2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/12/01(月) 21:47:40.59 ID:Ouz4d4N3o
泉「えー、こちら公安局です。現在、この区域は案件のため立ち入りを制限されてます」
泉「近隣住民の皆様は速やかに退去してください。繰り返しお伝えします。こちら公安局……」
咲「あの、すみません」
泉「近隣住民の方ですか? 申し訳ございませんが、ここは現在立ち入り禁止となっています」
咲「そ、そうじゃなくて、その……」
泉「捜査の妨げになりますので、どうか理解とご協力のほどを……」
咲「……公安局百合課1係、監視官の宮永咲です」スッ
泉「か、監視官!!?」
Head Line
咲
内木一太「須賀君、ちょっといいかな?」【咲SS】 |
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2014年12月01日 04:00 |
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Comments(1) | |
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咲 |
1:◆jBL8Qe1.Ns:2014/11/26(水) 12:06:45.97 ID:k4XF8UHK0
多分18才未満閲覧注意。
ホモ注意、苦手な人は回れ右推奨。
2:◆jBL8Qe1.Ns:2014/11/26(水) 12:07:24.67 ID:k4XF8UHK0
京太郎「あ、はい、部長への届け物ですか?」
一太「ああ、よろしく頼むよ」
京太郎「最近は麻雀部にかかりっきりですからね、部長。大変でしょう?」
一太「そうでもないよ、あの人、なんだかんだで仕事はちゃんとしてる」
京太郎「マジですか…いつやってるんだ…」
一太「あはは、君が思ってる以上に凄い人だよ、会長は」
京太郎「みたいですね…」
一太「しかし、悪いね、毎度君に届け物を頼んでしまって」
京太郎「お安いご用ですよ。スーパーに買い出しに行かされるよりマシです」
一太「君も大変だねえ…何かあったら相談に乗るよ?」
京太郎「あはは、何かあったらよろしくお願いします。じゃ、行きますね」
多分18才未満閲覧注意。
ホモ注意、苦手な人は回れ右推奨。
2:◆jBL8Qe1.Ns:2014/11/26(水) 12:07:24.67 ID:k4XF8UHK0
京太郎「あ、はい、部長への届け物ですか?」
一太「ああ、よろしく頼むよ」
京太郎「最近は麻雀部にかかりっきりですからね、部長。大変でしょう?」
一太「そうでもないよ、あの人、なんだかんだで仕事はちゃんとしてる」
京太郎「マジですか…いつやってるんだ…」
一太「あはは、君が思ってる以上に凄い人だよ、会長は」
京太郎「みたいですね…」
一太「しかし、悪いね、毎度君に届け物を頼んでしまって」
京太郎「お安いご用ですよ。スーパーに買い出しに行かされるよりマシです」
一太「君も大変だねえ…何かあったら相談に乗るよ?」
京太郎「あはは、何かあったらよろしくお願いします。じゃ、行きますね」
久「一太くん」揺杏「いっくん」 |
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2014年12月01日 00:00 |
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Comments(2) | |
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咲 |
1:◆eBX.lrCXD2:2014/11/29(土) 06:54:23.19 ID:QjnQwKd70
北海道某中学校卒業式
揺杏「卒業おめでとう、いっくん」
一太「ありがとう揺杏」
揺杏「いっくんは高校は長野のとこに行くんだっけ?」
一太「うん。親の転勤の都合でね。揺杏は来年、有珠山高校にいくんだっけ?」
揺杏「爽もそこに行くらしいからな。それにしてもあんたとの腐れ縁もこれで終わると思うと清々するよ」
一太「そうなんだ。僕は揺杏と離れ離れになると思うと寂しいけどね」
揺杏「ばっ……真顏でそういうこと言うなよ!」
一太「夏休みになったら北海道に遊びに来るよ。その時にまた会おうよ」
揺杏「……しょうがないな。待っといてやるよ」
一太「それじゃあね。揺杏」
揺杏「あ、そのいっくん……」
一太「ん?」
揺杏「……なんでもない。それじゃあな」
一太「うん。ばいばい」
北海道某中学校卒業式
揺杏「卒業おめでとう、いっくん」
一太「ありがとう揺杏」
揺杏「いっくんは高校は長野のとこに行くんだっけ?」
一太「うん。親の転勤の都合でね。揺杏は来年、有珠山高校にいくんだっけ?」
揺杏「爽もそこに行くらしいからな。それにしてもあんたとの腐れ縁もこれで終わると思うと清々するよ」
一太「そうなんだ。僕は揺杏と離れ離れになると思うと寂しいけどね」
揺杏「ばっ……真顏でそういうこと言うなよ!」
一太「夏休みになったら北海道に遊びに来るよ。その時にまた会おうよ」
揺杏「……しょうがないな。待っといてやるよ」
一太「それじゃあね。揺杏」
揺杏「あ、そのいっくん……」
一太「ん?」
揺杏「……なんでもない。それじゃあな」
一太「うん。ばいばい」
【咲-Saki-】哩「宮永照の強さの秘密を探る」 |
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2014年11月29日 12:00 |
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咲 |
1:◆jBL8Qe1.Ns:2014/11/24(月) 14:00:07.03 ID:zZLIqRqy0
関連作品
【咲-Saki-】咲「お姉ちゃんのアカウントを特定した」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416372693/
2:◆jBL8Qe1.Ns:2014/11/24(月) 14:01:00.79 ID:zZLIqRqy0
第69回全国高等学校麻雀選手権大会 個人戦
哩(なんね…なんねこいつは――?)
