今週のCBC「サンドラ」は、昨季リリーフとしてチームを支えてくれた佐藤優、鈴木博志のふたりがスタジオ生出演。昨季の振り返りやデータから見る長所と課題、そして今季への抱負など語ってくれてました。




オープニング。

(VTR)
新春最初の『サンドラ』を飾るのは、鈴木博志。ルーキーイヤーにチーム最多の53試合に登板、持ち前の剛腕で相手バッターをねじ伏せた。さらに佐藤優。プロ3年目は中継ぎとして12試合連続無失点と結果を残し信頼を勝ち取ると、シーズン終盤はストッパーとしてチームを支えた。

2019年はふたりで必勝リレー?それともダブルストッパー?チームに欠かせない存在となったふたりが新生・与田ドラゴンズの勝利をたぐり寄せ、チームを浮上させる。

与田監督「『優勝』のふた文字を目指して戦っていきたいと思います」


(スタジオ)
若狭アナ「あけましておめでとうございます!きょうのゲストは佐藤優投手、そして鈴木博志投手です。よろしくお願いします!」
佐藤&博志「よろしくお願いします」

若狭「年が明けました。佐藤投手、今どんな心境ですか?」
佐藤「やっぱり2019年はやるぞという気持ちでいっぱいです」
若狭「年末年始はどこで過ごしましたか?」
佐藤「実家の方で過ごしました」(宮城県大崎市でしたね)

柳沢アナ「鈴木投手は今の気持ちはいかがですか?」
博志「去年いろいろ経験させていただいたので、今年はしっかりやりたいなと思います」
柳沢「お正月はどちらに?」
博志「実家でゆっくり過ごしました」(静岡県掛川市でしたね)


博志の昨季振り返り。

(VTR)
鮮烈のデビューだった。プロ初登板を1イニング無失点、しかもこの日のストレートは全て150キロを超えていた。さらに4月4日、ナゴヤドーム本拠地デビュー戦(3者連続三振)。4月21日にはプロ初勝利。

博志「(厳しい場面でも)すごくうれしいっていうか、ワクワクするんですよね」
宮下純一「敵が強ければ強いほど燃える?」
博志「そうですね、そこを抑えたら、もっと自分の中でも『やった!』っていうものがあるので」

そして、田島の不調により7月から抑えを任された。1年目から目標のストッパーに抜擢され、すぐさま3セーブを挙げた鈴木。しかしその結果とは裏腹に、目に見えない重圧が背中にのし掛かっていた。

博志「自分が(敗戦の)理由になってチームが潰れてしまうっていうのがあるので、そういうプレッシャーだったり、いろんなのを感じはじめましたね」

鈴木を悩ませたのは精神面だけではなかった。前半戦でチームトップの39試合に登板。蓄積された疲労が持ち味のストレートの威力を失わせていた。そして…自分のピッチングを見失った鈴木博志から笑顔もなくなった。

ルーキーイヤーは、まさに天国から地獄。プロの楽しさも厳しさも教えられた1年だった。

自分のピッチングを取り戻す。与田新監督のもと、名誉挽回の2019年へ挑戦は始まっている。


その鈴木博志投手をデータで解析。今年巻き返しへの課題は『早いカウントでの配球』。


(スタジオ)
若狭「どのピッチャーでもそうなんですが、鈴木博志投手、初球・2球目の被打率が悪い。これについてはいかがですか?」

投球数別成績
初球 .360 4HR
2球目 .400 1HR
3球目 .179 0HR
4球目 .194 2HR
5球以上 .190 0HR

博志「初球の入りが、やっぱり大事に行けてない部分が少しあるのかなと思いますね」

若狭「一方3球目以降は2割を切ってるんですね」
博志「やっぱり追い込んだら気持ち的にも楽になって、投げやすいのかなと思います」

若狭「1年目、通用するなと思った球は何ですか?」
博志「やっぱりストレートですし、やっぱりストレートがダメでしたね」
若狭「あ、通用するとも思ったけど…」
博志「やっぱりストレートが通用しない部分もすごくありました」

