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おはようございます!本日11月9日に偉人野口英世の意外な一面をご紹介した土本康生です。今回も番組内でお伝えしきれなかった情報を追加でご紹介します。

なぜ?突然?野口英世なの?って話ですが、実は今日11月9日は野口英世の誕生日!今から137年前にあたる1876年(明治9年)の今日、あなたもご存知のとおり野口英世は福島県の猪苗代湖の近くで生まれました。そんなわけで、改めて野口英世にフォーカスをあてます!

ところで、あなたの思い描く野口英世のイメージってどんなものですか?やはり苦労人、努力の人、恵まれない環境の中でも必死にもがいて自分のやりたいことを実現する、そんなイメージでしょうか。僕も小さい頃に読んだ野口英世の伝記からそんなイメージを持っていたのですが、意外や意外、そうじゃない一面がボロボロと出てきまして、偉大な医学者野口英世にも普通の一面があったんだなぁ、天才だと言われつつも人間味溢れる一面ももあったんだなぁと、そんなエピソードをあなたに知ってもらいたくってご紹介しました。ブログでは、番組でご紹介したエピソードに加えてお伝えできなかったエピソードをご紹介します。
 

まず、野口英世ってストーカーだったの、知ってます?

好きになった女性に対して、その女性も自分のことを好きに違いない!と勘違い、向こうも会いたいと思っているんだから会いに行っていいだろうと、現代で言うストーカーのようなことをしていたのです。女性が住んでいる家の女将さんに追い返されたなんてエピソードがあったり、出張先の上海から結婚指輪を贈ったり、アメリカに行く前に写真をくれとねだったり…、嫌われていることに全く気がつかずに…。女性にしてみたら、ちょっと怖い一面ですよねぇ。でも、その一途さは僕も同じ研究者として見習うべきところなのかも?(違
 

そんな女ゴコロがわからない野口英世、実は結婚詐欺まがいのこともしています。

アメリカに留学する前、留学資金のあてもなく困っていた野口英世の前に偶然現れたのが資産家の斉藤ご夫妻。野口英世の熱意にほだされ、「うちの娘と結婚してくれるなら、その留学資金を出しましょう!」と2年間の留学後に結婚することを約束して婚約のお金300円(今のお金で120万円ぐらい)を出してくれました。しかし、野口英世が2年間で帰ってくるはずもなく、しかも金遣いが荒く家庭人として立派な旦那になるとも思えず、言ってみれば結婚なんてそもそも成立しそうにないのに、留学資金目当てに婚約をするという…。斉藤ご夫妻、そして許嫁にあたる方にしてみれば、とんだ災難。最終的に、その300万円は、恩師でもあり兄貴分でもあった血脇守之助が返金したそうです。英世さん…いかんでしょう(苦笑)。
 

さて、野口英世、アメリカに渡ってから経歴詐称、しております。

アメリカの大学で仕事を得るために、卒業していない学校を卒業したことにして履歴書を書いて提出しているのです。昔は、今のように学制がしっかりしていませんでしたし、医師免許の取得にも色んな道筋があったようで、お金のなかった野口英世は努力に努力を重ねて医学者になったわけですが、今の中学校程度にあたる猪苗代高等小学校卒業を高等学校卒業とし、医師国家資格予備校を卒業したのを東京医科大学を卒業したとして、履歴書を作成しております。インターネットがある今は学者の経歴を調べるのなんて簡単ですが、その当時は大変だったと思います。というわけで、作成した履歴書の経歴詐称は、黒に近いグレー、いや真っ黒とも言えるもの。ですが、弱小国日本から来た研究者がアメリカで生き残るにはこのぐらいのハッタリをかまさないとやっていけなかったのかもしれませんね。どうしても医学研究者としての職を手にしたかった野口英世の心意気が、そうさせたのかもしれません。


とまぁ、番組内でお伝えしたお金使いが荒くってお酒に溺れる野口英世のエピソード以外にも、ブログでご紹介したような話が伝わってるんですよね。天才・偉人と言われる野口英世にも、そんな人間らしい一面もあったんですね。

でも、そんな野口英世、希代の変人ともいわれ周囲をあきれさせていたわけですが、周囲には必ず彼を助ける人がいたんですよね。番組内でも紹介し、先に名前を挙げた血脇守之助は、野口英世の田舎である会津で一度会っただけなのに、そこで一言「東京に出てきたら挨拶に来なさい」って軽く言っただけなのに、どっぷりと援助させられてます(苦笑)。しかし、援助したくなる魅力が英世にはあり、またそれに値する努力と結果を残していたからこそ血脇は英世を助け続けたんでしょうね。アメリカに渡る時も同じ。日本で一度だけあったフレクスナー教授を頼りに渡米し、なんでもやるから仕事を下さいと懇願。はるばる日本から自分を頼ってきた野口英世を無下に放り出せなかったフレクスナー教授は仕事を与えて英世を助けます。そして、その後はあなたもご存知のとおりの大活躍。その裏で「日本人は睡眠を取らないのか?」「野口は実験マシーンだ!」と周囲に言わしめる程の努力をしてたんですよね。


今回は野口英世の意外な一面をご紹介しましたが、そのエピソードによって野口英世の業績が霞むものではないと思ってます。むしろ、野口英世を身近に感じてもらえれば幸いです!僕なんて「お酒好き♪」という共通点において、親近感が高まりましたよ!

ホント、野口英世にまつわるエピソード、ブログにも書ききれないぐらいたくさんあるんですよね。前の5000円札だった新渡戸稲造に会ってるとか、先々代の1000円札伊藤博文にも会ってますし、津田塾を創立した津田梅子を支援したモリス夫妻とも親交が深かったり、意外なところだとSF作家の星新一のお父さまである星一とも友好があったりと明治から大正にかけての日本の偉人が縦に横にと絡んでくるのです。また、野口英世の奥さまのエピソードも語り尽くせないほどあるんです。機会があれば、今回お伝えしきれなかったこと、お伝えしていきたいですね!

さて、次回はどんな情報を持ってきましょうかね。次回も楽しみにしていてください!また、応援メッセージ、コメントもよろしくお願いします!d(^_^o)