今週のCBC「サンドラ」は、放送前日・9月14日にノーヒットノーランを達成した大野雄大が、ナゴヤドームから中継で生出演。快挙から一夜明け、場面場面での心境などを詳しく語ってくれてました。




オープニング。

(VTR)
(ヒーローインタビュー)
大野雄大「満員のナゴヤドームのお客さんの前で達成できて最高です!! 信じられない気分です。『絶対打たれるやろな』って思って、5回ぐらいから投げてたんで。

最後の回はマウンドに上がるときに、ファンの皆さんの“大野コール”があったんで、狙おうと思って頑張りました。このノーヒットノーランは皆さんと一緒に達成したものだと思いますし、きょう1日はこの喜びに一緒に浸って、またあしたからドラゴンズが勝っていけるように、応援の方よろしくお願いします」


きのう(9月15日放送)のタイガース戦で大野雄大が史上81人目のノーヒットノーランを達成。このあと快挙をたっぷりお伝えします。




(スタジオ)
若狭アナ「大野雄大投手、ノーヒットノーランおめでとうございます!その大野投手は間もなく生出演いたします。今中さん、やりましたね遂に」
今中慎二「ねぇ。すごいボールを放ってましたね」

若狭「今中さんは現役時代、どこまでノーヒットノーランを?」
今中「どうですかね、あんまりそんなのはないような感じですよ。7回とか8回があったぐらいかもしれないです」
若狭「7回、8回だと狙わないんですか?」
今中「狙わないっていうか、狙う余裕がないっす。ゲームが1対0だったんで、それどころじゃないのかなって。だから意識は全然してなかったですよ」

若狭「井端さんはドラゴンズの選手時代に、あの日本一のパーフェクトリレーを含めると5回立ち会ってるんですね」
井端弘和「そうですね、最近では山本昌さんのときも、森野が早々とエラーしていただいたんで、守ってて非常に楽だったですけどね。だけど(ヒットが)いつか出ると思ってやってますよ。8回、9回ぐらいになったらちょっと意識しますけど、5回、6回で打たれるのはよく見るんで、それぐらいまではあんまり意識してないですね」


ゲーム後の会見、そして大野生出演。

(VTR)
大野「素直にうれしい気持ちです」
記者「禁酒されてたと思うんですけど、きょうの祝いの美酒は?」
大野「やっちゃいましょうか(笑)」


(生中継)
若狭「大野雄大投手、こんにちは!」
大野「こんにちは」

若狭「きのう飲みました?」
大野「…飲んでません!(笑)」
若狭「お!そうですか。お祝いのメールやLINE、どれぐらい届きましたか?」
大野「ちょっと盛って500ぐらい来ました」
若狭「来ましたねぇ」
今中「盛りすぎだろ」(大野笑)

若狭「他球団の現役選手あるいはOB、どんな方から来ました?」
大野「皆さん『おめでとう』と言ってくれました。あとは『喜び方がダサい』というのも多かったですね(笑)」

若狭「前田健太投手からダメ出しが来たという情報も入ってます」
大野「そうですね、『ジャンプがダサい』とか、そんな感じでしたね」

若狭「きのう後ろを守っていた高橋周平選手のコメントが届いています」

(放送当日?)
周平「もう7回ぐらいから、ぜひ達成してほしいなと思いながら守ってました。その場にいられたことがよかったですね。えー大野さん、ノーヒットノーラン達成おめでとうございます。もう一度達成してください」

若狭「いかがですか?」
大野「周平、きのう好守連発だったんでありがたかったですし、一緒に達成できてうれしいですね」

若狭「スタジオには今中さんと井端さんがいらっしゃいます。大野選手にメッセージ、あるいは質問をお願いします」
今中「今年はボールがよかったんで、完封とかもやるだろうけど、まさかノーヒットノーランをやるとは正直思ってなかったです。VTR見ても、確かにジャンプはカッコ悪いですね(笑)」
大野「ハハハ…」
今中「言われても仕方ないよね、あれはね。でも、これは一生に1回できるかできないかっていう記録なんで、よかったと思います」
若狭「どうですか?今中さんの言葉を受けて」
大野「うれしいですね。きのうも個人的にも今中さんにはLINEいただいたんで」

