木燃人の巣穴

ここは季節の情報や私の趣味や考え方を発信するとともに、皆さんとの気楽な交流を計る場所にしたいと思います。

2012年03月

2012.03.03(土)、少し寒いが好天の京都、大徳寺の中に数ある塔頭の幾つかを尋ねている。ここは常時公開している所が4箇所あり、そのひとつに入った。


「龍源院」   (りゅうげんいん)
         京都市北区紫野大徳寺町82
         臨済宗大徳寺塔頭
         拝観料¥350  大徳寺の駐車場より徒歩2~3分

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文亀2年(1502年)に東渓宗牧(とうけいそうぼく)を開山として、能登畠山義元豊後大友義長らが創建。明治の初めに神仏分離により大阪・住吉神社内の慈恩寺と岐阜・高山城主だった金森長近が大徳寺内に建立した金竜院を合併した。
寺号の由来は、大徳寺の山号である龍宝山(りゅうほうざん)の「龍」と中国・
臨済宗松源派の祖・松源崇岳(しょうげんすうがく)の禅を正しく継承する松源一脈の「源」の2文字を採ったものである。
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下の庭園を一枝坦(いっしだん)といい、東渓禅師が師である実伝和尚から賜った「霊山一枝之軒(りょうぜんいっしのけん)」という室号から名付けられたもので、丸く象った苔の中に石が立つ亀島が印象的な斬新な庭である。(寺のパンフより)

この”苔”が緑であったら、もっときれいな庭に感じることだろうと、少し惜しまれた。

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滹沱庭(こだてい)と言われる庭で、宗祖・臨済禅師が住した中国・鎮州城の南を流れる滹沱河から名付けられた白砂の庭で、阿吽の石と名付けられた2つの石は聚楽第の遺構といわれる

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上はヤシの一種と思われるが、とても美しく、しばし見とれて30回程シャッターを押していた。

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東滴壺(とうてきこ)と呼ばれる庭で、昭和35年(1960年)に作庭された方丈と庫裏との間の現代壺庭の傑作で、白砂敷きのなかに5つの石が3・2の石組みに分けて配されている

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このあと実際は、西隣にある「今宮神社」に向ったが、編集の都合上最後に掲載するものとし、その後、ここより更に南下して、上京区の入口にある「本法寺」に入ったが、そのレポートは次回としたい。

                                          < 続く >

先の本ブログに於いて「京都の寺の数」と題して、歴史や由緒がある程度解る寺、当面見学の目標とする寺を270(非公開の寺を加えると318になる)リストアップした。
(掲載したブログ: http://blog.livedoor.jp/mokunen33/archives/2012-01.html#20120105
(京都の寺のリスト:http://sky.geocities.jp/spdpn334/kyoto-nara/kyotera.htm


それに対し今度は、奈良の寺について同じことをやって見た。
本屋の幾つかを当たってみたが、いずれも京都に関する書籍は多いが、奈良は遥かに少ないので、奈良の寺の詳細は掴み難い。

このため、京都とは基準は同じでないが、例の如く私の独断と偏見により、今回は79寺をリストアップして見た。
リスト:http://sky.geocities.jp/spdpn334/kyoto-nara/naratera.htm

その内訳について、若干の分析をしてみるが、サンプリングの際の母集団が京都と同じとは言い難いので、京都との比較は省略した。(京都の318寺は実在の半数を超えていると思っているが、奈良の79はよく解らないが到底半数に満たないと思っているからである)

① 宗派別 
   真言宗    36(46%)   
   真言律宗   10(13〃)
   浄土宗            6 (  8〃)
   臨済宗     4 ( 5〃) 
   律宗      3 ( 4〃) 
   聖徳宗     3 
   華厳宗     3
 ここでは、「真言宗」が圧倒的に多い事が解ったが、理由は不明である。

