2012年02月13日
食育
最近 食育という言葉を聞いてよくわからないので竹下和男著「台所に立つ子どもたち」という本を読みました。 学校教育の中で知育、徳育、体育という言葉の続きに「食育」という教育科目が論ぜられています。かつて議会で井上市長に「学力向上を公約にしているが、知育偏重に陥っているのではないか?」と質問しました。丁度、小、中学校が荒れていじめや、不登校が全国一になったこともあり心配でした。その時、教育長が言われたのが食育の大切さだったと思います。
竹下和男氏は香川県の校長先生で全国で最初に「子どもたちだけで作る弁当の日」を実施されて食育の大切さをうったえられました。それから文科省でも重要性に気がついて全国で「お弁当の日」を実施された学校が500校をこえたそうです。予想通り最初は保護者から反対意見が多く、教職員もしぶしぶ協力されたそうですがよくぞ信念を貫いて続けられたと感心しました。
子どもたちだけで作るお弁当の日を実施して一番喜んだのは子どもたちです。そして大人の保護者や教職員も大きな教育効果に目覚めていきます。単に学習効果があったとか、非行が減ったとかいうことだけではなく、子供達が生きることに自信をつけてイキイキとしてくるのではないかと思われます。教育でも政治でも医療でも一番大切なのは「最後は人」だと思いました。
2012年02月12日
3D映画「3丁目の夕日」
3丁目の夕日という映画が3D映画だそうで、飛び出し画像がどんなものか一度見たいと思っていました。結論から言うとなんでこんなホームドラマが3Dなのか分かりません。期待した飛び出し映像もほとんどなく、わざわざかけた専用メガネ(300円)が重たいだけでした。この映画はシリーズ物で前作は岡山市の西大寺町商店街で撮影された話題作でした。
映画の舞台は東京オリンピック当時の下町で、やっとカラーテレビが売り出され、新幹線も開通したばかりでした。今から思うとつくづく貧しかったんだなあと思いました。しかし集団就職で田舎から東京へ出てきて町工場で働く青年たちの物語で、下町の人情味あふれる人間関係が描かれています。車も発売されたばかりの大衆車のパブリカや軽三輪車のミゼットなどが走り懐かしさでいっぱいでした。
映画の中に高校生ぐらいな年頃の吉行淳之介君が登場します。彼もたしか岡山県の出身でした。私も丁度その頃岡山の知人に吉行さんと言われる女性がおられて、吉行淳之介の身内だと伺っていました。そんな青春時代の昔を思い出しながら楽しく見せて頂きました。
2012年02月11日
橋下市長の「船中八策」国盗り物語
橋下大阪市長が引きいる大阪維新の会が次の衆議院選挙へ向けて選挙公約になる船中八策を練り上げているそうです。そもそも船中八策とは、坂本龍馬が維新へ向けての大筋な方針を船の中で書き上げ、後の明治政府の「五箇条の御誓文」の原文になったと言われています。いかにも物語になりそうな話題ですでに橋下劇場の選挙運動が始まったようです。
まだ正式な発表はありませんが、首相の公選制や参議院の廃止など憲法改正を伴わなければ実現しないような大風呂敷を広げた内容です。最近の決められない政治の原因の一つに「国会のねじれ現象」があり、衆議院のカーボンコピーのような参議院など本当に無くても良いのにと思うこともしばしばです。
橋下市長の主催する政治塾の募集に何千人の応募があったとか、衆議院で200議席以上の当選をめざすと、まるで飛ぶ鳥を落とす勢いでますます目が離せなくなりました。 「たちあがれ日本」のベテラン政治家たちもうかうかできないと、石原都知事を担ぎだして大阪維新と連携工作に余念がありません。もしも民主党、自民党の2大政党制が正常に機能しないとなれば第3極を目指す勢力が台頭してきて混迷の時代へ入るかもしれません。
2012年02月10日
根が深い「赤磐市立熊山病院の診療所化」の問題
熊山の赤磐市立病院を入院ベットのない診療所にする計画は反対運動にもかかわらず着々と進んでいます。 なぜ診療所にしなければならないか?慢性的な赤字経営とか病院建物の老朽化とか言われていますが、一番の問題は医師不足の解消がはかれないことだと思います。和歌山県の医大の医局に、医師を派遣してもらう病院側が多額の現金を贈ったり、教授の秘書の給与を肩代わりする事件が表面化しました。
