2006年06月

2006年06月30日

 学校給食の食器の統一は、19年度には実施を

35a7dd85.jpg 6月議会の文教委員会で、赤坂と山陽の学校給食センターを統合しますが、食器が赤坂は磁器を、山陽はポリプロピレンを使用しており統一の時期を質問しました。教育の機会均等、公平性から同じ赤磐市の子供たちが明らかに格差があるのはいかがなものか。
 前の文教委員会では食器の統一問題は今後の課題になっていましたが、先送りをしなければならない明確な理由がありません。
 教育次長が言われるのでは、財政的に厳しいからと言うのが唯一の理由ですが、しかしグランドゴルフ場などではどんどん土地を買って駐車場を広げたり、また他にも道路建設などでの用地買収が、さっさと行われ様としています。
 それはそれなりの理由があると思いますが、だからと言って子供たちの安全や安心がおろそかにされ先送りされてよいのでしょうか?
 荒嶋市政の土木行政も結構ですが、児童生徒にかかわる教育行政の予算をもっと優先させていただきたいものです。
 私は、文教委員の一人としてせめて19年度には統一するよう主張しました。
写真は磁器の食器でプラスチィックの食器よりずっとおいしく感じられます。

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2006年06月29日

学校給食場統合工事は小倉組が落札

0c554d78.JPG 6月議会の文教委員会の議論からお知らせします。
去年、赤坂の学校給食場の改修工事を取りやめ、急遽山陽の西山にある学校給食センターと統合することになりました。
 5月26日に入札があり、小倉組が6650万円(税抜き)で落札しました。7月16日から工事に係り、8月の末には完成の予定です。
 したがって赤坂の職員は8月1日に人事異動を行い、赤坂の学校給食は2学期以降、山陽給食センターから配送されます。
 山陽給食センターは、オール電化のため夏休み中に職員研修などを行い移行がスムースにできますよう配慮するそうです。
 合併後最初の統合事業になりましたが、これからも次々と統廃合が実施されると思います。住民サービスは低下させずに、経費は安く効率よくというのは口で言うほど簡単では無いことを思い知らされる日がくるでしょう。
 写真は、統合のために増設工事が行われる西山の山陽給食センターです。

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2006年06月28日

果物やお野菜を量り売りするブラジルのスーパー

74b88122.jpg ブラジルのスーパーマーケットでは、果物やお野菜などを山のように積んで量り売りしていました。
その種類の豊富さと値段の安さは驚くばかりで、物によっては日本の10分の1ぐらいでした。
 しかもそのほとんどが量り売りで一人暮らしの1,2個から大家族の何キロまでも自由に買えます。
 トレーなどの包装容器がほとんど無いためにゴミも少ないのだろうと思いました。全般的に石油から作るプラスチィック製品がすくなくて、環境にやさしいライフスタイルが定着していました。
 日本は石油資源が無くてそのほとんどを輸入に頼っている割には、プラスティック製品の大量生産、大量消費、大量廃棄という無駄なライフスタイルからなかなか抜け出せません。日本のスーパーのように何でもかんでもトレーに入れて売るのは確かに便利かもしれませんが、便利さや効率だけを追求しすぎるといつの間にか資源の浪費社会になってしまいます。
 一度便利な生活スタイルを身につけるとそこからなかなか抜け出せませんが、ささやかなスーパーマーケットでの買い物一つを見てもずいぶん違うものだなと感心させられました。

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2006年06月27日

日本の癌対策がようやく動き始めました

6c95d180.jpg 3人に1人は癌で死亡する今日ですが、昨年のNHKテレビで「日本の癌医療を問う」特別番組があり、大変感激したことがありました。
 それまでは、日本の医療技術は日進月歩でどんどん進んでいると誤解をしていました。何のことは無い、医療現場でもどんどん格差が広がり、山陰地方から毎月100万円以上かけて、東京へ通い健康保険の使えない外国製の抗がん剤で治療しなければならない佐藤さんの例が報告され大きな衝撃を受けました。佐藤さんは、何とか国が本気で癌対策を進めるように、治療の傍ら街頭に立って署名を集めたり、がん患者の全国集会を実行して癌医療の抜本的な改革を訴えてこられました。
 そのようながん患者の声を受けて、国会でもようやく重い腰を上げて癌対策基本法を成立させました。この基本法は、これからの癌対策を進める法的根拠になる大切な法律だそうです。
 しかし具体的な癌対策は難問山積で、これからも厚生労働省や国会だけに任せず患者自らが、国民の一人ひとりが現在以上の声を上げていかなければなりません。
 私も赤磐市議会で昨年癌の検診率向上を訴えましたが荒嶋市長や幹部職員にはぴんと来なかったようです。
 写真は、癌医療対策の先覚的役割を果たされたがん患者の今は亡き佐藤さんです。

