オバマのメッセージ
今日の放送では、先日527日に広島を訪問したオバマ大統領が残した折り鶴についてお伝えした土本です。番組でもお伝えしましたが広島出身の僕、この現役のアメリカ合衆国大統領の広島訪問を感慨深く捉えております。思い出してみますと、その日は高速バスで山中湖に移動している時だったので、スマートフォンで流れてくる動画を見ていたんですよね。あの歴史に残るスピーチも、翌日の新聞で読み直したことを思い出します。


今回のオバマ大統領の広島訪問、そのスピーチとともに印象深かったのは「オバマの折り鶴」。その折り鶴が広島平和祈念資料館に展示されていると聞いたので帰省がてら見に行ってきました。子供の頃から平和祈念資料館にはちょこちょこ行っていましたが、おそらく高校生の時に行ったのが最後、25年ぶりぐらいの訪問になります。

オバマ大統領の折り鶴は、全ての展示を見てまわった最後に展示されていました。大きめのアクリルケースの中に、オバマ大統領の広島訪問時の写真、それから手書きのメッセージ、そしてそのメッセージに添えられるように二羽の折り鶴が展示されていました。

オバマの折り鶴

その「オバマの折り鶴」、折り目はピシッとしており、一折ずつズレがないように丁寧に折られており、羽の先やくちばしも綺麗に尖っています。そして折り鶴の羽も凛々と綺麗に広げられており、少し大げさかもしれませんが核兵器廃絶に向けての意気込みすら感じられました。きっと気持ちを込めて丁寧に折ってくれたのでしょうね。

実は、この折り鶴、もう二羽ありまして、都合、四羽が広島に残されています。残りの二羽は、地元の子供に渡されたのですが、その折り鶴も含めて展示されていました。うちの父親が教えてくれたのですが、この子供たち「自分一人が宝物として持っているよりも、数多くの人に見てもらう方が良い」とインタビューに答え、広島市に寄贈したとのこと。それも素敵なエピソードですよね。

子供たちに渡された折り鶴

そのおかげか、このオバマの折り鶴は同じ被爆地である長崎にも貸し出され展示されることが決まっています。9月より長崎市の原爆資料館にて展示される予定になっているようですよ。


さて、ここまでが番組でお伝えした内容です。最後に驚きの事実をお伝えさせてください。

実は私の母親は折り紙の先生をしていまして、その母が「あのオバマさんの折り鶴は、100円ショップの折り紙で折ったもんじゃね、見てすぐわかったよ。」と爆弾発言。そして「うちにも同じ折り紙があるよ」と続けます。見せてもらうと、なんと本当に色違いの同じ折り紙があるじゃないですか。オバマ大統領、少なくとも日本に来てから折ってくれたんでしょうね。


広島での展示は、8月末までの予定です。広島市では展示の延長も検討しているようですが、展示による劣化を防ぐために今後常設する予定はないとのこと。興味のある方はお早めに