病院と医局のもたれあいと言われていますが、贈収賄の疑いもあり犯罪スレスレの行為で医師や教授のモラルが問われています。深刻なのは和歌山県に限らず、日本全国で医師不足に陥り似たようなケースが後を絶たないからです。 厚労省でも色々な対策はこうじていますが、医師不足や医師偏在の問題が簡単に解決する見通しは立っていません。
赤磐市立熊山病院も昨年でしたか、優秀な外科医が転院されたりして外科の外来診療が毎日できなくなったり、入院患者の面倒を見る当直が厳しくなったりで病院の使命に黄色信号が点滅するような状況です。岡山県の医療行政は岡山市内に大学、日赤、国立、済生会、川崎、榊原、中央病院など多くの病院と医師が集中しており、地方の医師不足と偏在に拍車をかけている現状があり、赤磐市も例外ではありません。
2012年02月09日
熱血!与良政談「再び政治の劣化」
私は熱血漢与良正男氏のファンなので、彼のコラムを読むとうれしくなります。以前にも政治の劣化について書かれており、ベテラン政治家であるお粗末な大臣(田中防衛大臣などなど)はあきらかに政治の劣化であるとなげかれていました。今日のコラムはその続きでそれらの政治家を選んだ選挙民の責任について書かれています。
確かに言われる通りですが、私は2つの問題があると考えています。 一つは、多くの選挙民は何の情報に基づいて投票するか? やはり一番多いのはテレビや新聞報道の情報でしょう。 つまり選挙民がだれに投票するかはマスコミの影響が一番大きいと思います。二番目の問題は選挙制度です。民意を正確に反映しない選挙制度では良い政治家は選べません。
例えば赤磐市においても、百条委員会のマスコミ報道で赤磐市は政争の町というレッテルをはられてしまいました。百条委員会を政争の具として煽るような報道は、有権者の判断を惑わせることになると思われます。また市長や市会議員選挙においても選挙カーでがなりたてるだけの選挙運動では、有権者の正しい判断は難しいのではないでしょうか。政治の劣化を防ぐにはどうすべきか?政治家やマスコミ、教育者も入れてもっともっと真剣な議論の積み重ねが必要だと思います。
2012年02月08日
緊張が高まるホルムズ海峡の封鎖
イランの核開発を阻止するために米国は世界各国に呼びかけて経済封鎖を行なっています。ロシア、中国やインドはイランとの石油取引を考えて経済封鎖に反対しています。日本は米国に追随する形で段階的に経済封鎖を強める方策をとっています。これに対してイランはホルムズ海峡を封鎖する作戦を公表しています。
戦前に日本が欧米諸国から石油など経済封鎖を受けて、苦し紛れに真珠湾攻撃を行った時と似通った状況だと言われています。もしも本当にイランによるホルムズ海峡の封鎖が行われれば、日本の石油輸入の80%が影響を受けて国民生活が危機的状況に陥る可能性があります。火力発電に使う燃料が入らないと、すぐにでも原発を再稼働させなければとも言われています。
しかし、日本の国会は公務員給与や定数削減がどうのとか、消費税値上げがどうのと堂々巡りをし、内向きの議論に終始して外交的な危機感が感じられません。ペルシャ湾に米国海軍の空母が派遣されており、イランは海峡封鎖などできっこないとタカをくくっているのでしょうか。現在でも米国がイラク戦争やアフガニスタン戦争の泥沼から未だに抜け出せないでいる事実があります。日本は世界の紛争に巻き込まれないための積極的な外交政策を議論する必要があると思います。
2012年02月07日
非常に難しい「責めず 比べず 思い出さず」
高田明和著「責めず 比べず 思い出さず」という本が評判になっており早速読んでみました。一言で言えば大変難しい本です。何が難しいかと云えば「良いことばかりが書いてあるのですが、いざ実践しようとすると簡単にいかない」難しさです。責めずというのは、むやみに他人を責めたり、何時も自責の念に駆られたりは良くないという意味です。
比べずというのは自分より優秀な人やお金持ちや美人と比べて、自分や親を責めたりするのは意味が無いということでしょう。「思い出さず」というのは過去の失敗などをずっと引きずっていつまでも後悔をしても意味が無いということでしょう。ようするに簡単に言えば失敗事例や不満なことでくよくよと思い煩うのは愚かなことです。
