2008年02月
2008年02月29日
南光新年初蒸留
神谷酒造所
312本限定
神谷酒造から蒸留したての香りをそのまま瓶詰めした44度の泡盛が出ました
創業は、1949年
沖縄県本島南部の東風平(こちんだ)町にあり、
沖縄南部の光になるようにという願いから命名されました
・裏ラベルより・
2008年年明けの初蒸留の泡盛です
通常出回っている泡盛は蒸留してから最低でも数ヶ月から半年間は出荷せず
酒造所のタンクで寝かせていますが、
この商品は蒸留後すぐに瓶詰めしています
蒸留したての泡盛はにおいが強いですが、
あえてそれを瓶詰めすることで、
普段は杜氏しか味あうことができないにおいを出荷しようと考えました
においが徐々に抜けていき、少しずつ変わっていく味わいをお楽しみください
2008年02月28日
2008年02月27日
牛タンステーキ
厚切りにしてステーキにすることにします
根元の部分が
とても柔らかいです
ですから牛タンの根元の部分3、4cm位は
さしがはいっていて
柔らかく脂も程よくのっています
一頭の牛から一、二人前しかとれないという貴重な部位です
塩胡椒をして2、3日オリーブオイルにつけ込んで
熟成させます
肉の表面に薄く小麦粉をまぶしてバターで焼きます
焼き色が着いたらひっくり返します
同時にオニオンも焼きます
ソースを作ります
肉を焼いたフライパンに
そのまま洗わずに赤ワインをいれます
アルコールをとばしたら
牛たん用のタレを加えます
塊のバターをいれフライパンを回しながら
バターを溶かしてまぜていきます
いい具合に焼けました
表面はバリっと
ゴールデンブラウンに
中心部はほんのり
ローズピンクに!
盛り付けです
先程焼いたオニオンをひいて
肉をのせます
オニオンが天紙の役目をして肉の脂を吸ってくれます
ソースをかけて完成です
サーロインやヒレとは違って
独特の食感です
大成功です
p(^^)q
2008年02月25日
チキン南蛮
宮崎の郷土料理として今では全国区の人気を誇るチキン南蛮ですが、
その歴史は意外と浅く昭和40年代以降にひろまった料理だそうです
発祥の地は宮崎県延岡市というのが通説らしいです
昭和30年代当時、名店として知られていた洋食店「翁」で修行していた
二人の料理人が考案したのが起源といわれているそうです
というっことでチキン南蛮を作ります
鷄のモモ肉を一口大に切りわけます
(本来は胸肉を使うそうです
今日はもも肉で代用します)
タルタルソースを作ります
ゆで卵・ピクルス・玉葱・パセリをみじん切りにします
マヨネーズを加え
ケチャップ・塩・胡椒・レモン汁を少々で味付けして混ぜ合わせます
南蛮タレ甘酢を作ります
酢・醤油・みりん・砂糖・ケチャップ・ウスターソース・塩・胡椒・鷹の爪を鍋に入れてひと煮立ちさせます
鷄肉に小麦粉をまぶします
まんべんなく溶き卵にくぐらせます
油で揚げます
揚げたてのあつあつの鷄肉を南蛮甘酢タレに漬けこみます
表面をしっとりさせます
盛り付けです
たっぷりのタルタルソースをかけて完成です
(^O^)
宮崎は養鶏が盛んで鶏料理はいろいろとありますが、
昔から人々にもっとも好まれた鶏料理といえばなんといっても
「もも焼き」が有名です
「もも焼き」が多くの人に食されていたため
ジューシーなもも肉が多く使われていました
ボリュームはあっても脂の少ない胸肉は余り物といった立場で
もも肉よりも安価に手に入るようになりました
そこで
この安い鶏の胸肉を、まかない食としていかに美味しく食べられるか、
修行中の料理人達が試行錯誤した末に出来たものが、
チキン南蛮の原型だといわれているそうです
一説によると、「翁」の主人が料理人たちに与えたヒントが始まりとか、
料理人の一人が長崎で食べた「鯉のあんかけ」から思いついたものとか、
魚の南蛮漬けが原型であるとか
チキン南蛮の誕生については諸説あるようですが、
延岡のこの洋食店が関わっていたことは間違いないそうです
2008年02月24日
島しずく
山の守島しずく 26度
山乃守酒造
長崎県壱岐郡郷ノ浦町志原西触
創業は明治32年
創業者が山内守政でその名を取って酒名としているそうです
壱岐焼酎は,本格焼酎伝来のルーツの一つです
焼酎は沖縄ルートと壱岐ルートにより日本に伝来したと言われています
壱岐の麦焼酎は伝統的に【大麦2/3,米麹1/3】で仕込まれています
大麦100%の麦焼酎が多い中
今でも伝統的にこの仕込みを守り続けています