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2006年06月26日

ブラジルの市民参加型予算編成

0fb0ef66.jpg 新聞に先月訪問したブラジルのポルトアレグレ市の記事が載っており読んで驚きました。
 この市では、予算の一割(約50億円)の使い道を住民が集会を開いて最後には投票で決めるそうです。
 今年の集会では、4時間の議論をして投票で住宅、教育、福祉、文化の順に予算をつけることにしたそうです。住宅の予算は、郊外に広がるスラム街を解消させるための提言で213戸の住宅を建設したそうです。
 ブラジルでは約150の市で住民参加型予算編成を実施しており、世界中から視察が来るそうですがなぜか日本からは来ないそうです。
 ポルトアレグレ市はサッカーのロナウジーニョの出身地でサッカー一色かと思っていましたらとんでもない住民参加型民主主義が日本よりずっと進んでいたのです。
 折角ポルトアレグレ市を訪問しましたのに、本当に惜しいことをしました。市議会の傍聴をお願いしましたが、丁度閉会中でかなわず、州議会の議場だけを見学しました。
 まさに象さんを目の不自由な人が、鼻や、耳や、尻尾にだけさわって全体像がなかなかつかめなかった寓話のような私のブラジル訪問になってしまい大変残念です。
 これからも赤磐市の地に足が着いた活動をするとともに、世界へ関心のアンテナを広げてグローバルな発想を広げてまいります。
写真は、ポルトアレグレ市内の巨大なナショッピングセンター内です。

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2006年06月25日

朗読会の25周年記念京都旅行に参加して

ed35fab1.jpg やまびこ朗読会25周年記念の京都旅行に参加させていただきました。
世界遺産に指定された、弘法大師の東寺、石庭の龍安寺、鳥獣戯画で有名な高山寺など、小雨のふる中を散策しました。雨にぬれたアジサイや苔がいっそう鮮やかさをまして、心が洗われるような感じがしました。
 東寺のパンフレットの中からもっとも感激した一文をご紹介します。
「生老病死に代表される衆生の苦悩の解決法とその生活への表現が弘法大師の一生でありました。
 大師は祈りなき行動は妄動であり、行動なき祈りは妄想であるとの信念から、水なきところに池を掘り、橋なきところに橋をかけ、道なきところに道をつけ、食の乏しき者には食を得る方法を教え、病む者のために良医となられたのであります。」と書かれたありました。
 まさに25年間ボランティア活動を続けてこられたやまびこ朗読会の皆さんを励ますのにふさわしいお言葉だと思いました。
 写真は東寺の五重の塔(国宝)で現存する五重の塔の中では最も高い55mあります。弘法大師創建の塔は焼失し現在の塔は徳川家光の寄進によるものです。

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2006年06月24日

ジーコジャパン決勝トーナメント出場ならず

24dba996.jpgWカップのサッカーで、日本チームはブラジルに4対1で完敗し1次リーグ敗退が決まりました。
マスコミの派手な宣伝にもかかわらずついに1勝もできずに日本サッカーのもろさが露呈してしまいました。
 色々と負けた理由はあると思いますが、私は、やはり日本のサッカー界の伝統の無さ、歴史の浅さが一番大きな理由ではないかと思いました。
 南米やヨーロッパの国々のサッカーの歴史は相当古く彼らもまた血のにじむような苦労を重ねて今日があるのです。日本なんかは、Jリーグができてまだ何年でしょうか。
 サッカーという競技の奥の深さを考えれば彼らと互角に戦えるだけの技量はそんなに簡単には育たないと思いました。
 ジーコ監督は、これを最後に辞任されると思いますが彼の最後の提言は、「選手にプロ意識が足りない。」と意識改革の必要性を指摘されました。
これは、私たちが議会で口をすっぱくして「職員の意識改革の必要性」を主張しているのとよく似ていると思いました。
 しかしこれほど言うは安く行うは難しいことも無いのではないかと思いました。
ジーコ監督さえも絶えずそのことを念頭において指導されながら結局はうまくいかず課題を残したまま辞任することになりました。
 写真は日本チームの最大の功労者、獅子奮迅の大活躍をした川口ゴールキーパーです。 