照「ツモ、4200オール」ギュルギュル
やえ「…白水がトンだな。お疲れ様」
美穂子「お疲れ様でした…手も足も出ないとはこのことですね」
哩(わ、私は…一年生にして北部九州最強の新道寺のエースを務める、天才と呼ばれる一握りの打ち手ばい…そいが、こんな…一方的に…)
照「…ありがとうございました」
哩(み、宮永照…こいつ――化け物かーーーー!?)
関連作品
【咲-Saki-】咲「お姉ちゃんのアカウントを特定した」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416372693/
2:◆jBL8Qe1.Ns:2014/11/24(月) 14:01:00.79 ID:zZLIqRqy0
第69回全国高等学校麻雀選手権大会 個人戦
哩(なんね…なんねこいつは――?)
照「ツモ、4200オール」ギュルギュル
やえ「…白水がトンだな。お疲れ様」
美穂子「お疲れ様でした…手も足も出ないとはこのことですね」
哩(わ、私は…一年生にして北部九州最強の新道寺のエースを務める、天才と呼ばれる一握りの打ち手ばい…そいが、こんな…一方的に…)
照「…ありがとうございました」
哩(み、宮永照…こいつ――化け物かーーーー!?)
菫「見つけた。貴方が私の王だ」咲「えっ」 後編 |
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2014年11月29日 04:00 |
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Comments(2) | |
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咲 |
303:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/09/04(木) 20:17:33.58 ID:VShx3KRb0
純「残念だが、決めたんだろう?」
咲「はい。純さんのお陰です。自分にできる事を探して、少しでもやってみようと思います」
純「………」
咲「今まで下を向いてきた分、今度は上を向いて」
咲「必死になってやってみようと思います。だから……暫くはお会いできません」
純「なら俺がどうこう言えるはずもない。それにな、今生の別れって訳でもないよな」
純「出世しろよ、咲。ここで互いに生きていくのならいつかまた会える日がくるだろうから」
咲「…ええ、必ず。すぐには無理だと思いますが、それでも……」
咲「絶対に、またお会いしましょう」
咲が言い終えると、純も立ち上がる。
見下ろした視線が自然上を向く。
咲は見下ろしてくる彼女の視線を逸らさない。
菫「見つけた。貴方が私の王だ」咲「えっ」 前編
純「残念だが、決めたんだろう?」
咲「はい。純さんのお陰です。自分にできる事を探して、少しでもやってみようと思います」
純「………」
咲「今まで下を向いてきた分、今度は上を向いて」
咲「必死になってやってみようと思います。だから……暫くはお会いできません」
純「なら俺がどうこう言えるはずもない。それにな、今生の別れって訳でもないよな」
純「出世しろよ、咲。ここで互いに生きていくのならいつかまた会える日がくるだろうから」
咲「…ええ、必ず。すぐには無理だと思いますが、それでも……」
咲「絶対に、またお会いしましょう」
咲が言い終えると、純も立ち上がる。
見下ろした視線が自然上を向く。
咲は見下ろしてくる彼女の視線を逸らさない。
菫「見つけた。貴方が私の王だ」咲「えっ」 前編
菫「見つけた。貴方が私の王だ」咲「えっ」 前編 |
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2014年11月29日 00:00 |
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咲 |
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/27(金) 22:54:07.08 ID:cMGVLU1+0
※咲の十二国記パロです
といっても世界観を取り入れただけで話はオリジナルですので
閲覧は自己責任でお願いします。ほんのり菫咲風味
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/27(金) 22:59:13.91 ID:cMGVLU1+0
咲には両親がいない。
物心ついた時より大きな商家の下働きとして働き、とりあえずの日々を細々と生きていた。
商家の主人からは小さな粗相をしては頭ごなしに叱られ、
