いじめや非行に対してPTAが出来る事

先日、地域の交流会があり、区長や区の消防の方々、町内会、各自治会関係者、連合町内会区の小中学校関係者などが集まり交流する機会がありました。

ざっと見渡しても１００数十名の出席者だったと思います。

私の卓は、近隣校PTAが座る席で、となりは近隣校の校長・教頭が座っていました。

その席で、とある中学校PTAの会長さんが

『うちは、ちょっと荒れてる学年がありまして・・・』

という話を聞きました。他の中学校でも、同様の事があると噂では聞いておりました。

私は、常々テレビで流れる「いじめ問題のニュース」の折に、教育委員会と保護者会は表の情報として出ては来るがPTAが出て来たためしがない！？のを不思議に感じておりました。

児童・生徒のために、保護者と教師が協力して・・・

という趣旨の組織が、「いじめ」や「非行」の問題に対しては、蚊帳の外というのはどうだろう？


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PTAが動くと、個人攻撃になりやすい・・・

学校を敵に回すようでは、内申点に影響する・・・

学校の管理者も会員なので、いろいろと話がしにくい・・・

保護者への報復があるかも知れないから・・・

何やら、いろいろな発想が聞こえて来ます。

正直、学校とは『隠蔽体質』と言われても仕方がないぐらい、負の情報は外へは出したがりません。これは、この交流会に参加された複数の中学校校長・小学校校長もそう語っておりました。理由は、負の情報を外に出すことによる、子ども達への影響を考慮してのようです。

確かに、情報の出し方はよく吟味しなくては、いろんな憶測とともに広がり、二次的被害に繋がる事もあるでしょう。また、教育委員会にて専門窓口を設置しているので、個々の対応を規制している場合もあるのかも知れません。

では、学校ではなく、PTAという組織には何が出来るでしょうか？

この事について、いろんな方々と議論をしました。

中学校が荒れている場合、その中学校の校区内にある小学校の特に６年生の保護者などは、いろんな所から情報を収集して、場合によっては枝葉がついた情報が飛び交っています。

お子さんを心配して、他校への入学を希望したり、私立中学を目指す家庭もあるようです・・・

いじめについても、その中学校ではそういうケースにどういう対応をしたとか、しないとか・・・噂や憶測情報が、広がっているようです。

そういう状況に対して、中学校とその校区内小学校PTAが協力して、何か出来ないものか！？

ある校長先生が

『中学へ行ってからの非行の目は、実は小学校時代にある事が多い。』

と言っておりました。であるならば、小学校の教師や保護者にとっても、他人事ではありません。

私は、中学校のPTA会長さんに

『何が必要で、何が出来るかもわかりませんが、議論してみる価値はあると思います。』

と提案しました。

個人攻撃やあら探しをしても仕方がないので、保護者が組織として出来る事がないか？

を考えてみたいと思いました。

例 えば、非行で荒れている学級や学年があるとするなら、その担任はもの凄いプレッシャーやストレスの中で日々を送っているはずです。担任や学年主任に対して 文句をいうだけでは、何も前には進みません。担任を、支えてあげるような活動でも、結果として児童や生徒に恩恵があるのであれば、充分に価値があるかも知れません。保護者が出来る事、家庭にて出来る事、そして組織として出来る事って、何もないんでしょうかね！？

例 年踏襲で、義務化されたPTA行事を、粛々とこなすだけがPTAのあるべき姿ではないと考えております。中学校を中心として、近隣小PTAをも巻き込んだ 「検討委員会」を立ち上げたいと思っています。もちろん、教師にも参加を呼びかけたいと思いますし、場合によっては地域の方々からのご意見やご協力もお願 いしたいと思っています。

私の持論として、小学校のPTAと中学校のPTAでは、「あるべき姿」は違うと思っております。

ただし、単Pではなく関連する小中学校PTAの連合体にもまた違った「あるべき姿」が存在するようにも思うのです。

結論は、簡単には出ませんが議論する、皆で児童・生徒たちの事を考える機会は、いくらあっても良いと思うのです。

正直、学校側はあまり良い顔はしないかも知れませんが、来年度の進学前の保護者が不安に思っていたり、PTAに対して望む事があるのであれば、検討するのはやぶさかではないと思うのです。

教育行政は、何かが起こってから、初めて重い腰を上げるような感覚があります。何かが起こる前に、保護者と教師で出来る事があるのであれば、地域を巻き込んででもやる価値はあるだろうと思います。

こういう分野に関して、ご意見やご提案があれば、情報収集したいと思いますので、コメントをよろしくお願いいたします。

Comments

[1. 上田 聖]

私がいつも客観的に見ていて思う事なのですが、学校の隠蔽体制もそうですし、教師の方々のプレッシャーもそうですが、自己防衛のように思えてなりません。保護者も同様で、学校や教師に責任転嫁しているように思います。
心から子供達の未来を考えている人がどれだけいるのでしょうか？
目的は子供達に明るい未来を見せてあげる事では無いかと思います。
本当にそう考えるのであれば、まずは保護者や教師、学校やPTAを含めた周りの大人達が連携して、本当の意味で子供達の明るい未来に対してのフォローをどれだけ考えてやれるかが重要なのでは無いかと私は考えます。
周りの大人達の在り方が子供達に大きな影響を与えます。
周りの大人達は、その辺りの自覚をどの程度持っているのでしょうか？
皆さん勿論子供達の事は考えていらっしゃるのでしょうが、どうも論点がズレているような気がしてなりません。
まずは周りの大人達が意識を含めて、変わる事が必要なのではないかと私は感じます。

[2. moepapa]

上田 聖さん

コメントありがとうございます。

＞本当にそう考えるのであれば、まずは保護者や教師、学校やPTAを含めた周りの大人達が連携して、本当の意味で子供達の明るい未来に対してのフォローをどれだけ考えてやれるかが重要なのでは無いかと私は考えます。

そういう連携のきっかけ作りが出来たらいいと思います。何事もそうなんですが、本気で考える機会の提供が大切だと思うのです。中学校にも健全育成事業みたいな制度や委員会があり、その活動に助成金が出ていたりしますが、どれも形骸化しており本当の意味での議論の場にはなっておりません。まさしく人もシステムも「変わる事」が大切なのだと実感しております。

[3. kayo]

同感です。保護者としてできる事があると思います。
大津の事件で第三者委員会の調査報告書に｢提言」があります。私もまだ読んでいませんが、参考になる事があるかもしれません。
ご一読頂ければと思います。

[4. moepapa]

kayoさん

＞大津の事件で第三者委員会の調査報告書に｢提言」

全くPTAや保護者会などの関わりについては触れられていませんね。現状の組織・活動内容から考えると不要と言われているようにも思えます。地域との関わりについては、触れられておりますが、その架け橋となる存在が必要だとは感じています。

[5. ホホ]

いじめや非行ですが、一番の問題は
家庭にあると思います。

問題のあるお子さんの保護者を見ていくと
自分の子供に無関心又は自分の子供が何をしても子供の言い分だけしか聞かない甘やかし過ぎの両極端の方が多いです。

しかし、各家庭の事なのでＰＴＡのＰ（保護者）としては問題は分かっていても突っ込んだ話を誰がするのか？家庭内の事や保護者の態度にまで口を出せないってのが現実です。

こちらの学校は、校長や担任に相談しても
被害者も嫌だと言わないから悪いとか
いじめっ子の保護者に話しますと言われても
本当に話しているのか？って思いますし
結局は被害者に我慢してくれとなります。

[6. まるお]

いじめの主な舞台は、「クラス」ですよね。
いじめをどうにかするとしたら、私は、まずは、ＰＴＡよりも(学校主催の)学級懇談会において、担任と保護者が密に連携・協力することが必要に思います。

担任と保護者がお互いにお互いの立場を理解すること。また、保護者同士がそれなりの交流を持つことが必要だと思います。

ＰＴＡによる全校単位の活動も、その前提として、クラス単位の、親と先生、そして親同士の地道な信頼関係づくりが必要ではないでしょうか？

これは、一般論として言うのですが、ＰＴＡは、私の言う「クラス単位の地道な信頼関係づくり」の阻害要因にかえってなってるように思っています。
(札苗方式にはこの一般論は当てはまりません！)

