2015年11月21日

今年に入って読んだ面白い本3冊:『水源』『はじめての哲学史』『行動健康経済学』

ああ、4冊なら、依田高典先生の『現代経済学』も入れるのですけれど。

今年に発行された本ではないですけれど、多分今年は300冊くらい読んでいて、その中で抜群に面白かった本は
『水源』『はじめての哲学史』『行動健康経済学』
の3冊です。

自分が読んで、良かった本だけレビューしたいですね。

『水源』は、ぐいぐい読めました。政治思想小説ですけれど、ハワード・ローク君の活躍というか、浮世離れしているものの、筋道だった思想があるところがとても良かったです。あまり政治思想としては、私は読んでないですねえ。たぶん。あと、うちで「これから新しく建てる建造物のファサードにコロニアル形式の円柱を加えるのはダサい」価値観がフィーバーしました。ローク君は、モダン屋と呼ばれているので、権威主義、それも表層的なのを大層避けているのでありました。

『はじめての哲学史』は、著者が何人かいるので重複している記述があるところは気になりました。しかし、今まで自分がわからないでいて、「なんとなく世間がそう判断しているから」との評価軸を持っていることが明らかになりました。「強く深く考えるために」との副題も良いです。「直観補強型」ではなく、「直観検証型」の考え方を導入できる旨の竹田青嗣先生の言葉に感銘を受けました。

『行動健康経済学』は、人の、一見非合理的に見える行動を「愚か」とするのではなく、他に原因があるのではないかとする考え方に共鳴しました。一般的な経済学の枠組みは必要であるものの、説明しきれない部分があると、何となく自分の直感にあり、その解答の一つがここにあると感じました。ヒューリスティック、ソマティック・マーカー、そしてリバタリアンの説明が簡潔で分かりやすかったです。


もう1冊だけ。

『現代経済学』は、ノーベル経済学賞の受賞者の現代的意義を簡明に解説していて、私にはわかりやすかったです。


そのうち、本のリンクをします。ここはてなじゃないので、リンクがちょっと難しいのです。良ければアマゾンなどで検索してみてください。

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