姿が見えないからサボっていたのだろうと決め付けられ容赦なく叩かれたりもした。
きっと、反抗もせずじっと耐え続けていたのも主人からしたら気に入らなかったのだろう。
一日に数回は難癖を付けられ、いびられたがそれでも内容は貧相であれ一日二食の食事は約束されており
冬は辛かったけれどなんとか越せる寝床も用意されていた。
ここより叩き出されて、外の世界で生きていくほうが何倍も辛いだろう事を、
商家に出入りする旅商人の噂より咲は聞き知っていた。
※咲の十二国記パロです
といっても世界観を取り入れただけで話はオリジナルですので
閲覧は自己責任でお願いします。ほんのり菫咲風味
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/06/27(金) 22:59:13.91 ID:cMGVLU1+0
咲には両親がいない。
物心ついた時より大きな商家の下働きとして働き、とりあえずの日々を細々と生きていた。
商家の主人からは小さな粗相をしては頭ごなしに叱られ、
姿が見えないからサボっていたのだろうと決め付けられ容赦なく叩かれたりもした。
きっと、反抗もせずじっと耐え続けていたのも主人からしたら気に入らなかったのだろう。
一日に数回は難癖を付けられ、いびられたがそれでも内容は貧相であれ一日二食の食事は約束されており
冬は辛かったけれどなんとか越せる寝床も用意されていた。
ここより叩き出されて、外の世界で生きていくほうが何倍も辛いだろう事を、
商家に出入りする旅商人の噂より咲は聞き知っていた。
耕介「慕が高校入学して寮に入った」【咲-Saki-/シノハユ】 |
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2014年11月28日 16:00 |
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Comments(0) | |
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咲 |
1:◆FYW.3i5lks:2014/11/28(金) 00:56:36.55 ID:fgZWg89j0
耕介「…………」
耕介「…………」
耕介「…………」
耕介「……あー、次の記事……ちっとも進まねぇ……」
耕介「……ちょっと休憩するか」
耕介「慕、コーヒー……」
耕介「……慕いないんだったな」
耕介「…………」
耕介「あ、夕飯の準備もしないと……」
耕介「…………」
耕介「……めんどくさいし、カップ麺でいいか」
耕介「…………」
耕介「…………」
耕介「…………」
耕介「……あー、次の記事……ちっとも進まねぇ……」
耕介「……ちょっと休憩するか」
耕介「慕、コーヒー……」
耕介「……慕いないんだったな」
耕介「…………」
耕介「あ、夕飯の準備もしないと……」
耕介「…………」
耕介「……めんどくさいし、カップ麺でいいか」
【咲-Saki-】傘マークの恋模様 |
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2014年11月28日 00:00 |
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Comments(0) | |
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咲 |
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/27(木) 18:41:55.87 ID:JcKLAq5d0
・明華×智葉
・地の文あり
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/27(木) 18:43:32.25 ID:JcKLAq5d0
水滴が線を引きながら絶えず窓を滑り落ちている。窓の外は薄く青、無色の水滴に
遮られて景色は歪んでしか見えない。ガラスを叩く雨粒の音。昼間から降り出した雨
は秋という季節も相まって肌寒いが、故郷のことを思い出させる。このところの急激な
気温の下がり方はフランスと同じもののように思えた。
水滴が滑る様はなめらかだが、途中で軌道が逸れたりしてなかなか思うようになら
ない。視界の不透明さも相まって胸の内に言い知れない不快感が立ち、渦を巻く。いっ
そ車のワイパーのように手のひらで拭ってしまいたい。しかし雨に濡れているのは窓
の外面であり、内にいる限りはどうしようもならない。それも一因となってもどかしさが
増幅する。ここで暢気にしていていいのかという、これまた言葉にしづらい焦燥感――