いつかパパさんに聞いてみたいと思っていたのですが、ＰＴＡとは別に学校主催の学級懇談会がきちんと機能するべきだという考えについて、パパさんはどう思われますか？
また、札苗小においては、学級懇談会はＰＴＡから独立して開催されていますか？

[7. 会話を大事に]

ＰＴＡは立場的には学校に依る組織だと思うので今まで、イジメ問題も無視してきたのではないかと推測します。
隠ぺい体質、嘘つきの学校に私は信頼はありませんね。
札苗小学校には当て嵌まりませんが、ＰＴＡの「仲間意識の括り」はイジメを助長してるように見えます。
私の地域では、地域組織の括りで縛って形骸化しているからイジメ問題を啓発、審議するまで到底いかず、返って、「ズルイ思想」と「ＰＴＡ組織主義」のコラボで保護者間イジメが起こってるような感じですし、子供のイジメもそれなりにあります。
この、地域の連携を活性化し、イジメを無くそうってやってますが、組織の縛りで返ってイジメが起こるんですよ。
地域組織はイヴェントだらけで負担なだけで形骸化してますので。
組織で括るんじゃなく、組織を開くと言う視点のほうがいいように思います。
例えば、運営委員会や総会には組織の括りなく、会員、非会員関係なく皆さんに来て頂いて意見交換とか。
あと、給食に地域のお年寄りを呼んで一緒に食べるとか。
縛るのではなく、ｗｉｎ＆ｗｉｎの中に自然と議論も生まれるんじゃないかと思ったりもして。
保護者の参画意識が低いと言われたら身も蓋もないですけどね。

テレビではイジメまがいなお笑いを流す。
お母さんがお父さんを貶したり、お父さんがお母さんを貶したりと、そう言った些細な見下し行為を見て成長するのも良くないように思います。
勉強、成績で人間の価値が決まるものでもないし評価で縛るのもよくないと思います。

[8. 会話を大事に]

追加で。
上田聖さんの

>どうも論点がズレているような気がしてなりません。

が疑問なのですが、どうズレてるのかお聞きしたいです。

明るい未来と言ったって少子高齢化で世界を見渡せば日本は追い越されてるのが現実です。
就職難だって今後も続くでしょう。
明るい未来と夢見させるからギャップに苦しんで青年期に道踏み外すってこともあるので、現実を見据えて、どう考え、納得し、生きていくかを子供達には教えたほうがいいと思いますが。
明るい未来の夢と現実は違います。
世間は清濁併せ持つ厳しい世界で清だけじゃないですし。
あくまで私の主観ですが。
明るい未来を見させるために、組織で大人たちを変えようと縛ってるＰＴＡはおかしいと思いますが。

[9. 会長経験者]

いじめ問題へのPTAの関わりは難しい面があります。私も現役時代に、様々ないじめなどのトラブルに遭遇しましたが、会長としてどこまで関与して良いのか悩みました。個人情報保護法が施行されてから、いじめの個別解決は、学校と当事者同士でしかできない状況です。プラバシー情報のからみで、個別案件を学校からPTAに協力を求めることは難しいでしょう。

今のいじめは複雑で、被害者と思われていた児童が、実は一番のワルだったといこともありました。真相が曖昧な時点で第三者の保護者を巻きこむことは、真の被害児童とその保護者を傷つける危険性もあります。

いじめが起きたとき、学校には入っていない情報が、PTA会長に入ってくることがあります。PTAとしては、収集できた情報を学校にそのまま伝え、真偽の確認や個別案件の解決は学校に任せた方がいいでしょう。

[10. ぶきゃこ]

いじめと非行は、似て非なるものであるので、いじめだけ話しますが、
①発生しにくい土壌作り＝子どものストレス低減
②早期発見、早期対処
の両輪でやって行かないとなかなか難しいと思います。
学校だけでは、そのどちらも困難なので、いじめが発生していないように見せるノウハウだけ発達してしまうのです。
「いじめ？そんなことうちの学校であってはならないことです」というキレイゴトを守ろうとするのではなく、「いじめは必然的に発生するものである」という前提を持ってあたることが必要です。

①については、長期的な展望を持って議論されて行かなければならないことなので簡単にＰＴＡがどうこうという話は難しいかも知れませんが、より手近に取り組めるとしたら②のほうかなと思います。
そういう意味で、クラス単位での保護者同士のコミュニケーションを深めた方がいいという視点は、まるおさんと同じです。
噂レベル、仲良しレベルのひそひそ井戸端会議ではなく、オープンで、節度を持ってある程度管理された場で、自由に意見や情報の交換が日々できる場があったらいいでしょうね。
ＰＴＡがその理念のもとに、会員・非会員問わず参加できる交流の場をつくるとしたら、それはとてもいいことだと思います。
そこに教師が「職務」を離れて人間同士として意見交換が出来るとしたら、もっと素晴らしいと思います。
現代事情に最もマッチした交流方法としては、やはり掲示板などの「ネット」になるのでしょうか。

交流することによって、あるいは小競り合いなどトラブルも派生するかも知れませんが、それもまた「学び」であって、保護者同士がそれを乗り越えられないとしたら、子どものいじめも叱る資格はないというものです。

[11. moepapa]

ホホさんへ

＞こちらの学校は、校長や担任に相談しても被害者も嫌だと言わないから悪いとか
いじめっ子の保護者に話しますと言われても本当に話しているのか？って思いますし
結局は被害者に我慢してくれとなります。

学校と保護者だけのシステムだと、こうなっちゃうんですよね。どうにか出来ないかなぁ〜と考えています。

[12. moepapa]

まるおさん

＞いつかパパさんに聞いてみたいと思っていたのですが、ＰＴＡとは別に学校主催の学級懇談会がきちんと機能するべきだという考えについて、パパさんはどう思われますか？

まず、うちの小学校では学級懇談会はPTAとは関係がありません。あくまでも、授業参観のあとにセットで行われています。逆に、懇談会が終わったあとに、PTAからの報告などで利用させてもらっています。

学級懇談会が機能するための条件とは、何でしょう・・・保護者が有意義だと思うような懇談会を学校が業務として真剣に考える事が必要ですよね。参加出来る人が限られる平日の昼間ではなく、父親も仕事がある方でも参加可能な夕方以降の開催、そして、保護者が自由に意見が言えて、本気で担任と保護者が協力して問題対処するシステム作りが必要でしょうね。そこまで、業務として担任に指示して学校が行う気構えがあるかどうか？ただし、そういう場が教師と保護者の理解の元、確立出来れば「いじめ問題」に対して効力があると思います。学校は負の情報を表に出したがりませんから、その意識改革も前提になりそうですね・・・

[13. moepapa]

会話を大事にさん

いじめ問題に関して言えば、何か起きてしまった後では、学校にとってPTAは対立的な組織になりがちですから、そこで協調路線とは行かなくなってしまいます。だからこそ、何か大事になる前に、何か出来ないかなぁと思っています。保護者や地域からの情報提供、学校側からの情報開示など、とにかくお互いがパートナーとしての関係を構築出来る事が大切ですよね。学校も教師も保護者も、意識改革が絶対条件になりますが、目指すか目指さないかで結果は違ってくると思うのです・・・難しいかなぁ。

[14. moepapa]

会長経験者さん

＞PTAとしては、収集できた情報を学校にそのまま伝え、真偽の確認や個別案件の解決は学校に任せた方がいいでしょう。

要するに、現状のまま・・・という事ですよね。学校任せの結果が、相次いでニュースで報道されている現状です。そこで、頭を悩ませているのですよ。無理な理由、出来ない理由、難しい理由などあげたら切りがありません。そこをあえて、改善あるいは改革出来たらなぁと考えています。保護者側の意識の改革は、学校任せでは出来ないと思っています。変わらなくてはいけないのは、教育委員会や学校だけではないと感じております。

[15. moepapa]

ぶきゃこさん

①発生しにくい土壌作り＝子どものストレス低減については、まさしく「しつけや教育」といった地道な積み重ねになりますよね。これは、子どもたちへ向けるだけではなく、保護者への教育という視点からすると、PTAにて研修会や講習会・意見交換会などの開催という手段がありそうです。
②早期発見、早期対処については、おっしゃる通りにPTAが交流の場を設けるのは私も良いと思います。ただし、そこに参加する教師（学校）が私は職務として参加して欲しいです。職務を離れると、自分の意見はこうだけど、学校が悪い・・・という風になってしまいがちですから。また、ネットの利用は「いじめ問題」に関しては私は否定的です。誤解を生じやすく、真意が伝わりにくいと思うのです。

