というわけで本日はUNiSONSHIFT blossomさんの新作
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時計仕掛けのレイライン -朝霧に散る花-の体験版プレイレビューです
本作は時計仕掛けのレイラインシリーズ第三作目にして完結編になるようです
体験版とはいえ、前作、前々作が未プレイの方は
そちらのネタバレが非常に多いので閲覧は非推奨です

ネタバレが困る方は まわれみぎ でお願いします

 
OPムービーはこちら
 
 


視点は当時の学園の創設者、クラールラズリット
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彼女はどこかの家から一人の少女の引取を請われます
その少女は強力な魔女であった為、家族からも見放された少女です

場面は変わって主人公視点へと飛びます
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授業中に居眠りしていたようで、寝ぼけながらノートを確認すると
そこには書いた覚えのない文字が・・・
『もう会えないのかもしれない』 
『どうしても助けなければ』 
しかし次にチャイムの音で意識が覚醒したときには授業中どころか放課後です

そこでクラスメイトに話しかけられる三厳
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学園に入ってからの初めての友達である烏丸小太郎こと「おまる」
彼がもう居ないことを思い起こさされます
いつもは授業中に眠るとおまるが自分を起こしてくれていたのだった
だから今日は授業中眠り続けてしまっていたのだと理解します
あのノートに書いていた文字も、おまるに対しての気持ちの現れだったようです

前作までのおさらいを、思い出すという形で端々にちりばめてあります
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ぶっちゃけもう結構忘れていたのでこういう配慮は助かりますね

今日は特査のメンバーに改めて内弁慶な妹である満流の顔合わせをしようとしていたようで
そんな満流を出迎えに元風紀委員の静春がやってきます
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満流が着替えている間は外に出ている三厳達
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大声で騒いでいた為、仲間で会話がきこえちゃっていたようです

特査分室にやってくると、殆どのメンバーが既にやってきています
そこあで改めて座席の数が足りているか尋ねるハイジ
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相変わらず毒舌なルイが炸裂
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そんな中、満流の体調を尋ねる鹿ヶ谷憂緒ことモー子
ちなみに三厳とモー子の関係は絶賛保留中ということになっています
それでも割りといい雰囲気だったりするので、
本作は他の子のルートとかなさそうな雰囲気もありますが
眠子や、これまでのシリーズでどうしてないんだ!と嘆いてきたリトさんのアレなシーンがあるようなので
個別にきっちりルートがあるのかもしれませんね
見た感じ、流石に妹の満流にはなさそうですがw


メンバーが全員揃い、
ひとまず現在自分たちが置かれている状況を整理しましょうという話になります
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これまでのおさらいです
あー、そういえばこんな話でしたね

そこにおまるに憑依されていたモー子の尋ね人である花立睦月がやってきます
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特査分室に今日から入ると意気込んで一同ほうけ顔です
当然モー子は反対しますが、珍しく言いくるめられて
睦月が正式に加入することに

以前おまるが務めたこの場に自分が入るのだから、と
できるだけおまるが一緒に居た頃のように過ごせるよう、睦月なりに色々配慮しているようです
例えば髪型。おまると同じ位置にヘアピンがしてあります
また、以前アダ名で呼び合っていたとの情報を思い出し、
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烏丸小太郎がおまるだったのだから、自分はおむつかな、と言い出して周囲を狼狽えさせますw

ひと通り話が終わり、満流が眠ってしまったためおぶって帰る三厳
魔力を使うとすぐに眠くなる満流
それはこの学園に転移してくるのに大量の魔力を使ってしまった反動らしく
今日まで皆の顔合わせが遅れたのも満流の体調がそれに耐えられるものではないという
三厳の判断があった為でした
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頑として家には帰らない、自分も頑張ると豪語した矢先に眠ってしまったのもあり
少しバツの悪そうな満流ですが、それでも家には帰らないと譲りません
先の睦月とモー子との会話と同じ論法で論破されてしまった三厳は
もう帰れとは言わないことにします

ルイがネコを呼び出す方法を探していると知ったハイジは
猫を呼び出す方法を黒谷に尋ねます
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しかしこれが事件を巻き起こす切欠に・・・
しかもハイジはとんだネコ違いをしていますw