本格麦焼酎「島しずく」は山の守酒造伝統技法の室麹,甑(こしき)による蒸米麦
かめ仕込みという古式製法で丹念に醸し,
完全熟成された醪(もろみ)を常圧蒸留機にかけ
原料一粒一粒から抽出した原酒を割水し
3年間熟成したものを直詰されたそうです
一般的には,原酒を割り水してから熟成に入ると
原酒の状態よりも熟成が早く進むと言われています
この「島しずく」はまさに3年の熟成を経ていますが
割り水をしての熟成が巧く功を奏しています
つまり味わいの乗りが今まさに一番美味しい時なのです
ほんのりと熟成を感じさせる芳ばしい香りが鼻腔をくすぐります
アルコール度数26度は本来は27度で貯蔵していたものが
熟成中に1度減って26度となったものだそうです
この度数が絶妙で「美味しい!」です
このアルコール度数からは想像できない
旨味が舌に広がります
「ああ〜,麦焼酎ってこんなにおいしかったっけ!」
と思わずつぶやいてしまいます
素晴らしく豊かな味わいが満喫できます
なお,この商品は
平成十三年度福岡国税局内酒類鑑評会の優等賞入賞酒を直詰めした古酒だそうです
2008年02月23日
神村古酒25度
うるま市にある『神村酒造』の泡盛といえば、
沖縄県で行われる、泡盛鑑評会での県知事賞受賞、
海外でも、モンドセレクションでの金賞を受賞など、味・品質ともに高い評価をうけています
那覇から具志川に工場が移ってから6年、
神村酒造の泡盛の特徴は、飲みやすく、それでいてしっかりしている泡盛という印象です
今は多くなった泡盛の樽熟成をはじめて成功させた樽熟のパイオニアでもあります
代表銘柄は『守禮』『暖流』
この『神村古酒25度』は
熟成された深い甘みを持つ濃厚な3年古酒をあえて
和水することで
誰にでもおいしく飲んでもらおうと産まれてきました
チョコレートのような甘い香りと、バニラの優しい香り
口に含むと、優しい甘みが広がり、そして心地よい余韻が残ります
600本限定の泡盛です
2008年02月22日
2008年02月21日
2008年02月20日
NORTH FARM STOCK MINI TOMATO BOTTLE
超うま!
超高!!トマトジュースです
コンビニなんかで売ってるトマトジュースなんかより
10倍位高い
超高級トマトジュースです
しかし
美味しさは100倍位です
とっても濃厚で
口に含んだ瞬間あまい果肉がとろ〜り、
太陽の味がします
「キャロル7」から作られた、トマトジュースです
ミニトマトキャロル7は、専門の生産農家で選んだ、オーガニックの一級品だそうです
他の品種に比べ、ひとつの房に実をつける数が少ないから、甘味もコクもたっぷり
糖度14〜15と「桃太郎」の約2倍だそうです
そんなミニトマト160個分を100%詰めてつくられているそうです
浦臼町のきれいな水と空気にいちばん相性のいいのは、
もちろんミネラルをいっぱい含んだ有機肥料
太陽の恵みがギュギュッと詰ったミニトマト
ミネラル、リコピン含有量もとっても多く、栄養たっぷり
カラダにやさしい、無添加無着色のトマトジュースです。
口に含んだ瞬間、とろっと甘く、
トマトジュースが苦手な方にも
美味しく飲んでいただける事間違いなしです
朝の元気をいただきます!
起きるのが楽しみになる、
この1杯が1日の元気をくれる、
サラダ感覚で頂けます
まさに”飲むサラダ”です
とっても濃厚でトロッと甘いトマトジュースですから
冷たいパスタや、スープ、デザートにでも使えそうです
2008年02月18日
竹鶴
小笹屋竹鶴(おざさや たけつる)
知る人のみぞ知る逸品蔵銘酒「小笹屋竹鶴」です
石川杜氏の目指す酒造りは
「人工的な小細工を潔しとせず、自然の恵みを生かし、
基本に忠実に、酒らしい酒と造ること」だそうです
「酒は、自然の恵みであることを実感してほしい。
我々は、自然の恵みである酒米を、お酒へと形を変えて提供しているだけなんです。」
とも語っておられました。
ほんのりと黄色がかっておりますが、
これは本来の日本酒の色で、
このことより炭素濾過処理はしていないことが伺えます
まずは常温のヒヤで一杯
最初は濃いなあと感じながらも
ほんわりとした舌触りでお米の旨味がふくらんで、
口中から喉の奥へと広がります
一本筋の入った軽快な酸味によって軽快に後口がすっきりします
飲んでいくうちに徐々にやわらかく感じてきます
どっしりしているのですが穏やかです
飲み応え十分!
