今更ながらジャミロクワイにハマッているGATSです(挨拶
アシッドジャズ大好きっ子ですから。
さて、何か電波が降りてきたのでSS書きました。
しかも授業時間の合間に書くという暴挙。
若干下ネタ気味なので苦手な人は読まないように。
この学校に来てから、周囲から浮くことが少なくなった。
単純に俺と同じか、それ以上に変態気味な奴が多いからだ。
木を隠すなら森。人の海の中で他人より光るのはやはり難しい。
さりとて変態度を競い合う青春も何か間違っている気がしなくもないのだが。
で、確かに中学時代より風当たりは少なくなった。
それでも変態よりは常識人が多いのは学校という環境の運命か。
俺に突っかかってくる輩は少数ながら存在するし、避ける輩も少なくない。
逆に、こんな俺だからこそ近づきたいと思ってくれている変わった輩も存在する。
それは能力者であってもなくても同様なのだ。
「よ、藤井」
今話しかけた来たのは、そんな変わった輩の一人。
名前は…ここで出す必要も無い。
「何か用か。無いなら去れ」
「冷てーなーふじちゃん。お友達の少ない君のために折角話しかけてやったのに」
「そんな気遣いはいらん。ノープロブレムだ」
こういった会話が出来るのも、やはり相手が変わっているからなのだろうか。
「…なーんでこんな無愛想に彼女が出来るんだか。世の中間違ってるよな。しかも可愛いくて、従順な後輩で、しかもスタイルがいい…おっぱいが大きい子がさー」
「まぁ、確かに何故臨が俺に惚れているのかは分からんが」
「そうだ藤井、テメーには勿体無い子だ。寄越せとまでは言わんがおっぱい揉ませるくらいの配慮は見せろ」
「だが断る。臨のおっぱいは俺の物だ」
「言い切りやがったよコイツ。おっぱいは誰にも平等なもんだ!」
「個々の意思を無視した主張など空しいものだ。よってお前のおっぱい論は却下だ」
「チクショー! 何故俺にはおっぱいが振り向かない!?」
「そんなことばかり言っているからだ」
まぁこういう奴なのである。
いい奴だがいい奴以上にはなれない。
そして、人通りの多い放課後直後の廊下で堂々とこんな会話ができるのも二人ならではと言える。
「…しかし、おっぱい…」
「お前はいいよなー、毎日あの素敵おっぱいを揉みしだいてアレしてこうして果ては(検閲削除)までしてるんだろー!? (検閲削除)ならぬ(検閲削除)ってかコノヤロー! あー! 俺も(検閲削除)してー!……て、どした藤井」
「ん、少し考え事をな」
ちなみに友亮は毎日素敵おっぱいを揉みしだいてアレしてこうして果ては(検閲削除)までして(検閲削除)ならぬ(検閲削除)ってかを行っているわけではないのだが、最後の6文字以外聞こえていない。
「何故、おっぱいと口にするとくすぐったさを感じるんだろうな」
「何故って…おっぱいだからだろ?」
「フィーリングで物事を語るのは俺も嫌いではないが、少し気になってな」
「んーむ、確かに気になるかもしれん」
この二人の会話には適切な突っ込みが入らないと知り合い連中には有名である。
「…おっぱい、か(※友亮)」
「あぁ、おっぱいだ(※友人:以下交互)」
「おっぱい」
「おっぱい」
「…何なのだろう、このもどかしさは」
「分からんが…俺は嫌いじゃねーぜ?」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「乳房」
「ッ!!」
思わず口走っただけだが、これが強烈な変化球となった。
「…自分で言っておいて難だが、コイツは強烈だな」
「あ、あぁ…刺激が強すぎるな、乳房は」
「乳房…ち…あ」
「どした藤井」
友亮は突如メモ帳とペンを取り出し、適当なところでペンを滑らせた。
「こう書くと、更にエロくならないか」
友亮は、メモ帳を開いて見せた。