[16. 転勤族の妻]

いじめではありませんが。
昨年、担任に力量がなくクラスが崩れた時に学級代表をしていました。
私たちに協力出来ることはないのか、
子供達に家庭で指導することがあれば言って欲しい、など
ずっと活動して来ましたが、最終的に学校からモンペ扱いされましたよ。

現在、転勤で首都圏の中学にいますが、
子供達は自分の親がモンペ、と言うことを嫌がるようです。
通級している支援級の子が他害系の子で
学校の対応も悪いことから
息子が殴られました。
その申し出がきっかけで席をすこし離してもらったら、
お前の親、モンペ？と言われたそうです。
現在その子に絡んで様々なトラブルがありますが、
ほとんどの子が親に言わないようです。
親に知られると大騒ぎされたら困る、モンペと言われる、と思うみたいですね。
だから現在のクラスでは現状を全く知らない親御さんが多いです。
知っている親御さんでも内申を気にして言えなかったりしますし。

難しいです。

[17. 苗穂]

宇都宮市P連が作った「いじめから子どもを守ろう」リーフレット（PDF）は参考になります。市P連のHPからダウンロードできます。http://www.utsunomiyashi-pta.jp/

大津市の事件の調査報告書は、事後対応の問題点の1つとして「保護者会（ＰＴＡ）の自主性の欠如」を挙げました。以下、報告書171ページの記載です。
・・・・・
６　保護者会（ＰＴＡ）の自主性の欠如
　事件直後からのＰＴＡの動きを見ると，ほとんど際立った活動を見ることができなかった。記録上はＰＴＡ関係者が学校との協議の場に出席しているが，学校からの情報を一方的に受け取っているという姿しか見られなかった。学校協力者会議の開催もあるが受け身的で積極的に学校や教育委員会に意見を述べたという記録も見当たらなかった。
　多様な保護者が加盟する団体として簡単に方向性を決定することは困難と考えられるが，学校等からの一方的な情報に頼るのではなく，徹底した調査の実施を要求することや調査結果の概要について報告を求める積極的な姿勢が欲しかった。
　保護者会の役割の一つとして，学校教育の支援があるが，その支援とは終局的には生徒である子供たちの利益につながるものである。本件で重要なことは，いじめの実態は何か，何が問題だったのかを明らかにして，その教訓を生徒に還元していくことであるはずで，そうした方向性で自主性をもって，本件中学校，市教育委員会に働きかけてほしかった。
・・・・・
「常日頃から自主性を持ったPTAであることが望ましい」という提言とも受け取れます。

[18. moepapa]

転勤族の妻さん

なんか悲しい話ですねぇ。本質を学校がわかっていない・・・学校のお決まり処理にのっからない保護者はモンスターペアレント扱いなのですか！？こういう場合の保護者の受け皿にPTAはなれないものでしょうかね！？

[19. moepapa]

苗穂さん

＞多様な保護者が加盟する団体として簡単に方向性を決定することは困難と考えられるが，学校等からの一方的な情報に頼るのではなく，徹底した調査の実施を要求することや調査結果の概要について報告を求める積極的な姿勢が欲しかった。本件で重要なことは，いじめの実態は何か，何が問題だったのかを明らかにして，その教訓を生徒に還元していくことであるはずで，そうした方向性で自主性をもって，本件中学校，市教育委員会に働きかけてほしかった。

保護者会とPTA、似たものだけど、違うような・・・自主的な活動の必要性はわかるのだが、PTAとしての立ち位置は！？日常から組織としての意識改革が必要ですね。

[20. 会話を大事に]

パパさん

非行に関しては抑圧の裏返しや家庭環境もあったりすると思うのですよね。
イジメって価値観の相違や場の空気で意図も簡単に起こるものだと思ってます。
子供に聞くと帰国子女で英語ができるってだけで陰口したりとか聞きますし。
親のモンペ噂を怖がる子供達ってのも、場の空気に支配された日本独特の風土から来るんじゃないですかね。
異分子が優位になると集団的優位のメンツを脅かす加害者のような錯覚で攻撃が始まったり。
海外とかだと、イジメ防止プログラムを徹底的に組んでイジメの芽を排除する取り組みもしてますし、システムとして構築してますけど、日本もこれくらいでないとイジメは無くならないと思います。
日本の教育委員会制度がこれ（海外のシステム）をできるかって言うと疑問ですね。
大津の事件でもそうですけど、今もひっきりなしにイジメ事件が報道されてるのに、揉み消しに必死ですから。
たしかに原因は教委だけじゃないですけど、イジメ問題に取り組む姿勢って今の教育現場だと保護者が活動するのは難しいと思ってます。
ＰＴＡ独自の切り口って言っても、学校と対立になっちゃうし。
研修もする事が目的にノルマになっちゃうと無駄な研修事業になったりしそうに思います。

場の空気作りに必死になって、教師と保護者の仲良くしましょ作戦のプライベート暴露合戦保護者会に私はうんざりだったりします。
だって、この仲良くしましょ空気がＰＴＡイジメの温床の場なんですもの。
イジメの問題提起って言うＰＴＡが役員免除するだのしないだのってイジメの温床の場にしてどうするのって私は常日頃、疑問なんですよ。

保護者、教師、学校の意識改革、必要でしょうね。

[21. moepapa]

会話を大事にさん

そうなんですよ、何をするんであっても『保護者、教師、学校の意識改革』がなくては、何をやっても無駄だと思うのです。ですから、どう働きかけたら意識改革へ繋がるかを考える作業になるんです。教師や学校に近いお母さんたちより、お父さんたちを引っ張り出した方がいいのか・・・「おやじの会連合」のようにして（笑）いろんなアプローチを想定してます。

[22. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

久しぶりにブログは意見。
PTAとして「いじめ」に目を向けていただいて、嬉しいです。
早くも21のコメント、皆さん「いじめ」には敏感ですね。私の感想は、全部のコメントは「可能性」として否定できないと思えます。
残念ながら、moepapaさんが思案されている次元へのアイディアではないでしょうね。

札幌市は昨年まで、「３年連続で中学生の自殺」を出してしまいました。
その３件がすべて「いじめが原因」と当事者中学校生徒達がネット発言していますが、教育委員会は大津市教育委員会同様「いじめとの関連は確認できなかった。」としています。
「いじめ」を全て「自殺」に結びつけて考えなければならないわけではありませんが、学校管理者としての札幌市教育委員会は「全てのいじめは、自殺に結びつく可能性がある。」との市教委の考え方を私に回答しています。

おかしくありません？
「全てのいじめは、自殺に結びつく可能性がある。」としている市教委なのに、「いじめが原因」と発言している当事者校生徒の発言を無視するのです。当事者校生徒に対する「記名アンケートのテクニック」でしょう。

ここは「私の場」ではないので姓名を書きませんが、札幌市長と教育委員長（両者とも弁護士）が「いじめを隠蔽することを校長に指示している」と、99.999％の確信を持って発言しておきます（笑）。
北原前教育長は「任期満了」ではなく、市議会での失言が両弁護士から諭されて「引退となった」とも見えます。

元凶は「市教委」ではなく、ウラを含めて「市教委を牛耳っている連中（札幌市では市長と教育委員長）」です。
この連中が「指示」すれば、「政令都市教育機関」はどうにでも変われます。
「いじめのある自治体」ではなく、「いじめのない自治体」をさがしませんか？

[23. 西区の活動家…かな〜？]

まるお　さん

…私に対するコメントではありませんが、お久しぶりにお考えをいただきたく思います。
そう言えば、お知り合いになれたブログでの「とばっちり」をお詫びしなければならない…と思いつつ、チャンスをつぶしておりましたことご容赦ください。

＞いじめをどうにかするとしたら、私は、まずは、ＰＴＡよりも(学校主催の)学級懇談会において、担任と保護者が密に連携・協力することが必要に思います。

ですが、「学校と保護者の係り方」が、まるおさんや私の時代的なものではなくなっているいるように思いますが如何でしょう？
「学校と保護者の係り方」が普遍的であるはずはなく（根本的には、普遍的であるはずと考えたいですが）、係り方には「TPO的」な瞬間の条件が左右することが少なくないと思えるのです。

