俺は高校生の時からずっとアナニーをしてみたかった。
 
だけど、実家暮らしではそれが出来なかった……
 
アナニーどころか、オナニーですらままならない現実。
 
そんな俺は、アナニーをする為にも! 一人暮らしで自由になる為に、地方の大学へ行く事を決心した。
 
普通の人よりもちょっと不純な動機かもしれないけど、面倒だった勉強も頑張った。
 
そして、無事に五流の地方の大学に入学してから、一人暮らしという自由を得た俺は、かなりアナニーにハマった。
 
学校に行き、家に帰り、アナニーの繰り返しw
 
初めはそこまでアナニーの気持ち良さが分からなかった。
 
そして、段々とより気持ちの良い快感を求めて、ネットでいろいろな情報探した。
 
その結果、合法でかつ最高の快感と言われるドライオーガズムの存在を見つけてしまったんだ。
 
アナルオナニーでも最高峰の快感と言われているのが女の子の様な快感のドライオーガズム。
 
そこへ至るまではいろいろな苦難の道があった。
 
アナル刺激に慣れていない頃は、たくさんの失敗も重ねたが、遂に女の子の様なイク快感を手に入れたんだ。
 
そして、アナルでイク快感を手に入れてからは、俺の淫乱アナルを肉棒で犯されたらどうなるんだろう……と、そんなことばっかり考えていた。
 
毎日毎日、来る日も来る日もアナニーばっかりしていて俺の頭の回路は壊れてきてしまったのかもしれない。
 
アナルを刺激する事になんの抵抗もなくなってきていたんだと思う。
 
ある日、インターネットを見ていたら、ゲイ向けの出会い募集をしていることを知った。
 
そして、詳しくそのサイトを見ていると、ウケは女と同じで売り手市場だった。
 
全体的にゲイ掲示板では、圧倒的にタチが多く、年齢層は高い人が多い。
 
アナルを掘られる事に興味があった俺は、恐る恐る投稿をしてみた。
 
こんにちは。
 
犯されたい願望のあるウケ20歳です。
 
体系はややマッチョで太ってはいないと思います。
 
こういった出会いは初めてなので、出来れば紳士的で上手な方希望です。
 
宜しくお願いします!
 
投稿したら、メールが来るわ来るわw
 
ガンガン掘ってあげたいな!
キメHで一緒に気持ち良くならない?
お小遣いあげるからしてみない?
 
こんな感じで、中にはアブノーマルな返信まで含まれていた。
 
一回の投稿で、すぐさまに10通程度は返信があったと思う。
 
こういったのは初めてだし、ちょっと怖かったってのもあるから、アブノーマル系は無視して、感じの良さそうな人にだけ返信をした。
 
別に金が目的でもないし、危ないお薬が目的でもないしね。
 
ただ純粋に生の肉棒を味わってみたいだけの俺w
 
連絡ありがとう!
 
時間は出来れば夜の方が良いけど、場所は男二人でも入れるホテルがあるからそこにしようか?
 
その方がゆっくり出来ると思うし。良かったら雰囲気のわかる写メとか見せてくれないかな?
 
「分かりました! それじゃ夜にお願いします。休み前の金曜日とか土曜日でも良いですか? 写メ添付しておきます」
 
何度か試し撮りをして、渾身の一枚を送った。
 
身バレとか怖かったので、顔はしっかりと隠しておいたw
 
良い感じの雰囲気だね。
 
会うのが楽しみになってきたよ。
 
それじゃあ金曜日の晩にしようか?
 
