『しあわせ虫』

大好きなんて言わないよ
愛してるなんて言わないよ
言葉では足りないくらい
キミのことが大好きだよ

ふざけてなんかないよ
笑ってるけど、本気だよ
泣いたこともあったけど
思い出はぜんぶ本気だよ

ああ、だけどキミは
ボクの想いも受け入れず
ああ、なんでボクの
うしろばかり見ているのかな



くっつき虫みたいに
一晩中くっついていたいよ
カワイイ顔を見ると
写真でさえ抱きしめたいよ

キミにかかるイヤなことは
全部ボクが引き受けたいよ
「カワイイね」って言いたいよ
「大好き」って言われたいよ

ああ、だけどキミは
ボクの想いも受け入れず
ああ、なんでボクの
うしろばかり見ているのかな

ああ、だけどキミは
ボクの想いも受け入れず
ああ、なんでボクの
うしろばかり見ているのかな
いつまで笑っているのかな
うしろばかり見ているのかな



ああ
昨日またキミのこと想った
ああ
向こうの駅で１００円ひろったんだ
ああ
昨日またキミのこと想った
ああ
向こうの駅で１００円ひろったんだ



キミが空にいってから
１年目の春が来るよ
今日キミに名前付けたよ
「しあわせ虫」ピッタリだろ？

『つっくつくねしてあげる』

ボクが生まれたことは
悲しいことじゃないよね？
だってキミとボクが
同じ世界にいるから

願い事かなうなら
キミは何を願うかな？
「初音ミクがほしい！！（性的な意味で）」とか
言いそうだからコワイね

地球が壊れても
焼き鳥屋がなくなっても
あのときめきを忘れないで
あふれ出す肉汁
笑顔にかえるよ

つっくつっくねしてあげる
砂肝や手羽先じゃ
出せないこの肉汁を
感じてほしい（性的な意味じゃない方の意味で）
つっくつっくねしてあげる
てか、みっくみっくにしてあげる
ねぎまじゃ物足りないでしょ？
ボクを食べてよ（性的な意味じゃない方の意味で）

つっくつっくねしてあげる
つっくつっくねしてあげる
甘辛のタレに飽きたら
ポン酢でどうぞ（さっぱり系的な意味で）

『マイティボンジャック』

キラリ街は輝いて
ボクらはまた触れ合って
欲望から絶望まで
赤青光になって
寂しさを埋める
人は空しさを埋める

ひらりボクら宙を舞って
踊るのに夢中になって
１２時・・あのコは帰り
気が付けばボクだけ

あからさまに酔っ払って
フワフワ雲になって
あのコのこと考えると
また少しいい気持ちになった

Hey, ジャック
どこまでもこの世界は
Hey, ジャック
素晴らしくてしょうがないな
Hey, ジャック
悲しみの爆弾をどこかへ持ってってくれないか？
Hey, ジャック
どこでもなにをしてても
Hey, ジャック
不安定でしょうがないな
Hey, ジャック
あのコが笑ったなら
もう２，３分でボクなんか消える



くるり空に円を描いて
街の音に身をゆだねて
踊らない大人たちも
みんな出ていったよ

行き場のないエジソンも
死場のないアインシュタインも
矛盾する世界の前で
ただ少しシュールになってたのさ

Hey, ジャック
どこまでもこの世界は
Hey, ジャック
空しくってしょうがないな
Hey, ジャック
この胸の爆弾を宇宙へ持ってってくれないか？
Hey, ジャック
いつでもどんな場所でも
Hey, ジャック
ひとっとび迎えにゆくよ
Hey, ジャック
あのコのためならば
狂ってもいいやと思ってるんだよ



ジャック
キミは少しは分かってくれたかい？
さっきの話がほとんどウソだったということ
そうボクはこの前見たような未来を
愛とかそんなもんだと思ってるんだよ

Hey, ジャック
どこまでもこの世界は
Hey, ジャック
素晴らしくてしょうがないな
Hey, ジャック
悲しみの爆弾をどこかへ持ってってくれないか？
Hey, ジャック
どこでもなにをしてても
Hey, ジャック
不安定でしょうがないな
Hey, ジャック
あのコが笑ったなら
もう２，３分でボクは消える

Hey, ジャック
聴こえない感じられない
Hey, ジャック
あのコはどこだろう
Hey, ジャック
この胸の爆弾でボクごと消し去ってくれないか？
Hey, ジャック
美しきこの夜は
Hey, ジャック
もうじき明けるよ
Hey, ジャック
明日からはもう
ボクのことなんかさ
忘れてくれたらいいのに

