65d2c9a9.jpg例えば脚の付け根の皮膚は、上腿の動きによって押し上げられたり引っ張られたりします。

当たり前ですけど、いくらウェイトの塗り方を上達しても理屈上エンベロープ変形だけでは押し上げには限界があります。特にハイポリになるとこのへんは誤魔化しようがありません。

個人的には、押し上げにはボリュームコントロールかスマスキでの対応が前提ってことで、引っ張り時を基準にウェイトを塗っておくのがいいかなという気がしてきますた。

2ポイントコンストレイントでヌルを固定しておいてバウンディングボリュームコンストレイントでヌルを押し上げれば、上腿を前に持ち上げる時だけ作用するデフォーマが作れます。2ポイントの親を制御すればさらにビミョーな動きもできそうですが、そんなめんどいことは実際にはやりそうにないっすね。

派生キャラにセットアップを流用する際、ボリュームコントロールとスマスキのどっちがラクかが現在の悩みどころです。


※今日のモデルもさとう珠緒さんです。
 このポーズが自然に出来ればキャラのスキニングは合格でしょう。
 っていうか、なんか彼女はタダ者じゃないような気がしてなりません。