② 拝観について
   境内本堂内  無料   9
   本堂のみ 有料    29
   境内本堂込み 有料 32
        庭園のみ 有料     1   
   境内本堂 別料金    2 
   本堂庭園 別料金    3
   予約要          3     
   本堂 非公開       1
   全面 非公開       1 
       
 奈良は境内無料の所が少ないが、非公開も少ない。

③ ブログに掲載した寺(2008/3以降に訪問しリンクさせた寺)
   ブログにリンクしている寺の数  34(49%)  
   未訪問                35

このリストに対しては既に半数近くを訪問している。
やはり、リストアップ数が少ないように思うがそれは今後の課題だ。



本題とは異なるが、同時に「京都の神社100」も同時にアップした。(分析は省略)
リスト:  http://sky.geocities.jp/spdpn334/kyoto-nara/kyojinjya.htm


なお、ホームページ表紙は
     http://sky.geocities.jp/spdpn334/index.html

であり、ここからも行ける。(「京都奈良の寺社」をクリック)
 

2012.03.03(土)、貴重な晴天の今日は、鷹峰、西賀茂の古寺を5箇所見たあと、車で約15分念願の「大徳寺」に入り、代表的建造物を見たあと、ふと見ると通常非公開の塔頭がこの時期に何故か「特別公開」として、門戸を開いていた。ここは庭が美しいと何処かに書いてあったのを思い出し参拝することとした。


「興臨院」   (こうりんいん)
         京都市紫野大徳寺町
         大徳寺塔頭
         通常非公開 特別:拝観料¥600  大徳寺駐車場より徒歩数分

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大永年間(1521年1528年)に能登の畠山義総仏智大通禅師を開祖として建立、以来畠山家菩提寺となる。その後、畠山家が没落するが天正9年(1581年)に加賀百万石の基礎を築いた前田利家により改修が行われ、前田家の菩提寺となり庇護される。
本堂は、
室町時代方丈建築様式の特徴をみせる入母屋造・檜皮葺の建物で、床の間は日本で最初のものであるといわれる。 また、かつて狩野元信土佐光信などの障壁画を飾っていたとされるが幕末から明治維新の混乱期に失われた。 全20面ある襖絵は、福岡県久留米市の水墨画家、村石米齋によって執筆された。

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方丈前庭は中国の天台山の国清寺の石橋を模し大石松をあしらって蓮莱の世界を表現している・・・とか。兎に角素晴らしい庭園ではある。

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ここは通常非公開となっており、今日は"特別公開”なので、絶好の日に来たものではあるが、拝観料が少し高いので、新緑かあるいは、皐月など花が咲くなどの時期だったらもっと私は嬉しく思うのになあ!・・・・と。

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この大徳寺界隈には多数の塔頭があり、庭が美しいと聞いているが、一般に公開(有料)されているのは2箇所位と極めて少ない少ない。
今回はこのあと「龍源院」を尋ねたがそれは次回にレポートしたい。

                                           < 続く >

少しずつ暖かくなり、ホームセンタに行くと、園芸店頭の花の種類が増え、色どりが良くなってきたので、つい足が向き、行けば必ず何かを買ってしまう。そこで、最近購入した花を2点紹介しよう、勿論本ブログ初登場である。


「レウィシア」  スベリヒユ科レウィシア属  北アメリカ(高山地)原産

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北アメリカロッキー山脈周辺19種が分布しています。乾燥した砂礫地に生え、多肉質でロゼット形成します。春から初夏にかけて、花茎を伸ばして、ピンク白色オレンジ色などの花を咲かせます。園芸品種多く作出されています。写真下は、園芸品種の「スーザンcv. Susan)」。種名は、探検家のメリーウェザー・レウイス(Meriwether Lewis)に因みます。


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「オーニソガラム」   ユり科オーニソガラム属  西ヨーロッパ、南アフリカ原産

