桃の楽園

お気に入りのBL(ボーイズラブ)本の感想です。 大好きなBLの世界は桃にとってまさに楽園。 BL大好きな方!大歓迎です。 BLが分からない方、苦手な方は引き返されることをお薦めします。

いたいけな弟子と魔導師さま


これはもうお伽噺でした。

攻め:魔導師(魔法使い)で黒髪の絶世の美男子。見た目は30才くらいだけど実年齢は214才。
受け:王子様で金髪の輝くような美少年。実年齢は17才だけど魔法で5才の姿に。

このキッラキラに美しい二人が魔法や妖精やドラゴンに囲まれて悪魔と闘う。

ああ、ファンタジーだわ!

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ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~完全版


一穂ミチ/著  竹美家 らら/画

2013年9月に出版されたフルール文庫のお話を加筆・修正してディアプラス文庫からの復刻版です。

当時に書いた感想は<こちら>からどうぞ。

今も当時と同じ感想なので、こちらで改めてレビュー記事はあげていません。

代わりに読みながらたらたらと思ったことなど書いてみました。

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エスケープジャーニー 3


ついにこのシリーズも完結です。

一見、コメディに見えて中身は重いものを抱えていたお話でした。

「好きだから一緒に居たい」

ただそれだけのことでもマイノリティにとってはハードルが高い。

男女のカップルなら手を繋いで歩いていても微笑ましいけど、同性同士のカップルが同じことをしたら好奇の目で見られる。

普通ってなんでしょうね。
結局、多数が普通で正義なのでしょうか。

その多数が6:4の割合なら普通に滑り込める?
9:1なら完全に異端?
時代でもひっくり返る?

なんか普通ってあやふやで正体が掴めないものですね。

そんな世間に太一と直人は正面から向き合う覚悟をします。

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ヤクザ教師とハメられ王子2


前作が面白かったので速攻「2」を買ってきました。
1作目の感想は<こちら>をクリック!

ギャク色が強かった前作に比べてシリアス要素が強くなっています。

男女間の恋愛でも同じでしょうけど、二人の関係が上手くいくかどうかは付き合いを開始してからが大事。

先のことまで考えているのか。
どこを目指しているのか。
大事なものは?
キライなことは?
もし、この関係が周りにバレたら!?

出会って恋愛関係になるまではお互い頭の中がお花畑でしょうが、腰を据えてお付き合いを始めたなら、この恋愛をどうしたいか、向く方向が同じでないと二人の関係は激流の中の泥舟のようなものだと思うのです。

男同士で教師と生徒。
ばれたら即終了で許されない関係の蛇淵と矢部。

なのに同じ好きでも向いてる方向がまるで違う・・・。

1と同じく絵は暗めのトーンが多くて線もしっかりしています。
人物は矢部が相変わらず可愛くてエロいのですがその中に危うい脆さが見え隠れするのを目の動きで見せるのはスゴイですね。
Hシーンはこれでもかというほど濃厚です。
その体位や俯瞰の視点も豊富で延々Hが続いても飽きさせないのはさすが。

ギャグシーンは今回も思いきりよくぶっ飛んでいます。

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BE・BOY GOLD 2018年10月号『愛しているでは重すぎて』


ゴールド2018年10月号より新田祐克先生の『愛しているでは重すぎて』を抜粋してます。

連載2回目の扉絵は翔君と先輩俳優・円(まどか)さん。

翔君、やっぱり年上が好きなんでしょうねえ。リラックスしてるし、円さんも優しげな表情。
なに!この満ち足りた雰囲気!!
二人でモーニングコーヒーを感じさせる扉絵です。

翔君とのカップリング相手は天城君(以降、天城君の呼び名は名前の宗馬君で)のはずなんだけど、この風景もなんか癒される〜

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隣の狗人の秘密

隣の狗人の秘密 (キャラ文庫)
成瀬 かの
徳間書店
2018-08-25

成瀬 かの/著 サマミヤアカザ/画

未来SFものです。

このお話の世界にはヒノモトが住む世界の他に兎から進化した國や狗から進化した國などがあります。
ヒノモトが住む世界からすると外の世界は外國。

主人公の紅介はヒノモトの國に住む不動産会社の営業マンでかなりの美形くん。
ビッチタイプですが、好きでそうなったわけではなく過去に色々とわけあり。
性格は男前で面倒見がよく筋を通すタイプです。

