2010年05月14日

よく分からない高速道路料金改定案

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 迷走で批判の多い高速道料金改定問題をあえて取り上げます。前原国土交通相の説明では、2000円など車種による上限制度は分かりやすいとのことですが、きわめて不人気です。国民の批判だけではなく、小沢氏等党内からも異論が出て改定案はいまや風前の灯火です。

 民主党がマニフェストで高速道の無料化を掲げたときは、トラックなどの流通経費を削減して国民に貢献したい、とのことでした。ところが今回の料金改定案では、トラック協会などから大変なブーイングです。長距離を走らないトラック等はかえって割高になり流通コストの引き上げにつながるおそれがあるからです。

 これでは、小沢氏でなくても文句の一つも言いたくなるような雰囲気です。国民の多くも高速道の無料化は望んでいないと思います。受益者負担の原則で利用者がある程度の負担をするのは仕方がないと思います。民主党が選挙対策で不必要な高速道建設を復活させるというのも筋が通らない話です。もう一度原点に返って再検討をしていただきたいものです。



momimoki4617 at 15:41 
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