若狭「井端さんお願いします」
井端「まだ9勝なんでね、最低でも10勝は行ってほしいなっていうのはありますし、その先もまだまだやってもらいたいなと。野球はまだ終わらないんで頑張ってほしいと思います」
大野「はい、井端さんにもきのう電話いただいたんでうれしいですし、ホントにまだ9勝で、10勝・ふたケタっていう目標があるので、残り半月頑張りたいと思います」

若狭「あらためて振り返っていきたいんですが、タイガースサイドが『ストレートとツーシームの見極めが難しかった』と言っているんですが、ご自身ではいかがですか?ストレートとツーシームの投げ分け、意識していたことは?」
大野「きのうは真っすぐが低めに決まってたんで、そのぶん見極めが難しかったんだと思いますし、あとはツーシーム・フォーク系も“腕を振る”っていうことを最近すごく心掛けてるので、バットが止まらなくなってますよね。しっかりと振ってもらえるようになってます」

若狭「6回、京田選手のエラーがあったときはどんな心境の変化がありました?」
大野「きのうも言ってたんですけど、このエラーでフォアボールが出せると、無理にストライクゾーンで勝負せんでもいいってなったんで、僕はノーヒットノーランを達成できたと思ってますね」

若狭「このあとリクエストが時間がかかったんですが、ここもつらかったのかな?と思うんですけどどうですか?」
大野「一度エラーっていう判定が出てたんで、その判定通りで行くやろなと思ってたんで、しっかり心の準備はできてました」

若狭「そのあと木浪選手と対戦しましたが、京田選手が逆にヒット性の当たりをいいプレーで救いました」
大野「このプレーのおかげで、もしかしたらノーヒットノーラン達成があるかなと思えたんで、最後バウンドが変わって難しい打球だったんですけど、処理してくれてうれしかったですね。抜けてたらタイムリーになってたと思うんで」

若狭「試合後、京田選手から何かありました?」
大野「『ホンマにすいません』と、エラーについて言ってましたけど、僕はホンマに何とも思ってなくて、『全然いいよ。そのあとのプレーほんとにありがとう』っていう言葉を僕が伝えました」

若狭「最後の1球はどんな心境で投げたんでしょう?」
大野「近本選手、今年ホントによく打たれてるんですけど、最後の力を振り絞って、この日最速の球やったと思うんですけど、最速の球が出たことによって、抜けずにサードの正面に行ったと思います」

若狭「あらためてご自身では、このジャンプいかがですか?」(今中笑)
大野「もうちょっとどうにかできましたねぇ(笑)。興奮しすぎましたね」

若狭「去年0勝でした。今年復活を遂げてます。ご自身では何が変わったんでしょうか?」
大野「メンタル面の向上ですかね。『自分は弱い』ということを認めて、1からやり直した結果、今年1年間安定した成績が残せてると思います」


今季の大野振り返り。

(VTR)
大野、飛び上がって喜びを表現した。

0勝という屈辱の2018年から今年復活を目指した大野。

(以前放送)
大野「プロ入り後一番いいと思いますね、今年は」

その言葉通り4月16日に初勝利を挙げると、5月7日の広島戦では608日ぶりの完封勝利。開幕から6試合に登板し3勝を挙げた。好調の要因を、シーズン当初このように分析していた。

(以前放送)
大野「今までは、やっぱり真っすぐとツーシームしか勝負できる球がなかったんですけど、今年はスライダーの精度がよくて、勝負できる球になってきてるんで、大きいですね」

