1969年、僕はまだ小学校に上がる前で父の仕事の都合で神奈川に住んでいました。社宅は京浜急行の駅で言う所の「仲木戸」駅の近くでした。子供のころの感心ごとといえばアポロ11号の月面着陸、毎日かかさず見ているサンダーバード、サイボーグ009、そして幼稚園から帰ったあとで出かける駅の近くの駄菓子屋のおもちゃでした。その駄菓子屋で初めて買ったプラモデルが、今から思えばこのタミヤのミニジェットシリーズのフィアットG91でした。画像はその箱でほぼ当時の様子をのこすもので、キャラメル箱型、箱の裏にはカラー図で塗装の解説が掲載されているデザイン的にもすぐれていました。かっこ良くてカラフルな箱は十分に子供のわくわく感と購入意欲を盛り上げたのでしょう。当時の記憶はおぼろげだけど、キット成形色(部品の色)はブルーだったような気がします。現在はボックスアート(飛行機のイラストが描かれた模型のイラストをこう呼ぶ)のイラストはそのままに黒を基調にしたデザインで販売されています。キットは一時期店頭から姿を消したように思われたけど、新シリーズとなって低価格で登場し、発売から半世紀近くなるというのに現在でも店頭に並んでいます。
お小遣いで買ったこのタミヤのフィアット戦闘機を、駅のすぐちかくの公園で組立てた記憶があります。キットはイタリアのアクロバットチームのブルーのカラフルな機体をメインにしたイラストだったので子供の目に思わず止まったのかもしれないと思っています。IMG_6059
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さて、タミヤフェアでこのキットが一つ100円!で売られていました。どうして思いついたのか、アクロバット飛行の体系で飾ってみたら面白いかなと、ふと思って10個ほど買い込みました。キットの内容は古いだけに段差もあるけど、プロポーションはよいと思います。カラフルな機体はデカール以外の国旗をイメージしたトリコロールカラーの部分を赤、緑、白で塗り分けなければならない面倒な作業もありますが。機体のブルーはどうしても市販のブルーに会う感がなかったので、クレオスの原色カラーのシアン色に白や赤を混ぜて調色してみました。これから機体番号のデカールを自作しなければならないのだけど、実は最近買ったイタレリの1/48のG91はそのための資料でもあったのです。良い資料に恵まれてすでにデザイン原稿もできたので、あとは古いアルプスの白印刷の出来るプリンターを使ってクリヤーでカールの印刷するだけです。ほぼ機体の塗装も終わって先が見えて来たのでじっくり取り組もうと思います。つづく。
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