そこには大きく『 恥 房 』と書かれていた。
「ゲハァーッッ! 恥ずかしい房だと!? こ、こいつは人が死ぬぞ!!」
「あぁ、初心なガキはショック死するな」
「まさかこう来るとは…流石藤井、インテリだ」
「あまり褒めるな」
突っ込みは入らないのである。
「何か『ち』という言葉と『恥』という漢字には抗いがたい魔力を感じる」
「確かに…魔女だぜ、こいつらは」
「だが、AVやエロ漫画では大抵『おっぱい』と言っているな。何故だ」
「そーいやそーだな…あ、でも小説だと『乳房』って表現してんの多いぜ」
「確かに…表現と台詞の差、か」
「女の子に言わせるなら平仮名の方が威力たけーよな」
「あぁ、新たな発見だ」
「へへ、また一歩進んだな」
「あぁ…今度臨に言ってもらって実験してみるか」
「て、藤井手前! 抜け駆けか!!」
「彼女持ちの特権だ。愚民は右手で留まっておけ」
「ち、チクショー! 侮辱罪だ侮辱罪!」
「この場合は名誉毀損の方が正しいな」
「ささやかなプライドを叩き潰すか貴様ー!!」
数分後、とっくに通報されていることに気づいていない二人は職員室に連行されこってり絞られた。
だが二人とも新たなエロスワードの世界に没頭しており、全く話を聞いていなかったそうな。
数日後。
「臨」
「なんですか先輩」
「『おっぱい』と言ってみてくれ」
「あ、はい。おっぱってな、ななななななななんでですかー!!(///)」
「嫌ならいい。OKなら今すぐ頼む。ただ一言『おっぱい』と」
「うぅ、恥ずかしいですよぉ………お、お、おっぱい…」
「ふむ、確かにエロい。小さく言う辺り可愛い。臨はエロ可愛いな」
「エ、エロ可愛いって…変な呼び方しないでください!(///)」
「一応褒めているのだが」
放課後直後の廊下で堂々とこんな会話ができるのも二人ならではと言える。
というか友亮ならでは、である。
<了>
アシッドジャズ大好きっ子ですから。
さて、何か電波が降りてきたのでSS書きました。
しかも授業時間の合間に書くという暴挙。
若干下ネタ気味なので苦手な人は読まないように。
この学校に来てから、周囲から浮くことが少なくなった。
単純に俺と同じか、それ以上に変態気味な奴が多いからだ。
木を隠すなら森。人の海の中で他人より光るのはやはり難しい。
さりとて変態度を競い合う青春も何か間違っている気がしなくもないのだが。
で、確かに中学時代より風当たりは少なくなった。
それでも変態よりは常識人が多いのは学校という環境の運命か。
俺に突っかかってくる輩は少数ながら存在するし、避ける輩も少なくない。
逆に、こんな俺だからこそ近づきたいと思ってくれている変わった輩も存在する。
それは能力者であってもなくても同様なのだ。
「よ、藤井」
今話しかけた来たのは、そんな変わった輩の一人。
名前は…ここで出す必要も無い。
「何か用か。無いなら去れ」
「冷てーなーふじちゃん。お友達の少ない君のために折角話しかけてやったのに」
「そんな気遣いはいらん。ノープロブレムだ」
こういった会話が出来るのも、やはり相手が変わっているからなのだろうか。
「…なーんでこんな無愛想に彼女が出来るんだか。世の中間違ってるよな。しかも可愛いくて、従順な後輩で、しかもスタイルがいい…おっぱいが大きい子がさー」
「まぁ、確かに何故臨が俺に惚れているのかは分からんが」
「そうだ藤井、テメーには勿体無い子だ。寄越せとまでは言わんがおっぱい揉ませるくらいの配慮は見せろ」
「だが断る。臨のおっぱいは俺の物だ」
「言い切りやがったよコイツ。おっぱいは誰にも平等なもんだ!」
「個々の意思を無視した主張など空しいものだ。よってお前のおっぱい論は却下だ」
「チクショー! 何故俺にはおっぱいが振り向かない!?」
「そんなことばかり言っているからだ」
まぁこういう奴なのである。
