今週の『ドラHOT+』は、年末1時間スペシャル。岩瀬・浅尾は山本昌さん、また荒木と山崎さん、そしてドラ1・根尾は立浪さんとの対談を放送してくれてました。




峰竜太「今シーズン終了後、黄金時代を支えた3人の選手が大きな決断を下しました。チームが優勝を争いシビアな戦いを続ける中、連日のように8回9回を任されたふたりの投手。その継投は他を圧倒する勝利の方程式でした。

そしてもうひとり、ドラゴンズの代名詞・守り勝つ野球を体現した男。たゆまぬ努力で伝説の二遊間のひとりとなりました。さらに打っても2000安打という大記録、走ってもその類い稀なセンスでファンを魅了し続けました。

一方ドラゴンズに新たな風を吹き込む選手がいます。二刀流として甲子園を沸かせた超高校級の逸材。ショート一本に専念しプロで超一流を目指します。引退する3人のレジェンド立ちの足跡、そして新入団選手の未来予想図は?」


峰「黄金期、ドラゴンズのブルペンを支えたふたりのリリーバーは、毎日ブルペンで何を思い、どう準備していたのでしょうか。ふたりが最も長く過ごした場所で、当時の思いに迫りました」

(ナゴヤドーム・ブルペンにて)
岩瀬&浅尾「失礼しまーす」
山本昌「いやいやいや。同じようなスーツだな、ふたり」
岩瀬「きょうお揃いで来ました」

岩瀬&浅尾「よろしくお願いします」(がっちり握手)
昌「マンちゃん(岩瀬)もタクも長いプロ野球生活お疲れ様です」
岩瀬&岩瀬「ありがとうございました」

昌「きょうはね、ふたりの元職場のブルペンで、いろいろと本音の深い話をしていきたいなと思いますので。オレが懐かしいよ(ふたり笑)。オレも3年空いてるからね」
岩瀬「そうですね」

昌「試合の本番で、ここで(肩を)つくることはなくなったけど、何か感じることある?」
岩瀬「ここにずっといましたから、ここに来ることがないのかなっていう寂しさの方がありますけどね」
浅尾「まだそんなに実感ないですけどねぇ」


今シーズン限りでマウンドを去ったふたりの投手。史上最多407セーブ、1002試合登板、数々の金字塔を打ち立てた鉄腕・岩瀬仁紀。中継ぎで史上初となるMVPを獲得し、リーグ連覇の立役者となった浅尾拓也。黄金リレーで投手王国を築いたふたりに山本昌が迫った。

昌「日米野球で(プレートの周りが)掘られてるんだけど、決まった場所で投げてた?先発ピッチャーがここ(3つのうちの中央)とかあるじゃない。ふたりはあった?」
岩瀬「僕はもう絶対こっち(打席から見て左側)です」
浅尾「ほとんどこっち(打席から見て右側)ですね」

昌「あんまり変わったことない?」
岩瀬「ないよな」
浅尾「よっぽど詰まってない限りは」
岩瀬「だけどオレ入ったときはこっち(右側)だったんだけどなー」
昌「こっち(右側)外に出るから投げづらくない?左ピッチャー」
岩瀬「こっち投げづらいですよ。で、一時期からもうずっとこっち(左側)なんですけど」

ふたりの職場、ブルペンの知られざるエピソード。さらに、登板時の“ある儀式”について。

昌「試合のとき、出るときに何か『力水』みたいなの出すじゃない。あれやったことないんだけど」
岩瀬「ないですもんね(笑)」
昌「あれは何?いつからなの?」
岩瀬「僕が入ったときからありましたから、最初は僕が渡す方だったんで」
昌「あれは何?一番年下が?」
岩瀬「だいたいそうですね」

昌「普通のお水?」
岩瀬「はい、普通の水です。飲みます」
昌「飲んで行かなきゃダメなの?」
岩瀬「でも祖父江とかは飲まないです」
浅尾「そうですね、要らないときは最初から『要らない』って」

昌「ここで先発ピッチャーは、僕とか(川上)憲伸とか吉見とかチェン(ウェイン)とか、いろんなピッチャーがいたけど、この人一番安心してたっていう人、誰かいる?」
岩瀬「安心してっていうか、僕らは投げるの後半じゃないですか、安心して見るも何も試合の展開ひとつなんで、誰が投げるからとかそういったことはあまり考えてないですね。みんな勝ってほしいですし」

昌「どう?きょうだけは投げさせないでっていう日あった?」
岩瀬「それは心の中ではありますよ」
昌「分かるもんね、自分が調子悪いのねぇ」
岩瀬「そうです」

昌「タクはどう?いつも元気っぽかったけど」
浅尾「そうですね、あんまり投げたくないなって思った日はないです」

昌「(岩瀬は)よく首が痛いとか言ってたもんね」
岩瀬「そうですね、投げたくない日はいっぱいありました」


投手王国を築き上げた浅尾・岩瀬のリレー。球界を代表するふたりのリリーバーが、ドラゴンズを球団史上初のリーグ連覇へと導いた。いま振り返る黄金時代の『絆』。

昌「ドラゴンズの黄金時代、僕らやってるときは黄金時代だなんて思わなかったよね」
岩瀬「まぁやってるときは思わないですよね」
昌「いま思えば黄金時代だったね」
岩瀬「そうですね、あのころは形がキチッと決まってたんで」
浅尾「僕だけじゃなくて、ホントにチームのスローガンみたいな感じで、ピッチャーの『岩瀬さんにつなぐ』っていう、『勝ちを守ろう』っていう感じでやってましたね」