多少とも失礼にはなるのですが、moepapaさんが「大業（！）」をなし得ているにことへも、「TPO的な瞬間の条件」が幸運したと考えています。…多いことではないにしても、方向性として努力されていた方は少なくないと思えます。
そのことが社会的に「絶大な効果」を得られるにはタイミングが重要で、タイミングがブラヴォーなmoepapaさんにはもうしばらく頑張っていただきたいと思いっています。
で、「担任と保護者が密に連携・協力すること」が果たして現実的な時代環境（？）であるかどうかが私には見極めがつきません。
なぜなら、現状の（全国のことは解りませんが）教師のおかれている環境において、個々の教師が「教師の独自性がどれだけ自覚できているか」が札幌市（政令指定都市）の大問題であるとしか見えません。（続）

[24. 西区の活動家…かな〜？]

まるお　さん

続きです。

札幌市のある市議は「校長の権限は小さくないものがあります」とは言うものの、生徒指導やいじめに関しても、教師個々に対しては「教委の意向に逆らってまで護者との密な連携・協力」が可能とは思えません。
PTAでもいじめでも、「学校としての対応・対処」は決して「学校として」とは受け取れないものがあります。

私には「学校」よりは「市教委（自治体）の独自性」を希望すには、各市教委の姿勢（TPO）を知ることが
優先されるべきと思っています。

…も〜、よく解らない状態です。

[25. 転勤族の妻]

ＰＴＡ事務局と総務の教員は、越後屋と悪代官のような（笑）
べったりの関係だったのですよね。
だから事務局の方にも事情をわかって欲しいと話しましたが、
わかってもらえませんでした。

総務も事務局も、学校の体裁の方が大事だったのでしょう。

昨年の経験のおかげで、
学校やＰＴＡ事務局に対して、パッサパサに乾き切った気持ちしか持てなくなりました。

[26. ライラパパ]

ｍｏｅｐａｐａさん、精力的に活動されている様子、何よりです。

今の教育現場は「崩壊している」と感じております。
岡山市立御南中学校に長男が通っていて、様々な事を経験しました。
一番ひどかったのは「目があったわけでも会話をしたわけでもない」クラスメートからフォークで後頭部を刺されて帰ってきたことや、言っていたらきりがないほどです。
学校は色々な価値観を持った家庭で育った生徒が集まっております。その価値観の違いを学校内であれば学校としての決めごとで「バランス」をとっていかなければならないと思うのです。
また、義務教育は「昨日今日始まった」ものではありません。
本来保護者から突っ込みを入れられて大きな事になる前に、学校が主導して「事を納める」というのが本当の姿であると思っております。
でも「いじめ問題」「体罰問題」を見ていても学校、教育委員会は隠蔽体質であり信用できないと国民である「保護者」から思われている現状があります。

私が岡山市政策法務課、岡山市教育委員会、岡山市立御南中学校校長を相手取り平成２１年に岡山地方裁判所で調停をしたのはご存知の事と思います。
「教育を巣食う非常識」で調停文書を基に詳しく記しております。
一つの事例として考えていただけるとありがたいです。
せっかく世に問うたのですから・・・。
このホームページ以降学校問題がインターネット上に増えてきて、被害にあった保護者や有識者たちで情報交換が出来るようになったと思います。
インターネットの恩恵ですよね。

[27. ライラパパ]

私が岡山市立西小学校で何故ＰＴＡを問題にして任意加入を前提とするように仕向けたのかと言うと、調停での岡山市側の答弁書でＰＴＡを使って責任を転換していると思えたからです。
また、保護者も知識が乏しく「内申書に影響しないか」など、不安に思い学校側の言う事を聞く、ＰＴＡ執行部だったから。
中学校で話にならないのであれば小学校を変えてやれば必然的に周りの小学校や中学校は変わっていかなければならないから。

私の知人で小学校の教諭がいます。それなりの立場にいますが、教諭いわく「小学校の時よろしくない方向に行きそうな生徒を確りとみていて抑えたんだ。本来であれば中学校への引き継ぎであまり言わないんだけど、その生徒は気になっていたから気をつけてほしいと詳しく説明した」「でもねライラパパさん達がよく中学校の教師はレベルが低いという事を言っているけどほんとかなぁと実は思っていた」「でも今回の件でその子は中学に行って花開いて相当悪くなった。そうしたら中学校どうしたと思う？　小学校の時はどうだったのか教えてくれと来た。」「あの引き継ぎは何だったんだろうとともに、何かあれば小学校のせい？と思った」と話をした事があります。

小学校と中学校では教員免許も違いますし、クラスでの担任教師と子どもたちの係わりも全く違い、中学校に入学した瞬間に子どもたちは環境に戸惑いを感じていると思います。
学校、教師にもよる、が、大きいのですが、小学校より中学校の方が「子どもとの関係が希薄になる」ため問題も大きくなり易く、中学校は小学校と比べて学校、教師が安全管理に対する意識が希薄だなぁと感じております。

長くなり申し訳ありません。

以下資料としてください。

教育を巣食う非常識
調停申立書http://kyouiku.main.jp/gakkou/cyouteimousi.html
～調停書面を全て。
御南中学校ＰＴＡとの関わりhttp://kyouiku.main.jp/gakkou/pta_kakawari.html
～ＰＴＡについて、まで

[28. ライラパパ]

連続でごめんなさい。
岡山市を相手に裁判所で調停したのは平成２０年でした。（笑）

月日の経つのは早いものですね。
でも学校現場の現状は変わっていないし、保護者や学校に従事していない人までが「今の学校の現状」を知る事となりましたから、隠蔽体質はもっとひどくなるかもしれないですね。

[29. まるお]

＞パパさん(12)
お返事、ありがとうございます。

>まず、うちの小学校では学級懇談会はPTAとは関係がありません。あくまでも、授業参観のあとにセットで行われています。

なるほど。了解しました。
札苗小のＰＴＡ改革は、パパさんをはじめ様々な関係者のご努力のなせる技だとは思いますが、学級懇談会がＰＴＡと、きちんと切り離されていたことも、改革を後押ししたのではと思います。
それと、御ＰＴＡは、学校へのＰＴＡからの経費的支援も以前からなされていなかったようですね。これも、「勝因」の一つかなと。

学級懇談会とＰＴＡの境目があいまいで、かつ、経費支援バリバリのＰＴＡの場合、改革は非常に難しくなると思われます。

>学級懇談会が機能するための条件とは、何でしょう・・・保護者が有意義だと思うような懇談会を学校が業務として真剣に考える事が必要ですよね。

学校には、教育基本法第１３条の観点からも、「業務として真剣に考え」てほしいと思っています。
(もちろん、保護者側の姿勢も問われると思いますが。)

＞平佐さん
こちらこそ、その節は、ご挨拶も十分にできず失礼申し上げました。
確かに、起きてしまったいじめを隠そうとする傾向はあるかもしれませんが、どのような教委・学校関係者とて、「いじめを起こしたくない」との気持ちは同じだと思います。
私は、基本的な部分での信頼は、教育行政に対して持っていますし、持ちたいと思っています。

[30. まるお]

＞平佐さん
補足・修正させてください。

いじめと自殺との因果関係を認めようとしたがらないという傾向は認められるものの、いじめを起こさせたくない、現に起きているいじめを解決したいとの思いは、教委・学校関係者も強く持っていると思っています。

ただ、いじめをコントロールすることは、学校現場の手に余る問題であることも確かで、じゃあ、どうするかですが、私は、一般論として言えば、教委や学校を簡単に悪玉にする気にはなれません。
その点、ＰＴＡとして、保護者として、積極的に考え行動していきたいというパパさんのスタンスに共感します。

[31. 西区の活動家…かな〜？]

まるお　さん

コメントありがとうございます。

＞私は、基本的な部分での信頼は、教育行政に対して持っていますし、持ちたいと思っています。

＞私は、一般論として言えば、教委や学校を簡単に悪玉にする気にはなれません。

同感します。
しかし残念ながら私の調べた限りでは、札幌市教委が「いじめはだれにでも、どこにでもおこり得ること。」として「いじめ問題への対応（札幌市教委）」を記し、「いいめを受けた児童の身になって対応する」との指針を教師に認識させているかに見えるのですが、ある「いじめ裁判判決」や教師・指導主事の対応には納得できないものがあります。

http://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/ijimesiryousyu/ijimesiryousyu.html

