チケット購入

　liga-barcaさんから、チケット入手について、問い合わせがあったので、いつも私が購入している方法を書きます。

料金
　ソシオはいつでも、そのシーズンのチケットを買うことができるんだけど、一般発売は、試合日の2週間くらい前から。もしかしたら、1週間かも。値段は、FCバルセロナ公式サイトでチェックできます。スペイン語（espanol）を選択し（日本語ページではなぜか、料金表が出てこない）、チケット（entradas）をクリックしてみて。直近の試合の料金表が見れます。ソシオ（socio）と一般（publico）に分かれてる。

1.カンプノウのチケット売り場で前売りチケットを買う。
　試合日の2週間くらい前から購入できるはず？。とにかく、欲しいエリアと枚数を伝えましょう。

2.カンプノウの当日券売り場（前売りとは場所が違う）で買う。
　試合のある日は多分、一日中あいてるんじゃないかな？私は2〜1時間前くらいに行きます。

3.インターネットで　（要クレジットカード）
　FCバルセロナ公式サイトから。日本語ページからなら、ticketingをクリック。
　F.C.BARCELONAをクリック。
　見たい試合の購入開始（iniciar la compra）をクリック
　ソシオのログイン番号とかを記入する欄が現れるけど、それは無視して、続ける（continuar）をクリック。
　注：試合2週間前以降にならないと、ソシオ番号を持ってない場合は、エラーが出ます。
　席を選んで、枚数を選んで（deseoと書いてあるところ）、続ける。一度に最大6枚までかな？

　うまく、席があるようだったら、値段と、席番号が表示されるはず。そうじゃなかったら、インターネット販売では受け付けられないということ。うまくいった場合は、確か、クレジットカード番号等を記入する欄になる。

　チケットのピックアップは、試合が始まるまでなら（だったかな？）ラ・カイシャ銀行のATMのような「セルビカイシャServicaixa」でクレジットカードを挿入したらできる（はず）。ラ･カイシャ銀行は、バルセロナ市内にいやというほどあるので、探すのには苦労しない。
　
　手数料が、一枚につき1.50ユーロくらいかかる。

　しかし、インターネットでの購入は、スペイン語がちょっと分かっていたほうがいいかもしれない。何かの手違いで、買えてなかったりしたらいやだからね。

4.ラ･カイシャ銀行のATM「セルビカイシャservicaixa」で購入（要クレジットカード）
　上記のATMで「servicaixa」と書いてあるものなら、その画面から購入できる（と思う）。特に、そこの銀行口座を持っていなくても、どのクレジットカードでも決済できるのだと思う（確かじゃない）。手数料とか高いのかも知れない。

5.電話で購入　（要クレジットカード）
　もっとスペイン語が達者な人は、電話でも購入できる。
　スペイン国内からなら、902 18 99 00

もっと詳しく丁寧に説明してあるwww.blau-grana.comに勝手にリンク。こちらも参照してください。

しかし、いつも、何も考えないで買っているので、いざ人に聞かれたら、答えられないものだなぁ。すみません。あまりお役にたたなくて。写真もとってこないと、分かりにくいよねぇ。

次は、観戦のコツなるものを、頭をひねりながら書いてみようかな。  

バルサvsレバンテ

　クリスマス休暇を取るからといって、リーガの試合日を週中にされると、変な感じ。リーガは週末にやるもの、と信じ込んでいる私にとって、火曜とか水曜に試合されると、リーガじゃない気がしてしまう。しかし、95%カトリックなスペインでは、家族と過ごさなきゃいけないクリスマスだから、サッカーなんてどうでもよくなっちゃうんだろうな。他のキリスト教国でもそうなんんだろうけど。

　というわけで、今節のバルサvsレバンテは火曜日に行われた。ブログ更新するのが追いつかない。寒いし（バルセロナにしては）、平日だから観客も少なそう。私もおとなしく家でダイジェスト。

　出場停止のバルデスに代わりスタメンはルベン。よくよく見ると、バルデスよりかわいい顔をしている。開始早々、ピンチが訪れたけど、ゴール前ぎりぎりで、最近、売れ筋のダミアのクリアで何とか失点を防ぐ。
　前半29分、デコの右足から、誘導弾。ゴールネットにターゲット設定してあるに違いない。人と人との隙間を縫って、ちょっとディフェンスをかすめながらも、ゴールネットまで到達。すごい！
　
　しかし、バルサは疲れているのか、いつもと布陣が違うからやりにくいのか、うまく機能していない。後半15分、ルベンは、バルサ出身のジョフレから洗礼を受けた。公式試合初スタメンの記念すべき試合はそんなにあまくない。1-1。