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ヨーロッパ~西アジア、アフリカに約100種類が分布する球根植物です。球根はタマネギのように薄い鱗片(りんぺん)が重なった鱗茎(りんけい)で卵形や平たい球形です。種によって大きさは異なり、小型種で径3cm~大型種で径10cmほどになります。園芸では寒さに強い耐寒性と半耐寒性に区別されます。秋に植え付けて春に開花する秋植え球根です。夏は地上部が枯れて休眠します。
 葉は細長く線形のものが多く、長さは20cm~60cmで球根から直接伸ばします。葉の中心から花茎を長く伸ばして、その先端に数輪から数十輪の花を咲かせます。6枚の花びらをもつ星形で、色は白や乳白色が多く、他に黄色、オレンジ色などがあります。
 名前はギリシア語のオルニス(鳥)とガラ(乳)からなります。一説にはある種の花色からきているとも言われますが、由来ははっきりしません。

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ヒヤシンスの親戚のようだ。

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良し悪しは別であるが、下記は焦点深度を深くして、ピントの合う範囲を広げて見た。

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雄しべはかなりはっきりしたが、全体としては”ボケ味"に欠ける(正に図鑑的)写真となった。好みの問題ではあるが、シベの先端だけが明瞭に写り、他がボケる”幻想的”なのが私は好むが皆さんはどうであろうか?。


只今、「京都-北の古寺」シリーズを連載中ですが、春がやって来て花が賑やかになって来たので、季節感をタイムリーに届けたいので、シリ-ズを中断しての紹介とします。なお、古寺シリーズは全12編ありますが全て先送りとします。

2012.03.03(土)、好天に誘われ、突然の思い付きでやってきて、京都市北区の「鷹ヶ峰」「西賀茂」にある五つの寺を見て、そこから直線距離にして1Km余り南下し「今宮神社」に行き、無料の駐車場を使わせて戴き、大徳寺まで歩いて行こうと考えたが、極端に狭い一方通行の道に迷いこみ、行き止まりもあったりして、冷や汗をしたので、諦めて大徳寺駐車場に入った。


「大徳寺」   (だいとくじ)   大徳禅寺
         京都市北区紫野大徳寺町53
         臨済宗大徳寺派大本山 山号:龍寶山 
         参拝は境内自由、堂宇は非公開  駐車料250Yen/H(?)
                 

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開基(創立者)は大燈国師宗峰妙超(しゅうほうみょうちょう)で、正中2年(1325年)に正式に創立されている。

京都でも有数の規模を有する禅宗寺院で、境内には仏殿法堂(はっとう)をはじめとする中心伽藍のほか、20か寺を超える塔頭(たっちゅう、本山寺院の境内周辺にある関連寺院)が立ち並び、近世の雰囲気を残している。大徳寺は歴代多くの名僧を輩出し、茶の湯文化とも縁が深く、日本の文化に多大な影響を与え続けてきた寺院である。本坊および塔頭寺院には、建造物、庭園障壁画茶道具中国伝来の書画など、多くの文化財を伝えている

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古木があり、「ヒノキ」かと思いきや、ヒノキ科ながら「イブキ」と言うらしい。詳細は看板を参照されたし。

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堂宇は非公開とされ、外観のみかと思ったら、ここだけ内部が見る事が出来、また、有難いことに撮影禁止の札は無かった。ここの仏様はカメラがお嫌いではないようだ。

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ここには数多くの塔頭があり庭園が美しいとの事であるが、残念ながらその多くは非公開となっているので、入口のみ写させてもらった。この後現在公開中の二つの塔頭を見たので、後刻掲載しようと思っている。

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美しい竹林!。

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京都の主要寺として有名ではあるがまだ見てない寺、「大徳寺」であったが、今や大徳寺とは名前(地名)と歴史を物語る建物が三棟あるのみで、本来の寺院としての役割は、幾つかの塔頭によって取り行われているようである。

このあと、この「大徳寺」の多くの塔頭の内、公開されている所二ヶ所に入ったが、それは次回にレポートしたいと思う。

                                             < 続く >

この時期、今を盛りと咲き乱れるのはクリスマスローズ(ヘレボラス、ニゲル)だ。
ヨーロッパの花だけに、暑さには弱いが、寒さには強いはずが、今年の冬が寒くて長かったことが原因と思われるが、やっと全開、賑やかになって来た。