お米のもつ甘味・旨味がまろやかでなめらかに引き出されています
淡々と身体に染み入る感じで
その影にしっかりとした日本酒らしい旨味を感じます
絶妙なバランス感覚
ぬる燗がこの蔵のお酒の持ち味を最高に引き出してくれるという事らしいので
ちょっと燗して頂いてみます
日本酒につきもののツンとした感じが全くなく
たっぷりとした味があり、
ふくよかです
やわらかく口の中に旨味が広がります
酸がとてもきれいで、飲むほどに美味しく
飲んだあとの余韻に複雑な味わいが出てきます
その酸と余韻のおかげなんでしょうか
もうやめられない!
止まらない!!!
一本芯の通った旨味があるからなんでしょうか??!
「酒の芯」の深いところから、じわりと湧いてくる滋味
骨太のどっしりした
『これぞお米のお酒』
開封後
常温で保管して
日をあらためて頂きました
随分と丸くなっていました
日を追うごとに”こなれて”さらに奥行きを感じます
熟成の妙味なんでしょう
米の旨さがうまく表現された
ボディのしっかりした
『熟成感溢れるお酒』
常温、ぬる燗、上燗、
また日をおいてもさらにおいしい
愚直で味が崩れない
『間口の広いお酒』
噂通り
しっかりとした造りのお酒なんだという事を感じさせられました
『知る人ぞ知る逸品のお酒』
みつけたり!!!
2008年02月17日
2008年02月16日
2008年02月15日
サインもらっちゃいました
常連のお客さんが連れの方を紹介してくれました
「彼、今度K1デビューする『昇侍さん』です」
えっ??
「この間、パンクラス初代ライト級王者になったんだよ!」
チャンピオンベルト見せてくれました
スゴイ!!
初めて見ました
テレビなんかで見るのとは違って
迫力と重みがあります
とりあえずサインを頂こうと・・・
あいにく色紙がありません
丁度いいものが!!!
グローブです
最近、シュートボクシング始めたんです
なんて、話をあわしながら
お願いしました
「今『アマゾン杉江さん』に教えてもらっているんですけど
ご存知ですか??」
と、尋ねてみると
「うん、彼、寝技が上手だよ!」
あら、ま!
やっぱり杉江ちゃんスゴイんじゃない
そらそうだ!
ブラジリアン柔術全日本チャンピオンなんだから
そんな事を他のお客さんに話していたら
超格闘技マニアと思われてしまいました
ただのメタボ対策のリハビリオヤジなんだけど
そういえば
中学生の頃空手を習った事があります
しかしながら
組み手でびびっちゃって
挫折
3月15日k1の試合がテレビ放映されるらしい
応援しなくてわ!!!
楽しみです
2008年02月14日
2008年02月13日
dancyu2008年3月号
今月号のダンチュウは
『日本酒&おでん。特別二大特集号』です
おいしいおでんと日本酒が、ニッポンを幸せにする!
感動の純米酒
おでんの笑顔
いいタイトルですね
興味深々です
本屋さんで見かけて、即、購入!!!