＞その点、ＰＴＡとして、保護者として、積極的に考え行動していきたいというパパさんのスタンスに共感します。

これも同感します。
有り難うございました。

[32. moepapa]

西区の活動家…かな〜？

諸問題の根本的な解決を考えると、どうしても教育長だとか市長だとかというレベルの話になってしまいます。そこまでの働きかけが出来る状態というのは、政治家にでもならなくては無理でしょう（笑）

そこまでではなくとも、『いじめ＝PTAは関係ない』という保護者の認識を改めたいと思っています。大津市の第三者委員会の提言においても、もっと積極的に保護者会（PTA）が自主的に関わるべきだったとしています。問題は、その関わり方ですよね。私は、起きてから敵対的に学校と向き合うのではなく、予防に繋がるような活動を、地域や近隣校との連携によって出来ないかなぁと考えております。いじめや非行の話題を、その辺のお母さんにふってみると、次から次へと情報が出て来ます。ところが、その情報は学校へは上がって行きません。あくまでも、ママネットワークの井戸端会議で止まってしまいます。そして、何か事が起こると『やっぱりねぇ〜』という事になってしまっているのです。正直、学校は負の情報は開示しません。だからこそ、我々に何か出来ないか？と考えております。

[33. moepapa]

西区の活動家…かな〜？さん

確かに、よく解りませんね。しかも、いじめと非行は別問題として扱わなくてはいけないのかも知れませんし・・・ただし、いじめも非行の問題も、日々の現実なのです。

[34. moepapa]

転勤族の妻さん

それぞれの立場や役割があるのでしょう。特に期待はせずに、前を向きましょう（笑）

[35. moepapa]

まるおさん

＞学級懇談会とＰＴＡの境目があいまいで、かつ、経費支援バリバリのＰＴＡの場合、改革は非常に難しくなると思われます。

おっしゃる通りで、こういう場合には執行部の意識改革が先ですから、現実的にはこういうPTAでは自主的改革は起こりませんね。よほど強い意志を持つリーダーが現れなくては・・・

[36. moepapa]

まるおさん

＞ただ、いじめをコントロールすることは、学校現場の手に余る問題であることも確かで、じゃあ、どうするかですが、私は、一般論として言えば、教委や学校を簡単に悪玉にする気にはなれません。

私も同感で、敵対すると情報はそこで止まります。そして、こういうケースで一番ダメージを受けているのは担任です。本当に真実に近づこうと思ったら、担任とは連携しておかなくてはいけないと思うのです。それには、普段からPTAとの信頼関係を目指さなくてはなりません。それが現実として出来るかどうか？だと思うのです。

[37. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

32.コメント有り難うございます。

＞諸問題の根本的な解決を考えると、どうしても教育長だとか市長だとかというレベルの話になってしまいます。

そのとおりで、「いじめ」に関して市議さんが市教委に働きかけを始めています。
私も文教委員や中学校校長にアプローチしていますが、おそらく私に対してはMPラベルが貼られていることでしょう。

＞『いじめ＝PTAは関係ない』という保護者の認識を改めたいと思っています。

嬉しいです。

＞いじめや非行の話題を、その辺のお母さんにふってみると、次から次へと情報が出て来ます。ところが、その情報は学校へは上がって行きません。

そのとおりですね。
おそらくmoepapaさんおっしゃる「学校との対立関係」を意識的・無意識的に避けるのだと考えています。

ですから私は「いじめに関しては、些細なことでも教委が動くべき」と考えています。
ところが、伏見中学の件では保護者の在校生に向けたメッセージに「言葉がいかに人の心を傷つけるかを考えてほしい。」とあるにも関わらず、市教委は「いじめとの関連を確認できなかった」と調査結果を公表しました。
「保護者のメッセージはいじめを肯定しているのではないか？」「果たして教委に調査能力があるのか？」「教委や学校は保護者のメッセージを尊重していないのではないか？」「一人の生徒の自殺を軽視してはいないか？」などなど、様々な憶測せざるを得ません。

大津の教委と同じ「隠蔽体質」を感じないわけにいきません。

マスコミは「メッセージに関しては教委に聞いて下さい」と言い、教委は答えません。
保護者の不安は解消されるべきではないか…と考えるのですが、解消できるのは教委の資料開示しかありません。

また後ほど。

[38. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

時間に不自由ですみません。…で、続きです。

札幌市P協が「いじめ」（を含めて）に関して何もしていなかった訳ではありません。

数年に亘って市教委に「スクールカウンセラー設置」を「要望書」に“しつこく”記載しているのは、「いじめ」を視野に入れてのことと理解しています。
…あの“しょ〜もない発言をしていた前市P協会長”の時代のことです（笑）。
ところが現札幌市教委は、「スクールカウンセラー」と「スクールソーシャルワーカ」との対立的状況（馬鹿馬鹿しい）に「指示」を出そうとしていません。

私が考えるに、市教委・指導課には「いじめ」を生徒指導の括りに含める限り、「スクールカウンセラー」も「スクールソーシャルワーカ」も機能できていない状況です。

で、PTAとして「（今ある）いじめに対して」何ができるか…ということになりますが、私の現在までの考えですが、残念ながら「PTAができることは無い」としか思えません。
「（今ある）いじめに対してできる」ことは無いとしか思えませんが、moepapaさんが仰る「予防に繋がるような活動を、地域や近隣校との連携によって出来ないかなぁ」はいくつか可能なことはあります。

先ず、生徒達や保護者に対して「いじめは公にする」ことを学校（校長・教師）に伝えることだと思います。
そこに邪魔臭い（！）こととしてあるのが「生徒指導」とか「家庭教育」とか言う「教育委員会の“適当（いい加減）な方針”です。
「いじめ対応」が学校教育の「指導の範疇」であるかぎり、一保護者であろうとPTA（組織）としても「口出しすらできない」環境でしかありません。

それだから私は「いじめ自殺」に主眼を置いて「いじめ」にアプローチしているつもりです。

続きます。

[39. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

成年・未成年を問わず「自殺は不審死」の一つでしかなく、一般社会では「警察が機能すること」です。
ところが警察は「申告（相談）」がなければ機能できない機関です。いじめに関しても道警少年課に対応組織がありますが、あくまでも「申告」がなければ動けないとのことです。

「学校は負の情報は開示しません。」では何も改善できないどころか、「ますます事態を悪くする」だろうと考えます。
つまり、教師や学校と「連携でき（てい）るPTA」としては、「PTA入退会自由」と同様に「情報開示」を学校や市教委に「要望（！）すること」ではないか…と考えます。

私も道警署長宛に「３中学生自殺に関する捜査要望」を提出しました。
個人でも組織でも、今の所「いじめ」に関しては「要望」することだけが最有効手段でしかなさそうです。

[40. moepapa]

西区の活動家…かな〜？さん

まず些細な事でも教委が動くべき・・・些細な事は学校が報告をしません！「スクールカウンセラー」制度ですが、形だけのもので全く機能しておりません。カウンセリングが必要と判断された児童や生徒に、小児カウンセリング対象の医療機関を紹介したらそれで終わりです。ところが、そういう医療機関は予約待ちが３か月なんてことも珍しくありません。『いつやるか？今でしょ！！』という対応が全く出来ていないのが現状です。また、警察も申告ななければ動けませんよね。では、些細な事でも動けるのは、誰でしょう！？要するに、まだ学校管理職へ報告として上がる以前の些細な情報の頃に動ける人間は、担任と保護者しか存在しません。まるおさんが提唱されていたいじめ問題に対応するには「学級懇談会」あるいは「学級PTA活動」という土俵なのかも知れませんが、最も早く動ける場は確かにここにあります。この場における情報開示と対応が、迅速に行われるような教師および保護者の意識改革が重要だと考えています。

一方で、中学校の非行の問題は、またこれとは違った土俵が必要となります。起こる現場が学級内ではないからです。したがって、何か活動を考える場合でも必然的に学校を中心として、家庭や地域におよぶことになりますよね。ですから、こちらは地域での情報開示なり情報共有が必要となる訳です。

[41. ライラパパ]

