第1章が俄然好きで、第2章になってから全く聞かない、LIVEにも行かない日々だったけど、ある人との出会いをきっかけにまた好きになった。
オリメンである、マッチャン、ウッサン、マキ兄の卒業そして、オーラスというだけあって、開場までから異様な空気でいっぱいだった。
全国そしてアジア圏へのライブビューイングもあるし、どんなふうに後輩たちが送り出すのか、アタシの心理状態はどうなってしまうのかと。
1週間前くらいから、想像しただけで涙が溢れてくるような状況で、きっとアタシ泣き崩れるんだろうなくらいな感じだった。
そんな心配も吹っ飛び、がっつり楽しんでしまった。
このステージが、このメンバーで踊る最後の瞬間なんだと思ったら、瞬きせずに焼き付けておきたいと思った。
泣いて、涙を拭いてる暇はないやと。
アンコールで泣きだすことになってしまうのだが、周りの人たち泣いてたので、全く臆することなく泣けたよ。
歌詞に感極まって泣いちゃう、TAKAHIROやATSUSHI、卒業する三人の背中を見て後輩たちが涙し、ラストの1曲を三人の為に替え歌にして歌うATSUSHI。いつもと違う歌詞に驚く三人はじっとその歌詞を見ながら、この15年を噛みしめる。
その替え歌に、堪えきれなくなって涙腺が崩壊する後輩を見て、またもらい泣きする観客。
その場にいられた幸せと、同じ時間を共有することができた43000人のお客さんの気持ちが溢れ、すごく温かいステージになった。
今回のセトリが、初期メンバーでパフォーマンスしてた曲がたくさんあっただけに、アタシもこの15年を振り返ってみたりした。
あの子と一緒にLIVEに行ったよなとか、曲についてのお互いの解釈を語りながらとか、あの曲の思い出が蘇ってくる瞬間を楽しみ心に刻みながらの3時間半。大切な時間になった。
一つの区切りを迎え、アタシもいろんなことを考えるようになった。
『変わらない勇気と変わり続ける勇気』
どっちも兼ね備えてないといけないけど、それを持ち合わせてる自信がない。
大人になるって、年齢を重ねるだけじゃダメなことっていっぱいある。
経験とか出会いとかいろんなことの積み重ねが人間を作っていく。まだまだ道半ばなんだと思う。
年齢相応ではない。
まずは追いつかないと強くなれない気がしてる。
そんな思いが交差するLIVEだったな・・・。