昌「球界ナンバーワンのストッパーになったマンちゃん、そこにタクが入ってきて、ホントに盤石の投手王国になったと思うわけですけど、マンちゃんはどう?タクが入ってきたときの印象は」
岩瀬「ホントに何か生きのいい感じの、いい言い方をすれば垢抜けたカッコいい子が入ってきたなと」
昌「悪く言えばチャラチャラしたって感じ?」
岩瀬「ちょっとチャラいのかなと思いましたけど」

昌「僕も最初、何か雰囲気のいいジャニーズにいるような子が入ってきたなっていう感じがしたけど。大丈夫かな?っていう、球歴を聞いてね」
岩瀬「はい。だけどピッチング見たら球速いし、あとはコントロールさえよくなればすごく使えるんじゃないかなと思ってみてました」

プロ3年目には開幕投手に抜擢された浅尾。8イニングを1失点に抑え、みごと開幕戦勝利をつかんだ。

昌「2009年に先発してるじゃない。あのときの開幕投手だよね、すごいな、そういえば開幕投手やってたね。あそこはふたりのリレーで勝ってるんだよね?」
浅尾「そうですね、8回まで僕が行って岩瀬さん…」
昌「覚えてる?こっちは覚えてる。ふたりともあんまり野球に興味ないんだよ」
岩瀬「8回まで投げたんだ!」
浅尾「投げました」
岩瀬「そっか、開幕戦勝ってるのは覚えてるんですけど、あそう、8回投げた」
浅尾「はい」
岩瀬「何で(先発)やめちゃったの?(笑)なかなか開幕戦で8回投げたピッチャーが、最後まで先発やらないっていうのも不思議だなと思いますけどね」

昌「通算158回のふたりのリレーがあったって聞いてるんですけど、一番最初って覚えてる?」
岩瀬「全っ然覚えてないです」
昌「やっぱり?このふたりに聞いてもダメだね、こういうことは」(岩瀬&浅尾苦笑)

通算158回行われた浅尾から岩瀬への継投。記念すべき初のリレーは2008年7月15日(旭川・ジャイアンツ戦)、山本昌から浅尾、そして岩瀬、3人の継投で山本昌の197勝目を飾った。

昌「僕がちょうど200勝まであと数試合で止まっちゃってて、1か月半。ホント苦しくて、もう勝ちたい!って思った試合、あれが初めてなんじゃないかな」
岩瀬「『197』になってましたね」
昌「そう、春先に3、4試合勝って、あのあと勝てなくなっちゃって。もうもがいてもがいてやってるときだったから、あーありがとうねぇあのときは」

託されたチームの勝利。ブルペンの階段を登り9回のマウンドへ。常に大きな重圧を岩瀬は背負ってきた。

昌「マンちゃんはそういう期待をひしひしと感じる?プレッシャーの中で長いこと投げてきて」
岩瀬「そうですね。でもタクがあまりにも完璧に抑えるので、途中これキツいなぁって思いましたね(苦笑)。僕はどっちかっていうとランナーを出しながら結局抑えるピッチャーなので、タクがあんまりいつも3人で帰ってきてもらっちゃオレもちょっと困るなぁっていう感じはありました」

昌「打順とか考えたときある?『タクがふたりぐらい出せよ』とか」
岩瀬「逆に、タクが投げてて、打順のこと考えたときに、これやると自分がよくないっていうのを気づいたんで、タクが行くと3人で(終わって)、ここから始まるって考えた方が気が楽でした」

昌「このバッター、オレ嫌だな、投げたくないなっていう」
浅尾「僕の場合はチョコチョコ系がアレでしたね、当ててきたりとか。ホームランバッターは隙も多い人が多いので、当て逃げするとか、青木(宣親)さんみたいなタイプですかね。1発もあるし、バッティングがうまいバッターですよね、苦手でした」

昌「マンちゃんはどう?」
岩瀬「キャッチャーが苦手でした」
昌「キャッチャー?古田さんとか…」
岩瀬「…の2番手。倉(義和、通算.363)とか、相川(亮二、通算.395)とか。だからいつも荒木とか井端がマウンドへ来て『岩瀬さん、キャッチャーから始まりますけど大丈夫ですか?』とかって」
昌「そんなこと言うの!?」
岩瀬「そう、でやられるから『やっぱりキャッチャー駄目ですね』っていうぐらい、僕がキャッチャー苦手なの知ってましたね」