大枚を叩いて神戸の専門店から買って来た、びっくりするような価格のみならず、我が家で一番の器量よしのはずの”ダブル”が・・・・・

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花図鑑は・・・http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-6.html

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                        以上2012.03.06撮影


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もうひとつのダブルで「我が家の美人」なれど、花がまだひと房しか開かない。

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                      以上は2012.03.21撮影     


世の中にはもっともっときれいな、クリスマスローズが存在するが、何分にも高価なのでとても我が家では植える事が出来ないのだ。本ブログのみにてこの花を見ていると、「地味な花」と言われてしまうが、夫々が花を見てどう感じるかは自由であるが、この花の名誉のために、あえて言えば、決して地味な花ではないと私は言いたい。

2012.03.03(土)、少し暖かくなったとは言え、まだ花も緑も本調子ではないので、折角来てもポイントになるものは無い事は承知しながらも、久々の青空につい出て来てしまった。しかし、古寺は大きくは無いが、それぞれに深い歴史や由緒があって、訪問者を暖かく迎えてくれる。


「正伝寺」   (しょうでんじ)  正伝護国禅寺
         京都市北区西賀茂北鎮守庵町72
         臨済宗南禅寺派 吉祥山 
         拝観料¥400 駐車無料

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文永5年(1268年)、東巌慧安(とうがんえあん)が師の兀庵普寧(ごったんふねい)を開山として烏丸今出川に創建したのがこの寺の始まりとされる。兀庵は中国(南宋)からの渡来僧で、文永2年(1265年)に帰国しているが、東巖は師の兀庵を開山に勧請したものである。寺は比叡山延暦寺の衆徒によって破却され、東巖は鎌倉の聖海寺(現存せず)に移り、同地で建治3年(1277年)に没した。

寺が再興されたのは弘安5年(1282年)のことである。同年、賀茂社の社家・森経久の援助により寺は西賀茂の現在地に移り寺運は興隆した。室町時代には天皇家、将軍家の帰依を受けたが、応仁の乱1467年 - 1477年)の兵火により衰退した。豊臣秀吉徳川家康の援助を受け復興され、江戸時代には塔頭5寺を有していた。

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地図上では三方をゴルフ場にすっぽりと囲まれてしまっているが、静かな寺の佇まいはしっかり守られており少し安堵した。

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下の庭は江戸時代初期の作で、「獅子の子渡し庭園」といい、白砂敷平庭でサツキの刈り込みによって七五三調を表現した枯山水ではるかに比叡の霊峰を取り入れた借景式の庭園で、その枯淡な風格は禅苑の心の静けさを味わしめるものがある・・・とか。(寺のパンフより)

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太く大きく見事に成長した、「ナンテン」がびっしりと実を付けていた。

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白い南天も少し仲間入りして・・・

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これにて鷹峰、西賀茂地域の古寺まわりはお終いにし、少し南下して本日のメインイヴェントの「大徳寺」に向ったがそれらは次回に紹介したい。

                                         < 続く >

2012.03.15(木)、もう春と言うのに、今日は午後は晴れたが、風が冷たく強い。
花達もこの陽気では咲いていいものか迷っているようななばなの里であった。

風が強いのは、胸の傷に響くだけならず、花が揺れてピントが狂う。だから、通常ワンカット2~3枚撮れば足りるところを、10枚程撮らねばならない事が多く、効率が良くないのだ。


「サンシュユ」 (山茱萸)

咲き始めの状態。見頃はまだ少し先だ。

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花図鑑はこちら http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-353.html

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「カワヅサクラ」 (河津桜)

これも咲き始まったばかり。しかし、花はこの状態が一番可愛くきれいと思う。

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花図鑑は  http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-276.html