一番興味深い記事は
『生酛』です
ふくよかで逞しく、飲むほどに旨い魅惑の酒
江戸時代からの伝統的な酒造法です
『熟成酒』と共に最近気になっているのが
『生酛造り』のお酒です
竹鶴酒造の『竹鶴』の事が載っていました
最近、馴染の酒屋さんからもいろいろ話を聞かせてもらっている蔵元さんです
竹鶴酒造といえば
ニッカウイスキーの創業者の実家というのは結構有名なはなしです
かってなイメージで大きな蔵元と思っていたのですが
数百石(?)くらいの規模だそうです
そこで働く石川達也杜氏の酒造りへの想いに心躍らせられました
まだ、40代前半だそうです
未来への可能性を感じさせられたりもします
実は今年にはいって
『小笹屋竹鶴生酛純米原酒』を入手していました
いつ、開封しようかとタイミングを見はかっていました
グットタイミングのダンチュウの記事です
これで頂く時の楽しみが倍増しました
2008年02月12日
群馬泉初しぼり
島岡酒造株
文久3年(1863)創業
山廃仕込みの蔵元です
群馬県太田市由良町
上州の山々と利根、渡良瀬の豊かな水の流れに囲まれた、新田荘宝泉郷(現太田市)
この地は、いにしえからの地名が示すように、建武の忠臣・新田一族発祥の地であり、
豊かな史跡と清冽な水資源に恵まれた場所だそうです
この地において創業以来、
蔵内天然乳酸菌を用いた、伝統的技法・山廃づくりを守りつづける蔵元だそうです
群馬で作付けされた酒造適合米「若水」による、
昔ながらの少量・手造りの酒造りを心がけておられるそうです
今年最初の山廃づくりで仕込まれた
『群馬泉の初しぼり』です
瓶を傾けて沈殿している澱を
静かにまぜて開封します
フレッシュな香りは新酒ならではでしょうか
爽快な酸味と
ボディーある山廃特有の力強い芳醇な旨みのバランスが絶妙です
おいしーーーーい!
口の中にのこる余韻
この酸味がいつまでも心地良く
たまりませーーーーーーーん!
次にお燗で頂く事に
腰のある、男性的香味が一段と高まってきます
旨いッスね
やっぱり『群馬泉』は
自分的にはお気に入りベスト5のひとつですね
2008年02月11日
八千代伝黒無濾過
猿ヶ城渓谷伏流水
復刻
八千代伝やちよでん
かめ壺仕込み
原料/さつまいも・米麹
アルコール分/25度
[裏ラベルより・・・]
黒こうじ仕込み
ひとつき半
むろか
単式蒸留後、日を置かずして八千代伝を無濾過で
お届けします
名付けて「ひとつき半 むろか」
平成20年1月20日にこのビンに詰めました。
“むろか“を堪能していただくために
半年ほどまでをめどに早めにお飲みください
蔵長(くらおさ)杜氏 吉行(よけ)正己
この蔵の初蔵出し(平成16年12月20日)の八千代伝を再現する…蔵人たちの思い。
生まれたばかり、そのまんまの八千代伝。
余分な油成分は、たんねんに“すくい取り”して原酒の“うまみ”を引き出しました。
“おり”が出ることもありますが、このうまみ成分が凝縮したものです。
軽く振って、溶かしこんでください。
八千代伝むろか、存分に、ご堪能あれ。
八木酒造 合名会社 猿ヶ城蒸留所
鹿児島県垂水市新御堂字鍋ヶ久保
2008年02月10日
一九道
豊永酒造の『ゆ乃鶴』を19度に前割りした米焼酎です
[道は一九度に在り
一九道は、「焼酎は25度」という概念にとらわれず、
割らずに飲める旨い焼酎を造りたいという思いから誕生しました
自然に囲まれた蔵の仕込み水で19度に割水しています
原酒と水との相性が良く、とてもまろやかです
生のままでも、ロックでも、米の甘味と柔らかさが際立ちます
また、球磨焼酎の伝統的な飲み方「直火燗」にすると一層うまさが広がります]
と、ついているタグに書かれています
柔らかな米の甘ーーーい香りがします
癖のない薫りは、喉越しの良さを想像させてくれます
米のヨーグルトのような・・・
まずは生でいただきます
刺激のないソフトな飲み口、
するすると入っていきます
優しい甘さ、真ん丸です
次にロックです
キリリとした味わいの中にも、
まろやかな米の甘さを感じます
すっきりとした甘さは何杯でも飲んでしまいます
いよいよ直火燗です
温めすぎないように注意して
蔵元さんは55度位が適温とおっしゃるのですが
自分的には42.195度位が好みです!!!!
ほんわりとしたふくらみのある甘味が口の中に広がります
本日のメイン[燗獄ロック]です
タグの裏に豊永酒造オリジナルと書かれた[燗獄ロック]です
温まった焼酎を氷を入れたグラスへ、いれます
とろりとした味わい
甘さが出てきて、
その後
すっきり、さっぱりとした味わいです
飲んで直ぐに甘味を感じ、
その甘味の塊が舌先を転がります
そのまま喉を通り過ぎていきます
そのせいか、余韻も甘さを感じさせつつ、
すっきりとしています
美味です!!!!!