昌「そうなの?全然知らなかった!そんなことあるの。え?何がダメなの?キャッチャー。何なんだろう」
岩瀬「何か配球が読まれてるような感じで、気づいたら打たれてる。キャッチャーがとにかく苦手でしたね」

このあとは最後の黄金リレー。


通算158回、浅尾の引退試合で最後となった黄金リレー。プロ野球選手として極めた頂点、故障による挫折。そこにはふたりにしか分からない『絆』があった。

昌「黄金時代を築いたふたりが、奇しくも今シーズン同時にユニフォームを脱ぐことになりましたけど」
浅尾「僕は、岩瀬さんはただただすごいってずっと思ってたので、数年ぐらい悩まれてるのも、ふたりでいるときに話していただいたりとかしましたし、岩瀬さんが頑張ってる姿で自分も頑張ろうって思えたりもしたので、僕はずっと岩瀬さんの背中を追いかけてましたね」

岩瀬「僕は正直、抑えのポジションを譲るなら浅尾だなってずっと思ってたんで、だからとにかく復活してほしいっていう思いはありましたね」

昌「やっぱりケガだよね。マンちゃんもヒジのケガで1年を棒に振ってるけど、やっぱりタクも肩の変調っていうのは、かなりキツかったのかな?」
浅尾「そうですねぇ、治療してもらっていろいろトレーニングして、やっと思い切り投げられるっていう感じがずっと続いてたので」
岩瀬「正直、1年投げられないっていう結果を見たときは、もう辞めないといけないのかなって思ってましたけど、『もう1年頑張れ』っていう話からあと3年続いたわけですけどね」

昌「今だからふたりで話せることというか。タクっていうのはあんまり人に弱みを見せない子だったので」
岩瀬「『どうやったら上に上がれるんですか?』っていう(笑)相談はよく聞きましたねぇ」

昌「タクの引退試合、158回目のリレーっていうのは、あれは何?タクが頼んだの?」
浅尾「最初は冗談のつもりで頼んだんですけど。その前の日に1000試合を達成されて、遅くまでインタビューがあったので。でたぶん無理だろうなって頼んでみたら、最初は『無理無理』って言ってたんですけど(岩瀬笑いながらシーッのポーズ)、『無理無理、壊れちゃうよ』みたいな感じで言ってたんですけど、でもそのあとすぐに『じゃあタク、マウンドで待っててくれる?』って聞かれて、『いやいいですよいいですよ』って言ったんですけど、投げてくれて」

昌「うれしかったんじゃない?やっぱり最後っていうのは」
岩瀬「やっぱり、タクが言った『ピッチャー浅尾に代わりまして、岩瀬』っていう、あのアナウンスが一番好きだった」

昌「僕もジーンと来たけど、やっぱりやっぱりジーンと来るものがあった?」
岩瀬「やっぱりありますよね。それがずっと当たり前でやって来てたので、ここ数年それが全くできてなかったんで、それをまた聞いたときにはジーンと来ましたけど」

昌「タクはどうなの?もうやり切ったっていう感じなの?それとももうちょっとやりたかったなっていうのはある?」
浅尾「僕はもう完全にやり切ったタイプですね」
昌「でも肩がよければ、とかそういうの思わない?」
浅尾「よかったらとかはないですね。そうなってしまったものだって思ってるので」

昌「マンちゃんはもういいって感じ?よくやったと。でももうちょっとしたかったんじゃない?」
岩瀬「そうですね、ホントは1000を通過点にする、そういうつもりで今年入ったんで、それがまさかゴールになるとは思わなかったんですけどね。ただ、今年投げててやっぱり気持ちがどこか自分の投げたいところで投げてないんだなっていう、気持ちが入らない部分があったんで」


来シーズンから2軍投手コーチに就任する浅尾。そして解説者の道へと進む岩瀬。これからもふたりの『絆』はドラゴンズでつながっている。

浅尾「ホントに長い間ずっと追いかけていた存在の岩瀬さんが、自分もまさか一緒にユニフォームを脱ぐと思わなかったので、長い間お疲れ様でしたって、ホントに心から思いますね」
岩瀬「ずっと選手とコーチの接し方っていうのは、すごく分かってるつもりでも、やっぱり実際(コーチに)なってみると違う部分って絶対あると思うんで、そういったときにひと言そっと、選手側に立てるようなコーチになってほしいですね」

昌「荒木も今季限りでコーチになって、あとはあのころを経験してる人ってほぼいないよね」
岩瀬「だからある意味チームを変えやすいんじゃないですかね。今までの黄金時代のことを引きずることがなくなるじゃないですか。今までは『昔はこうだった』っていう話で、そこから形をつくろうとしてたんですけど、もう全くそういう選手がいなくなったっていうところから始めるっていう、それもアリなんじゃないかなと」
昌「これからもふたりはドラゴンズOBとして、私も一生懸命温かい目で応援してるけど、ぜひこれからもドラゴンズよろしくお願いします」


峰「絶対的セットアッパーとクローザー、このふたりの黄金リレーでチームに数々の勝利をもたらしました。ここ数年固定できていないふたつのポジション。一刻も早い後継者の育成が待たれます。