ｍｏｅｐａｐａさん、この「情報公開、情報共有」ですが、肝心の学校側が「プライバシー保護」を理由として情報公開しません。
情報がなければＰＴＡも地域団体も何もあったものではありません。

調停の際に「日時場所氏名など」伏せた上で、あった事象を情報公開を行い保護者全体で「教育」を考えてもらえないかと問うたら、事象を公開すると個人が特定できるからプライバシー保護の観点から出来ないと岡山市、岡山市教育委員会は回答しました。

結局は学校側に情報公開を求めても無駄な話で、何かあれば保護者が個人的に確りとした対応をすることしかないのです。

保護者個人ということであれば家庭での常識の違いや知識の違いもあり、双方の解釈が食い違い「もめる元」となります。

しかし学校側は「当事者」で話を済まそうとします。学校の管理監督責任は「問いたければ問えば？」「俺たち公務員だし、教師だし、個人的には責任ないし・・・」というスタンスですから、始末が悪いです。

[42. moepapa]

ライラパパさん

＞この「情報公開、情報共有」ですが、肝心の学校側が「プライバシー保護」を理由として情報公開しません。

そうだろうと思います。それ以外からの情報提供なり収集が必要となりますが、個人攻撃をする場ではなくみんなで考える場として、生徒でも、保護者でも、地域の方々でも
気軽に情報提供出来る環境作りと、意識改革が必要なんでしょうね・・・

[43. ライラパパ]

ｍｏｅｐａｐａさん、ここでＰＴＡに出来る事は、「学校内での問題を保護者や子どもが投書できる箱作り」かなぁと考えます。
校長が設置を許せばですが・・・。

何度も記しますが、本来学校内で起こったトラブルは学校内で治めるが基本であると考えます。
法務局や外部に相談しなければならない状況のほうがおかしいですから。

保護者に学校内の情報が抜けるという事は、学校側はＰＴＡが圧力団体になるのではないかとの考えを持ち、勝手に萎縮するのだと考えます。

「保護者も含め皆で考える」このために情報は使われるべきだし、意味のあるものになると考えます。

岡山では出来なかったのですが、札苗小でこういった学校と保護者のかかわりを構築し、外部に発信してもらえるといいのではないかと勝手に考えてしまいます。（笑）

少し考えてみてください。
お願いします。

[44. moepapa]

ライラパパさん

いじめに対するPTAの立ち位置って、本当に難しいですね。それに非行に対しては、小中校の連携や地域との連携が不可欠だと考えています・・・考えます！！

[45. 西区の活動家…かな〜？]

moepapaさん
ライラパパ　さん

お二人の意見をじっくり読ませていただきました。
確かに学校は「プライバシーの保護」を大事にしてほしいと思います。
ただ、何も対応しないことの「言い訳」として「プライバシーの保護」を持ち出すことも知っていました。

また、スクールカウンセラーも「形だけのもので全く機能しておりません。」もよく解っておりました。

私の息子がいじめにあったときのことを書かせていただきます。

私たち親が気づいた所までは省略しますが、先ず私は教委に「息子がいじめにあっている」ことを伝え、その次に学校へ伝えました。
お二人の考え方では「逆」だと思われるかも知れませんが、私は「教育委員会が機能しろ」と要求したわけです。
動かない予想をつけていて色々手段を考えていましたが、予想に反して教委も学校（校長・担任）もすぐ動きました。
おそらくいじめの前に「PTA関係」で教委にかなりつっこみをしてましたから（数十通のメールやりとり）、私に「大騒ぎされては困る」くらいに考えたのだと思いますが、それは大したことではありません。

但し、私は「いじめている子どもを特定しない」「スクールカウンセラーを動員する」「教師ではなく教委が対応する」などの条件を付けて、息子の数少ない話しから感じられた「遠くないうちに学級崩壊に向かう可能性が大きい」ことを付言して対処を求めました。

すぐにスクールカウンセラーが入り、同学年全クラス単位と、息子に対するカウンセリングを行いました。
私はその内容を校長から直接説明を受け、息子からも教委や学校が対応したことを聞きました。

続きます。

[46. 西区の活動家…かな〜？]

（続きです）

また「学級崩壊」は寸前までいっていました。
で、校長に「現状を全校の保護者に伝えて、保護者個々にも考えてもらう」ことを要求したところ、すぐに「同クラスの保護者に状況の説明会」を持ち、保護者からの質問などにも応えていました。

前校長からの伝言があったらしく（内容は知りません）、学校は私が望んだ以上のことを配慮したと受け取れました。


これはmoepapaさんの理解している「教委や学校のいじめ対応法」とは違うみたいですね。
「スクールカウンセラー設置」は札幌市P協が数年に亘り市教委に「要望」してきた制度です。
息子のいじめは私一人でも対応できたレベルのことですが、「学校に対応させると難しいことになる」と予想できていたので、強引に（！）教委を対応させました。
「強引に」というのは私の「役人対処法」の一つである「できるだけ大騒ぎしてやる」というもので、市内の「いじめ相談所」や「北海道教育委員会」などにも「札幌市教委はいじめを軽視している」と意見書を送りつけ、送りつけた機関をリストアップして市教委に通知するという「手段（？）」をとりました。

ある制度は、持っている存在に活用させるべきであり、私には、機能しないからと言ってすます気にならないのです。
私は「生徒・保護者は学校（義務教育機関）のゲストである」との信念があり、疑問に応えず、するるべきことをしない組織にはあらゆる手段を使って「させる」ことを目標にします。

お二人と方法論が異なるのはしょうがないことで、私のような「無頼」が役人や教師・校長に「当然のことをさせられない」わけでもありません（笑）。

[47. ライラパパ]

西区の活動家…かな〜？さん

お久しぶりです。
しばらく前から電話をしようかどうかと思っていたのですが…。

さて、「子どもさんのいじめ問題」良い方向に言っているようでなによりです。

方法論の違いはあって当然ですし、「結果が出ている」のですからそれがすべてです。

全国的に見ればこの瞬間にもいじめ問題は発生していると考えます。

いじめ問題を解決しようとしたときに「多くの方法」があった方が解決に近づきやすいと思います。

[48. 西区の活動家…かな〜？]

ライラパパ　さん

こちらこそ、すっかりご無沙汰しております。
その節は息子のことを深くご心配いただいて有り難うございました。

おかげさまで、記したように「いじめられ」からは解放されたように感じていますが、ここ数週間の息子の様子から、今度は「いじめる側」に回っているのではないかという心配が感じられます。

明日家庭訪問（２人続けて）があるので、知らなかった下の息子の「いじめられ」を含めて、両担任に話をしておこうと思ってます。
…単なる「一反抗期の症状（？）」であることを願ってます（苦笑）。

[49. 西区の活動家…かな〜？]

ライラパパ　さん
moepapa　さん

ちょっと札幌を離れておりましたが、JR車中で私の書き込みを含め「いじめ・非行」について、続きを書こうか書くまいか…と考え続けておりました。

moepapaさんの「PTAとしていじめを考える」意思表明は個人的にはとっても嬉しいのですが、ライラパパさんご経験のように「大変重い（難しい）」ことなので、せっかくPTAをここまで「改革（開放？）」したことにマイナスに働きはしないか…？…と思えはじめたのです。

民主党政権時代の平野文相が、どこかのPTA（連か協か不明ですが、単ではないでしょう）に「いじめ問題解決に協力をお願いした」と発言しているテレビ報道がありました。私の考えとしては「そうあるべき」と思えたので続報を注視してましたが、その後は全く関係報道は無く「立ち切れ状態」です。
おそらく、文相が「何かのついで（場の勢い）」に記者達に話しただけ（！）のことか、発言についてどこかからチェックが入ったのかでしょう。
確かめ様はありませんが、後者だったとすると、チェックは文科省かPTA上部組織の方角からだろうと考えられます。

私の予想では、札苗小PTAはこれから「PTA上部組織からの圧力に晒される」と思っています。
moepapaさん仰るように「札苗小PTA改革は始まったばかり」で、これから単P（というより１社会教育関係団体）としての運営を検討・規約化されるでしょう。
そこに「いじめや非行」という「地域との連携」とか「学校との情報の共有」を意図せざるをえない問題を抱え込むと、せっかく学校との良い関係を維持して成し得た改革に水を差すことにならないか…という心配を払拭できません。

続きます。

[50. 西区の活動家…かな〜？]

