初めての国産

「やっぱり欧州車には欧州ブランドだろ!」という安直な考えからずっとピレリ、ミシュランを履いていた自分。ただの「欧州かぶれ」ではなく、現地の交通事情を考えられて作られた乗り物だからこそ、現地のそれを履いた方が性能を発揮できるのでは?という考え。そこへ一石を投じたのがブリヂストンでございます。

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モータースポーツ好きな自分にとってブリヂストンと言えば、F1やMotoGPで戦ってきた日本が誇れるタイヤメーカーという印象がある。しかも、なんとスポーツタイヤブランドであるBATTLAXの冠を提げて、スクータータイヤを出した!となれば履かないわけにはいかないのです。

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交換は毎度おなじみベアーせたがやさんで。ベスパのタイヤはいくつも交換してきたケイさんが「なんだこれ!サイドウォールがめちゃくちゃ硬い!」と口走る。装着してみると「ショルダーの出っ張りがスゴい!」と。やはりBATTLAXという名前に偽りなし。そんなこともあって「空気圧は低めの方がいいかも知れないですよ」というアドバイスをいただいて、普段よりも0.2kほど低めに設定。

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交換翌日に奥多摩へツーリングへ訪れたけど、気温は3度。夜の雨で路面はウェット。タイヤ初おろしでは非常に嫌なコンディションとなったのです・・・が、BATTLAXの調子は快調!こういうタイヤでは車体をバンクさせた状態でブレーキをかけるのはとても不安だけど、このタイヤだとそれが少ない。しっかり荷重さえかけていればタイヤがきちんと仕事をしてくれる。もちろんBATTLAXという名前だけあって、リーンは恐ろしく素早い。視線を向けるだけで車体がパタンと倒れて向きが変わっていく。それでいて高速道路の直線では特にキョロキョロすることもない。

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自分は「ディアブロが最高」だと考えていたけど、BATTLAXも負けず劣らずの良さがあった。
グリップ力はどちらも同じぐらい良いけれど、グリップ感はディアブロの方が良いと思う。おそらくサイドウォールやトレッド面の硬さがその原因なんだろう。何も考えなくてもグリップを感じられるディアブロと、しっかり荷重することでグリップが引き出せるBATTLAX。その荷重の差が直進安定性にも繋がっているのでは?と思う。ただしBATTLAXは「どこまで倒れるのかわからない」という不安があるのも事実。これは気温が高くなれば解決するかもしれないけど。

走るのが大好き!というベスパユーザーにとってBATTLAXという第三の選択が登場したのは嬉しいことだな。そうそう、これまで日本ではなかなか入手しづらかったサイズも展開してるのもBATTLAXの嬉しいところ。

ベスパ専用オイルのポテンシャル

去年の秋ベアせたがやに訪れた時に「専用オイルを開発してるんですよ」と極秘情報を教えてもらってた。いよいよ登場したので早速そのオイルを入れてきた。

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それがRISEオイルのVivace Ottimo。
エステルベースの化学合成油で、低速からパワーが出て、フラットなトルク特性が売りのオイル。

これまでRISEのAthleteというスクーター専用オイルを使っていたけど、正直なところ、Motul PowerScootなんかと大きな差を感じられなかった。だけどOttimoは「なんだこれ?」と驚いた。

低速のパワーについてはさほど差は感じられなかったものの、フラットなトルク特性はハッキリと感じられた。300ccエンジンは回していくと少しかったるい印象があったのが、回した分だけしっかり走ってくれる。まるで250ccエンジンみたいに、80kphぐらいで流してもエンジンが気持ち良く回る。

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このほかにもVivace Buonoというモデルもあって、こちらは中速からの加速に重点を置いたものらしい。きっと空冷リーダーエンジンならもっと気持ち良く回るだろうし、250ccエンジンは高回転がもっと良くなるんだろう。300ccエンジンに入れたら、あの少しガサツな回転が変わるのか?なんて楽しみもある。

ただこのオイル、高性能オイルというだけあってお値段は少し高め。といってもMotulとか変わらない。それから交換時期がシビア。確かにAthleteも4000kmを超えたら性能劣化が著しかった。だけどそのネガを許容できるほど良いオイル。次もきっとOttimoにするだろうな。