さて、続いてはこちらもドラゴンズの黄金期を支えた荒木選手。鉄壁の守備とセンスあふれる走塁、そして入団当初は弱点とされていたバッティングでも2000安打の偉業を成し遂げました。走攻守どれを取っても一流となったその裏で、荒木選手が常に心がけていたこととは?」


(入団会見)
荒木「3拍子そろった選手が一番理想とするんですけど、バッティングの方がまだ全然足りないと思いますので、人以上にバッティングの方を頑張っていきたいと思います」

23年前、ドラゴンズに入団した青年が今年ユニフォームを脱いだ。23年間、ファンは彼のプレーで熱狂し夢を見た。そして打ち立てた大記録。ドラゴンズ一筋23年、黄金期を支え続け、走攻守すべてで超一流となった荒木雅博に、入団時から知る山崎武司が3つのテーマで迫る。まずは『走塁のこだわり』。

球団最多となる『378盗塁』。さらに6年連続で30個以上の盗塁を記録し、2007年には盗塁王にも輝いた。また盗塁だけではなく、プロでも真似することのできない走塁技術をみせる荒木のこだわり。

山崎「研究とかそういうのはしてたし、日々そんなことばっか考えてた?」
荒木「そうですね。試合中は常に出てくるピッチャー全部、何かないか?って見てましたね」

山崎「やっぱり荒木イコール、代名詞はやっぱり足、走塁なんだけど、走塁のこだわりっていうのはどう?」
荒木「自分の盗塁をっていうよりは、どうしてもランナーが埋まってると、バッターって気持ち的に『うわ、ゲッツー打ったら嫌だな』って思う、自分もそうなので、なるべく先の塁に行って1塁を空けておいて、打ちやすくしておこうっていう、次のバッターに対しての配慮っていうのを自分の中で考えてました」

次の塁だけでなく次の打者のことまで考え走塁に向き合っていた荒木。そんな彼が一番印象に残っている走塁。

(引退会見)
荒木「一番心に残ってるのは、2011年ですか、ヤクルトと優勝争いをしてるとき、ホームに帰ってきたときの、あの走塁はナンバーワンだと、そこだけは自信を持って言えます」

プロでも真似することができない、この“神走塁”。一体どんなことを考え塁上にいたのだろうか。

山崎「ヤクルト戦だったかな、ホームに突っ込んできた」
荒木「ヤクルト戦でしたね」
山崎「(バッターが)ヒット打ったらこうするっていうことを、はじめから決めてるの?」
荒木「そうですね。ありとあらゆる自分が思い浮かぶことを塁上で全部頭に。『こういうこともある、こういうこともある』って全部入れて、そこからリードするようにしてたので」

山崎「歳をどんどん取っていくと、足の衰えがあるじゃん。そういうときって自分で『オレは認めねぇぞ』とかあったでしょ?」
荒木「ありました。ガクンと、ここ3年ぐらいの盗塁数がだいぶ落ちてるんですよね。その中で成功率だけは上げてる。なので確実に行けるときだけ行って、アウトにならなければまだいいなって。『きょうはここ行こうか』って思うんですけど、やっぱり“逃げ”に入りました」


次のテーマは『守備へのこだわり』。守備範囲の広さと華麗なグラブさばきで2002年にレギュラー、2004年からは6年連続でゴールデングラブ賞と、守備のスペシャリストのイメージが強いが。

山崎「オレの荒木のイメージはさ、キャンプで守備練習しかやってなかったよな」
荒木「打つことはあんまりやってなかったですねぇ。何か一番簡単に下半身ができる感じはしてたので、あれしかやらなかったですね」

ノックをすることで強化した下半身。そんな荒木の守備での強み。

山崎「荒木の一番の守備の強みって何だった?」
荒木「やっぱり守備範囲だと思います。確実性があるかといえばそんなにある方ではなかったので、腰は高いし。だから抜けたかなっていう当たりに対して追いついてたっていうところだと思います」

そう自己分析する荒木。そんな彼を一番近くで見ていたのが盟友・井端弘和。荒木と鉄壁の二遊間を組み6年連続のゴールデングラブ賞。黄金期を支えた名手の思う荒木とは?

井端「足だと思いますよやっぱり。足でさばいてアウトにするっていうのは、肩はそんなに強くないと思うんでね、そのへんを足でカバーできてるのはすごいのかなと思いますけどね」

井端「同じマンションにも住んだこともあるし、四六時中一緒にいた記憶があるんで。荒木が先に結婚してからは、そこに踏み入っちゃいけないなと思ってましたし。セカンド・ショートでコンビって言われるんですけど、1球1球声をかけたりっていう会話は、バッターが代わればするんですけど、荒木とは何年か後からは全く会話がなくなって、もう自分のことだけしておけば、あとはいつもやってることだから。相手のことを知っちゃえば、夫婦のように会話がなくてもだいたい分かるじゃないですけど、そんな感じだと思いますよ」

