桃の楽園

お気に入りのBL(ボーイズラブ)本の感想です。 大好きなBLの世界は桃にとってまさに楽園。 BL大好きな方!大歓迎です。 BLが分からない方、苦手な方は引き返されることをお薦めします。

榎田尤利

賢者とマドレーヌ


榎田尤利 (著), 文善やよひ (イラスト) 

すごく大事に読んで気合いれて感想を書こうと思っていたら読後2週間も経ってしまいました。
ちょっと大事にし過ぎた。
本格的な感想は自分への宿題とします。
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『ネオンサイン・アンバー』『少年はスワンを目指す』




最近、疲れ目で夜になるともう細かい字を見るのが辛い・・・。
という情けない状態ですがぼちぼちと読んでいます。

『少年はスワンを目指す』は新装版になったので原作を読んでいなかったのを思い出して読んでみました。
大好きな榎田尤利さんなのにこのお話を読んでいなかったのは題材がバレエというとこにちょっと引っかかってしまったからです。
今や『ユーリ!!!onICE』にドハマりして『ねんどろいど』にまで手を出そうかという勢いの私。
バレエの男性ならではの強くしなやかな身体の線とかストイックな美しさとか、そう男性のエロスに血迷っております。
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nez[ネ] Your Lovely Smell


榎田尤利/著  湖水きよ/画

鷹目兆と燕千里のnezシリーズの完結巻になります。



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『threesome』『 桜と雪とアイスクリーム』

threesome
榎田 尤利
リブレ出版
2015-03-19



暇なのに忙しくて()感想をアップしている時間がとれません。
なので読んだ本の忘備録として一言コメントアップです。
がっつりした感想は上げていませんので悪しからずです 続きを読む

愛とは言えない


愛とは言えない 2 (B-BOY NOVELS)
榎田 尤利
リブレ出版
2011-01-19

愛とは言えない 3 (B-BOY NOVELS)
榎田 尤利
リブレ出版
2012-02-17






お正月休みシリーズ物読破企画(笑)第二弾。


『愛とは言えない1〜4』と『恋とは呼べない1〜2』のコラボ作を読んでみました。
思えば長い間積んであったなあ(遠い目)。

しかし、一気読みにして大正解でした。
なんせ2カップルの恋が誤解からもつれて絡み合いハラハラドキドキなのです。

お話は1〜4で『起承転結』となっています。
1でカップルたちが出会い、2で少し距離が縮まり、3で誤解から決定的に亀裂が生じ、4でボロボロになった2カップルがやっとそれぞれの本当に愛する相手と結ばれるという展開です。

『3』の転に当たるお話は、本当に読んでいて「違う!え〜!これって人魚姫のお話で王子様が自分を助けた相手を違う相手と思い込んで結ばれるパターンと同じじゃん!」とジタバタしました。



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交渉人は休めない 榎田尤利100冊記念特別版






榎田尤利/著 奈良千春/イラスト

本編と別冊の2冊のBOX入りvv

どちらから読もうかと悩んで、取りあえずコミックが入っている別冊から読み始めました。
・・・逆でしたね。
別冊には本誌のネタバレも含まれています。
本誌読んでこその別冊でした。

これから読まれる方、くれぐれも本誌の方から先に読まれることをお勧めします

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nez スイートスメル

nez[ネ] Sweet Smell (SHYノベルス304)nez[ネ] Sweet Smell (SHYノベルス304) [新書]
著者:榎田 尤利
出版:大洋図書
(2013-05-31)
榎田尤利/著 湖水きよ/画

『nez』シリーズ第二弾ですvv

前回のお話の感想は<こちら>から。

今回は、燕千里の過去が徐々に明らかになり(まだ足の先を突っ込んだ程度ですが)、正体不明の不気味な男の影が見えだします。

狙いは千里。

今回までは、どちらかというと性格も外見も正反対の二人のドタバタコメディ的要素が強かったこのお話。
次回からシリアス路線になりそうな伏線が張り巡らされています。

そして鷹目兆と燕千里。
お互いにお互いのことを理解不可だと思っている二人が、何故か苦手なはずのお互いにしか発情しない不思議を受け入れつつあります。

お互いそこまでは認めたものの、LOVEに転がるまではまだまだもう一つ何かが足りません。

その何かを探り当てる切っ掛けになるのがお話の間に不気味なモノローグを入れてくる正体不明の男になるのでしょうね。

男は千里を『モズの速贄(はやにえ)』に例えます。
不気味な例えです。

私は子供時代を地方で過ごしたので、よくモズの速贄を見かけました。
小学校からの帰り道、気が付くと有刺鉄線とか木の枝に干からびたカエルが突き刺さっていてました。
後で食べるためにモズという鳥はそういうことをするのだと親から聞きましたが、いつまで経っても餌は放置されていたように覚えています。
私は子供心にこんな誰でも見えるところに保存食を刺しておいて、結局は刺した場所を忘れているんじゃないかとか、他の鳥に食べられてしまうんじゃないかとか思いましたが、このお話の『モズ』はちゃんと『速贄』を刺した場所を覚えていたようです。迎えに来ました

千里の過去はなにやら謎に包まれています。
10才から12才まで「モズの森学園」という児童福祉施設にいたという千里ですが、その時の記憶が曖昧なんですよね。

大火事があってその時のショックで記憶が曖昧になったと千里は言うのですが、どうも釈然としません。
もっと陰惨な何かがあって、千里の記憶が封じ込められたのだと私は思っています。