若狭「敵地・マツダスタジアムでの初登板はいかがでした?」
博志「すごくワクワクした気持ちで、ホント自分の真っすぐを見せつけてやろうという気持ちで投げましたね」
若狭「150キロを連発してました」
博志「このようなピッチングが1年通してできたらすごくいいなと思います」

若狭「あらためて1年通して活躍する難しさはどのあたりに感じましたか?」
博志「初めての経験っていうのもあったんですけど、やっぱり1年戦う体力っていうのが必要だなとすごく感じました」

若狭「手応えを感じたゲームが4月4日だったようですね」
博志「ナゴヤドームのデビュー戦で、(ジャイアンツの)1・2・3番を3者三振で抑えられたのは、すごく自分でも自信になりました」

若狭「本拠地デビュー戦でしたが、どんな気持ちでマウンドに上がったんですか?」
博志「いきなり勝ちパターンで投げさせていただいたので、絶対抑えてやるっていう気持ちで投げました」

若狭「佐藤さん、頼もしいルーキーが入ってきましたが、鈴木博志投手のピッチングをどのように見てましたか?」
佐藤「どんどん真っすぐで攻めてく、このスタイルっていうのはすごいなって思いましたね」

若狭「鈴木さん、1年目いろいろ不安もあったと思うんですが、開幕にはどういう気持ちで臨んだんですか?」
博志「すごく不安あったんですけど、オープン戦をずっとゼロで抑えてたので、それはやっぱり少し自信になったのかなと思いますね」

若狭「秋のキャンプでは新体制になりましたが、沖縄でも練習に取り組みました。どんなことが課題だったんですか?」
博志「後半戦、ストライクがなかなか取れなくなったので、まず自分の力強い真っすぐをストライクゾーンに投げ込むっていうところからもう一度始めましたね」

若狭「そして変化球も縦のスライダーに取り組んだ」
博志「はい、そうですね。縦のスライダー、落ちるボールで、決め球にできたらいいなということで投げ始めました」

若狭「今シーズン狙うポジションは?」
博志「やっぱり9回の守護神の座を狙っていきたいと思います」
若狭「つらい思いもしたけど、やっぱり9回がいい?」
博志「そうですね、去年経験して思ったんですけど、やっぱり苦しい・キツい場面で抑えていきたいなと思いました」


佐藤優の昨季振り返り。

(VTR)
プロ3年目、2018年の佐藤は中継ぎとして確かな存在感を示していた。8月途中(23日)までに30試合に登板し8ホールド、防御率2.60。

過去2年間で27試合に登板し防御率4.24と、ドラフト2位で入団も力を発揮することができなかった。しかし昨シーズンはストレートに磨きをかけることによって、持ち味だったスライダーの威力も増した。12試合連続無失点を記録するなど佐藤への信頼は日増しに大きくなっていった。

さらに、ここまでストッパーを担っていた田島の不調、ルーキー鈴木博志は夏場に登板が増えたことによる疲労で2軍へ。そんなストッパー不在という状況の中、佐藤に白羽の矢が立つ。

(当時のインタビュー)
佐藤「すごくいい打順で(出番が)来たので、意識しすぎることはやめて、とりあえず目の前のバッターを抑えようってことだけ考えて投げました」

自らつかみ取ったチャンスに佐藤は奮起した(プロ初セーブ)。自己最多となる42試合に登板し5セーブ、防御率2.08。中継ぎ・ストッパーとしての存在感を示した。

その活躍が認められ侍ジャパンにも選出された佐藤。伝家の宝刀・スライダーに現役メジャーリーガーたちのバットも空を切った。

(ゲーム後)
佐藤「スライダーが一番自信のあるボールなので、それを有効的に使っていこうと思って、結果的によかったです」

そんな佐藤をデータで解析。ストロングポイントは『奪三振率の高さ』。


(スタジオ)
若狭「セ・リーグの主な抑え投手と比べても奪三振率が非常に高い」

主な抑え投手の奪三振率
マシソン 11.07
佐藤優 10.59
山崎康晃 10.07
ドリス 9.39
中崎翔太 7.60
石山泰稚 7.57

若狭「この数字はどうですか?」
佐藤「やっぱり自信があるスライダーで空振りが取れたのがよかったなって思います」

若狭「三振は狙いにいっている?」
佐藤「狙いには完璧にはいってないんですけど、結果的に三振になってるっていうことがいいですね」


(VTR)
ストッパー定着へ、課題となるのは『ツーアウトからのピッチング』。

(スタジオ)
若狭「自責点10のうち7点がツーアウトから。これについては?」
佐藤「ツーアウト取ってホッとしてしまうっていうのが自分の悪いクセでもあるので、それがホントに目に見えたというか。これからの課題ですね」
若狭「これがまさに今年のテーマになってきますか?」
佐藤「そうですね」