特査に吉田から電話がかかってきます
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同じ部屋に住んでいる黒谷がジュースを買いに行ってから帰ってこない、との事
遺品による事件かもしれない事、下校時刻を過ぎていることもあり
吉田には部屋に残ってもらい、特査で捜索を請け負います
ヤヌスの鍵で一発!と意気込んだメンバーですが、どうにも見つからないため
丁度遺品をつかって20年前の出来事を調べるための準備を始めるところだったのもあり
黒谷捜索チームと遺品回収チームに別れます

三厳たちは遺品回収チームだった為、リトさんに話を伺いにいきます
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そこではヤヌスの鍵が誤動作を起こす可能性があるかどうかや、
20年前の出来事を知ることが出来る遺品の存在についての質問をします

過去の人物の記憶を筆記することができる2本のペンとインク壺がセットの遺品
アンブリエルの存在を教えてもらった三厳達は、宝物庫に向かいますが
どれがなんの遺品だかさっぱり解らなかった為、もう一度リトに話をききにいこうとしますが
その途中でルイ達がなにやら揉めている場面に出くわします
どうやらネコとは猫のことではなかったと判明し、
またハイジが毒舌をお見舞いされているようです
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話の流れから、今の状況を説明すると必要なミストを呼び寄せてくれるとのこと
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一瞬です、わざわざ宝物庫に行く必要はありませんでした
ついでにハイタースプライトも呼び寄せてもらい、分室へと戻ります
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過去の出来事を筆記するには、その人物の所有していた持ち物が必要
『20年前にこの学園にいて、学園で起きた火事のことを詳しく知っていそうな人物の持ち物、を探してくれ』
と頼みます。2本のペン、とあるとおり、二人分必要……ということで探してもらいますが
全く手がかりがない為厳しいだろうと思っていたそれらがあっという間に見つかります
一つは水風船、もう一つはリトさんです
リトさんはホムンクルスだから持ち物である、という理屈です
まあ予想通りですね
さあ、調べ物というところで分室に猫が押し入ってきます
その猫は羽ペンを身体にひっかけてどこかに逃げていってしまいます
仕方なく猫の捜索を開始する一同

手分けして猫を捜索中の三厳
一方、ヤヌスの鍵を再びつかってみたモー子が偶然その三厳の近くに現れ、
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少しふらついたところを抱きとめられます

程なく、黒谷が部屋にもどってきたとの事で、黒谷の捜索は終了
羽ペンは後日ハイタースプライトにもってこさせればいいだろうということで
羽ペンの捜索も終了になります
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会話が途切れ、モー子との過去の出来事を思い出し
妙な雰囲気になったりならなかったり

とりあえず過去の出来事の筆記は一端おいておいて、
ルイが独自に調べていたネコを呼び出す方法を試すことに
ネコとは、猫ではなく、夜の住人であった風呂屋町眠子の事でした
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20年前に眠子が描いた学園祭のチラシ、
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その因果を使い、魔女の力を借り、魂を呼び出し、人形に憑依してもらうとのこと
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見事成功、20年前の火事について質問します
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全校集会のような場所で、急に炎に囲まれて――
色々と新事実が判明しますが、所詮印刷物、直筆ではなかったため
すぐに因果を使い果たしそれ以上話をきくことができなくなります

翌日、寮が猫だらけになっているとの報告をうけて、
人を猫にする遺品の仕業であると確信したモー子(過去作で同じ遺品による騒動があった為)
しかし睦月との会話の中で注意が散漫になっており、
その油断から猫になってしまいます
睦月が遺品を封印しますが、誰一人として人間の姿に戻ることはありません
それもそのはず、元に戻る方法はキスするしかない……という困った遺品です
しかし睦月はそのことを知らずにおろおろ……モー子は三厳の元へと向かいます
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なんやかんやありつつも、なんとかその猫がモー子だと気づいた三厳は
猫モー子にキスすることに……
元にもどったモー子は当然裸で、そこに騒ぎを聞きつけてやってきたリトさんが――