山崎「井端が話してくれたけど、これを見てどうです?」
荒木「まずは歳取ったなぁって感じですね(笑)。でも確かにそうやって言われてみると、出だしのころはいろいろ会話して『こうしようこうしよう』ってやってたのが、年々なくなっていったけど、プレーの精度は上がったなっていう感じなので、言われたとおりだなと」

山崎「井端のすごいとこってどういうとこ?」
荒木「守備が堅実なところですねやっぱり。僕の『足を使って』って言われますけど、井端さんの方が、やっぱり足を使って正面に入ってしっかりと捕ってたので。野球をやってる小さな子たちは井端さんのプレーを見る方が基本通りの感じですけどね」

山崎「井端とは自主トレも。あれ2003年だっけ?」
荒木「2か3か、そのへんだったと思いますけど

山崎「自分の地元でやった」
荒木「あの人がどこかに行きたかったんです。『自主トレ、ちょっと熊本行こうよ』って(笑)。とにかく、練習したかな?っていう、あんまり印象はないんですけど、走ることだけは走ってましたね、やっぱりあの人。集中してドンッとやったら、あの人すぐ終わるんですよ。僕はダラダラやるタイプなんで」

山崎「僕ビックリしたんだけど、井端と一緒のマンションに住んでたの?」
荒木「はい。あの人が『全部決めといてくれ、トラ(荒木)できるんで』『僕ですか!?僕あんまり華やかなところ行きたくないんですよ』って言って、ちょっと(街)外れの方」
山崎「でもどうなの?それ。嫌じゃない?」
荒木「全くそういうのはなかったですね。やっぱりそこで、オフになったら一緒にゴルフに車で行ったりとか、そういう中でいろいろ話できましたんで、そこでだいぶ勉強できました」
山崎「そういうところから(コンビネーションを)築き上げたのかな」
荒木「はい」


最後のテーマは『アライバのコンビプレー』。ふたりの『絆』が生み出す鉄壁の二遊間。幾度もチームのピンチを救い、また予想できないプレーでプロ野球ファンを驚愕させた。そんなコンビプレーの秘密に山崎が迫る。

(VTRを見ながら)
山崎「これ(荒木グラブトスからの井端1塁送球アウト)も代表的なプレーだよね」
荒木「ですねぇ。これが最初にやったヤツじゃないんですかね」
山崎「ふたりは涼しい顔してるけども、何も打ち合わせなし?」
荒木「です。これは今でも覚えてますけど、捕るときに井端さんがひと言声出してくれたんです。この場面で声が出るってないなって、どうせこのタイミングだったらセーフになるから、トスしてみようって思ったら、やっぱりそこに入ってくれる」

山崎「これはだいたいの感覚で投げてるんでしょ?」
荒木「だいたいの感覚です。これだいたいでやらないと、たぶんできないと思います」

山崎「どれも超ファインプレーだけども、こうやってふたりでアウト取って帰っていくときの、あの涼しげな顔。敵だったらホント腹立つね(笑)」
荒木「腹立ちますね。自分が打ってたら特にですね」

山崎「荒木と井端とで守ってるわけですけど、どっちが主導権取ってたの?」
荒木「主導権はもちろん井端さん。お互いがお互いに我を張って、違う方向で守ってると、やっぱり守備隊形なんかもおかしくなるんで。僕も井端さんの野球観に関して見習いたいところもあったし、そういうのを覚えたいのもあって、いろいろ聞きながら、井端さんの意見に全部合わせて」

ここで、あの瞬間に何が行われていたのか。コンビプレーの基本を荒木が実演。

荒木「この時点(ボールがグラブに収まった瞬間)で(ボールが井端に)見えてますね。(右手に持ち替えてもボールを)見せてあげて、あとは回転かけないように(下からトス)」
山崎「回転かけないように、そこまで考えるんだ。(無造作に)ポンなわけじゃないんだね」
荒木「ちょっと前めに投げてあげて『あとはお願いしますよー』っていう」
山崎「おれファーストやってたときピッチャーに適当に投げてたわ」
荒木「よく見てました(笑)」

山崎「でもやっぱり絶対にボールは見えてた方が動きやすいよね」
荒木「動きやすいですね」
山崎「ねぇ。突然ランダムにポーンと上がってきても捕れないもんね」

荒木「これみんな普通にやってると思ってたんですけど、僕がセカンドで井端さんがショートじゃなくて、違うショートに入ったときに、ビックリしてこう(後ろにのけぞり気味に)なるんですよ。『あっ』て。これでワンテンポ遅れて」
山崎「よくなる野手いるねぇ。そういうのはやっぱりあうんの呼吸がないってことだ」
荒木「そこはホントに、ちゃんと合わせないとなっていうのが分かりましたね」

山崎「ずーっとアライバアライバってドラゴンズファンに言われてたことに関してはどうですか?」
荒木「これはひとつ名前を売っていただいた言葉なので、本当にありがたかったですね、ファンの方々がそう言ってくださったのは」
山崎「これ井端にも聞いたらしいですから、ちょっと見てみましょうか」

井端「別に嫌じゃないですよ。もしかして片方・片方だったら知名度ゼロかもしれないですし、もしかしたら。バドミントンであったり卓球であったりっていうのの、あの呼び方(○○コンビ)の発祥はウチじゃないかなと勝手に思ってるぐらいで。ホントに悪い気はしてないですよ」

山崎「何か井端らしいコメントだけど」
荒木「ですね。しゃべり方も最後、そういうふうになっちゃう」
山崎「どう?これを聞いて」
荒木「うれしいですね、やっぱりそうやって『悪い気はしない』っていうのも。確かにバドミントンでそうやって呼ばれてるのは『これオレら最初でしょ』って思いながら見てたので(笑)。同じような感じで見てました」


プロ野球界に衝撃を与えた鉄壁の二遊間。そんな荒木が思う次世代のアライバコンビとは?