また近くなってきたら連絡するね。
 
そして金曜日の晩がやってきた。
 
ホテル近くのコンビニで待ち合わせ。
 
時間に余裕があったので、外に立って待っていたが、かなり緊張してドキドキしていた。
 
周りの人から見たら挙動不審者だろうw
 
時計をチラチラ見ていると、声をかけられた。
 
「連絡くれた、トシ君かな?」
 
「あっ。はい。そうです。タカさんですか?」
 
パッと見た感じ、アラサーのサラリーマン。
 
スーツを着ていたので分からないが、スラっとしている感じだった。
 
背は俺と一緒くらいで170程度だろうと思う。
 
一言二言交わしてから、
 
「それじゃ、早速だけど行こうか」
 
コンビニで軽食や飲み物を買って、ホテルへ向かった。
 
自分の分は自分で支払おうとしたら「ほら。学生さんだろ? 一緒に払っとくから」と、御馳走してもらいました。
 
そして、到着したホテルは、ホテルと言っても普通のビジネスホテル。
 
ラブホだと思っていただけに意外だったが、「男二人だと入れる所が限られてしまう」と教えてくれた。
 
「鍵もらってくるからちょっと待っててね」
 
受付で鍵を受け取り、戻ってきて一緒に部屋へ上がった。
 
ビジホにしては、部屋はちょっと大きめだった。
 
「この時間だと宿泊だから、ゆっくりしていこうね」
 
ニコッと、満面の笑みで笑っている。
 
「は……はい」
 
部屋に入ると妙に緊張してきた。
 
どうすれば良いか分からないのでかなりキョドッていたと思う。
 
そんな俺を見かねたのか、色々と話しかけてきてくれた。
 
よくこういうの使って出会ってるの?
経験は結構あるの?
彼氏は今いないの?
などなど、色々と聞いてきてくれた。
 
彼氏はもちろんおらず、男性経験はゼロ。
 
アナニー好きがキッカケになって、男の人に掘ってもらいたくなったこと!
 
