2013年03月16日
赤磐市の市長、市議会議員選挙の意義

明日からいよいよ、市長、市議会議員選挙に突入します。市長選挙はおそらく新旧の1騎打ち対決になると思われます。議員は18定数に対して24立候補予定で近年にない大激戦になります。今回の選挙戦の主な課題は教育問題が一番わかりやすいと思います。要するに荒廃した教育現場の再生です。
しかし、そのような政策以前の問題として「政争の町、赤磐」のイメージをいかにして払拭するかという重い命題を訴えなければなりません。この4年間、ずっと政争がたえず、赤磐市全体を暗いイメージがつきまといました。市長選挙でも市議会議員選挙でもその事の是非が問われるものと思います。選挙の前哨戦の中でも相手陣営を攻撃する目的の誹謗中傷チラシが撒かれ、私と、ともざね陣営では警察や弁護士と対応を協議しました。岡山県警本部も目を光らせています。
私に対しても名指しで、誹謗中傷する匿名のチラシが広く撒かれました。私の出馬を断念させる、またはデマを飛ばして落選させることをねらった選挙妨害だと思います。これも合併の弊害で旧山陽町時代にはなかった卑劣な汚い選挙になりそうです。このような卑怯な手段で選挙結果をねじ曲げようとする意図は、赤磐市有権者に対する冒涜です。また議会制民主主義の根幹を揺るがす重大な挑戦です。まさに赤磐市の品格が問われる選挙になります。私は政治生命をかけて誹謗中傷にも負けず、選挙妨害にも屈することなく正々堂々と戦い抜きます。
2013年03月14日
ついに日本でも市民発電所

以前に、ドイツでの市民発電所を紹介しました。日本でも早くそんなのができれば良いがと思っていました。宝塚のNPOがエネルギーの地産地消をめざして「市民発電所」を立ち上げました。近くの休耕田を借り上げて太陽光発電のパネルを敷き詰めた発電所です。20年間自然エネルギーの電力買取制度ができて採算が合うようになったそうです。
設置費用は320万円で1口10万円で市民から出資を募り10年後に利子をつけて償還するそうです。太陽光発電は個人や企業でも導入が進んでいますが、NPOらによる市民発電所というのはまだ珍しい存在です。このプロジェクトが成功すれば各地で市民参加による「市民発電所」がふえと思われます。
この企画の素晴らしさは、単に原発反対とか再稼働反対というのは簡単です。でもどうすれば原発に頼らない発電ができるのか、と考えてデモや署名による反対運動だけではなく、自分たちが前向きに発電事業に取り組む姿勢が素晴らしいと思います。反対反対と言って足をひっぱるのは簡単ですが虚しいものです。それよりも前向きに自分たちに何ができるかを考えて積極的に取り組む方がどれほど喜びが大きいかしれません。
2013年03月13日
コンクラーベと根比べ

ローマ法王を選ぶ選挙を「コンクラーベ」と呼ぶそうです。もともとはラテン語で「鍵のかけられる部屋」と言う意味だそうです。選挙にあたっては外部からの雑音をシャットアウトするために鍵のかかる部屋へ聖職者たちがこもりっきりで選挙をするそうです。政治家の選挙で言えば「密室談合」と言われてマスコミから総攻撃を受けそうです。この事例を見る限りでは「情報公開」がかならずしもベストとは限らないという事でしょうか。
今回の「コンクラーベ」は115人の枢機卿から選ばれます。3分の2以上の支持が得られるまで何回でも投票を繰り返します。礼拝堂には小さな焼却炉があって、法王が決まらなければ黒い煙が出て、決まれば白い煙が上がるそうです。伝統とはいえ、実に面白い習慣です。それにしても外部からの雑音を遮断しなければ公正な選挙ができないとは、聖職者といえども人間である限り雑音に惑わされる恐れがあるからでしょうか?
赤磐市の市長、市議会議員選挙も誹謗中傷のチラシが飛び交い、まさに雑音だらけの低レベル選挙になりそうです。バチカンのように鍵のかかる部屋に閉じこもるわけには参りません。せめて有権者の心に雑音をシャットアウトする鍵がかかればと神に祈るほかはありません。他人を誹謗中傷して喜ぶ人たちと市民の良識とのまさに「根比べ」です。
2013年03月12日
選挙で問われるもの