山崎「次のアライバコンビを、12球団で今なりそうな選手っている?」
荒木「やっぱりカープの二遊間は近い…もうもしかしたら上なんじゃないのっていう」
山崎「田中・菊池」
荒木「このふたりは運動能力が高いというか、何か似てるんですよね。僕が好き勝手に守備範囲広く動く…まぁ菊池くんには失礼ですけど、僕と同じような感じでやって、あと堅実なショートの田中が井端さんと考えて、そしたら同じような感じに見える」

山崎「いずれアライバになりそうな金の卵が身近にいるよね。根尾と京田がねぇ、どっちがどっち守るか知らないけど、十分できそうな素材じゃない?あのふたりって」
荒木「ですねぇ、運動能力が高い、特に根尾くんはそういうふうに僕も見てますんで、できると思います」
山崎「大いに期待したいね」
荒木「期待したいですねぇ」


最後は今年の秋から専任となったコーチの話。

山崎「これから大変だと思うけど、秋のキャンプちょっとやったと思うけど、どう?コーチ業って」
荒木「ホントにずっと立っておくだけ、見てるだけ。まぁノックとかはたまに打つんですけど、走塁練習で後ろから見てたりとか、それが一番しんどくてですね」

山崎「ノックのコソ練とかやった?」
荒木「やりました(笑)」
山崎「(笑)でも実はみんなやってるよな、あれな」
荒木「やってます、絶対やってます」

山崎「ドラゴンズも6年連続Bクラス。荒木たちが活躍してた全盛期は常にAクラスだったけど、選手と近いからさ、また一緒になって汗かけるじゃん」
荒木「形はまだ見せられる」
山崎「そういう部分では、2軍のコーチっていうポジションになったけど、最高のポジションだったかなと思うよね」
荒木「わがままを最後に言わせてもらって、2軍の方でやりたいと言わせてもらったんですけど、僕もそこにいた時期が長かったので、この子たちがどういうふうに感じて、25歳ぐらいでファームにいる子、30近くてファームにいる子って、やっぱりいろんな考えを持ってやってると思うんで、そこの気持ちを分かりながら、時に厳しくっていう、自分がそれをどうコントロールしながらできるのかなっていうのを、勉強しながらやっていきたいと思います」


峰「荒木選手が走攻守全てにおいて一流と言われるまでに成長した理由、お分かりいただけましたでしょうか。惜しまれながら引退していく3人のレジェンドがいる一方で、今年ドラゴンズはスーパールーキーの獲得に成功しました。プロの世界で超一流を目指す18歳の青年にミスタードラゴンズ・立浪さんが迫ります」

竜の未来を託された背番号『7』。

(入団会見)
根尾「プロ野球の世界というのは負けたら終わりの世界なので、何としても勝てるように、全力で取り組みたいと思います」

ドラフト1位・根尾昂。二刀流としてチームを春夏連覇に導いた甲子園のニュースター。

(入団会見)
根尾「中日ドラゴンズで日本一になることが一番の目標であって、自分の中でもタイトルというのはほしいんですけど、チームが勝つためにどんなことでもする気持ちで入団しようと思ってます」

ドラゴンズファンだけでなくプロ野球界も大注目の根尾選手に、31年前、根尾選手と同じく甲子園で春夏連覇しドラフト1位で入団したミスタードラゴンズ・立浪和義さんが迫りました。

(収録前)
立浪「はいこんにちはー。よく来たねぇ根尾くん」
根尾「よろしくお願いします」
立浪「おめでとう、頑張ってね」
根尾「ありがとうございます」
立浪「忙しいね、毎日テレビでなぁ」
根尾「いえ」
立浪「リラックスしてよ」
根尾「はい」

ドラゴンズファン必見、根尾×立浪スペシャル対談。

(収録直前)
立浪「ちゃんとマイク付けてるやん」
根尾「いろいろやっていただきました」
立浪「いい体してるなぁ、足。しっかりしてるねぇ」
根尾「体重増やして走り込んで、ずっとやってます」
立浪「すごいね。このオレの体でプロでできたから自信つくやろ?」
根尾「いえいえ…技術が…」

甲子園春夏連覇、高卒でドラフト1位など共通点の多い立浪さんと根尾選手のスペシャル対談。高校で二刀流として活躍しながらも、プロではショート一本で勝負することを決断した根尾選手に、立浪さんがその真相を直撃しました。

