかねぇ。

チームにイノベーションを起こしているという点では京田は圧倒的なんですが、そのへんを記者が評価してくれるかどうか。ライバル濱口が10勝してしまったら、京田も言っていたようにグッと厳しくなりますね。

それから翔太は軽症ということで、シーズンを棒に振るような故障じゃなくてよかったですね。スタジオ解説の川上憲伸さんも言っていたのですが、残りの登板でどれだけ来季につなげられるような良いものを出せるかですね。
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