「ええい!日本語の乱れが激しい、言葉遣いがなっとらん!」

そんなおしかりを受けそうな話題、そう、10月4日にオンエアされた放送で若者がインターネット上の書き言葉を由来としたネットスラングを口頭で使い始めてますよ、なんて話題をお伝えいたしました。すっかりブログの更新が遅れております、土本康生です。

本職は大学教員ってこともあり、比較的若い人たちと触れ合う機会が多いのですが、それもあってネットスラングの口頭利用をよく耳にするのかもしれません。聞き慣れないとモヤモヤしちゃうかもしれませんが、こういうスラングの多くは10年もすれば使われなくなってそうな気もしますし、ご笑覧いただければ幸いです♪

さて、順にご紹介しましょう。

インターネット上では「wktk」なんて表現されていますが、これを「わくてか」と読んで使います。そもそもの意味は、胸がワクワクするほど期待して、期待が高まりすぎてお肌もテカテカしちゃう、そんな状態を表す「わくてか」。例文としては、「今度の福山雅治のコンサート、わくてかだよね!」と、こんな感じで使います…。いかがでしょう?

類似の言葉として「がくぶる」もあります。ガクガクブルブル震えちゃうほど怖い状態の意味であり、インターネット上では「gkbr」なんて表記します。これを口頭で「このあいだのお化け屋敷、めっちゃ怖くてがくぶるだった」なんて言ったりするのです…。

次、行きましょ、次。

ぐうかわ」「ぐうちく」「ぐうせい」、出ました、ぐうシリーズ。そもそもオリジナルは「ぐうの音も出ないほど、○○だ」という表現ものなのですが、それぞれ「ぐうの音も出ないほどカワイイ」「ぐうの音も出ないほど鬼畜」「ぐうの音もでないほど聖人」という言葉の省略形です。「もこさんは本当にぐうかわですよね!」なんて番組で言ってみましたが、あんまり嬉しそうじゃありませんでした。ですよねぇ。
「w」の並びは雑草に見える
そして、「草不可避(くさふかひ)」を使う学生もたくさんいます。インターネットの掲示板やツイッターで「爆笑wwwww」なんて表現を目にしたことありませんか?このアルファベットの「w」は「笑(warai)」の省略形で、wを多く並べることでどれだけ面白かったのかを表しているのですが、このwの並びが雑草が生えているように見えることから、面白い状態になると「草不可避だね」とか「草がはえるよ」なんて言うのです。ただ、学生を見ていると、本当に面白い時というよりは嘲笑のような時に使っているような気もします。

続いて、「誰得」。漢字で書くと何となく意味が想像できますよね。それって誰が得するの?っていう言葉を縮めて誰得。ただ、この誰得には、すごい!なんだかよくわからないけど少し尊敬する!けど誰が得するの?っていう意味が込められており、そんなもの誰も求めてないんだけどすごいものに対して使うのです。例文としては「明日の給食、ありの卵入りオムレツだって!それって誰得?」とか。

漢字系省略でいけば「胸熱」。これも分かりますよね。胸が熱くなるほど感動する、感動したときに使います。「このあいだ見た映画、すごい感動したよ、胸熱だわ」なんて感じで。

オワコン」なる言葉も日常会話で使われています。「終わったコンテンツ」からきた言葉なんですが、「駄目よ、ダメダメって、もうオワコンじゃない?」と使います。え?まだこれはオワコンじゃない?そうですよねぇ。

いろいろ紹介してきましたが、これらのネットスラングを僕自身が使うことはないんのですが、最後にひとつ、僕も口頭で思わず使ってしまうネットスラングをひとつご紹介。それは「ディスる」。そもそも英語のdisrespect(軽蔑する)からきた言葉なのですが、相手のことを否定したりするときに使われます。学生同士で「あいつのこと、そんなにディスらなくて良いじゃん!」って使ってるのを良く聞きますし、僕自身も学生の発表に対して「別にディスってるわけじゃないから」なんて
コメントしたりしてます。ちょっと学生との距離が近くなった気がするのです。

まだまだ挙げればきりがないのですが、とりあえず本日はここまで!

日本語の乱れは心の乱れなんてディスらないようにしてもらえれば幸いです。