と、そんなことを思っていると突然、頭のてっぺんが軽く叩かれた。驚いて窓から視線
を外すと、机の横に教師が立っていた。
「雀さん? 何をぼうっとしているの?」
彼女の声は怒っているというより呆れている様子だった。教室に忍び笑いが湧き立つ。
「……すみません」
「最近どうしたの? 睡眠不足?」
「そういうわけでは……」
「なら、授業中はちゃんと集中してくださいね」
言って教師は手に持ったプリントを明華の頭から下ろし、踵を返した。明華は窓を一瞥
してから黒板に顔を向けた。黒板の三割程度しか進んでいないはずだったが、既に数式
は端から端までを埋め尽くしていた。相当長時間呆けていたらしい。慌ててシャーペンを
手に取った。板書を写そうとしてノートに視線を落とすと、真っ白なページの端に落書きが
あるのが目に留まった。日本に来て二番目に覚えた言葉だった。
『智葉』
あまり上手とも言えない字でそう書かれていた。最初に覚えたのは「辻垣内」。――辻
垣内智葉。明華が留学しているこの臨海女子高校の麻雀部の部長の名。いや、「元」部
長という方が正しい。明華よりひとつ年上の彼女は今年の全国大会を終えて部を引退し
たため、今はもう部長ではないのだ。
首がひとりでに窓に向こうとしていることに気付いて、明華は内心かぶりを振った。そも
そもの始まりはこの落書きだった。無意識に手が動いて智葉の名を綴り、物思いに耽る
流れで窓を向いたのだ。今度もまたそうすべく窓に目を向けようとしていた。消しゴムを
取って落書きを消す。
黒板に向き直ると、板書は全て消されていた。
・明華×智葉
・地の文あり
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/27(木) 18:43:32.25 ID:JcKLAq5d0
水滴が線を引きながら絶えず窓を滑り落ちている。窓の外は薄く青、無色の水滴に
遮られて景色は歪んでしか見えない。ガラスを叩く雨粒の音。昼間から降り出した雨
は秋という季節も相まって肌寒いが、故郷のことを思い出させる。このところの急激な
気温の下がり方はフランスと同じもののように思えた。
水滴が滑る様はなめらかだが、途中で軌道が逸れたりしてなかなか思うようになら
ない。視界の不透明さも相まって胸の内に言い知れない不快感が立ち、渦を巻く。いっ
そ車のワイパーのように手のひらで拭ってしまいたい。しかし雨に濡れているのは窓
の外面であり、内にいる限りはどうしようもならない。それも一因となってもどかしさが
増幅する。ここで暢気にしていていいのかという、これまた言葉にしづらい焦燥感――
と、そんなことを思っていると突然、頭のてっぺんが軽く叩かれた。驚いて窓から視線
を外すと、机の横に教師が立っていた。
「雀さん? 何をぼうっとしているの?」
彼女の声は怒っているというより呆れている様子だった。教室に忍び笑いが湧き立つ。
「……すみません」
「最近どうしたの? 睡眠不足?」
「そういうわけでは……」
「なら、授業中はちゃんと集中してくださいね」
言って教師は手に持ったプリントを明華の頭から下ろし、踵を返した。明華は窓を一瞥
してから黒板に顔を向けた。黒板の三割程度しか進んでいないはずだったが、既に数式
は端から端までを埋め尽くしていた。相当長時間呆けていたらしい。慌ててシャーペンを
手に取った。板書を写そうとしてノートに視線を落とすと、真っ白なページの端に落書きが
あるのが目に留まった。日本に来て二番目に覚えた言葉だった。
『智葉』
あまり上手とも言えない字でそう書かれていた。最初に覚えたのは「辻垣内」。――辻
垣内智葉。明華が留学しているこの臨海女子高校の麻雀部の部長の名。いや、「元」部
長という方が正しい。明華よりひとつ年上の彼女は今年の全国大会を終えて部を引退し
たため、今はもう部長ではないのだ。
首がひとりでに窓に向こうとしていることに気付いて、明華は内心かぶりを振った。そも
そもの始まりはこの落書きだった。無意識に手が動いて智葉の名を綴り、物思いに耽る
流れで窓を向いたのだ。今度もまたそうすべく窓に目を向けようとしていた。消しゴムを
取って落書きを消す。
黒板に向き直ると、板書は全て消されていた。
咲「ねぇ、今日は何の日か知ってる?」 |
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2014年11月27日 15:00 |
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Comments(0) | |
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咲 |