対する攻めのジャックはヒノモトの國に住む外國人の狗。
こちらもっさりしたドーテイ君で思い込みの激しい『好きになったら他は見ません!見させません!』のかなり愛の重いワンコ

こういう遊びの通じないタイプは手を出したら面倒くさいことになるのは見えています。

紅介はガタイのいい美形タイプが好きなので、もっさりしたジャックに手を出す気はなかったのですが・・・。

最後にはキングコングが出てきます
変身したのは誰でしょう(笑)

王道とはまるで違う方向に進んでいくお話に目が離せませんでした。
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坂道のソラ

坂道のソラ (ダリア文庫)
朝丘 戻
フロンティアワークス
2013-07-13

朝丘 戻/著 yoco/画

アニマルパークを舞台にしたシリーズでまだ未読なこのお話しを読みたくて買ってきました。

自分のレビューを見てみるとこのお話のアフターストーリーが収録されている『春と秋とソラの色−Complete Book 2−』を2017年に読んでいるんですよね。

その時の感想は<こちら>です。

今はもう手元にないので買戻しかなあ
こういうことが度々あるので電子書籍に移行しようかなとも思う今日この頃。

それにしても大人と子供の恋は、子供の純真な真っ直ぐさが痛々しい。
そしてこんなに真っ直ぐに好きと想われたら可愛くてたまらないだろうなと思います。

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監禁生活十日目

監禁生活十日目 (キャラ文庫)
水原 とほる
徳間書店
2018-08-25

水原 とほる/著 砂河深紅/画

最近、水原とほるさんのごく普通のラブなお話しに慣れて来ていたので、この初心を振り返ったようなお話にドキッとしました。

攻めが壊れていて、受けがとてつもなく理不尽な目に遭わされて、一見ハッピーエンドだけどそのハッピーは攻め限定で受けに救いはないままという痛い展開を美様式にまで高めていくのが水原とほるさんのデビュー当時のお話しでした。

その暴力の凄惨さに読みながら自分はこちら側の人間でよかったとつくづく思ったものです。

今回、あとがきで水原とほるさんが「暑さのせいか少し羽目を外したくなった」と書かれていますが、一度外された羽目を次回はどうするのか今から怖い楽しみなことです。

そして、人間、美しいとロクな人間に目を付けられないなと。
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ヤクザ教師とハメられ王子



どうしてこのコミックに辿り着いたかというと、一穂ミチさんの『雪よ林檎の香のごとく (ディアプラス文庫) [文庫]』にドハマリしてから、教師×生徒(固定)の設定に萌えるようになり、そういう設定のお話しを探し回っていて見つけたのです。

どこの本屋さんにもないな〜と思っているうちに『2』が出たのでネットで慌ててポチりました。
しかし、値段が高い・・・961円・・・。
えっ?!と思っていたら届いたコミックの分厚さを見て納得。
2冊分の厚みがありました。

タイトルからしてえろ特化なお話かと思って読み始めましたが、むしろギャグ特化(爆)

アホな展開かと思えばシリアスに転んだり、とにかく私が今まで読んできたコミックとは全く違った展開で振り回されましたが、ものすごく面白かったです。

Hはほぼ後半までなし。
絵のタッチは見やすく丁寧。
全体的に黒いトーンが多く線がしっかりしています。
複雑な描き込みや線がないスッキリした絵なので私はとても見やすかったです。

