相手の意見に歩みよる。

真向から反論しない。

話を奪わない。

まとめない。

アドバイスをしない。


一体なにができるのだろうか。


親切にアドバイスしないことである。

相手は真剣にアドバイスを求めているのだろうか。



その時は対策を3つ4つ捻りだし、丁寧に説明するしかない。

相手の立場になって、親身に考える。


具体的なアドバイスを必要としていない時もある。

こっちのケースの方が多いのかもしれない。


愚痴を聞いて欲しいだけである。

相手への共感である。

「へーそうなんだ」「大変ですね」
「それは理不尽だ」
「何とかなんらんのかなぁー」
「無理せんときや」などである。




反論してもいいことがない。

原則、相手の考えは変わらない。

無理やり言っても、うわべだけのイエスでしかない。

薄っぺらい同意でしかない。

結局、説得できていないのである。


妥協点を見つけたり、相手の利益になるようなことを
探す方が近道である。

お互いに利益がある方法を選択するのが望ましい。



相手が言いたいことがあるのに、関連した話題を展開しない。

相手がしゃべっている時は、最後まで聞くべきである。

それから発言する。

相手の話を奪ってしまうのはご法度である。


いくつかのルールを守って、話をすれば、相手に気持ちよく
しゃべってもらえる。

それが、会話の基本なのかもしれない。