 

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2006年06月23日

東小学校の児童ら議会文教委員会を見学

f1563051.jpg 今日は6月議会の中で文教委員会がありました。
 ちょうど休憩時間に桜が丘にあります東小学校の3年生の児童らが見学に来てくれました。
 社会科と言いますか、最近では総合学習の時間だそうですが、赤磐市の市役所、図書館、公民館、産業会館、古代資料館、総合福祉センターなどを手分けして施設見学に行かれたそうです。
 文教委員会では、6月の補正予算が主な付託案件ですが、そのほかにも学校の耐震診断、給食センターの統合、通学区域の変更、グラウンドゴルフ場の建設、中央図書館建設設計プロポーザル審査委員会、図書館システム統合事業、社会人パソコン環境の充実、等々の諸問題が山積しており白熱した議論が展開され、最後には時間切れで、また日を改めて論議することになりました。
3年生では、議会制民主主義を理解するのは少し難しいかもしれませんが、委員長席に座り何らかの印象を持って帰ってくれたことでしょう。
 この子達の教育環境をもっともっと素晴らしいものにしていくのが私たちの使命であり、議論にいっそうの熱が入りました。

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2006年06月22日

福井日銀総裁村上ファンドへの投資問題

92a59bdb.jpg 福井総裁が村上ファンドへ1000万円を投資し、数年で1473万円の利益を上げていたことが判明し世間の批判を浴びています。
 福井氏が個人でどのような投資をしようが勝手だが、日銀総裁という立場でそのようなお金儲けのやり方がふさわしいかどうかが問われています。
 庶民の多くは、0金利政策に長年泣かされておりずっと耐乏生活を現在も強いられています。
 その金利を決める最高責任者が、後ろの手で年間30数%の金利を受け取っていたことの衝撃は大きいと思います。
 つまり、彼らにとっては金利の0%など自分たちの生活では関係なかったわけで、庶民の気持ちなど分かれと言う方が無理だったのでしょう。
 それでも日銀総裁の地位をどうしても辞任しない背景には、実はもっとたくさんの官僚や政治家が村上ファンドで甘い汁を吸っているのではないでしょうか。
 それらの人に累が及ぶのをなんとしても避けるために給与のカットや利益金の寄付行為でごまかそうとしているのではないでしょうか。
 われわれ庶民は投資する何千万円もの余裕はないし、仮に資金があったとしても村上ファンドがなにやら分からずやはり高嶺の花ではなかったでしょうか?
 あんな温厚そうな紳士が、ほんまに人は見かけによらんですね。

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2006年06月21日

元少年事件に死刑の公算、最高裁差し戻し判決

52c5f4c0.jpg 山口県光市で、当時18歳の少年が母子を殺害した事件で、最高裁は高裁判決を破棄して差し戻しを決定しました。
 その理由が「無期懲役という量刑が不当」と言うもので今後は死刑判決が出されるものと思われます。
 この裁判が注目をされたのは、被害者のご主人の本村氏が無期懲役判決に対してどうしても納得がいかないとずっと訴えられてマスコミでも取り上げられ、少年事件に対する無期懲役か、死刑判決かが問われてきました。
 高裁判決では、少年に少しでも更生の可能性があれば死刑は避けたいとの判断があったものと思われます。
 最高裁は、更生の可能性の確証がない限りは死刑もやむをえないとの判断でしょうか。どちらにも一理ありますが、最近のように幼い子供たちがいとも簡単に殺される事件が多発すれば、世論もだんだんに厳罰主義へと傾いていく、そのような世論に配慮した結果の差し戻し判決ではなかったでしょうか。
 本村氏のテレビでの会見を見てあまりにも理路整然と主張されるお姿の裏にかくされた悲しみ、悔しさがにじみ出ており切ないものがありました。

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 あなたとの、新しい出会いを大歓迎。新たな人生に乾杯。
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