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「スイセン」

まだ多くの種類が蕾も付けて居らず、下の三種のみが咲き始めの状態であった。

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花図鑑  http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-9.html

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「クリスマスローズ」

前回来た時には、今年は咲かさないのかと思うほどに、荒廃(?)状態に見えたが、見事に開花した。なお、ここは葉を全て取り去った株が多くみられるが、理由は花を目立つようにしただけか否かは解らない。

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花図鑑は  http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-6.html

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「デージー」

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花図鑑   http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-26.html


「ミツマタ」  (三又)

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花図鑑は  http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-1.html

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本日しんがりを務めるのは、本ブログ初登場の・・・・

「プリムラ・サーティーワン」 サクラソウ科

・・・・と書いてあったが、園芸種くさい?

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花図鑑には近日中に掲載します。

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なばなの里の花は以上であるが、まだまだ早春、これからが楽しみだ。


「京都-北の古寺」シリーズを連載中であるが、花は季節性が高いので、旬を逃したく無く、挟み込みさせた事をお許し戴きたい。


2012.03.03(土)、今時貴重な晴天の一日を京都北区の鷹峰からほんの少し北東に移動すると、「西賀茂」と呼ばれる辺りに来た、賀茂川を渡ればすぐそこは上賀茂神社である。


「神光院」  (じんこういん)
        京都市北区西賀茂神光院町120
        真言宗系単立 放光山
        境内無料(堂内には入れず) 駐車無料

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本尊は弘法大師(空海)像で、「厄除け大師」として信仰されている。東寺(教王護国寺)、仁和寺と並ぶ京都三大弘法として有名であり、地元では「西賀茂の弘法さん」の愛称で親しまれる。毎年7月下旬には、空海がキュウリに疫病を封じて病気平癒を祈願したことにちなみ、厄病除けの祈祷「きゅうり封じ」(きうり加持)が行われる。

静かな境内を舞台に、『銭形平次』や『御家人斬九郎』、『暴れん坊将軍』を始めとする、時代劇の撮影がたびたび行われてきた

四季を通して多様な花木が境内に咲くことでも知られる。特に12月前後に境内に咲く、白い八重のサザンカは、当院にのみ存在する珍しい品種である。

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1217年建保5年)、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神職松下能久が、「霊光の照らした地に一宇を建立せよ」との神託を受け、大和国から慶円を招いて寺を建立したという。寺名はこの由緒にちなみ、「神光院」と名づけられた。創建される前には、京都御所に奉納する瓦職人の宿に用いられており、「瓦屋寺」と呼ばれていた。

空海が42歳の時に、当院で九十日間の修行を行ったとされる。修行を終えて寺を去る際に、境内の池に映る自らの姿を見て木像を彫り、厄除を祈願したといわれている。この木像は本堂に安置されている。同時に彼が眼病治癒の祈祷をしていたことから、眼病に利益のある寺としても広く知られるようになった。その後は密教の道場としても栄えたが、 天保年間(1830年 - 1843年)に堂宇を焼失している。

幕末の女流歌人で陶芸家の大田垣蓮月は、晩年の75歳から当院に隠棲していた。境内には「蓮月尼旧栖之茶所」と刻まれた石碑とともに、茶室(蓮月庵)が残されている。蓮月隠棲中の明治初期に、廃仏毀釈運動を受けて一旦は廃寺となったが、蓮月没後の1878年明治11年)に僧侶、和田月心により再興された。

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「弘法大師」石造

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ここまで4つの寺を参拝したが、「常照寺」を除いた寺では、土曜日と言うのにここも我々の他には一人の参拝者も見ることはなかった。
このあと、車に乗り僅か数分で次の訪問地「正伝寺」に着くが、レポートは次回にしたい。


二週間から20日ほども遅れた、梅の開花情報が漸く告げられるようになってきた。
2012.03.15(木)、今日は気温が低く冷たい風があって、体にも撮影にも好適とは言えないが、もう待てない、午後は晴れるとの予報を見て、なばなの里にやってきた。