思慮深いmoepapaさんのこと、私の杞憂であることを祈りつつ、前コメントの補足をしておきます。

札幌市立小学校の場合、スクールカウンセラーは中学校の借り物（？）で、小学校独自（１カウンセラー複数校受け持ちとしても）に設置されているものではありません。
つまり、カウンセリングの内容としては充分なものではなく、教委の指示（又は要望）する方向でのカウンセリングです。
私としては「ある制度を使う」ということを目的にしていたので問題にしていませんが、本来的カウンセリングとはほど遠いものでしかないとお伝えしておきます。

教室単位の内容を知りませんので半分私の予想ですが、息子の話しから判断すると、「カウンセラーの個性や独自性（これがベースになければ真のカウンセリングにはなりません）」の感じられるカウンセリングではなかったと判断しています。

家内がカウンセラーをしており、私も独学ながら、いじめにあった10人ほどの「不登校児』たちをケアさせてもらった時にカウンセリングや児童心理学について勉強し、家内が現在受けている研修の内容や、スクールカウンセラーの現況やカウンセリング内容についても検討（健闘かも）するのが、夫婦の会話になっています（笑）。

まだまだ歴史の浅い制度ですが、活用することで質的向上が望めます。経験浅い指導主事が校長に指示する教育委員会体制に、スクールカウンセラーへの「指示・管理（？）」までさせていては、ろくな学校状況になりません。

ついでながら、お二人はカウンセリングを受けたことがおありでしょうか？
機会があれば、是非受けていただきたく思います。
カウンセリングを受けることは、恥ずかしいことでも特別なことでもありません。

[51. moepapa]

西区の活動家…かな〜？さん

いろいろとご心配頂きありがとうございます。「いじめ」への対応を考えると、本当に難しい問題です。皆さんがおっしゃる通りリスクもあります。では、目の前の「いじめ問題について、見て見ぬふりですか？」起きた事象についての直接的な対応は難しいと思いますが、起こらないような、また起こった時の認識など、学校・地域・保護者を巻き込んで講演会・研修会、カンファレンス等出来ることは、まだまだあると思っています。その発起人がPTAであってもかまわないというスタンスでおります。何もPTA活動の定義に入れなくとも、親として人として当たり前の事を皆で学びませんか？という事です。ですから、特に現在進めているPTA改革に大きな影響はないと思っていますし、影響するようではいけないとも思っています。

また、カウンセリングですが私もします。医療従事者のカウンセリングや、不登校児童の保護者のカウンセリングなど、臨床心理士について学んだ事がありますので・・・可能であれば、学校保健室にそういう機能を持たせたいですが・・・

[52. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

moepapaさんはお仕事柄もあり、具体的な事柄について考えておられること得心できました。
有り難うございます。
私は学校にも教委にも警察にも「こどもたちは、基本的にいじめあうことによっても精神成長を身に着けている（はず）」と前提して意見を言ってきました。
今日的（マスコミに取り上げられたり、裁判にまでなっているような）「いじめ」が果たして私の考える「精神成長」に結びついているかどうかは判断の難しい所ではありますが、おそらく、「大人（社会性を反映した）の干渉が無さ過ぎ（皆無状態）」たために社会問題（あるいは事件）に進行するのではないかと考えます。
その意味では、「PTAがベースになって」対応法や具体的対処をすることに有効な一方法であると思えます。

＞目の前の「いじめ問題について、見て見ぬふりですか？」
＞親として人として当たり前の事

私もそう思い可能な限り（知り得る限り）介入し、「よけいなお世話」的発言までして顰蹙（プライバシーの侵害と言われて）をかったこともありますが、少なくない親（いじめた側もいじめられた側も）は「（鈍感な）無関心」状態ででした。
賛否両論ですが、廣中邦充氏（西居院住職）の言葉を借りると、「自分の子どもの異変（シグナル）を感じ取れない親は親の資質に欠ける（趣旨）」を何度も感じてきました。

つまり、moepapaさんの

＞親として人として当たり前の事を皆で学びませんか？

が、なかなか「当たり前」と感じられていない「親子関係」や「社会環境」があると思わせられます。
私はこのとおりの「無頼漢」ですから「あんた親の資格ね〜よ」と暴言を吐いて「おこらせる」ことが関の山でした。…おこらせれば、多少の考えを持たせることができますからね。

続きます。

[53. 西区の活動家…かな〜？]

続きです。

＞学校保健室にそういう機能を持たせたい

そのような方向での札幌P協の「スクールカウンセラー設置提言」であったと思っていますが、現状では「いじめ」は「生徒指導の括りで市教委が対応する」ことになっています。
スクールカウンセラーおよびソーシャルワーカーが連携機能することでmoepapaさんがイメージされている「いじめが起こらような状況作り」にかなり有効な方法がとれると思っていますが、カウンセラーが教育委員会の意向を重視しなければならない状況では、効果的に機能することはできないでしょう。

また「生徒指導」は「学校教育」の一環とされ、基本的（法的）にはPTAは干渉できないことになっているはずです。
…前教育長の「入退会自由は単Pの判断すること」との議会答弁が社会教育法の
＞「第十二条 　国及び地方公共団体は、社会教育関係団体に対し、いかなる方法によつても、不当に統制的支配を及ぼし、又はその事業に干渉を加えてはならない。」
に抵触している可能性があることと同じ意味合いです。

私としては、子どもは親と教師の間に存在する人格で、「PTAは親と教師によって組織されている」のですから、「いじめ」でも「非行」でも「学級・学校崩壊」でもPTAが干渉（介入）することに違和感を感じませんが、私がアプローチしたいくつかのPTAは言葉を濁しました。

今の所、PTAとしては具体的に「要望する」ことが精一杯ではないでしょうか。

[54. moepapa]

西区の活動家…かな〜？さん

＞また「生徒指導」は「学校教育」の一環とされ、基本的（法的）にはPTAは干渉できないことになっているはずです。

そうですよね。そこには干渉しなくとも、保護者と教師が議論したり、いっしょに学んだりする場は作れると思っています。「生徒指導」ではなく、教師も含めた「PTA会員指導」ならどうでしょうね。起きてしまってからの介入だと、学校とは敵対してしまう可能性が高いです。個人的にはそれもありだとは思いますが、活動として定着させるためには、予防の啓蒙活動が必要なのではないでしょうか？『いじめによる加害者』を作らない家庭でのしつけや学校での教育のあり方などというアプローチです。現在、札幌市PTA協議会会長も参加して、「北海道子どものいじめ防止に関する条例（仮）の検討委員会」が第２回まで開催されています。どんな原案で、PTAの立ち位置をどう考えているのか、興味を持って見守っています。心が変わらなくては、行動は変わりません！それは、子どもだけではなく、親も教師もです。難しい課題ですが、どうにかして心を動かす活動が出来たらいいなぁと考えています。

[55. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

時間が空いてしまいました。
時々しかお邪魔できず、書き込みする時間もなかなか持てませんが、全部の記事・コメントは読ませていただいてます。（読み返しも…）

で、「PTAにできること」も考え続けています。
何度か読み返ししているうち、moepapaさんのPTAに関する考え方「情報開示」を基本にすることでかなり（と言うより唯一的な）効果を上げられるのではないか…と思えるようになりました。

息子の事例を大まかにお伝えしましたが、現手稲宮丘小校長は「クラスの全保護者に状況を伝える（いじめも学級崩壊の予兆も）」ことで事態の悪化を回避し、保護者の不安を小さくすることも実践しました。

私は前々から、マスコミに取り上げられるような「教委の隠蔽体質が最悪の事態を招く」と考えておりましたが、現手稲宮丘小校長の実践でさらに核心を持てています。
現在調べている「いじめ（小学校）」でも、学校（校長・教師）のレベルでの問題ではなく、教委による「隠蔽工作」の色を強く感じています。

つまり、PTAと同じに「学校単位での情報開示」を基本にすると、保護者の理解・協調を得られやすいのではないかと思えるようになりました。

続きます。

[56. 西区の活動家…かな〜？]

moepapaさんの「起きてしまってからの介入だと、学校とは敵対してしまう可能性が高いです。」は半ば当っていないようにも思えます。
もちろん「おきる前に」の発想も絶対に必要と考えますが、札幌市教委は「ちえりあ」内教育センターでの数々の「いじめに関する研修（教師対象）」を行っているにも関わらず、いじめ防止に成果を上げられていません。