すぺーす☆つくね

鳥になった宇宙船の
悲鳴が聴こえる
そんなことよりボクはただ
つくねが食べたいだけさ

地球はもう終わって
思い出は消え去った
それでもまだ求める
つくねのひかり

鶏ひき肉、タマネギ、たまご
砂糖、酒、しょうゆ加えて
粘り気が出てくるまで混ぜる
それを串に成形して
弱火でじっくり焼けば
ほら、おいしそうな匂い

タレは酒、みりんにしょうゆ
つけてからまた焼いてもいいけど
ポン酢でも合うよ

ヒゲドラインタビュー「活動休止の裏側に迫る！」

ピコピコパンツ！！（←新しいあいさつ）
こんにちは。こちらヒゲドライバーの代表者・ＨＧシンゴです。

みなさんご承知のとおり、ヒゲドライバーはこのたび活動休止に入ることになりました。
そしてそれに際して、多くのファンから問い合わせが殺到しました。
その内容は、「どうしてやめるのか！？」
「もう曲は作らないのか！？」
「サイヤ人の誇りをを失ったのか！？」
など、さまざまでした（特に多かったのはサイヤ人関係のことでした）。
バレンタインデーにはファンレターも２ｔトラック５台分ぐらい届きまして、
嬉しい悲鳴を上げているとともに、
今タンスの角に小指をぶつけて、ホントに悲鳴を上げているところです。

さて、これらの膨大な量の質問やメッセージに一つ一つ答えていくのにはさすがに大変です。
そこで今回は「活動休止に関するインタビュー」と題して行った、ある雑誌記者とのやりとりを文書にまとめましたので、
それを応答と代えさせていただきたいと思います。

不躾ではございますが、どうかご理解いただけますよう、お願いします。





（２００７年３月某日、某所）

―――こんにちは、わたくし〇〇社の△△と申します。はじめまして

シンゴ「はじめまして」



―――さっそくですが、今回の活動休止はどういった経緯で決められたのでしょうか？

シンゴ「いきなりその話ですか？もっとエラ呼吸の話をしましょうよ。
今日はそのためのインタビューでしょ？」



―――え？エラ呼吸って、なんですか・・・？今日は活動休止のお話を伺いにきたんですが・・・。

シンゴ「あ、そうですか、そっちですか。ではエラ呼吸については今度またゆっくりしましょう。
活動休止は、ですね・・・そうですねぇ、まぁぶっちゃけて言うと、これといった理由はないんですよね」



―――理由はないんですか？

シンゴ「はい。ないんです」



―――しかしブログ上では「事実上の解散」とまで言われてましたよね？それだけ大きな決断に、理由がないってことはないと思うんですが・・・？

シンゴ「ふふふ・・・バレちゃいましたか。分かりました、言いましょう。
活動休止の、最大の理由は、『ひもになりたい』ということです」



―――ひも・・・ですか？？ひもって、あのひもですよね？

シンゴ「そうです、そのひもです」



―――シンゴさんは、ひもになりたいんですか？

シンゴ「そうです。なりたいんです。
女性にお小遣いをもらいながら、一日中、家に引きこもってたいんですね。
ひもは、ボクらフリーターの最大の夢ですからね。
ヒゲドライバーを結成するときも、名前を『ヒゲドライバー』にするか『ヒモドライバー』にするかか迷ってたぐらいですからね。
まぁそこはギリギリのところで相方のジョンに諭されましたがね（笑）。
一人だったら確実にヒモドライバーでしたよ。ゲラゲラ（爆）」



―――はぁ・・・そうですか。
まぁそれはいいとしまして・・・今後のことについては、新たな活動の予定とかは考えてるんですか？

シンゴ「具体的なことは考えてませんね。
ボクは、具体的なことを考えたら負けだと思ってます。
いつも抽象的に、漠然と未来を見据えていこうと思ってます。
それはフリーターをやってく上で必須条件ですよ。
当然でしょうが。
ふざけた質問をするんじゃないですよ。バカたれ」



―――あ、はぁ・・・スミマセン、以後、気を付けます。
ええ、それでは次に、ヒゲドライバーの活動再開について聞きたいんですが・・・。
ブログ上では「事実上の解散」「再開の予定なし」と言われてましたが、再開の可能性は、ホントにないんですか？