ヨーグルトのような甘さと旨みを感じます
米の旨さをここまでダイレクトに味わえるとは・・・・・
恐るべし・・・『一九道』の[燗獄ロック]!
呑む楽しさが無限に広がります
2008年02月09日
2008年02月08日
カレーコロコロ
2008年02月07日
2008年02月06日
2008年02月05日
2008年02月04日
白醤油
白醤油は、
東海地方(特に愛知県)の特産物で
色は淡い、独特な風味の醤油です
原料は小麦がほとんどで、大豆が少量使われています
小麦が主原料なので糖分が高いのも特徴です
『白しょうゆ』の起源にはいろいろな説がありますが、
江戸時代後期1800年頃に、
「嘗め味噌」の一種の経山寺味噌(金山寺味噌)の上汁が色が淡く、
美味で調味料として面白いのではないかと言うところから
当時の三河国新川(現在の愛知県碧南市)で作りだされたと言われているそうです
現在でも白醤油は、
愛知県三河地方(碧南市、西尾市、安城市など)が中心で生産されています
また一般的に、白しょうゆは加熱殺菌処理をしていませんので、酵母が生きています
賞味期限も他の醤油に比べ短くなっています
醤油と一口にいっても
地域によってまたメーカーによっていろいろなものがあります
日本の誇る発酵調味料です
そこで醤油について調べてみました
[醤油]とは
発酵食品に特有の匂いや原料の大豆の味を押さえ込んで、
旨みと格調高い香りだけを引き出しています
アジアの醤油には漁醤油(秋田のしょっつる、ベトナムのニョクマムやタイのナムプラ−など。) などもあります
[歴史]
1)醤(ひしお)
弥生時代から古墳時代にかけて、醤油の原形の「醤」が作られていました。
「醤」とは、塩漬けの発酵食品。
「醤」には、
肉醤(ししびしお)、
草醤(くさびしお)
穀醤(こくびしお)などがあります。
肉醤(ししびしお)は塩辛、
草醤(くさびしお)は漬物、
穀醤(こくびしお)は、穀類に塩を加えて発酵させたもの。
醤油、味噌の原形です。
「大宝律令」には、醤を作る書院のことが記されています。
中国本土、台湾、韓国でも大豆から作る醤油がありますが、
これらの醤油の技術が伝わったわけではなさそうです
味噌は奈良時代から日本にあったので、
自然発生的に味噌の上澄みが調味料として 使われるようになっていたと考えられます
2)溜(たまり)の発見
鎌倉時代、1254年に
禅僧覚心が中国から
「径山寺味噌(きんざんじみそ)」の製造法を持ち帰りました。
その後紀州(和歌山県)の湯浅で、
味噌桶底にたまった液汁(味噌溜)がおいしいことを発見、
これが「溜」の始まりです。
これが一般的に広まって、
1580年頃に
味噌・醤油製造の「玉井醤」が開業した、
というのが通説です。
その後、
1644年に
湯浅の浜口儀兵衛が房州(千葉県)の銚子に渡って技術移転が行われ、
やがて全国に広まっていきました。
3)醤油の誕生
室町時代になり、文献に「醤油」が初めて登場します。
4)醤油の普及
江戸時代に入り、醤油が一般に普及するようになりました。
関東地方では、銚子や野田などで「濃口醤油」が発達しました。
関西地方では、兵庫県の龍野(たつの)を中心に「淡口醤油」が発達しました。
東海地方では、「溜醤油」とともに「白醤油」が生まれました。
山口県柳井などでは、「甘露醤油」が発達しました。
[醤油の種類]
JAS規格で醤油は、
『濃口醤油』『淡口醤油』『タマリ醤油』『再仕込み醤油』『白醤油』
に分けられています。
『白醤油』
コハク色の透明なし醤油です
(「淡口醤油」よりもさらに色がうすいしょうゆです)。
愛知県が主産地の醤油です。
千葉県などでもつくられています。
醤油の生産量の0.6%です。
原料は小麦がほとんどで、大豆が少量使われる。熟成は短時間です。
淡白な味と高い香りが特徴です。
また小麦が主原料なので、糖分が高いのも特徴の一つです。
うどんのつゆや吸い物、鍋料理などに使われます。
また、材料の色や風味を生かす料理(野菜や魚などの料理)などにも適しています。
『タマリ醤油』
愛知、三重、岐阜を中心とした東海地方で生産されている醤油です。