来てみると寒いせいか、左程の人出はなく、ゆっくりと撮影出来るし、梅の花も例年通りとは行かないものの、まずまずの状態であった。

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なばなの里の他の花については、「花だより」として続編を近日紹介します。



帰路、我が家と左程遠くないあるレルトランの梅も見頃かと立ち寄って見た。

ここはテレビで紹介されてから、昼時は平日でも満員となる店であるが、今は午後3時過ぎ、お客は2組6名のみ。コーヒー¥400は高くはない店、原因を哀れな姿を晒す梅のせいにするのは少し可哀想な気がするが・・・・・・。

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ここの梅はこれで精いっぱい咲いている、今年はこれでおしまいだ!。残念!。

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ようやく本格的な梅を見たが、今年は寒さが厳しく長かったせいか、あちらこちらで"今年は駄目だ"の声が聞かれる。昨年、植木屋さんちの”商品の梅”を当ブログで紹介したが、今年は見る価値も無い程に、花が付いてないとのこと。やはり気候のせいだろうなあー!。
    http://blog.livedoor.jp/mokunen33/archives/2011-03.html#20110329



梅は場所によっては、まだ見頃は続きそうだ、もう一つは見たいと思案中。
                 乞うご期待!?。




2012.03.03(土)、久々の好天に誘われて、今日は鷹ヶ峰の古寺を訪ねている。「源光庵」「光悦寺」を経て、三番目の訪問地へ、そして天下の名妓として一世を風靡し才色兼備と言われた二代目吉野大夫を偲びにやってきた。

ここに来るまでに、2寺を参拝したが、我々の他には誰も見ることはなかったが、やはりここは女性に人気があるのか、数名の参拝者がいた。快晴の土曜日というのに、冬が長く、開花が遅れたので、まだ炬燵のお世話になってるからだろうか?。

「常照寺」  (じょうしょうじ)
        京都市北区鷹峰北鷹峰45
        日蓮宗 寂光山
        鷹峰壇林旧跡
        拝観料¥300  駐車無料

「吉野門」

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「本堂」

本日は法要があり、残念ながら本堂には入れなかった。

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鷹峯三山の麓に建つ常照寺は、本阿弥光悦の子光瑳が光悦から寄進を受けた土地に、寛永4年(1627)に日蓮宗総本山身延山久遠寺第二一世寂照院日乾上人(じゃくしょういんにちけんしょうにん)を招いて開創した「鷹峰壇林(たかがみねだんりん)」の旧跡で、多くの学僧が輩出されています。 本堂、開山堂、鬼子母尊神堂などいくつもの堂宇が建ち並びます。境内には吉野太夫の墓があり、春四月の第三日曜日には吉野太夫を忍ぶための「吉野太夫花供養」が行われ、太夫道中を見ることができます。この日は全国から多くの参詣者が訪れ、供茶(くちゃ)法要、茶会などが催されます。山門を入った右手に全国でここだけにある帯塚(おびづか)があります。
京都島原の名妓、吉野大夫が寄進したと云われる朱塗りの山門は「吉野門」と呼ばれ、単層、本瓦葺き、切妻造、幅2.8メートル、高さ4.8メートルの柱や腰板が朱に塗られた質素で清楚な雰囲気の造りで、春は短い参道の両側に植えられた吉野桜と名付けられたソメイヨシノ、秋は紅葉に彩られます。二代目吉野太夫は灰屋紹益(はいやしょうえき)の妻で寛永三名妓天下随一の太夫だそうです。吉野太夫の美貌は海を渡って唐の国まで伝わっていたといわれています。


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茶室のような場所で、DVDの映像を見る。ちょっと場違いの感もなくは無いが・・・・。

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吉野太夫を偲んで植えられたという吉野桜が満開の頃の4月の第3日曜日には、島原の太夫道中や境内の随所に野点茶席が設けられる「花供養」が行われるそうだ。