シンゴ「ありませんね。・・・断固として、ありません」



―――しかし多くのファンが再開を望んでいます。どうにかファンに応えることはできないんですか？

シンゴ「そうですね・・・。
もしヒゲドライバーに、大プロジェクトの話がきたりしたら、再開しようと思います」



―――大プロジェクトですか？たとえばどんな？

シンゴ「う〜ん、そうですね・・・
たとえば、『ＣＤを出さないか？』とか、『ＴＶに出てみないか？』とかですね。
基本的に現金がらみのことには、すぐに飛びつきます。
・・・あ、あと、
『ひもにならないか？』って言われたら、２秒で活動再開します」



―――はぁ、そうですか。しかしそういう話もなかなか楽にはめぐってこないと思われますが。

シンゴ「そうなんです。結局は、がんばらなくちゃいけないんですよね。
がんばらなくちゃいけない・・・しかし、がんばらないで生きるのがフリーター・・・。
この葛藤と矛盾について、今、論文を書いてるところです」



―――論文ですか？今後は執筆活動に転向されるということですか？

シンゴ「いえ、それは２秒でやめました」



―――しかしかつては小説家を目指してたこともあったようですが、そういう方面はもうあきらめたんですか？

シンゴ「あぁ、小説家なら、まだあきらめてませんよ。
最近、原稿用紙１０００枚にもおよぶ、超大作を書き始めたところです」



―――おお、ホントですか？それはどういった内容の小説なんですか？ここで言える範囲でいいので、聞かせてください。

シンゴ「いや、それは２秒でやめました」



―――殴りますよ？

シンゴ「すみません。殴らないでください」



―――・・・え〜それでは、活動休止に関するインタビューはそれぐらいにして。
続いてはヒゲドライバー代表者でもあるシンゴさんの、プライベートについて伺いたいと思います。よろしいですか？

シンゴ「よろしいです」



―――まず、血液型は何型ですか？

シンゴ「Ｂ型です。
もしくは、Ｂ型です」



―――好きな食べ物はなんですか？

シンゴ「寿司と、あと、うな重ですね。
ジャパンに生まれてよかったと思います」



―――好きな言葉はなんですか？

シンゴ「ひもです」



―――好きな色は何色ですか？

シンゴ「ひもに使われてる色なら、なんでも好きです」



―――好きな花は？

シンゴ「ひも状の花、全般ですね。
・・・あ、言い忘れてました。さっきの好きな食べ物のところに『ひもの』って入れといてください」



―――自分を動物にたとえると？

シンゴ「ひも系の動物です」



―――好きな女性のタイプは？

シンゴ「ひもに貢いでくれる人です」



―――最近ハマってる趣味はありますか？

シンゴ「毎日くつのひもを結んだり解いたりして遊んでます」



―――座右の銘は？

シンゴ「ひもになりたい」



―――口癖はなんですか？

シンゴ「ひもじい」



―――今一番したいことはなんですか？

シンゴ「ひも・・・とみせかけて、逆にモヒカンです」



―――生まれ変わるとしたら、何になりたい？

シンゴ「やっぱり、ひもです」



―――将来の夢は？

シンゴ「チャゲです」



―――・・・はい、以上で質問は終わらせていただきます。
では最後に、ファンのみなさまに何かメッセージをお願いします。

シンゴ「ってゆーか、むしろひもなんかどうでもよくて、
ボクは最終的には、チャゲになりたいと思ってます。
チャゲみたいになりたいんじゃなくて、
チャゲになります。
今後とも応援よろしくお願いします」



―――ありがとうございました。最後に読者のためにもここで一発殴らせてもらおうと思います。

シンゴ「スミマセン、それだけは、カンベンしてください」

『Get's! Get's! Get's!』

孤独な空
こぼれ落ちる涙
ボクのことは忘れてしまってもいいから
あの日の言葉と
あの日のトキメキと
思い出だけはいつまでも永遠に

金もなく華もなく
だけどきっと道化でもない
"I am a dandy!"
この国に笑顔を届ける戦士さ
そうさキミの涙などすぐ消える！

Get's! Get's! Get's! それは
Get's! Get's! Get's! キミと
Get's! Get's! Get's! 語る幻
Get's! Get's! Get's! 空の
Get's! Get's! Get's! 彼方に
Get's! Get's! Get's! 光
...Get's!



消え行く時代（とき）
頬伝う涙
ボクのココロ、いつまでも強くなれなくて
だけどいつの日か
キミのその瞳を
ハート型にすることも考えてるよ

頼りなく力なく
だけどきっと終わりでもない
"We are the dandys!"
この日々にやさしさ届けるジェントルメン
そうさキミの記憶がよみがえる！

*

何を手に入れて
何を失うの？ah〜
そんなことは誰にも分からない
ボクにも分からない
Get's! Get's! Get's! Get's!
...チキンナゲッツ Go!