どこかで紹介した「いじめ問題への対応（市教委）」は教師の認識度は低いのですが、保護者への「情報開示の道具」としては使えそうです。
また、全部を読んではいませんが今月号の「こころの科学／170特別企画」はかなり有効な内容と感じます。
「生徒指導提要（文科省）」なんていうのもありますが、教育学者たちがよってたかって（！）オツムだけで「寄せ書き」したような代物では使い用がありません（笑）。

いずれにしても、「情報開示を無理なくする」ための道具としては使い道はあると考えます。

本当はそれらの「道具」を校長が使えるようになるといいと思うのですが、「教委の承認」が必要で、教委は自分たちの方法（考え）から外れることを恐れます。…浅墓さに笑っちゃいますが、保護者の一人としては笑ってはすまされません。

[57. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

「区P連…」スレ、熱入ってますね。
本当にmoepapaさんよくやってますね。私は「その時間」がもったいないと感じます。
それでも何か有効な意見があれば良いと思うのですが、「単Pの運営＆取り決め」に他人（他校や過去）の運営方法や取り決めなど参考になりはしないのではないでしょうか。
それでも「まぼろしさん」のときには感じなかったmoepapaさんの「怒」を感じましたので、傍観者の一人としては安心してますが、私の「感想」としては「イチャモン」「ツッコミ」よりは「贔屓の引倒し」を警戒した方が良いと感じます。

以下、その後（前書き込み）以後に思いついたことです。

保護者への「情報公開」を前提にした「いじめ防止対策？」の一案です。
「いじめ問題への対応」は、市教委として有効な活用ができていない代物ですが、「保護者のいじめ認識」を高める目的で「PTAいじめ勉強会」的集まりで使うことができそうです。
１〜２ページずつ「章分け」されているので使い勝手が良く、市教委は「全教師に配布している」と言い、学校でも「これを使って研修している」と言ってますので、教師会員を交えた「勉強会」になるとさらに効果的であろうと思います。
教師だけでの「学校単位の研修」は「教委や教師の視点」から出ることは少ないはずですから、そこに「保護者の視点」が加わることで大きな広がりが期待できると思います。

続きます。

[58. 西区の活動家…かな〜？]

但し、私の調査では「全教師には渡っていない」ので、教師に「解説」を任せるような使い方ではなく、「教育センター及び学校での教師による研修」に縛られず「全参加者（含非P会員も）で考える」ことを前提にする必要があると思います。

おそらく、私が市教委に「欠陥だらけの代物」と伝えてあることが浮き彫りになるはずですが、「いじめ防止目的の現存資料」としては悪くないと思います。
…第一、それなりにまとまったテキストを作ろうとすると、半端でない労力が必要ですから…。

保護者の「いじめ認識」を高める為の「資料」としては「NHK総研（名称不確か）のいじめ統計」や北海道教育委員会の「いじめ対策チームの「要項？（まだ公開されていないようです）」なども有効ではないかと思います。

また有効と思えるものが見当たりましたらお知らせします。

[59. moepapa]

西区の活動家…かな〜？さん

そうそう「いじめ」に対しては、繰り返しそういう勉強会をPTA主催で行う事に意義があり、出来れば小中校PTAが連携して行う方が良いと思っています。小学校と中学校の教師同士の申し送りは、よほどのケースでない限りないようですから。

あとは「非行」の問題ですね。小学校は関係ないという雰囲気がありますが、小学校の先生にいろいろと話を聞くと、「非行の芽」は小学校６年時にすでにあるという意見が多かったです。中学校の「非行」や「犯罪」の抑止力になりうるPTAとしての働きかけは何かないのでしょうか？

[60. 西区の活動家…かな〜？]

moepapa　さん

「いじめ対策推進法」が成立して、今日は朝からその内容に目を通しています。

対策法中、「学校いじめ対策委員会」という項目があります。旧体制PTAではちょっと勧められない気がしますが、札苗小に於いてはPTAとして積極的に関与しては如何か…と思えます。もう目を通しておられるかもしれませんが、抜き書きと「対策法URL」をします。

字数オーバーだったので続きにします。

[61. 西区の活動家…かな〜？]

（学校いじめ対策委員会）
第三十条 学校（専修学校を除く。以下この条及び次条において同じ。）には、学校いじめ対策委員会を置かなければならない。
２ 学校いじめ対策委員会は、第一号の委員、第二号の委員及び第三号の委員（学校の教員の配置の状況に照らして真にやむを得ない理由があるときは、第一号の委員及び第三号の委員）をもって組織する。
一 いじめ対策主任
二 前号に掲げるもののほか、当該学校の教員のうちから、学校の設置者が任命した委員
三 次に掲げる者のうちから、それぞれ学校の設置者が当該学校の非常勤の職員（地方公共団体が設置する学校にあっては、一般職に属する非常勤の職員。次条第二項第二号において同じ。）として採用し、学校いじめ対策委員会の委員として任命した委員
イ 当該学校に在学する児童生徒等の保護者
ロ 地域住民
ハ 第二十六条第三項第二号ロからチまでに掲げる者
３ 学校いじめ対策委員会は、次に掲げる事務を分掌する。
一 学校いじめ対策計画又はその変更の案の作成に関すること。
二 学校いじめ対策計画に定める措置の実施に関すること。
三 学校におけるいじめに関する通報の受付並びにいじめに関する事案（次条第一項の学校いじめ対策特別委員会が処理するものを除く。）に関する調査及び対処に関すること。
四 学校いじめ対策計画に定める措置の実施の状況の評価に関すること。

http://www.google.co.jp/search?client=safari&rls=en&q=いじめ防止法案&ie=UTF-8&oe=UTF-8&redir_esc=&ei=wqnKUcLXF8SpkgXRpYCACA#client=safari&rls=en&q=いじめ対策法案&revid=1524236407&sa=X&ei=wqnKUZDjIYTJkQW8y4CgCA&ved=0CF8Q1QIoAA&bav=on.2,or.r_qf.&bvm=bv.48340889,d.dGI&fp=c6dca3758c3fa29f&biw=982&bih=910

[62. moepapa]

西区の活動家…かな〜？さん

情報ありがとうございます。私も「いじめ防止対策推進法」など、勉強して何か活動として出来ないかを考えてみたいと思います。本来なら、第三者的視点が必要だと思いますので、そういう視点で考えてみたいと思います。

[63. 祝 十郎（いわい じゅうろう） 元 地方公務員 ６３歳]

タイトル ： 腑抜けてしまった教育の改革が必要
サブタイトル ： 教育現場で 忘れられてしまったビンタ

いじめは　からかう軽い気持ちから始まります。
だから、どの時代であっても　無くすことはできません。
いじめは、なぜ無くならないのか？
先生が、いけないことをした生徒に　ビンタをしないからです。
先生と生徒を　意気地のない そんな関係にしてしまった教育方針が
学校を　人間関係を　ダメにしているのです。
こんな教育現場にしたのは（社会党系　共産党系）の人たちであり、逃げの教育委員会です。
今で言うと、　憲法９条を守れと騒いでいる 民主党→民進党　も　その一派です。
９条の札を見せれば　中国が大人しくしているのでしょうか？　現実は全く違っていますね。
いじめは　謂わば　（乱暴・狼藉）です。
それに対しては、間 髪(かん はつ)を入れず 力によって、それは　いけないことだと　悟らせることです。

先生が　ビンタをするのには　正当な理由(わけ)がある。
（何が何でも暴力反対）と言っていたら　教育はできない！！！
悪いことをした生徒が後悔できるように叱るのは（ビンタ）です。
先生にビンタされて、自分の頬が ジーン とします。
集団でいじめた生徒たちをビンタした先生の手も痛い筈です。
ビンタをされて　やっと（ あぁ　いけないことをしてしまった ！ ）と 気づくものなんです。
自分の頬の痛さを通して　いじめられていた子の気持ちを知り　いじめてしまった自分と　繋がるのです。
　
口で言っても　その場逃れの人間を作ってしまうだけです。
先生は　教師は　尊敬され、　だけど　怒ったら怖い　という存在でなければなりません。
あの時　先生にビンタしてもらって　良かったなぁ・・・　と　大人になっても　尚更に ありがたく感じます。