桜の古木

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「吉野太夫」は”月でも欠けるのに、私如きが・・・”と、「聚楽亭」という茶室の窓を、その円の一部を直線にしたと言う「吉野窓」とか。

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「吉野太夫」の墓

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「帯塚」
帯塚の石は、四国・吉野川で採取された自然石で帯状を成している、女性の心の象徴“帯”に感謝して昭和44年(1969)に建立されたという。

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ここも梅はまだ咲き始めたばかりであった。

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さて、鷹ヶ峰三山とも言われる3寺をお参りしたので、一旦車に乗り次の訪問予定地「西賀茂」に向った。

2012.03.03(土)、すっきりしない日が多い中、今日は貴重な晴天、この日を逃しては一生の不覚とばかりに京都にやってきたのである。

千本通りの北端にある"鷹ヶ峰三山"の最初に尋ねた「源光寺」から南西方向に歩いて数分で到着!。この辺り一帯に、光悦翁が工芸集落を開いた、そして、ここは先祖の供養の霊屋としていたが、光悦没後に寺としたと言う。


「光悦寺」  (こうえつじ)
        京都市北区鷹ヶ峰光悦町29
        日蓮宗 大虚山
        本阿弥光悦翁旧跡  
        拝観料¥300、駐車無料(12台) 

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光悦寺は、元和元年(1615)に本阿弥光悦が徳川家康から鷹峰一帯の地を寄進され、その地に本阿弥家代々の位牌堂を建てたのに始まる。光悦は、桃山・江戸時代の芸術家で、この地に親族縁者や工匠などと移り住み、芸術家村を築いた。光悦は、刀剣の鑑定のほか芸術指導者として活躍。晩年は創作、雅遊の日々を送り寛永14年(1636)八十歳で同地で没している。翌年の寛永15年(1637)に日慈上人(本法寺の十二世)を開山に請じて寺に改められたもの。境内には光悦の墓碑が見られる。


「本堂」

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「梵鐘」

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下の写真庭の奥に見られる竹を斜めに組み、先の方ほど低くした垣根を「光悦垣」などと呼ばれ有名らしい。

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光悦は茶道に於いてもその奥義を極めたひとで、大虚庵を初め七棟の茶室がある。
その内三棟を紹介する。

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ここはお寺らしくないお寺ながらも、落ち着いた雰囲気、正にお茶を嗜むにふさわしい場所のようだ。なお、土曜日の好天なのに、参拝者は一人もなく、また今日は開いている茶室はひとつも無かったのは少し寂しかった。このあと、ここから歩いて10分位で次の訪問地「常照寺」に行けるが、それらの内容は次回に掲載したい。

一昨日から「京都-北の古寺」シリーズが始まったばかりではあるが、今が旬の話材が出来たので、挿入させて戴きたい。

散歩を兼ねて、ご近所を廻り、早春の花を撮らせて戴いたので紹介したい。



「オウレン」  (黄蓮)  別名:キクバオウレン     本ブログ初登場!
         キンポウゲ科オウレン属

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「バイカオウレン」については、御在所岳で撮ったことがある。
   http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-261.html

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「ヒメリュウキンカ」
   http://hanabana33.blog40.fc2.com/blog-entry-314.html
調べたら、昨年は3/20に同じお宅で撮影させて戴いてることがわかったが、梅の開花が遅れているのに、この花は早いのだろうか?、或いは防寒施設内で冬を越したのか?と思う。

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「フクジュソウ」
   つい先日当ブログで紹介したものの”その後”である。
   http://blog.livedoor.jp/mokunen33/archives/52039101.html
   緑の衣装をまとったので、一層美人になった!。

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「フキノトウ」
   これも同上に紹介したものの”その後”である。

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「フキノトウ」
上記は少し違う種のようであるが、葉が出たら再度掲載したいと思っているが、下記は普通の「フキ(蕗)」のようである。