立浪「ドラフト決まった当初は二刀流っていうのを言われていて、個人的には、できたらどっちかでやってほしいなって思ったんですけど、本人からショート一本でやりたいと。これはどういうところから?」
根尾「高校入るときにずっとショートで行きたいって思ってて、うまくなるとしたらというか、自分が勝負するならやっぱりショートだなと思ってて、(高校に)入ったときからずっと決めてたんですけど、それでも高校で大事な試合で投げさせてもらったりとかもしてたので、(ピッチャーとしても)評価していただけるんだったらと思ってたんですけど、心の中ではずっとショートでした」

立浪「もし二刀流やったら、パ・リーグはDHあるけど、セ・リーグはショートでピッチャーというのは厳しいかなと正直思ったんですね。そしたら本人がショート一本って言ったからよかったなと思って」
根尾「ありがとうございます」
立浪「個人的にはそう思ったんですよね」

立浪「守備、バッティング、今どっちが自信あります?」
根尾「バッティングはないので、守備ですね」
立浪「今プロ野球のショートの人を見て、この人の守備はうまいなって思うのは?」
根尾「うーん、源田さんは、何というかステップワークというか、足の運びがキレイというか、無駄がないなと思います。(自分は)まだまだ、何て言うんですか、大股で行っちゃうんで」

立浪「本人の中でどう思ってるか分かんないですけど、いま名古屋の方では来年から開幕スタメンということでね、すごく期待されて、そのうち本人の耳にもたくさん入ってくると思うんですけど、やっぱりはじめ(開幕)から出たいという気持ちは?」
根尾「出られるのであれば」

当時、高卒ルーキーながら開幕ショートのレギュラーをつかんだ立浪さん。

立浪「自分が最初から試合に出られたのは、守備がそこそこできたからと思うんですよね。キャンプで守備を見たときに、これは1軍のレベルで守備は行けるなっていうことを監督・コーチに認めてもらえれば、たぶんもういきなり出られると思うんですよ。打つ方は少々打てなくても、慣れてきたらそのうち打てるようになると思うんですよね。だから守備に自信があるんだったら十分開幕からやれるんじゃないかなと自分は思ってますけどね」

プロで一流になることを目標としている根尾選手。目指す選手像とは?

根尾「ピッチャーもさせてもらってて分かるんですけど、やっぱり小技小技のバッターっていうのは怖くないんですけど、やっぱり長打があるバッターであったり、バッターしてても抜けるかっていうところを捕られたり、相手が嫌がる選手が一番ベストだと思うので、ドラゴンズの顔になるショートっていうのが一番の目標です」


甲子園春夏連覇、高卒ドラフト1位、右投げ左打ちの内野手と共通点の多いふたり。

立浪「自分は1年目からショートとして試合に出させてもらったり、甲子園でも春と夏優勝してるという経験で似た部分があるので、何かとそんなこと(比較)を言われると思うんですけど。後ろ見たらちょうど18歳の同じ時期ですよね(ふたりのパネルが飾られている)。兄弟のようですけど」
根尾「いえいえ(笑)。活躍して、立浪さんと肩を並べられるような選手に」
立浪「全然大丈夫だと思いますし、個人的には、自分はそんなに長打は打てなかったんですけど、やっぱりホームランを打てるショート、そこを目指してもらいたいなと」
根尾「はい」

ふたりにはさらに共通点が。実は同じ高校の同級生4人がプロ野球選手になっているんです。

立浪「(4人の同級生は)これからどんな存在になっていきます?」
根尾「やっぱりお互い意識するのは間違いないですし、仲間であったことはありますけど、ライバルですね。同じ高卒の野手で藤原っていうのがいるので」
立浪「彼はすごくいいバッターだね。見ていてほとんど出来上がった選手だなと。やっぱり根尾選手から見てもすごい選手ですか?」
根尾「すごいですねぇ」

立浪「現段階で、その藤原選手と比べたときに、バッティングはどっちがいいと思います?」
根尾「藤原で、僕ぐらいです」(ジェスチャーで、藤原が10とすると5ぐらいという感じ?)

立浪「ピッチャーふたり、ひとりはセ・リーグに入ったのかな?」
根尾「はい、そうです」
スタッフ「巨人と日ハムです」
立浪「ということは、交流戦があるけど、ひとり(G4位・横川凱)はね、お互いが1軍に早く出てくれば当然対戦があるわけですけど、それはすごく楽しみですよね」
根尾「楽しみです、はい」
立浪「そういうときの対戦っていうのは、やっぱり一緒にやっていたのであんまり厳しくインサイドを攻められないというね(根尾笑)、そういうこともあるので。昔横浜にいた(同級生の)野村(弘樹)投手という左ピッチャーだったんですけど、やっぱり全然怖さがなかったので、まぁコントロールがよかったのもあるんですけど。その(同級生との)対戦は必ず、チャンスがあったときはすごくワクワクして試合ができると思いますし」