そして、そのまま現在まで好調をキープしている。

(ナゴヤドームにて)
大野「今まで一度も離脱することもなく、イニングもしっかり投げられてますし、思ってたよりはできてるなっていう感じですね」

ここまでセ・リーグで唯一1試合平均7イニング以上(7.22)を投げ、防御率は2.59(リーグ3位)。安定感抜群のピッチャーへと変貌を遂げた。

(ナゴヤドームにて)
大野「今年は負けた次の試合でもいい登板が続いてますし、その悪かったピッチングをしっかりと受け止めて、自分がやるべきことはしっかりゲームをつくることだっていうのを大事にやってこられてるので、安定した投球が続いてるのかなと」

シーズン序盤、苦手にしていた左バッターも克服した。

大野の対左右 被打率
左 3〜5月.267 6〜9月.145
右 3〜5月.198 6〜9月.217

(ナゴヤドームにて)
大野「6月の交流戦から、左バッターに対してフォークを投げ始めたんですけど。一番最初に放ったのが西武の秋山選手に対して、今年初めて左バッターにフォークを投げたんですね。それだと思います」

9月8日のベイスターズ戦では完封勝利は逃したものの、みごと今季8勝目を挙げ、防御率のタイトルも射程にとらえた。

(以前放送)
岩瀬仁紀「(今季の活躍について)やっぱり自信を持ったっていうことが一番ですよね」
赤星憲広「投げっぷりがホントにいいんで、岩瀬さんがおっしゃったように自信がみなぎってますよね」

きのうも腕を振って力強いストレートを投げ込み、6回途中までパーフェクトピッチング。そして…球史に名を残す偉業を達成。しかし、去年0勝に終わったとき、大野はこんなことを口にしていた。

(以前放送)
大野「(18年の)秋ぐらいには、正直『あと2、3年ぐらい(で引退)かなぁ』と思ってたんですけど」

一度は引退を決意した男が自らの力で輝きを取り戻した。次は目標のふたケタ勝利、そして最優秀防御率のタイトルへ。大野が完全復活を遂げる日は近い。


松坂の去就問題。

平成の怪物・松坂大輔がいま去就問題に揺れている。昨シーズンは12年ぶりに日本で復活勝利を挙げた勢いで6勝、カムバック賞に輝いた松坂。しかし2月の沖縄キャンプで不運に見舞われ右肩を故障。1軍登板は7月にまでずれ込んだ。

しかし、1軍2度目の登板では1回持たずにまさかの8失点。再び2軍生活となった。そして若手を積極起用する与田改革の余波が。突如飛び込んできた松坂の去就問題。来シーズンの契約は白紙と報じられた。

現在松坂はアピールの場となる今月中の実戦登板を目指し、炎症を起こした右ひじを1日でも早く改善させるためサポーターを装着、調整を進めている。

記者「今月、残り試合で投げるつもりはもちろん?」
松坂「もちろんです。そのつもりで今やってます」

そして近日中に与田監督と直接面談することも決定。おととい(9月13日)39歳の誕生日を迎えた松坂、果たして去就の行方は?




(ナゴヤ球場から生中継)
光山アナ「その去就が注目される松坂大輔投手は、きょうナゴヤ球場に姿がありました。8時30分から入念にウォーミングアップ、ランニング、ダッシュを行って、ほかの選手とともに汗を流していました。きょうはキャッチボールなどは行わずに11時ごろナゴヤ球場をあとにしたという感じです。

松坂大輔投手について、門倉2軍ピッチングコーチによりますと、18日からナゴヤ球場で行われるファームでの3連戦の登板は今のところ未定ということなんですが、ただ松坂投手には独自で調整を任せているということで、その調整次第では登板もあり得るということでした。

その調整なんですが、ブルペンで投げることはなく、そのまま登板させることもあり得るということなので、松坂投手の動きは全て調整次第ということです。ナゴヤ球場前から中継でお伝えしました」




(スタジオ)
若狭「今中さん、ブルペンに入らずにぶっつけ本番はあり得る話なんですかね?」
今中「う〜ん、まぁあまり聞かないですけどね。やっぱり肩を痛めたりとかすると、ある程度段階を踏んでいろんなことをやって実戦なんで、それを飛び越えて実戦っていうのはかなりの冒険というかね。ぶっつけ本番っていうのはどうなのかなと思いますけど。