を伝えると、タカさんはビックリした様子で笑っていた。
 
「そうなんだ! 勿体無いねー。おもちゃよりも実物の方が気持ち良いよ! 初めてって聞くと嬉しいなぁ。ゆっくりしてあげるからね」
 
「なんかすいません……宜しくお願いします……」
 
顔が真っ赤になって火が出そうになるほど、恥ずかしかった。
 
「別に謝ることじゃないよ! せっかくだからシャワー、一緒に浴びよう。さっ、行こっ」
 
「えっ? はい」
 
シャワールーム前で颯爽と、服を脱いでいる姿を見ていた。
 
体毛はあんまり濃くなくて、体は引き締まっていた。腹が出てなくてなんか安心したw
 
そしてまだ、チンコはしぼんだままだったが、これを挿れられるのか。
 
と思うとアナルがキュンキュンッと疼いてきた。
 
マジマジと体を見ていた。
 
「あれ? そんなに見てないでトシ君も脱いだら?」
 
指摘されて急いで脱ぎ始める。
 
パンツを下ろすのは少し躊躇した。
 
こんな個室で、男にチンコ見られるのは恥ずかしいな……
 
「それも脱がないとシャワー浴びれないよー?」
 
思い切ってパンツも下ろして、一緒にシャワールームへ入る。
 
「へぇー。可愛いおチンチンだね」
 
可愛いおチンチンなんて男に言われたのは初めてだ。
 
どんな反応をすれば良いのか分からず、ただ恥ずかしかった。
 
体を流しているときに、手で弄られていると、不覚にも大きくなってきた。
 
掘られたかっただけなのに、男に勃起するのは更に恥ずかしいw
 
「僕は両方イケるからね。一緒に気持ち良くなろうね」
 
「はい。宜しくお願いします……ちょっと先に上がってお腹をキレイにしてきますね」
 
シャワーで体を流した後は、トイレに向かい浣腸タイム。
 
初めての時くらいしっかりキレイにしておきたかった。
 
ウンチがチンコにこびりついて汚なくなるのは、なんか嫌だったしw
 
持参したイチジク浣腸を使い、一人でトイレで格闘し、最後はウォッシュレットで表面と入り口付近を綺麗にした。
 
トイレを出ると、タカさんはベットに腰掛けて待っていた。
 
腰にタオルを巻いてニコニコしている。
 
 
「準備できたかな? こっちに座りなよ」
 
「はい。それじゃ……」
 
横に座っても先ほどまでと違い、静かだった。
 
静かすぎて緊張のピークだ。
 
タカさんは慣れているのか、話を切り出してくれた。
 
「そんな緊張しなくて良いじゃん。楽にしてよ。力抜かないとできないよ。キスとかは嫌じゃない?」
 
正直、男相手にキスはどうだろうかと思っていたが、この雰囲気で今更断る事なんてできなかった。
 
「はい……キスも大丈夫です」
 
そう伝えるた瞬間、抱きついて強引に唇を奪われた。
 
貪りついてくるようなキスで、舌をねじ込んできた。
 
そのままの流れで、乳首を揉まれ始め、舐められる。
 
本当に女の子になった様なセックスだった。
 
ただ、俺のチンコは不覚にもギンギンになってしまっていたんだがw
 
乳首をコリコリッと弄ばれると声が出てしまう。
 
「うぅっ うあぁっっ」
 
「可愛い声出してるねー。遠慮しないでどんどん声出してね」
 
「うっっ はいっっ」
 
乳首を舐められながら、弄ばれながらチンコも触り始めた。
 
ゴツゴツとした男の手で、チンコから玉まで撫で回される。
 
全身という全身を愛撫されて、いよいよお待ちかねのアナルへ移動していった。
 
「それじゃケツマンコをほぐしていくからね」
 
指にたっぷりと唾を付けて中指をアナルへと入れてくる。
 
その光景を俺は足を開いた状態で眺めていた。
 
「うぅ あぁっっ……」
 
指を出して再度唾をつけてまた入れてくる。
 
その行為を繰り返していると段々とスムースに入ってくる様になってきた。
 
そして、指を一本増やし、大きく掻き回すような動きで刺激される。
 
「アナニーで慣れてるみたいだね。だいぶほぐれてきたよ」
 
ここでアナニーと言われると何だか恥ずかしかった。
 
「もうおチンチン入れれると思うけど、その前に舐めてくれるかな?」
 
さすがにチンチンを舐めるのは抵抗があったけど、今更どうにも断れない。
 
頭を無にして、無我夢中で初めてのフェラチオを始めた。
 
「んっ 良いよ 気持ち良い。もうちょっと舌使って亀頭も舐めてみて」
 
AVの見よう見まねでフェラチオ。シャワーの後だからか嫌な臭いなんかもしない。
 
ゴムの塊を頬張っている様な感覚だった。
 
舌を使って亀頭を舐めると、少しチンコが動き、身体が動く。
 
相手の反応を見たくなって舐めたまま上目遣いで表情を伺った。
 
「凄いなぁ。本当に初めてなの? もう挿れたくなっちゃったよ 仰向けで寝転がってくれる?」
 
言われた通りに仰向けで寝転がると、足を持たれておっぴろげられた。上から見下ろされるとかなり恥ずかしい。
 
タカさんがいそいそとゴムを着けてくれていた。
 
「それじゃ、初めてもらっちゃうからね。痛かったら言ってね」
 
初めてのチンコがゆっくりと入ってきた。
 
率直な感想は、お尻が熱い。
 
感じているからなのか、チンコの暖かさなのかお尻が物凄く熱く感じたし、自然と声も出てきた。
 
「ううぅぅっ あぁぁっ」
 
「今、全部入ったよ。気持ち良いよ」
 
「あぁぁっ はいぃぃっ 気持ち良い……です……」
 
身体を動かす度にチンコが前立腺に擦れているのがはっきりと分かった。
 
前立腺にチンコ当たると声が出てしまい、快感が高まっていくのがはっきりと分かる。
 
タカさんの腰を、自分の身体に打ち付けられてパンパンッと音が鳴る感覚も自分を興奮させた。
 
身体が密着したり、挿れられたままキスをされたり、乳首を責められたりする度に「今、犯されている」って凄く感じた。
 
「タカさん……気持ち良すぎて……イッちゃいそう……かも……」
 
「俺も気持ち良いよ。全然。そのままイッて良いんだよ」
 
「うぅっっ あぁぁぁっっっ!」
 
射精する! 感覚が体を駆け巡りドクドクドクッと出てしまった気がしたが、賢者タイムは全然来ない。
 
自分のチンコを触ってみたが、精子は出ていなかった。ゲイセックスでもドライオーガズムでイケたんだ……とぼんやり思った。
 
「まだまだイケるよ」と、タカさんは腰を振り続けている。
 
……タカさんが射精するまでの間に何度イッたのか覚えていない。
 
タカさんは最後は自分の中でゴム射をした。
 
かなり荒く息をしていて、射精の瞬間に抱きつかれた。
 
それを愛おしく思ってしまい、自分の方からも強く抱き返した。
 
ゴムの中だったけど、チンコがビクビクッと動き、大量の精子が注ぎ込まれてくるのがハッキリと分かった。
 
それからは少しの間抱き合っていた。
 
……少し時間が経ってから、買った飲み物を飲んで話していた。
 
まだまだ時間は余っていた。寝るまでにまだセックスするんだろうなと思うと楽しみだった。
 
ゲイがセックスにハマるのも無理はないと思う。
 
こんなにも気持ちの良いものなんだから。