リトさんから制服を借りたモー子は三厳と共に寮に戻ってきます
無類の猫好きの鍔姫さんが、キスをして元に戻すという話をきいて大興奮
やる気満々ですが、♂猫にキスしたら裸の男子に大変身という大惨事を避けるため
睦月の提案で♂は男がキスしましょう、という話に
犠牲は一人で十分だ、ということでジャンケン勝負になりますが……
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敗北する三厳。三厳の事が気になっているモー子としては
穏やかではいられないようですw

ともあれ負けは負け、しかたがないので三厳の部屋に♂猫一同を集めます
そこに見学をしたいとやってきたルイに好きにしてくれと投げやりな様子の三厳w
しかし満流にはこんなところを見せるわけにはいかないということで
静花に満流を連れ出してもらいますが、静花から三厳の状況をきいた満流が乱入
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魔女の力で全員元に戻します
これには魔女であるルイも驚きを隠せないようです
それどころか、この場にモー子がやってきて、こちらの猫も全て元に戻ってしまったと言います
視線を合わす必要もないどころか、寮全体に及ぶ効果範囲
その威力に舌を巻いた様子

元凶であるミストを特査に預けず、手元に置いた黒谷を叱るモー子
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羽ペンも黒谷から回収し、これにて一件落着です

ようやく羽ペンも回収できたので、過去の出来事について
遺品を使って調べてみます
まずは確実に学園を一番知る人物である創設者、クラール・ラズリットの記憶の筆記から
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魔力を込めすぎて創設時の記憶が……
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再度試すと、筆記の中に何度も『彼女のために』という文字が見られるようになります
この彼女とは何者かを調べるため、再度さかのぼってみますが
かつてどこかから引き取られる前はディーチェと呼ばれていたことしかわかりません
ディーチェは赤ん坊の意味で名前ではない、とのこと

疲労を訴えたルイにかわって、今度は水風船の持ち主の記憶を春霞が探ります
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奇しくもこの持ち主は、件のディーチェであった少女本人の持ち物だったようです
さらなる筆記により、20年前の火事の原因がクラール・ラズリット本人のせいである可能性が浮上

より核心に迫るため再び筆記しようとしますが、ペンが魔力を受け付けなくなります
どうしたのかと思ったらインク壺のインクが空になっています
リトさんの話では日が経てば自然にインクは回復するとのことで
この日はこれで解散になります

ルイに呼び出された三厳
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妹のことを心配してくれたようです
赤い瞳の魔女は、得てして強大すぎる力を持つもので
それ故に大きな災厄を呼ぶことが多いのだと教えてもらいます
満流が赤い瞳になったところを三厳自身みたことはないですが
実際、満流も暴走を起こしたことがあるわけで、
そのことを打ち明け、相談すべきだとはわかっているはずなのに
なぜかそうすることを躊躇ってしまう三厳


というところでエピソード1は終了、体験版の範囲も終了となります
あとは飛び飛びで3シーン程見れるようになっています
一つ目は皆で晩御飯を食べるシーン
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ヤヌスの鍵をもらった満流からお腹すいたと言われ
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皆でピザをとって食事することに

2つ目は満流に覆いかぶさる半透明の謎の少女
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その何者かをみていると、かつて満流が力を暴走させてしまったときの
あの炎を幻視してしまう三厳
あの場にこの少女がいたような気がしてしかたがないようです
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何者だ、と声を荒げる三厳に、「アンデル」とだけ答えてその少女は消え去ります

3つ目はドイツからの来客、ルイの義兄であるアーリック登場シーン
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 ルイを何が何でも連れ戻すためにやってきたようですが……

他にはエッチシーンが3シーン収録されており、
眠子の自慰シーン、モー子&睦月の謎のメイド接待ダブルフェラ
そして念願のリトたんのシーンです
リトルートがあるのかとおもうとそれだけで欲しくなりますね

さて、体験版やってみた感想ですが
当然ながら前作までが余り楽しめてない人は楽しめないと思いますが
シリーズ通して楽しんでやってる人なら問題なくプレイしてみたくなる内容だと思います
火事の真相、クラール・ラズリットの真意、セディとは何者なのか、アンデルとは何者なのか
リトとどうやっていい仲になるのか等、気になることは山ほどありますので自分も購入したいところですね
貧乏人なのでお財布がきになる年頃ですが・・・