2017年06月22日

チリで有名な人 パブロ・ネルーダ

パブロ・ネルーダPablo Neruda、1904-1973)
チリの詩人外交官、政治家
本名はリカルド・エリエセール・ネフタリ・レジェス・バソアルト
      
Ricardo Eliecer Neftalí Reyes Basoalto)。
チェコの詩人ヤン・ネルダ
から筆名を取りましたが、後にこれを本名としました。
チリの国民的詩人として知られています。

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1934年に外交官としてスペインに赴任し、
スペイン内戦を目の当たりにして共産主義に接近。
1945年に上院議員となり、チリ共産党に入党。
しかし、1948年にビデラ政権によって、共産党が非合法化されたため、
国外に逃亡。
そのときのイタリア亡命時代を題材に、映画『イル・ポスティーノ』が作られました。

『イル・ポスティーノ』は、1994年制作のイタリア映画。
1950年代の一時期、祖国チリを追われた実在の詩人パブロ・ネルーダが、
ナポリ湾のカプリ島に身を寄せた史実にもとづき、
架空の漁村を舞台に物語は展開していきます。


                 イル・ポスティーノ


その後、1958年に共産党は再び合法化され、1970年の大統領選挙では、
一時共産党から大統領候補に推されるものの辞退しました。
そして、社会党のサルバドール・アジェンデが左派統一候補として立候補し
当選します。
その結果、チリは世界で初めて民主的な選挙によって
社会主義政権が誕生したのです。
ネルーダはアジェンデ政権から駐仏大使を任命され、
在任中の1971年にノーベル文学賞を受賞しますが、
ガンに侵されたため1972年に大使を辞任し、チリに帰国しました。

しかし翌1973年9月11日にアジェンデ政権が
ピノチェトのクーデターによって滅ぶと、
軍事政権はネルーダの家に押し入り、調度品を破壊し蔵書を破り捨て、
徹底的に家を破壊しました。
ネルーダはこのことで絶望し、病状は急激に悪化。
クーデターの12日後、ネルーダは危篤状態に陥り、病院に向かいましたが、
途中の軍の検問で救急車から引きずり出されるなどして、
病院に着いたときには亡くなっていました。

「彼は病気で死に、クーデターで魂を殺された。彼は二度死んだのだ」
とチリでは言われています。





momohime1013 at 17:30|PermalinkComments(0)

2017年06月17日

チリで有名な人は? ーGabriela Mistral をご存知ですか?ー


日本ではあまりチリについての情報が多くありませんが、
チリで有名な人といえば???・・・ということで、周りの方に聞いてみました。

世代によって違いがありますが、チリ人のだれもが尊敬する2人の詩人がいます。

一人は女性で、名前は ガブリエラ・ミストラル。 
もう一人は男性で パブロ・ネルーダ。
どちらも ノーベル文学賞を受賞しています。

今回は 「ラテン・アメリカの母」
ガブリエラ・ミストラルについてご紹介したいと思います。
Gabriela Mistral(1889年~1957年)
本名はルシラ・ゴドイ・アルヤガLucila Godoy Alcayaga
チリの女流詩人ですが、教育者でもあり、外交官でもありました。
1945年にラテン・アメリカではじめてのノーベル文学賞を受賞しました。

5000チリ・ペソの肖像画にもなっています。

Chile163A-2

日本の五千円札が樋口一葉なのをちょっと思い起こさせます。

          樋口一葉・5000円札(表面)-2

彼女の詩を一篇(初めの部分だけ)、ご紹介しましょう。

PAN

Dejaron up pan en la mesa,
mitad quemado, mitad blanco,
pelizcado encima y abierto
en unos migajones de ampo.

Me parece nuevo o como no visto,
y otra cosa que él no me ha alimentado,
pero volteando su miga, sonámbula,
tacto y olor se me olvidaron.

Huele a mi madre cuando dio su leche,
huele a tres valle por donde he passado
a Aconcagua, a Pátzucuaro, a Elqui,
y a mis setrañas cuando yo canto.

パン

テーブルの上に置き去られた 一つのパン
半分焦げていて、半分白く
てっぺんが摘みとられていて
純白の中身がのぞいている

めずらしくて初めて見るようで
わたしが食べてきたものとはちがうみたいだ
だが、そのパンくずをこぼしながら、夢の中で
手触りと匂いを忘れてしまった

乳をふくませてくれたときの母の匂いがする
わたしが過ごしてきた時の渓谷の匂いがする
アコンカグアとパックロアとエルキと
そして私がうたうときの私の心が


この先は

「ガブリエラ・ミストラル詩集(双書 20世紀の詩人8)」
田村さと子翻訳 小沢書店
                        でどうぞ。

ちなみに チリ人はパンが大好きです。
日本でいうと、さしずめ、おにぎりかな?



momohime1013 at 09:08|PermalinkComments(0)

2017年06月03日

これは何?


突然ですが、これは何でしょう?

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一見、春巻き?  フライ?

上の小さい容器にはお醤油が入ってます。
そして、あたたかいです。


答えは

IMG_0573-2

寿司です。

中身は鶏肉とチーズでした。
ごはんはねっとりです。

チリで寿司といえばこんな感じや
まわりがアボガドのスライスやサーモンで巻かれたものです。

たぶん黒い海苔が抵抗があるんでしょうね。
中に巻かれています。

チリは海に面していて魚も取れるのですが
みんな肉が好き💛💛💛


ほんとの寿司を教えてあげたい!!


momohime1013 at 11:45|PermalinkComments(0)