赤磐市長選挙と市議会議員選挙が17日から始まります。市長選挙は前回同様の現職と新人の一騎打ちになりそうです。現職の井上市長は「市の発展のためには政策の継続が必要」と訴えています。前回の市長選挙では新人の井上君が変革を訴えており、立場が変わればこうも違うものかとおかしくなりました。
4年前の市長選挙では新人の井上君が「報酬半額」の公約と下山哲司議員らが荒嶋氏に対する誹謗中傷のチラシを撒いて勝利しました。井上君も報酬半額と言いながら、ボーナスは全額受け取ったり、これから受け取る退職金もどうするか公表していません。
今回の選挙も、下山議員らによる対立候補への誹謗中傷のチラシが撒かれて、警察も目を光らせているそうです。誹謗中傷のチラシは市長選挙だけかと思っていましたら、山陽地域でもいやらしい選挙がエスカレートして議員選挙を混乱させる低レベルなチラシが大量に撒かれています。有権者がこのようなチラシに振り回されるのか、それとも誹謗中傷のチラシをまいても効果がない良識が示せる赤磐市になれるのか、品格が問われる選挙になりそうです。
2013年03月11日
岡山へ避難者急増

東北大震災から2年目を迎え、いろいろな復興支援が新聞に取り上げられました。福島原発事故で放射能汚染地域から自主避難者が岡山へ続々とこられています。中四国地方で岡山への避難者が最多の905人だそうです。岡山の安全安心な地理的環境が高く評価されたものと思われます。
まずは「気候が温暖」そして「災害が少ない」がすぐに思いつく理由ですが、もう一つ忘れてならないのが放射能汚染の危険性が極めて低いことです。距離的に一番近い原子力発電所は、中国電力の島根原発です。その次に近いのが四国の伊方原発でしょう。岡山市など県南地域はどちらも避難区域には入らない距離に有り比較的安全性が高いと言えます。
とくに、赤磐市は津波の心配がほとんどなく、岡山市まで車で20分もあれば行ける便利さもあってこれほど安全性の高い市も少ないと思われます。しかし、神戸大震災の時ほど被災者が移住してきた話は聞きません。議会で移住希望者の説明会にもっと積極的に参加するよう提言しました。自主避難者の多くは子ども連れなので、教育環境や雇用の確保など行政が幅広く支援する体制を早急に整えなければなりません。
2013年03月10日
大変盛り上がった ともざね陣営決起集会

ともざね赤磐市長候補の決起集会が赤坂の西の屋で5時から有りました。 井上市長の現職が同じ場所で先週決起集会をしており、どのくらい集まるか注目のまとでした。公式発表で750人の参加者が有り、井上陣営の3倍近い支持者を集めた計算になります。人数はともかく、国会議員、県会議員、市会議員と大勢の来賓が次々と必勝の応援演説をしてたいへん盛り上がりました。
新人で演説がイマイチと言われていた本人、ともざね氏ですが、とっても誠意のある気持ちが伝わってくる演説に大きな拍手が湧きました。特に娘さんの涙ながらのしかもしっかりした訴えが会場全体に大きな感動を呼びました。私もご紹介いただいた時に、民主党を離党してともざねさんを応援していることを公表して満場のご激励をいただきました。
ともざね氏も今回の選挙の「誹謗中傷ビラ」にふれて、このままでは赤磐市が世間の笑いものになり恥ずかしい、赤磐市の有権者はそんな風評に振り回される馬鹿ではないことを証明してください、と訴えられ万雷の拍手を得ました。 私もとんでもない誹謗中傷ビラで個人攻撃を受けており、ともざね氏の心中が痛いほど分かりました。このような選挙妨害をはね返して当選することこそが、今回の選挙の最大の意義だと思うと、希望と勇気が湧いてきました。
2013年03月09日
選挙制度改革で注目される公明党の判断