スクリーンも付け替えて

春になったら真っ先にやるのがスクリーンの付け替え。これをやると「いよいよバイクシーズン到来」な気持ちになる。


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もともとは冬になるとロングスクリーンを装着していた。走行風は一切当たらないから真冬でもそれほど寒くない。ヘルメットシールドを上げっぱなしにできるから、真冬にはつきもののシールドの曇りも無関係。だけど一度雨が降れば視界は極悪になる。撥水コートを塗っても限界があるし、親水コートでも視界がボヤけてしまう。だから雨の夜なんてリスク以外の何物でもない。しかも天気が荒れる春先は恐怖。強風で走っているとハンドルを持って行かれるし、止めていても倒れやしないか心配。花粉が飛ぶ季節になれば毎日スクリーンを拭かないと汚れで見えなくなる。

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そんな理由で純正ミドルスクリーンが発売された時は大喜びだった。このミドルスクリーンの良いところはハンドル周りの風防がよろしい点。それから走行風をオデコより上に跳ね上げてくれる。それでいて目線にスクリーンが掛からないから視界も悪くならない。悪い点を挙げれば、走行風がヘルメットの中途半端な場所に当たるから、風切り音がやかましい。もう少し座高が低ければ静かなんだけどね。

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やっぱりショートスクリーンが好きなのだ。風圧の影響も少なくてベスパらしい軽快なハンドリングを楽しめる。スクリーンとしての性能も問題なく、肩に程よく風が当たってバイクらしい。高速道路を走れば、スクリーンの効果はハッキリと分かるはず。スクリーンがないと腰が浮き上がりそうなほどの風圧を受けるけど、スクリーンがあれば快適そのもの。

ここ3年ぐらいはショートとミドルしか使っていない。桜が散ってしばらくするとショートスクリーンを装着して、東京でイチョウが色づき始める11月中旬を過ぎるとミドルスクリーンにする。そうそう。スクリーンの大きさでハンドリングにも違いが出る。だからフロントサスは微調整した方が走りを楽しめる。もちろんやらなくてもいいけどね。

リヤサスが気に入らなくて 〜春〜

先日のツーリングでは東名秦野の山下りで車体がボヨンボヨンしてヒジョーに恐かった。これはサスを締めなければ!ということでリヤサスの調整を慣行。ベスパのリヤサス調整って実は結構めんどくさい。ボディシェルに囲まれてサスの状態が見えづらい上に、フックレンチが入りづらい。そこでまずはサイドパネルを外して、エアクリーナーボックスの固定ネジを緩めてしまう。

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ちなみにエアクリーナーボックスはこの3本ネジで固定されてる。車体前方、エンジン寄りのネジが一番長い。

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それからサスの沈み具合を見るのにはGoProを使用。もちろんこれだけでは暗いしアングルも悪いから厳密に沈み量を調べるのは不可。だけどプリロードの状態をチェックするには使えなくもない。センタースタンドの状態、車体を立たせた状態、それぞれのプリロードで乗った状態を撮って見比べてみるとサスの縮み具合がよくわかる。もちろん走行中も録画しておけば底付きの有無とかがわかるかもね。

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それからサイドパネルを外したついでにコンパウンドで小傷落としも・・・。ボディがいちばん膨らんでいる場所で、かつ自転車のペダルの高さにあるから駐輪場でガシガシぶつけられる。しっかり落とすには粗目から仕上げなとダメっすね。

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リヤサスのプリロードはこれまで2/5だったのを4/5にしてみた。合わせてフロントのプリロードもかける方向に再セット。試しに首都高を走ってみたらボヨンボヨンの不安定さは消えた。けど大きなギャップの突き上げが少し気になる。ただあの荒れた首都高がまるで絨毯を敷いたかのようにスムーズな乗り心地。うーん、3/5に戻そうか。タイヤの空気圧を含めてしっかり見直そう。

時々プラグを交換しないと

この前のツーリングで時々ストールしてたのはなぜ?そもそも通勤でも時々ストールしてるよ?気になってバッテリー端子を見たけど大丈夫。プラグキャップもグラつきなし。ならばプラグ交換をしてみるか。

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で、外したのはコレ。いやー、ひどいっすなー。二極だから左右対称のはずが、片側は形が変わってるし。碍子も削れて変な形になってるし。こんなんじゃまともに走れるわけないよな。300になってプラグキャップを固定する改善がされて、そのおかげで交換が面倒だったのよね。だからサボってたんだけど・・・そのツケが見事にやってきた。

交換後はもちろん気持ちよかったですよ。オイル交換後みたいにパワーもトルクも好調。やっぱり定期的に交換してあげなきゃ。
Profile
HRT Burton-Moore
そこまでイタリアンブランドを愛していないけど、なぜかイタリアンスクーターばかり乗り継ぐダメな男。
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