観念的にはそんなことは「今更言われなくてもわかっているつもりです」 でも人間は自分や他人を責めたり、つまらない比較をしたり、昔の失敗を忘れないものです。それがある意味、本能に近いのではないでしょうか。この本ではそれらを実践するためには座禅が良いと書いてあります。なるほど座禅で悟りが開ければ良いと思いますが、一朝一夕にはいかないのではないでしょうか。でもくよくよするのは本当に馬鹿らしいことです。今の目の前のことに集中して一歩ずつ楽しく生きていきましょう。
2012年02月06日
次世代への伝言「平山郁夫展」 瀬戸内美術館
友人に誘われて牛窓の瀬戸内美術館へ「平山郁夫展」を観に行きました。 昨日は2時から広島県瀬戸田町の平山美術館館長平山助成氏(平山郁夫氏の実弟)の講演があり会場いっぱいのファンが熱心に聴講しました。平山館長のお話は、決して雄弁ではありませんが訥々とした語りの中に兄平山郁夫氏に対する愛惜の念が満ちあふれていました。
平山画伯は15歳の中学生勤労動員の時に広島市内で原爆をうけました。幸い命拾いをして東京芸大へ進まれますが、しばらくは原爆症で苦しまれたそうです。それでも29歳の時の「仏教伝来」の作品で認められてご自分の画境を切り開かれ、仏教美術や日本文化の源流をテーマにシルクロードなどへ百回以上も取材に行かれたそうです。
東京芸大の学長を務めるかたわら、世界の芸術作品の保存活動に精力的に取り組まれました。アフガニスタンのバーミヤン遺跡の破壊など戦争や紛争で世界遺産が破壊され、それらの保存事業をユネスコなどでうったえられました。 ご自分の被爆体験も含めて平和の大切さを美術を通して訴え続けられた兄平山郁夫氏のメッセージを、平山助成氏がしっかりと受け継がれて私どもに感動を与えて下さいました。
2012年02月05日
金田一秀穂氏のコミュニケーション論

青少年健全育成大会のゲストに3代目の言語学者の金田一秀穂氏が招かれました。3代目というのは祖父が金田一京助、父親が金田一春彦氏で3代続いての言語学者というのは本当に貴重な存在です。言葉がコミュニケーションに果たす役割のようなお話でした。
コミュニケーションは人と人が仲良くつながっていくための大切なもので言葉の果たす役割は大変大きい。しかしコミュニケーションは言葉だけではなく、例えばサッカーの選手などが海外で活躍するのは、言葉よりも体で表現する方がおおいのではないか。コミュニケーションをつなぐ言葉は難しい言葉ではなく、いっけん無駄なおしゃべりのような会話が非常に大切ではないか。
日本人はとても会話が下手で特に男性はお喋りができない文化である、という様な内容で面白かったです。独特のキャラクターで最近はテレビ出演も多いタレント教授というのでしょうか。私たちは子供の頃から「男のおしゃべりはみっともない」とか「沈黙は金」という価値観で育てられたので良く理解できました。議会でもとっても議論がへたで、すぐに喧嘩腰になったり、ものを言わなくなったりという現象は日本の政治風土かなと思います。
2012年02月04日
山陽さくら保育園のアットホームな発表会
山陽さくら保育園の発表会に招かれて園児たちのかわいい演技を堪能しました。「春は名のみの風の寒さよ」という歌の文句がぴったりの今日この頃ですが、さすがに立春だけあって陽ざしは春のやわらかさでした。昨年までは中央公民館で発表会をしていましたが、今年は新しい園舎の舞台を使っての発表で、0歳児から2歳児までを1部として、3歳から5歳児までは2部と分けた2部構成の発表会でした。
保護者も1部と2部を分けて入れ替えをした関係で遊技場が丁度いっぱいになりとても良いアイデアでした。園児たちもアットホームな雰囲気で緊張が和らいだのか、とってものびのびとした演技で泣く子もいませんでした。 政府は待機園児問題を解消するために「こども園」を進めています。赤磐市は待機園児は居ないと思われ、むしろ急激な少子化で保育園経営が危ぶまれるのではないでしょうか。
吉井、赤坂方面は全部民間ではなく、公立幼稚園から保育園に切り替えており、それでも園児数が減少すれば統合問題が避けて通れません。現在よりももっともっと思い切った少子化対策を実行しなければ赤磐市も人口が減少して過疎化に歯止めがかかりません。赤磐市で働く保護者の他市の園児を赤磐市の保育園でもあずかれる制度を、一日も早く実現されなければならないと再三市長に提言していますが。