気になる1年目、根尾選手から新人らしい質問も。

根尾「1年目の過ごし方っていうか、休み方とかどんな感じなのかなと」
立浪「何か聞くところによると、練習もすごくよくするみたいだし、真面目だから、逆にそこがちょっと心配で。自分は1年目、そんなに体力がなかったんで、いい意味でうまく抜きながらやっていたので、でないと(体力が)もたなかったから。だから自分のペースを守りながらね。キャンプに行っても周りからすごく注目されると思うので、ペースを乱さないように、いい意味で自分のペースでやってもらいたいなと思いますけど」

立浪さんが1年目に感じたことを根尾選手へ。

立浪「プロの打球ってものすごく速くて捕れないのかな?とか、投げるピッチャーのボールが(バットに)当たらないとか、そういうことちょっと思うよね?」
根尾「イメージします」
立浪「たぶんこれから感じると思うんですけど、意外と大丈夫だって感じると思うんですよね。ただ、やっぱり1軍にいる全員じゃないんですけど、何人かっていうのは、今まで高校生のときに見たことない切れのあるボールであったりを投げる人は必ず。またそれも経験すると思います。慣れです。速さも慣れです。だからいい選手は早く高いレベルに放り込んであげた方が、体がしっかりしてるので。自分は1年目、体力的にちょっと厳しかったんですけど、たぶん見るからに、はるかに体力があると思うんで、十分期待できるんじゃないかなと勝手に思ってます」
根尾「ありがとうございます、頑張ります」


最後に、期待を込めて送ったのはこんな言葉。

(色紙をプレゼント『真のリーダーになれ! “氣”』)
立浪「ドラゴンズにいま選手のリーダーがいないんですよね。ぜひドラゴンズの真のリーダーになってほしいという願いを込めて。つらいときはこれを見て頑張ってください」
根尾「ありがとうございます」

「真のリーダーになれ!」。立浪さんが根尾選手に伝えたかったことでした。

根尾「しっかり自分のできることに集中して、1年目、最初のスタートに自分をアピールできるように、しっかり調整して、もっともっと技術であったり向上させられるところはあるので、目標をしっかり高く持って頑張りたいと思います」


峰「6年連続Bクラスに終わったドラゴンズ。来シーズンは与田新監督のもと『強竜復活』をスローガンに掲げ、新たな時代へ突き進もうとしています。そんなドラゴンズに、黄金期を支えてきた3人のレジェンドから熱いメッセージです」

荒木「ようやく辞めましたので(笑)、後輩たちには伸び伸びと、このポジションを巡って、どんどんやってほしいなって。今まで通りじゃまだまだ足りないと思いますので、量をやれっていうわけじゃないですけど、もうちょっと頭を使ってっていう、僕もそういうのを教えながら、真剣にやってもらいたいなと思います」

浅尾「優勝目指して頑張ってほしいですし、それに協力できることがあったら、どんどん選手のためにやっていきたいと思ってます」

岩瀬「優勝の経験っていうのは、ある意味ひとつ自分のレベルも上げるし、チーム全体のレベルも上げるので、とにかくまずは優勝争いをして、しっかりAクラスに入ってクライマックス(シリーズ)。あの空気っていうのは全然違いますから、そういうのを味わってほしいなと」




モコ感想:荒木の身ぶりも交えたプレーの解説は興味深かったです。ちゃんとボールを見せてトスするっていうのは、そうしないと突然ボールが出てきたみたいになってビックリしてしまうし、荒木も言っていたように次の動作がワンテンポ遅れる原因にもなりますよね。

プロもアマも関係なくみんなやってると思ったんですが、荒木の口ぶりだとプロでもできてない選手がいるようだというのを知って驚きました。こういうのを荒木コーチは若手にどしどし教えていってくれるんでしょうねぇ。

岩瀬・荒木・浅尾の3人には、それぞれ立場は違えど、新しいドラゴンズに力を尽くしてもらいたいです。

それから根尾。収録前、立浪さんがガチガチの根尾をリラックスさせようと、いろいろと気を遣ってほぐしてあげようとしている姿が印象的でした。

それにしても、やっぱり春夏連覇するような高校からは、プロ入りする選手が3人、4人現れるものなんですね。作新学院では八木沢荘六・加藤斌・高山忠克・中野孝征が。中京商業では加藤英夫・矢沢正・平林二郎・伊熊博一が。そしてPL学園の立浪和義・橋本清・野村弘樹・片岡篤史が。横浜では松坂大輔・小池正晃・後藤武敏・小山良男が、それぞれ出てますもんね。

根尾の終生のライバルとなりそうな藤原恭大はバットが体に巻きつくように出てきて、立浪さんも言うとおり出来上がった選手に見えますね。内野と外野ではありますが、お互いに高め合っていってほしいですね。


――さてさて、実はまだ浅尾の引退特番が12月29日に放送されていて、年内中にアップしたいと思っていましたが、年末は人並みに忙しくてちょっと難しいようですので、この記事が今年ラストとなりそうです。

今年もたくさんの方に訪れていただきありがとうございました。来年も細々と更新していくつもりですのでよろしくお願いします。
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