丸石木材住宅の登です。

当社が新たに建築致します新築現場

にて「地盤改良」をする事となりました

ので掲載いたします



過去掲載の記事『地盤調査♪』にて、

調査致しました現場、橋本市高野口町

小田のモデルハウス現場ですが、

調査の結果、若干数値が弱いと・・・。



ハッキリ申し上げて、そのままでも

地盤保証も10年受けられるような数値

だったのですが、そこは地元工務店

「お客様の為に」という事で自ら進んで

改良に踏み切ったという訳です

「地盤改良する土地なんて大丈夫

と思われる方もいるかもしれませんが、

ご安心ください。

地盤改良さえすれば全く問題はなく、

安心、安全なお家が建てられます。

もちろん、安全なお家にするためには

以前に行った地盤調査に基づく根拠が

必ず必要ですが。



今回の地盤調査の結果、支持基盤と

呼ばれる建物の荷重を支える層まで

深い所で、2.8m位でした。

その支持層までは、「柱状改良」という

方法で対応して参ります。

(正式名称:湿式柱状改良工法)

20151204185912-0001
こちらは今回建築する建物の1階。

間取りの中に、何やらわずらわしい

丸印がたくさん

ここに、先程の柱状改良を施します。

セメント系の固化材を流し込み円柱を

たくさん造って、それで建物を支えると

いう方法です。

ですので、上の画像のようなたくさんの

円柱が必要という訳です



今回は、作業後の画像を掲載致します。

DSCF1047
なにやら土を掘り返したような形跡。




DSCF1042
荒れているようにも見えます・・・。

でっかいモグラでも出たか・・・。

近寄ると・・・・・。




DSCF1045
こんな感じです

この円形が先程ご紹介した改良部分。

きちんと施工されています




DSCF1046


よく見ると何やら深さがまちまち・・・。

大ピンチです







しかし、実はこれで良いんです

理由を下記にご紹介いたします。

20151204185009-0001 (2)
こちらは今回のモデルハウスを真上から

見た図面です。(配置図)

図で示した建物の内、一番建物の荷重が

掛かる部分が外回りの外周部分です。

(外壁や、柱の量等、構造上の問題)



ですので、建物の基礎工事を行う際に、

外周部分の基礎は平たんでは無くて、

20151204185024-0001 (2)

こんな感じに1段深くなっているんです。

これだけの厚みが無いと負荷に耐えられ

ないという訳です。



DSCF1043
外周部分がやや深く改良され、

中心部分が浅く改良剤が入っています。

今回もきちんと施工されているのを

確認致しました

今回の現場もバッチリです



これでこの後の基礎工事も安心して

進めることが出来ます



今後も工事が進行次第、新たに内容を

掲載して参りますので皆様お楽しみに