　カンプノウの2試合連続引き分けかと思われた、最後の瞬間、バルセロナの2大スターが試合を決めた。ロナウジーニョからエトーへパス。エトーのゴラソ（golazo=ゴールのすごいやつ）で2-1。ほっと安心。

　バルセロナは、試合内容はどうあれ、負けを引き分け、引き分けを勝ちへ持っていってる。リーガの始めのほうの勢いはなくなっちゃった。とりあえず3ポイント取るというベテラン風の試合になってきているようで、中だるみ。クリスマス休暇、しっかり休んで充電してちょうだい。
　
　ところで、ジオ様とベレッチが、イエローカード累積5枚で、次節は出場停止。ジオ様の出ない試合を見に行くのはいやなので、次がアウェイでよかった。代わりにシウビーニョとダミアが出るみたい。ダミアは最近、お気に入り。けが人が多い代わりに、若いカンテラーノがぐんぐん育っているのを見て、うれしい、がんばれと思うようになった私は、もう、おばはん化している気がする。スペインでも、2,3年前はセニョリータ（Miss）と呼ばれていたのに、セニョーラ(Mrs)と自然に呼ばれるようになってしまったー。  

バルサvsバレンシア

　久しぶりにカンプノウに行った。いつ行っても、あのナイターのライトの明るさと芝生の青さとスタジアムの大きさに、ドキドキしてしまう。
　今日はオレンジで有名なバレンシアがやってきた。蛍光オレンジの練習着が芝生に映える。

　バレンシアは、バルセロナから電車で3時間（なぜか車でも3時間半）と、アクセスは良い方だから、バレンシアサポーターもちらほら見かけた。

　前半は0-0で終わり。
　昨シーズン王者のバレンシア相手に、引き分けっていうのもありだけど、素人の私としては、点数がたくさん入ってくれる方がおもしろい。だから、バレンシアが点を入れてもいいな（しかし、最終的にはバルサの勝利になるはず）と冗談半分で思っていたら、え！バレンシア、本当に得点してしまった。

　しかも、アングロのボールを取り損ねたGKビクトル・バルデスが、なんと、ゴールエリア外でボールをさわってしまった！こんなプレーは初めて見る。手を使えるのは、ゴールエリア内だけの特権なのに、エリア外では守護神バルデスもタダの人。「幼稚なプレー」とか「ばかげた退場」とかいう酷評を受け、かわいそうだけど、しょうがないよね。私としては、レアなものが見れた気がしておもしろかったけど。

　もちろん、バルデスがレッドカードで退場になり、チャビと第2キーパー、ルベンが交代。ルベンは、この間の対世界選抜のチャリティーマッチで見たことあるけど、遠くから見た感じ、バルデスにそっくり？？？テレビで顔チェックしてみないとね。

　そして、やはり、試合を決めたのはロナウジーニョ。ペナルティエリア内でファウルを自ら作り、PKで追いついた。数的劣勢を、もっとも賢い方法で、埋め合わせ。すごい。

　バレンシアのGKカニサレスは、おしゃれさんだし、顔もかっこよくて好きなんだけど、とにかく、昨日はカニちゃんに対するブーイングの嵐。遅延行為が多すぎて。ロナウジーニョのPKの後も、デコがさっさとボールを持って、試合を早く進めようとしてるのに、それも阻止するし、感じ悪かったー。しまいには、エトーがゴールキックのボールを置きに行ったりと、とにかく、無駄なことにいらいらさせられた気がする。
　観客も、リズミカルに「カーニーサレス、イーホでプータ」（訳は適当に考えてください）の大合唱。スペイン語って野次るためにあるような気がする。

　結局、1-1の引き分け。今日の試合は、どうなんだろう？もっと、いさぎ良いスペクタクルな試合期待しちゃうなぁ。  

引越し

バルサvsアルバセテ、ぎりぎり勝ちました。
イニエスタが日に日に頼もしくなって、うれしい。

今、引越し中で、ADSLが使えない状態になっています。

バレンシア戦までに復活できることを祈っています。
すんません。  

バルサvsマラガ

　最近、うちの近くのジムに通っている。っていっても、プールでゆっくり30分泳いで、その後サウナに入るという優雅な利用方法。湯船につかることのないバルセロナで、銭湯の代わりになればいいなと思って通い始めたんだけど、思いがけない効用があった。

　テレビが見られる。しかも、うちじゃ映らないサッカーの試合がタダで見れる（って言っても会費は払ってるけど）。自転車マシーンとか、ボートこぎマシーンとか、ウォーキングマシーンとかが置いてあるだだっ広い部屋に設置された6台のテレビ。イヤホンを持参すれば、マシーンについてるプラグに差し込み、チャンネルを選んで好きな番組を見られる。