若狭「明らかに2年目と3年目、飛躍してるんですけど、フォームとスライダーを変えたということなんですが、まずフォームはどう変えていったんですか?」
佐藤「大きくは変えてないんですけど、リズムであったりっていうのが、今年2軍に落ちて、そこでつかむものがあったので、それを1軍でしっかり出せたのがよかったと思います」
若狭「4月に1軍登録を抹消されたあとの2軍生活で変えたということですね」
佐藤「はい」

若狭「スライダーはどう変えたんですか?」
佐藤「簡単に言うとスピードを速くしようと思って、しました」

若狭「今までは大きく曲がって、やや遅めだったのを速く。参考にしたのは?」
佐藤「いろんな動画を見る中で、大谷翔平くんの動画を見て、チラッとスライダーの握りが見えて、ちょっとやってみようかなと思ってやって、よかったので」
若狭「あ、はまったんですね?」
佐藤「はまりました」

柳沢「そんな佐藤投手が昨シーズン自信になった試合がこちらなんですよね。8月24日、カープ戦(プロ初セーブ)。このときの心境は?」
佐藤「任されたんで、もうやるしかないという気持ちで。目の前のバッターに集中しながらやりました」

若狭「あらためて9回のマウンドはいかがでしたか?」
佐藤「やっぱり独特な雰囲気がありますし、難しいっていうふうに感じました」

若狭「鈴木博志投手、先輩のピッチングをどうご覧になってましたか?」
博志「ボク後半、どんどんストライクゾーンに投げられなくなったんで、その優さんのピッチング見て、ほんとストライクゾーンにどんどん投げられてるのですごいなと思いましたね」

若狭「佐藤投手、今年担いたいポジションというと?」
佐藤「やっぱり与田新監督はフラットに見てくれると思うので、まずホントにどこでもいいので、信頼してもらえるようなピッチャーになりたいと思います」

若狭「アメリカで自主トレを行いますが、何をしに行くんでしょう?」
佐藤「『ドライブライン』っていうトレーニングをするんですけど、スピードアップっていうのもありますし、肩の強化っていうのもあって、いろいろメニューも勉強してこようかなと思って」


このあと松坂世代のゴルフコンペが放送されましたが、テキスト化しにくいので割愛します。


エンディング。

柳沢「おふたりに今年の公約を書いていただきました。まずは佐藤投手」
佐藤「『フル回転』。どこのポジションでもフル回転して、チームの優勝に貢献したいなと思ってます」

若狭「鈴木博志投手」
博志「『守護神』。去年経験して、いろいろ苦しいこともあったんですけど、やっぱりこのポジションで成功したいなっていう気持ちになりました」

若狭「最後、カメラに向かってドラゴンズファンにメッセージをお願いします」
佐藤「2019年は優勝に向かってやっていきますので、応援よろしくお願いします」
博志「今年はシーズン通して1軍で活躍し、60試合以上投げたいと思います」


(最後にひと言)
佐藤「今年は与田監督を!」
博志「胴上げします!」




モコ感想:佐藤優は低めにいっても決してタレずにストライクが取れていたのが印象的でした。アメリカでの自主トレでは肩の強化を図るとのことでしたが、昨季のいい感じを継続して、今季はより以上の好成績でブルペンを支えてほしいですね。

それから博志は見た感じスタミナがすごくありそうに見えたんですが(笑)、後半はさすがに疲れてしまったんですねぇ。なかなか真っすぐが行かなくなり痛い目にも遭いました。何しろ田島や又吉ら先輩方が足を引っ張ってくれましたからね(苦笑)。

今季は博志がいいコンディションでフルシーズン活躍できるよう先輩方がしっかりサポートしてほしいですよ。
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