1:◆otejkj8BnbjK:2014/11/24(月) 22:25:41.99 ID:+htJK8+O0
京太郎「良い夫婦の日か?」
咲「そう、良い夫婦の日…私ね、小さい頃からこの日に良い思い出がないんだ」
京太郎「咲…」
咲「でもね、今年はなんだか変われそうな気がするの」
京太郎「言っとくけど今日は奢らねーからな」
咲「えぇー!そこをなんとか、京ちゃんお願いだよぉ!」
京太郎「お前これで何回目だと思ってんだよ」
咲「今月に入って8回目、中学からの累計だと143回目だよ!」エッヘン
京太郎「良い夫婦の日か?」
咲「そう、良い夫婦の日…私ね、小さい頃からこの日に良い思い出がないんだ」
京太郎「咲…」
咲「でもね、今年はなんだか変われそうな気がするの」
京太郎「言っとくけど今日は奢らねーからな」
咲「えぇー!そこをなんとか、京ちゃんお願いだよぉ!」
京太郎「お前これで何回目だと思ってんだよ」
咲「今月に入って8回目、中学からの累計だと143回目だよ!」エッヘン
【咲-saki-ss】加治木ゆみ「開けずの扉」 |
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2014年11月26日 08:00 |
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Comments(0) | |
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咲 |
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/24(月) 21:06:42.12 ID:CCn7M9KF0
ホラー?
短編です。
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/24(月) 21:08:30.91 ID:CCn7M9KF0
その扉には鍵は掛かっていない––––。
何か物が置いてあるわけでもないし、壁に描いたフェイクというわけでもない。何の変哲もない旧い扉だと云うだけで、開けようと思えば開けられるのだ。
しかし。
開けようとすれば大きな音が立つ。
大変に建て付けが悪い。その扉の軋む音が、まるで警告音のようになり不法に誰かの家へ侵入するような、何とも言えない罪悪感を喚起させるのだ。
だからと云って開けられない––––という訳でもないのだ。
ご多分に漏れず、鶴賀学園にも七不思議と呼ばれるものがある。
独りでに鳴る音楽室のギターだとか、下校途中に襲ってくる巨女の話だとか、どれも他愛のないものだ。ほとんどの話は、人づてに聞いたという文句の割に、 その情景が妙に凝っており、ともすればアンバランスに幼稚な設定だったりする。要は、怖がらせるために作られた与太話に過ぎないのだ。
だが。この扉の話は––––。
開けてはならない––––だから、開けずの扉なのだ。
と、云う身も蓋もない一文があるのみであった。
開けてはどうなるだとか、開けた人がどうなっただとか、そういう話が一切無い。ただ、開けてはならないという短い忠告があるのみであった。
ホラー?
短編です。
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/11/24(月) 21:08:30.91 ID:CCn7M9KF0
その扉には鍵は掛かっていない––––。
何か物が置いてあるわけでもないし、壁に描いたフェイクというわけでもない。何の変哲もない旧い扉だと云うだけで、開けようと思えば開けられるのだ。
しかし。
開けようとすれば大きな音が立つ。
大変に建て付けが悪い。その扉の軋む音が、まるで警告音のようになり不法に誰かの家へ侵入するような、何とも言えない罪悪感を喚起させるのだ。
だからと云って開けられない––––という訳でもないのだ。
ご多分に漏れず、鶴賀学園にも七不思議と呼ばれるものがある。
独りでに鳴る音楽室のギターだとか、下校途中に襲ってくる巨女の話だとか、どれも他愛のないものだ。ほとんどの話は、人づてに聞いたという文句の割に、 その情景が妙に凝っており、ともすればアンバランスに幼稚な設定だったりする。要は、怖がらせるために作られた与太話に過ぎないのだ。
だが。この扉の話は––––。
開けてはならない––––だから、開けずの扉なのだ。
と、云う身も蓋もない一文があるのみであった。
開けてはどうなるだとか、開けた人がどうなっただとか、そういう話が一切無い。ただ、開けてはならないという短い忠告があるのみであった。
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