その証拠に、鷹目には長野県警の美濃と名乗る癖のありそうな中年の刑事が近づいて千里に関することを聞き出そうとします。

千里の周りで何かが起きかけています。

千里が34歳だと言う割に言動が軽くて子供っぽく見えて仕方なかったのですが、それは榎田尤利さんが意図してそういう性格にしているかもと今回初めて思いました。

千里の軽薄でへらへらした性格の下にはどんな過去が封印されているのでしょう。
次回がすごく楽しみです。

そうそう、鷹目は自分の気持ちもちゃんと客観的に分析できる男なので、自分の気持ちの正体に気が付いていると思います。それを相手に分かるような行動や言葉で表さないところが俺様で意地の悪い鷹目らしいのですけどね(笑)

それにしても鷹目のゼツリンえろ大魔神ぶりは凄かったなあ〜
千里の匂いにあっけなく理性のタガが外れてますが、相手が千里だから自制できなかったんですよね。

もっとも千里だって鷹目以外の人間にはキスされるとリバースだけど、鷹目にはキスをねだって我を忘れるほど乱れまくりだし。

次回はLOVEも増量されますように!!

今回も二人がコンビを組む仕事で色んな騒動が起きていますが、私としてはそういうことは割とどうでもいいと思います。
肝心なのは二人の前に巨大な暗雲、それもとても危険な闇が手を伸ばしてきたということだと思ったので、サクサクっとそこだけの感想を書いてみました


犬並みに鼻が利き、女の子が大好きな燕 千里と、俺様でエリートで神経質で潔癖性の鷹目 兆。
噛み合わないふたりがコンビを組むのは、相性診断会社CASだ。
どちらも大嫌いなタイプのはずなのに、勢いで寝たふたりの相性は最高で、お互いの記憶にあの夜が残っていた。
身体の相性はいい、けど、それだけだ。
同じ過ちは繰り返さない。そう思っているのに、あいつのことが気になってし
ょうがない・・・! 
もう一度確認したくてしょうがない!?そんなとき、CASに『王子様探し』の依頼が入って!?



nez[ネ]

nez [ネ] (SHYノベルス291)nez [ネ] (SHYノベルス291)
著者:榎田 尤利
販売元:大洋図書
(2012-10-30)
販売元:Amazon.co.jp




榎田尤利/著 湖水きよ/画

榎田尤利さんファン待望の新シリーズです。
楽しみに熟成させておきましたが、やっと読み終えました。

はあ〜、面白かったぁぁぁぁ〜
読み終わった瞬間から次回作が待ち遠しい

1ページ目から、ハートを鷲掴みされましたO(≧∇≦)O

まずキャラ設定があり得ないくらい個性的でスゴイ!
そして、二人の背景もあり得ないくらい特殊でスゴイ!!

スゴイ×スゴイ=物スゴイ面白いと化学反応を起こしたお話です。
しかも読後感、ほっこり暖かい(*^-^*)
今年、小説部門では一押しの作品なことは間違いないでしょう。

やっぱ、榎田尤利さん好き(//∇//)
それは作品の根底に『人間が好き。愛とは人を繋ぐもの』というメッセージが透けて見えるからだと思います。

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ご無沙汰してます

私事で、ただ今しばらくblogをお休みさせていただいてます。

再開は今月末頃の予定ですが、昨日、お友達からステキなお知らせを教えていただきました。

榎田尤利さんの公式情報ブログで『交渉人シリーズ』の番外編がアップされています。
以前、ツィッターで公開されていたお話をまとめられたお話だそうです。

芽吹と兵頭、相変わらずラブラブで、二人とも二人らしくて、読んでいてにまにましてしまいました。

私も今年の桜は見られなかったなあ。
綺麗だった今年の桜、見てなくてごめんね・・・。

情報を下さったMさん、ありがとうございます。
元気をもらいましたvv

優しいSの育て方

優しいSの育て方 (SHYノベルス275)優しいSの育て方 (SHYノベルス275)
著者:榎田 尤利
販売元:大洋図書
(2011-11-29)
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榎田尤利/著 草間さかえ/イラスト

年の差、20才の年下攻めです。

う〜、年の差20才はキツイな〜。これを自分に置き換えて、自分の20才下というと・・・絶句。もう、話題からして付いていけないかも。

そういえば、うちの会社にも平成生まれの男子がいるけど、若さピチピチで眩しい〜。異性というより、可愛い甥っ子を見る目になってしまいますよ、オバサンとしては(爆)。

さて、そんな年下男を惑わしてしまう魔性の受け。実はアチラの方にもちょっと秘密の趣味があってというお話です。

いや、冒頭の攻めの初々しい若さと素朴さに笑ってしまいました。スレてなくて、いい子ですよね。こりゃ、20才年上としては育て甲斐があります。手ぐすねひいてしまいますね。

そうそう、タイトルですが、『優しいS』とは、アッチのSとも取れるし、Sとなる攻めの栄田惣(さかえだそう)の頭文字とも取れます。
対するMの受けの名前は宮隆。こちらも頭文字とMというアッチの性へきが同じという、榎田尤利さんの遊び心なんでしょうか。

そういう意味でも、面白いタイトルの付け方だなあと思いました。

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livedoor プロフィール

好きな作家さんは谷崎泉さん、英田サキさん、榎田尤利さん、一穂ミチさん、凪良ゆうさんなど。
『雪よ林檎の香のごとく/一穂ミチ著』の志緒ちゃんを溺愛中。
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