書体デザインは思いやり文字の宇宙へ。

2010年01月27日

原字にうっとり。

先週、撮影のため、小宮山博史さんのところに再度うかがってきました。前回のインタビュー時のことを記した当ブログ記事にもあるように、小宮山さんの仕事場は、文字デザイン研究者の故 佐藤敬之輔氏が遺された研究所です。

100122小宮山さん
ご覧のように壁面を覆いつくした本棚だけでなく、部屋のあちこちに文字にまつわる本が積み上げられています。このほとんどが、小宮山さんがコツコツと集められたものなのだとか。



小宮山さんが書いた原字(フォントの原型となった手書きの文字)も撮影させていただいたのですが、これが本当に美しくて……。まるで印刷されているもののようなのです。インクにポスターカラーの黒を少し混ぜることで光沢を押さえ、ムラにならないのだそうです。

100122小宮山机撮影中
ご愛用の道具も撮影させていただきました。どれも使いこまれていて、小宮山さんが積み重ねてこられた修練の重みを感じました。
今回もまた、楽しい撮影でした……!




そうそう、前回のブログでも少し書きましたが、小宮山さんが6月に予定されている人形町Visnion'sでの展覧会では、ギャラリーの壁をデジタルフォントの原字で埋めつくす計画が進行中のもよう……。楽しみすぎますね! わたしもできる限りご協力したいと思っています。詳細はまた後日、お知らせいたします。


mojibook at 18:22│ ただいま制作中! 
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