ただ、松坂という偉大なピッチャーなんで、本人が来年やるとかやらないとかいうのも分かるんですけど、これははっきりと現場で見てる人たちの意見、一番分かるはずなので。報告とかいろいろ受けますけど、1軍の与田監督にしてもスタッフにしても、実際に見にいくべきじゃないですかね、生で」
若狭「ナゴヤ球場の2軍での登板を1軍の首脳陣が見るべきだということですね」
今中「そうすれば、報告と見た目っていうのを照らし合わせて、どういう状況かっていうのも分かる。それから話をしてもいいのかなということですよね」


根尾の最新情報。

(VTR)
シーズンも残り11試合となった。若手を積極起用してきた与田ドラゴンズにいま最も1軍昇格が期待される選手が…。

男性ファン「やっぱ根尾」
女性ファン「根尾くん」
男性ファン「出てないけど、この(レプリカユニフォームの)根尾選手ですよ」
男性ファン「早く見たいですね、1軍で活躍するところを」

ドラフト1位ルーキー・根尾昂。今月に入って無安打に終わったのは1試合だけ。先週は猛打賞をはじめ3試合連続マルチヒットをマークし、月間打率は.355。

小笠原2軍監督「あらゆるボールに対しての対応というのが、少し変わってきてるのかなと。芯に当たる確率が多少上がったりだとか」

1軍昇格の声が日に日に高まった。

男性ファン「1日も早く上がってきてください」
男性ファン「将来的にはドラゴンズの中心選手として引っ張っていけるように」
男性ファン「15年、20年を主力で頑張ってほしいです」

チームの起爆剤に、そして来シーズンを見据え、ファンは1軍昇格を待っている。

根尾「(1軍に)少しでも近づけるように、また力になれるように、力をつけたいなと思ってます」




(スタジオ)
若狭「井端さん、根尾選手、映像を見て何か変化、よくなってるポイントなどありますか?」
井端「ちょっと足の上げとかが小さくなったかなと思いますし、そのぶん早めに対応できてるかなと思いますのでね」

若狭「今後克服すべき課題は何でしょう?」
井端「う〜ん、やっぱり体力じゃないですかね。上でレギュラーで1年間やってもらわないと困りますからね。今年ずっとファームで出てますので、これがまた上でもきっちり試合に出る体力がつけば、上でも結果出せるんじゃないかと思いますけどね」

若狭「今中さんはどうですか?」
今中「先ほどファンの方が『15年、20年』って言ってましたけど、そのためにいま我慢してるわけですから、(今季は)もう残り少ないんで、来年のためにちゃんとやってほしいですね」




モコ感想:今中さんも『まさか』って言ってましたが、大野ってこれまで何か詰めが甘くて、僕も8回、9回あたり…いやゲームセットの瞬間まで『もう打たれるだろ』とか思いながら、鼻でもほじりつつ(笑)ひっくり返って見てたんですがね。

本人も周りも、そしてファンも、みんな『まさか』の達成だった気がしますが、それは今季の大野は変わった、ということの証明なのかもしれませんね。柳やロメロと競い合って今季のチーム最多勝を狙ってほしいと思います。

そして根尾。主にダイジェストながら『イレブンスポーツ』で連日活躍ぶりをチェックしてますが、ここに来て2軍のピッチャーとの勝負ができてきているようですね。

例えばレフトなら1軍でも出られるチャンスがあるのかなとは思うんですが、せっかく『ショート一本で』って宣言している以上、出場機会だけを求めて外野にとなると、プロ野球人として回り道してしまうようで残念ですし、難しいところですねぇ。

今季になるか、はたまた来季以降になるのかは分かりませんが、とにかく、果たしてどんな1軍デビューになるかとても楽しみではあります。
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