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りゅうのすけこと、にいだりゅうです。

今回は、品川のキヤノンギャラリーで開催されている、写真家安珠さんの写真展

”ビューティフルトゥモロー 〜少年少女の世界〜”を紹介いたしました。

安珠さんは、1990年に写真家としてデビュー。
その安珠さんのデビュー作品「サーカスの少年」をはじめ、1990年から1996年に取り組んだ、少年少女シリーズから約120点。そして、新作の撮り下ろし、15点の写真作品が展示されています。
会場:品川キヤノンギャラリーS
           JR品川駅(2階)港南口方面より徒歩約8分
期間:8月28日(火)まで
時間:10;00〜17:30
休館:日曜・祝日・8/11-19
入場料は無料です。

写真展に入るととまず最初に目に飛び込んでくるのが、モノクロの映像です。

見たい衝動にかられながらも、そこはグッとこらえて、まずは、写真をじっくり鑑賞しました。

「サーカスの少年」は、以前写真集で見たことがありましたが、やはり大きな写真での展示は、迫力というか、臨場感というが違いますね。空気感が伝わってくる感じです。

そして、一通り写真を見終わったら、いよいよ、映像の鑑賞です。
プロジェクターで投影されている白黒の映像はまるで、昔の映写機の動画を見ているような印象でした。

映像の中では、サーカスのステントの前に不安げに、たたずむ15歳ぐらいの少年が写っています。

そこに、音楽とナレーションが流れてきます。

音楽は、細野晴臣さん、そしてナレーションのオリジナル小説は、作詞家の松本隆さんが提供をしています。

安珠さんが写真家としてデビューするにあたって、松本隆さんと細野晴臣さんを説得して、写真と小説と音楽というコラボ作品を作り上げたんです。

この映像を見られるのは、写真展の会場だけなんです。

安珠さんに聞いて見たら、サーカスの少年の動画を公開するのも15年ぶりぐらいとのことで、写真ももちろんですがこの映像を見られる貴重なチャンスです。

写真と合わせて、この17分の映像をご堪能ください。

僕は、今回始めて、この映像を見たのですが、デビュー作から、いきなりいままで見たことのない表現世界をつくりあげたということが、まるで奇跡のように感じられました。

安珠さんの描く少年少女は、未来に期待と不安を感じている、大人でも子供でもない
そんな不安定な心の中を表現しているように感じました。

そして、被写体の少年少女と写真を撮っている安珠さんが写真を通してお互い話しかけているような、そんな情景が浮かんできます。


会場には、デビュー作のサーカスの少年の他にも、少年少女の繊細な表情を収めた映像や写真で満ち溢れたステキな空間です。

都会の喧騒・夏の猛暑を逃れて、不思議な空間を体験はいかがでしょうか?