好みの作家さん、また一人見つけたかも

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添い寝から始めました。

添い寝から始めました。 (プラチナ文庫)
水無月 さらら
プランタン出版
2018-08-17

水無月 さらら/著 野木薫/画


水無月さららさんは『クラッシュ・アイス』という作品を読んでから、常人には思いもつかないぶっ飛んだ設定のお話を書く作家さんとして私の中では特別な存在です。

その時の衝撃のレビューは<こちら>から。

今回は人生に飽きているイケメン金持ち攻めと常識が不自由な受けとのちょっと変わったハートフルなお話になります。

やっぱり人間にとって何が幸せって、ありのままの自分をそのままで受け入れて肯定してくれる相手と出会うことなのではないかと思います。

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恋敵と虹彩~イエスかノーか半分か番外篇2~


一穂 ミチ/著  竹美家 らら/画

やっぱり一穂ミチさんの文章は好きだなあと思いました。
ちょっと文学的な文体が好き。
言葉の選び方ひとつひとつが好き。
思い切りのいい展開と爽快感が好き。
キャラ設定が好き。

要は惚れこんでいる作家さんの一人なのです。


私が好きになる作家さんの共通点は人が好きだということがお話に滲み出ているということ。

今回は虹彩シリーズの皆川竜起(アナウンサー)と深(スタジオスタッフ)カップルです。
もちろん都築潮と国江田計も出てきます。
潮の懐広いスパダリぶりが際立ってました。
良い男だよねえ。
そして計の外面と内面とのギャップがエンジェル・フォール(落差が世界一のあの^^;)なみで爆笑でした。

一穂さんのお話のキャラではこの計と『林檎』の志緒ちゃんが見ていて一番飽きない
頭が良すぎて常人には理解できない思考回路と行動力で変な人になっている〜。
そこが大好き

そして深は可愛かった。
無自覚なあざと可愛いタイプなのかもしれない。
竜起はなにをやってもぶれずに竜起ですね。

そしてお邪魔虫君の小太郎くん、ツンデレさんで可愛かった。
深と二人でいるとこは可愛くてお似合いだと思いました(竜起に飛び蹴りされそうだけど^^;)

竜起と深の出会い編『横顔と虹彩』の感想は<こちらから>です。

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愛しい犬に舐められたい


Si/著  亜樹良のりかず/画

表紙帯に「狼男」とか「犬しか愛せない男」など面白そうな言葉が並んでいたのでゲットしてきました。

しかし、本当に「犬しか愛せない男」にビックリ。
人間には全く興味がなくて、「犬」にのみ発情する男が受け君なのです。

普通、この手のお話はHの時は人間の姿でが普通でしょうが、この受け君は「犬」でないとダメなのです。
なんせ「犬」が恋愛対象なのですから。

ちょっと変わったお話しでしたが内容はスリリングで謎が多くて面白かったです。

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心を半分残したままでいる









(1)で物語が始まり、(2)で過去に戻り実は物語がここから始まっていたことが明らかになり、(3)で何度生まれ変わっても求める相手は唯一人という絶対無二の奇跡の物語。

次第に明らかになる謎が過去と現在を行き来する見事に構成されたお話です。

この後の「内容紹介」の文章にがっつりネタバレしていますので、これから読まれる方はここまでにしておいてくださいね。

私は内容紹介とか見えてくるお話の感想も見ない様にしてこのお話をドキドキハラハラ、切なさにキリキリしたりしながら読みました。
伏線となる言葉があちこちにちりばめられていて、運命の恋というものがあるのならこれがそうなのかもと思いました。





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月夕のヨル

月夕のヨル (ダリア文庫)
朝丘 戻
フロンティアワークス
2018-07-13

朝丘 戻/著 yoco/画

アニマルパークシリーズ、4作目の最終巻です。
『氷泥のユキ』と同じく「生きる」ということをテーマにされたとあとがきに書かれていました。
「別離のかたち」もテーマだそうです。


ああああ・・・。
そうですか・・・。

これもまた永遠のハッピーエンドですね。

ネタバレは表紙イラストや口絵イラストに。

私はそれに気が付かずに(本にはカバーを掛けてしまうので)読み進めて、最後に近づくに従って、えっ、待って!まさか、そんな〜!!と涙がこみ上げてきました。

こういう形のハッピーエンドはずるい・・・。

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僕のおまわりさん


評判が良さそうなので気になっていたのですが、受けの顎に無精ひげ・・・(>_<)・・・微妙と思ってスルーしていました。
食わず嫌いはもったいないとゲットしてきたのですが、はい、食わず嫌いはいけません!