　プールとサウナしか使ったことのない私が、バルサvsマラガ戦を見るために、初めてそのトレーニングルームに入ってみた。後半10分。外は雨が降ってるし、一人でオヤジバルに行くのも気が引けるし・・・。


　とりあえず、自転車こぎ、と思って、空いてる辺りに行ってみた。汗くさそうなオヤジは近くにいないし、good。ピッピッピとマシーンを設定して、いざこぎ始め、頭を上げると、あれ？私の位置から見えるテレビは、バルサvsマラガじゃない。なんか、派手なユニフォームになったなと思っていたら、アルバセテvsバレンシアじゃないか！うぉー、失敗。どこだ？バルサは？　遙か遠くのトレーニングルームの右端のテレビに、バルサが見える。道理でオヤジたちがその辺りに集まっているわけだ。

　しかし、シャイな私は、初めてのトレーニングルームで、故障している訳でもない自転車マシーンを乗り換える勇気がなく、仕方なくこぎ続け。曇ってきた眼鏡の奥の目は、バルサの映るテレビ画面をしっかりとらえているものの、豆粒より小さい選手たちが、ちょろちょろしてるだけ。初めてだから、もちろんイヤホンも持ってきていない。自転車をこぎに来ているという前提なので、足を止めるわけにも行かず、試合もろくに見えないのに、気がついたら、試合終了。後半10分からこぎ始め、ロスタイム3分の、計38分もこいでしまった。疲れた。

　試合が終了したとたん、他のオヤジたちも、さっさと退散。カンプノウと同じだ。

　疲れたから、詳細はうちに帰ってスポーツニュースを見ようと決心し、これまた、初めてジャグジーゾーンに行ってみたら、なんとここにもテレビがあるではないか。え？ジャグジーにつかりながら優雅に観戦出来たらしい・・・。下調べは重要ね。

　
　試合結果は4-0。バルサの余裕勝ち。今季初めてスタメンのイニエスタが、1ゴール、1アシストで大活躍！やっぱり、イニエスタすごい！もちろん、ピチチのエトー(2ゴール)も、バロンドールにふさわしいデコもゴールを決めて、気分良し。  

チャリティーマッチ

　火曜日に行われたエイズチャリティーマッチ　世界選抜対バルセロナ。翌12月1日が、世界エイズデーで、今回の収益は、エイズ患者のための治療費として、「国境なき医師団」に寄付される。スタメンは、バルデス、ダミア、プジョール、ナバロ、ジオ、デコ、フラゴソ、イニエスタ、ジウリー、クリスティアン、ロナウジーニョ。
　世界選抜は、カンポス、オストランド、コンパン、ポチェッティーノ、カルボーニ、ナカタ、オボド、バラハ、ボジノフ、オーウェン、ウチェ。
　ナカタ、来てる。初めて見る。
　リーガエスパニョーラしか見たことない私は、世界選抜のそうそうたるメンバーも、よく知らない。ポッチェとカルボーニとバラハとオーウェンくらいしかわからん。勉強しないとー。

前半は見所たくさん。前半15分、ロナウジーニョのパスを受けた青白イニエスタがとりあえずゴール！きれいに左カーブを描いたボールは、ゴールの右端に吸い込まれた。
　世界選抜も負けてはいない。さすが、スターを集めただけあって、みんな、バンバンシュートをうてるから、ゴールキーパー泣かせ。

　前半18分、バルサ期待の星、DFダミアをあっさり抜いたウチェがゴール前フリーのナカタにパスを出し、ナカタがゴール。初めてナカタのプレーを見て、ゴールまで見てしまった。なんか、得した気分。
　電光掲示板に、得点者のナカタの名前がちゃんと出てる。後ろに座っていたおっちゃんは、「カタナ、カタナ」と言っていたが、ちゃんと分かっているのだろうか。
　その次はデコ。デコのボールは、右カーブを描いてこれまたゴールの右端へ。そして、イニエスタのボールにクリスティアンも絡んで、最後はメッシーが。カンテラーノ大活躍！

　ハーフタイムには、何故か、カタルーニャの伝統「人間の塔」（ミニバージョン）を作る人もいて、みんなの拍手を受けていた。NBAとかと違って、ハーフタイムには何のアトラクションもないので、地味に人間の塔、3段。でも、すごい！あれで倒れたらけが人が出るな。

　後半は、ほとんど全員交代。でも、ナカタは70分まで残っていて、キャプテンマークまでもらっていた。すごいじゃん。
始まってすぐ、世界選抜のマッカーシーが1点。

　ベレッチもエトーのパスから1点入れたけど、最後に、ペトロフがゴール。ゴールの嵐で、エイズ撲滅に貢献。観客は3万4000人と、いつもの試合に比べたら少ないけど、私はナカタが見れたので大満足。