金もなく華もなく
だけどきっと道化でもない
"I am a dandy!"
この国に笑顔を届ける戦士さ
そうさキミの涙などすぐ消えぜ！
きっとボクら輝く光だぜ！

*
アンドターン！！

Get's! Get's! Get's! いつか
Get's! Get's! Get's! きっと
Get's! Get's! Get's! 消えるほうき星
Get's! Get's! Get's! 闇の
Get's! Get's! Get's! 彼方に
Get's! Get's! Get's! 光
...Get's!

アンドリバース...

『ファイナルフラッシュ』

オマエノコトハワスレテシマウガ
ココデミタコトハスベテニセモノ
ジブンノコトトオボエテイタノガ
ソノヒトツヒトツガスベテイツワリ

タトエバココロガカタチヲエガキ
オマエガソレヲカイマミタトシテ
ソノカタチハニセモノソノママデ
オマエハマタリセットヲモトメ

ソウ
ラジカルナマデニオドリアカセド
スベテハナミトシソウニワカレル
ラジカルナヨルヲオドリアカセド
スベテハナミダトソウニナガレル



ヒカリノソクドガイマゼロニナル
マモナクセカイガムカエルデアロウ
アイトニクシミノイリマジルソラ
オマエハキノウモソノユメヲミタ

ミナイノチノガイネンスラワスレテ
クルッタヨウニオドリアカス

ソウ
ラジカルナマデニオドリアカセド
スベテハナミトシソウニワカレル
ラジカルナヨルヲオドリアカセド
スベテハナミダトソウニナガレル

スベテガウマレスベテガキエユク
オマエノサノウモハジケテチラバル
スベテガキエテヒトツダケノコル
オマエノウノウマタソレヲサガ

『ねぇダーリン』

ケンカしたあとは
口もきいてくれないね
こっちも見ないで（そっぽ向いて）
なんか楽しくないね

だけど"I konw"
強がってるけど
ホントは赤くはれた目が恥ずかしいんでしょ？

ねぇダーリン、ここに来て
「ごめんね」なんて言わないで
ホントはやさしいってこと
わたしが一番知ってるんだから
ねぇダーリン、そばに来て
いつもみたいに笑ってよ
わたしはずっとここにいるから
ずっとずっと


オトコの人って
みんな口下手だよね
どっちが悪いとか（正しいとか）
なんかどうでもいいよね

だから"I know"
強がって見せて
心の中じゃ二人とも泣いてるんでしょ？

ねぇダーリン、ここに来て
「ごめんね」なんて言わないで
その意地っ張りな性格も
わたしが誰より知ってるんだから
ねぇダーリン、そばに来て
冗談でお茶をにごしてよ
わたしはここで待ってるから
ずっとずっと

わたしの手料理で唯一「おいしい」って言ったサンドイッチ作るから
次の週末は二人でどこか近くの公園にでも行こうよ


"My Darling"
あなたと出会えてホントによかった
だってこんなに心がやさしくなれたの初めてだから
ねぇダーリン、
わたしと付き合ってくれてありがとう
今ごろになってそんなこと思うよ

"All I need, Darling"ここに来て
「ごめんね」なんて言わないで
ホントはやさしいってこと
わたしが一番知ってるんだから
ねぇダーリン、そばに来て
いつもみたいに笑ってよ
わたしはずっとここにいるから
ずっとずっと
きっとずっとずっと

『NAI! NAI! NAI!』

あなたは可憐な夜の王女で
１０時には消える
踊り疲れたら不満げなボクも
星空の向こうに消えていく

なんで？なぜ？
このままじゃ
ボクのこと忘れてしまう
(yeah!!)

*それは (NAI! NAI! NAI!) 愛じゃない
あなたでも足りないぜ
それは (NAI! NAI! NAI!) 恋じゃない
言葉でも足りないぜ
(NAI! NAI! NAI!) 夢じゃない
残る手のぬくもりさえも
すべて (NAI! NAI! NAI!) 意味がない
TOKIMEKI が足りないぜ



あなたはいつでもすました顔で
闇の中消える
夜は冷たいな
さびしそうな月も
切なさの心もかすめる

なんで？なぜ？
このままじゃ
右脳さえ麻痺してしまう
(yeah!!)

*

なんで？なぜ？
このままじゃ
身体まで壊れてしまう
(yeah!!)

*