面白かったです。

オヤジと一途わんこが好きな方、超お勧めです。
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PROMISING :DEADLOCK season2


英田サキ/著 高階佑/画

『DEADLOCK』シリーズからロブとヨシュアのお話しです。

ロブは頭がいいだけに本当にめんどくさいです。

対するヨシュアは自分に自信がなくて、しかも頑固。
決して嘘はつかないしロブへの愛情は本物だけど、コミュニケーション能力が欠如しているので自分の思うことを上手く表現できなくて感情が乱高下してしまうんですよね。

ヨシュア、可愛いです。
傍から見ている分かりにくいけど、本人は一生懸命。

対して傍から見ていると機知に富んで分かりやすいロブの方が実はプライドと見栄で武装していて本音が見えてこない。

そんな二人が今回はちょっとしたすれ違い。

というか、この二人ちゃんと喧嘩できたんだ!
むしろ良かったんじゃあ・・・。
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玉の輿新調しました: 玉の輿ご用意しました3


栗城 偲 /著 高緒拾/画

いよいよシリーズ三冊目にして青依が恋人印南を支えれるためにやるべきことへの方向性が決まりましたね。

青依の前に突如として開けた新しい選択肢。

今が幸せだからもうこれでいいと思うことは向上心がないということ?
今だって必死に努力もしているし成果も出している。
今の自分では認めてもらえないのか。

青依がやっとみつけた自分の居場所と未来への道筋。
なのに今のままではまだダメなのか。

印南と青依が共にあるために選ぶ未来への道は。


二人の出会い編レビューは↓です。

青依が恋人として印南の側に居るために頑張るお話のレビューは↓です。
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BE・BOY GOLD 2018年 8月号『愛しているでは重すぎて』


『春を抱いていた』もいよいよ新連載が始まりました。
岩城さんの隠し子・紫衣翔君が主人公のお話しです。

表紙イラストはこの翔君と天城君。
絡み合う強い視線にドキドキします。

巻頭カラーの口絵も翔君と天城君。
二人の背景の煉瓦色のオレンジが美しいです。
この二人のポーズを見て天城君の愛しているが翔君には重すぎるのかなと深読み(笑)
このカラーイラストは二人のこれからを暗示していると思うのですよね。
え、違います?
深読みしすぎ??

ちなみに翔君は香藤君の事務所、天城君は岩城さんの事務所所属です。
二人の恋愛偏差値。
そのお話がこれから始まるのですね!

さてさて、翔君ねえ。
この子、ただのカワイコちゃんではありませんよ。

なんせ母親はあの霧胡さん。
父親として育ててくれたのは温厚な村井さんでもDNAはあの岩城さん。
大人しそうに見えても気性の激しさと爆発力は推して知るべし。
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きつねに嫁入り -眷愛隷属-


夜光 花  (著), 笠井 あゆみ (イラスト)

これはシリーズものなんですね。
いきなりこのお話しから入りましたが、前回のお話しのエピソードがあれこれ差し込まれていますので、ここからでも大丈夫でした。

ちゃんと初めから読みたいという方は↓がシリーズ1話目となります。


ちなみにきつねというのは攻めの眷属で受け君の眷属は半人前の子狸です。
きつねに嫁入りというか、きつねの束縛というのが正しいような

束縛系強引攻めが好きな方におススメです。
まずは身体からで気持ちはおいおいのようですが・・・。

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アベル ~サタンに造られし魂~


桑原 水菜/著  葛西 リカコ/画

サタンとか契約とかやたら耽美な薫りがしてゲットしておいたのですが、どちらかというとリアルなお話の方が好きなので仕舞い込んだまま忘れていました(自分で買っておいてひどい言いぐさですが)。

ふと思い出して手に取ってみたところ、これがまた面白いではありませんか!

お耽美とリアルが絶妙に融合しているんですよね。

発送票が曲がっていると怒られながら集配に間に合うようにせっせと発送票貼りに励むサタンの心臓を持つ美形・・・。
ああ、年末は忙しい・・・内職も契約の内なのか・・・はあ

吹きました^m^
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好きな作家さんは谷崎泉さん、英田サキさん、榎田尤利さん、一穂ミチさん、凪良ゆうさんなど。
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