夏の参議院選挙へ向けて「選挙制度改革の議論」が本格化してきました。 自民党も参議院選挙での勝利が無ければ憲法改正などができません。選挙制度改革は12月総選挙での公約でもあります。ところが選挙制度の改革ほど困難な課題はありません。なぜなら、選挙制度によって政党の勢力図が変わってたちまち政治家の命取りになるからです。
自民党の石破幹事長は3月中には与党案をまとめると、大見得を切ったものですから、自民党内からもブーイングが漏れてきます。とりあえず、公明党との合意を取り付けるために、少数政党に有利な配分をする制度改正案をだして公明党と協議を進めたいようです。公明党も抜本改革を主張するだけでは、いつまでたってもらちがあかず夏の参議院選挙までには妥協して制度改正の実績を挙げなければなりません。
公明党の山口代表がどのようにリーダーシップをはっきするのか、日本中の有権者が注目しています。下手に妥協して国民の反発が出れば民主党など他の野党の餌食になります。 私は選挙制度改革は、政治家以外の第三者機関を作って人口動態をみながら、2〜3年に一度ずつ改正するのが一票格差の是正にもなるのではないかと思っています。
2013年03月08日
福沢諭吉の「学問のすすめ」斉藤孝氏の解説本
県立図書館のアンケートで一番読みたい本は福沢諭吉の「学問のすすめ」だそうです。私も恥ずかしながら読んでいないので一念発起して読むことにしました。 たくさんの解説本がありますが「おとな『学問のすすめ』斉藤孝」を読みました。 すごく分かりやすい現代語訳と解説がついており面白かったです。
福沢諭吉の学問のすすめといえば「天は人の上に人をつくらず、人のしたに人をつくらず」という道徳の本のように思って敬遠していました。しかし、実際はすごく面白い本で現代でも十分通用する「人生指南」の本です。 とってもユーモアに溢れた表現が随所に出てまいります。「人間関係の重要性」のなかで「人はいつでも笑顔で明るくいなければならない」。それは社会的マナーだと断言されています。
人に会うときに顔は家の戸口のようなものだ、その顔が不機嫌な表情をしていれば戸の入口に骸骨をぶら下げて、門の前に棺桶をおいているようなものだ、と書かれています。 すごい思い切った表現で笑えてしましました。私も多くの人に会いますが、最初から不機嫌な人で笑顔どころか「モノを言えば損がいく」ような人がいます。こんな人には他人が寄り付かなくなるし、年とともに寂しい人生になるのではないでしょうか。 一万円札の福沢諭吉先生のユーモアには脱帽です。
2013年03月07日
誹謗中傷ビラへは刑事告訴で

昨日、私への悪質な誹謗中傷のビラが山陽団地内へまかれました。私の家には入らないので支持者がチラシを持って来て知らせてくれました。中には岡山県警本部や赤磐市選管へ通報された人もおられて心強いかぎりです。先日来、ともざね陣営に対する誹謗中傷ビラが下山哲司議員の名でまかれており、県警本部や赤磐警察署も対応されているそうです。
私も今朝、さっそくに赤磐警察署へ出向いてチラシを提出し、被害状況を訴えました。岡山県警本部からも連絡が入っているようで、大変親切に対応してくださいました。私は悪質な選挙妨害や名誉毀損については毅然たる態度で対応する意味から正式な刑事告訴を検討しています。
帰りがけに刑事さんからチラシの配布者目撃情報等を集めるようにご指示をいただきました。お近くの方で具体的な目撃情報がありましたら私の家の電話にぜひご一報をお願いします。電話番号は086−955−4754です。赤磐市の大事な選挙が一部の心無い連中によって警察のお世話になるなど、天下の笑いものです。でも多くの住民から卑劣な選挙妨害に負けずに頑張れとの力強いお励ましをいただき感動して勇気が湧いてきました。
2013年03月06日
目が離せない「マイナンバー制度」の法案提出

国内居住者全員に番号を割り当て社会保障や納税の共通番号に使う制度が国会に法案提出されました。自民、公明、民主3党が合意しており法案が成立する可能性が高くなりました。しかし個人情報が一元化され情報流出や国による個人監視強化などになるリスクもあって慎重に取り扱っていただきたいです。 もともとは、消費税増税の低所得者対策として「給付付き税額控除」を導入するために考えられた法案です。
国民の多くはこの法案の実態を理解していません。法律が出来てからお知らせをするのではなく、法案審議の段階で国民に周知徹底を図る必要があります。 さらにマイナンバーカード作成の費用が3000億円もかかると言われており、それだけの経費をかけて実施するメリットがあるのかどうか費用対効果も検討されなければなりません。
私は国の思惑は、もっと別のところにあるような気がしてなりません。国は莫大な借金をかかえており、さらに景気対策で大量の国債を発行する予定です。それらの財源を確保するのに一番早道がマイナンバー制度だと思います。国民の納税実態を簡単に把握できるからです。この制度が本当に実施されるかどうかは、国民の理解と協力に掛かっておりハードルは高いと思います。