しょうゆの生産量の1.8%です。
原料は大豆がほとんどで、極めて少量の小麦を加えます。
色が濃く、とろりとした濃厚な味がします。
佃煮、せんべいなどの加工用などに使われています。
またさしみなどのつけ醤油等に使われています。
『濃口醤油』
一般的な「醤油」。
主に関東地方で発達した醤油で、現在は全国的に生産されています。
醤油の生産量の約8割です。
原料は大豆・小麦50%、食塩。
塩分は16〜18%です。
つけ醤油、かけ醤油、煮物醤油のほか、あわせ醤油にも適しています。
『淡口醤油』
兵庫県竜野地方で生産されていましたが、現在では全国的に生産されている醤油です。
醤油の生産量の約15%です。
原料は「濃口醤油」と同じです。
色を淡く仕上るために塩分濃度を高くし、発酵を押さえたり、
火入れ温度を「濃口」より低くするなどの工夫により生産されています。
また仕上げに甘酒等を加え甘味をつけます。
香りが弱い。
塩分は「濃口醤油」より約1割ほど高い(約19%ぐらい)。
関西料理には欠かせない醤油です。
料理の素材を生かす野菜や白身の魚等に使われています。
『再仕込み醤油』
山口県の柳井地方が本場、最近では九州から山陰地方などで生産されている醤油です。
醤油の生産量の0.7%です。
原料は「濃口醤油」と同じです。
塩水のかわりに火入れをしていない生揚げ醤油を使って仕込みます。
たまり醤油よりも香りがあります。
色や味が濃厚で、「甘露醤油」ともいわれてます。
甘露煮、さしみや寿司などのつけ醤油等に使われています。
[作り方]
1)小麦を炒ってひき割り、同量の蒸した大豆(または脱脂加工大豆)とまぜて麹をまぶします
(炒った小麦を加えることによって複雑な味わいと香ばしさを出しています。ここが日本の醤油の特色です。)
2)この状態で4日ほど保温し醗酵させます。
3)その後、大豆・小麦と同量の塩水を加えて大樽に入れてモロミ(諸味)を作ります。
4)これを定期的にかき混ぜながら6ヶ月から1年3ヶ月ほど熟成させます。
塩水はモロミを雑菌から守って乳酸菌や酵母などを緩やかに活動させる働きをします。
4)熟成が完了したモロミを絞って出てきたものが生揚げ(きあげ)醤油、
これにさらに塩水を加えて 加熱殺菌したものが市販される醤油です。
最近では加熱加工しないでセラミックフィルターでろ過殺菌した生醤油も 出回ってきました。
中国や韓国では大豆だけで作ったり、大豆と米で作ったりしています。
まず味噌を作ってから、これを乾燥させて から砕き、そこに塩水を入れて熟成させることが多いようです。
魚醤
小魚を塩漬けして、熟成させた上澄液。
1)しょっつる
日本(秋田県)
ハタハタ、アジ、イワシ、コウナゴなどがを原料として使われています
2)いかなご醤油
日本(香川県)
3)ナンプラー(Nam plaa)
タイ
使われる魚は主にアンチョビーである。色がうすい
4)パティス(Patis)
フィリピン
5)トゥック・トレイ(Tuk trey)
カンボジア
6)ニョクマム
ベトナム。ナンプラーに比べ色が濃い
7)キチャップマシン
マレーシア
8)魚露
中国
透明度が高い
醤油ってとても奥が深いです
興味がわいてきました
ボチボチと調べていきたいとおもいます
(´▽`)
2008年02月03日
2008年02月02日
フルフル《完熟マンゴー梅酒》
マンゴー梅酒フルフル
山口合名会社(福岡県)
マンゴーの王様と呼ばれる
最高級『アルフォンソマンゴー』と、
南米エクアドル産のパッションフルーツに
日本酒ベースで造られた梅酒をミックスした
トロピカルな梅酒のリキュールです
しばらく安静にしておくと
全体の約1/3位まで沈殿物が表れます
これは、マンゴーとパッションフルーツが
ふんだんに使われている証でしょうか
全体の約3分の1が果実成分、約50%が日本酒で
糖度は一般的な梅酒よりも
25〜30%ひかえめにして作られているそうです
情熱的ななマンゴーの甘み
パッションフルーツのキレの良い酸味
奥から現れてくる日本酒ベースの上品な梅酒
口いっぱいにひろがるシルキーなまろやか感が
トロピカリティーに導いてくれます