いい奴だがいい奴以上にはなれない。
そして、人通りの多い放課後直後の廊下で堂々とこんな会話ができるのも二人ならではと言える。
「…しかし、おっぱい…」
「お前はいいよなー、毎日あの素敵おっぱいを揉みしだいてアレしてこうして果ては(検閲削除)までしてるんだろー!? (検閲削除)ならぬ(検閲削除)ってかコノヤロー! あー! 俺も(検閲削除)してー!……て、どした藤井」
「ん、少し考え事をな」
ちなみに友亮は毎日素敵おっぱいを揉みしだいてアレしてこうして果ては(検閲削除)までして(検閲削除)ならぬ(検閲削除)ってかを行っているわけではないのだが、最後の6文字以外聞こえていない。
「何故、おっぱいと口にするとくすぐったさを感じるんだろうな」
「何故って…おっぱいだからだろ?」
「フィーリングで物事を語るのは俺も嫌いではないが、少し気になってな」
「んーむ、確かに気になるかもしれん」
この二人の会話には適切な突っ込みが入らないと知り合い連中には有名である。
「…おっぱい、か(※友亮)」
「あぁ、おっぱいだ(※友人:以下交互)」
「おっぱい」
「おっぱい」
「…何なのだろう、このもどかしさは」
「分からんが…俺は嫌いじゃねーぜ?」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「おっぱい」
「乳房」
「ッ!!」
思わず口走っただけだが、これが強烈な変化球となった。
「…自分で言っておいて難だが、コイツは強烈だな」
「あ、あぁ…刺激が強すぎるな、乳房は」
「乳房…ち…あ」
「どした藤井」
友亮は突如メモ帳とペンを取り出し、適当なところでペンを滑らせた。
「こう書くと、更にエロくならないか」
友亮は、メモ帳を開いて見せた。
そこには大きく『 恥 房 』と書かれていた。
「ゲハァーッッ! 恥ずかしい房だと!? こ、こいつは人が死ぬぞ!!」
「あぁ、初心なガキはショック死するな」
「まさかこう来るとは…流石藤井、インテリだ」
「あまり褒めるな」
突っ込みは入らないのである。
「何か『ち』という言葉と『恥』という漢字には抗いがたい魔力を感じる」
「確かに…魔女だぜ、こいつらは」
「だが、AVやエロ漫画では大抵『おっぱい』と言っているな。何故だ」
「そーいやそーだな…あ、でも小説だと『乳房』って表現してんの多いぜ」
「確かに…表現と台詞の差、か」
「女の子に言わせるなら平仮名の方が威力たけーよな」
「あぁ、新たな発見だ」
「へへ、また一歩進んだな」
「あぁ…今度臨に言ってもらって実験してみるか」
「て、藤井手前! 抜け駆けか!!」
「彼女持ちの特権だ。愚民は右手で留まっておけ」
「ち、チクショー! 侮辱罪だ侮辱罪!」
「この場合は名誉毀損の方が正しいな」
「ささやかなプライドを叩き潰すか貴様ー!!」
数分後、とっくに通報されていることに気づいていない二人は職員室に連行されこってり絞られた。
だが二人とも新たなエロスワードの世界に没頭しており、全く話を聞いていなかったそうな。
数日後。
「臨」
「なんですか先輩」
「『おっぱい』と言ってみてくれ」
「あ、はい。おっぱってな、ななななななななんでですかー!!(///)」
「嫌ならいい。OKなら今すぐ頼む。ただ一言『おっぱい』と」
「うぅ、恥ずかしいですよぉ………お、お、おっぱい…」
「ふむ、確かにエロい。小さく言う辺り可愛い。臨はエロ可愛いな」
「エ、エロ可愛いって…変な呼び方しないでください!(///)」
「一応褒めているのだが」
放課後直後の廊下で堂々とこんな会話ができるのも二人ならではと言える。
というか友亮ならでは、である。
<了>
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