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「ツバキ」の一種であるが、詳細は不明(園芸種か?)。

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「アヤメ」の一種か、外来種なのか不明なるも、今の時期咲くとは驚いた。数軒のお宅で咲いているので、開花期を間違えたのでないことは確かなれど・・・・。

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散歩を兼ねて一時間半程近所を廻って撮影させて戴いたものであるが、もうこれだけの花が集まった。暖かくなって本格的に咲き出すと、大変だ!、忙しくなるぞー!。





奈良、京都を尋ねる行動計画はばっちり出来ているが、3月になったと言うのに、中々花便りが届かない。今日2012.03.03(土)は久々ながらも一日限りの晴天、これを逃す訳には行かないとばかりに、例により急な思い付きで飛び出したのである。

奈良の梅のある寺などが本命としていたが、梅は二週間程も遅れているとの情報があるので諦めて、先ずは京都の「鷹峰」方面として、急遽「ナビ」の目的地を変更してのお出掛けとなった。今日は土曜日、高速は普通車を中心にかなり多いが、順調に走る事が出来た、京都市内はスムースとは言えないながらも、9時半頃に第一の訪問先に到着した。


「源光庵」   (げんこうあん)   
         京都市北区鷹峰北鷹峰47
         宗洞宗 鷹峰山寶樹林
         拝観料¥400、駐車無料

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源光庵は、貞和2年(1346)、臨済宗大徳寺住持の徹翁義亨(てつおうぎこう)により隠居所として建立された復古堂に始まる。その後、衰微していたが、元禄7年(1694)加賀(金沢市)大乗寺の卍山道白(まんざんどうはく)禅師が金沢の富豪中田静家の援助により再建され曹洞宗へ改宗した。また卍山道白は当時の曹洞宗の慣習(寺を継ぐと法系に従って僧は法系を棄てなければならない)を憂い、旧規の復古を願い自らを復古道人と名乗り本堂に「復古禅林」を掲げたとされた。ここから源光庵を別名「復古禅林」とも称されている。

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「迷いの窓」

「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表すとか。

窓は素晴らしい作りであるが、しかし、見える向こうの景色が今一で少し残念だ。それが「四苦八苦」なのだろうか?。

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「悟りの窓」

「禅と円通」の心を表し、円は大宇宙を表現するとある。

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この窓には何も書かれてなかったので、ならば「安堵の窓」と付けたらどうだろうか?。

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立派な庭であるが、尋ねる時期がよくなかった、緑が少なく、赤茶けているのは皐月であろうか?。

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好天の土曜日と言うのに、一般の参拝はわれわれだけ。
看板によると、11時から法要とあり、入れなくなる事を知ってのことだろうか?。

この「源光庵」の南北すぐ隣に古寺が2つあるが、それらは次回に紹介したい。


今回のシリーズのタイトルを「京都-鷹峰の古寺」としていたが、時間があって北区の南端を超えるに至ったので、異論もあろうが例により私の偏見で、北区+αと言う意味で「京都-北の古寺」シリーズとした。
                                            
                                          < 続く >




 速報  (2011.03.08(木)現在の 梅情報 ) 

   殆ど写真ばかりで、文章がありませんが、出来るだけタイムリーにお届けしたいので、投稿しますので、参考にして戴けたら嬉しいです。



① 菅原神社 (鈴鹿市国分町)

漸く咲き始めたが、今後の天候、気温にもよるが、見頃までにはまだ数日必要かも?。

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② 四日市南部丘陵公園の梅

菅原神社までも至ってない、蕾のままであった。


よって、この近辺はまだ春は本格化していない。簡単ですがとりあえずの報告でした。


                                       以上

追記
今回から「京都-北の古寺」と称して、高ヶ峰方面のお寺を紹介する予定であったが、季節の情報が得られたので、季節感に乏しい古寺シリーズは急遽先延ばしとした。
今後も”タイムリーさを重視”する方針なのでご承知賜りたい。

また、当分の間は、隔日、午前八時発行が可能となってる事も書き添えたい。

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