ヘッドパーツとか、ベアリングに詳しい方、どなたかヘルプミー。
ロードバイクの1インチITAフォークとかヘッドパーツのベアリングに関する質問というか、確認というか、そんな感じの記事です。

■ 経緯
以前書いたエントリー「自作工具でフォーク交換とかヘッドパーツ交換とか」に掲載しました下の画像が物議を醸しておりまして。
TangeMachigai

 図1問題の画像
ヘッドパーツ(1インチITA用)の説明書に記載のベアリングの装着向きが間違っているのではないかと私は思うのですが、「いや、説明書の向きが正しいですよ」というコメントをよくいただきます。どこか議論が噛み合っていないような感じがするので、改めてエントリーを立てて、このブログを見てくれた皆さんに広く意見を聞いてみようかと思います。

とりあえず、自分のベアリングに対する見解をダダーっと書きますので、それを読んでいただいて、途中でもしも嘘を言っていたら、突っ込みをいただければ大変ありがたいです。
ベアリング規格などに詳しい方、いらっしゃいましたらよろしくお願いします。
そうじゃない方にたいしても、何かの参考になればいいかと思って、詳しめに解説します。

■ ここから、私の見解

まず、私が購入したベアリングの写真をマジマジと公開します。
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 図2 連結側が上向きの図
はいこちらです。このようなカップアンドコーンタイプのやつです。
写真の向き(図2)に置いたとき、ボール保持器のつながっている方が上を向きます。
このときの上方向を「連結側」と呼ぶことにします。

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 図3 非連結側が上向きの図
先ほどの写真(図2)からベアリングを裏返した状態の写真です。
ベアリング保持器のつながってない側(分離した爪みたいな構造)が上を向きます。
このときの上方向を「非連結側」と呼ぶことにします。

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 図4 横から見た図
横から見るとこんな感じです。

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 図5 ボール保持器裏側(図3の奥部分)の拡大図
ボール保持器の裏側には、ボールが外れないようにするための壁みたいな段差構造があります。これを「ストッパー」と呼ぶことにします。

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 図6 ベアリング断面図(想像)
図1~5の写真などから想像すると、断面図は多分上のようになっています。
点線部は空洞です。

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 図7 ベアリングの遊びによるボールの可動範囲
ベアリングの各ボールには遊びがあり、触るとカチャカチャ動きます。
動きますが、どんな方向に力を加えても、ストッパーの境界線(図7の赤線)を越えて内側に入ることはありませんでした。(実際にベアリングを触って実証済)

以上を踏まえて、ベアリングをフォークのクラウンレースとヘッドパーツ下ワンに装着することを考えます。

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 図8 「連結側が上、非連結側が下」で装着の図
最初に、「連結側が上、非連結側が下」の向きで装着することを考えます。(私はこの向きが正しいと思っています。)図示してませんが、下がフォークで、上がヘッドチューブです。クラウンレースと下ワンの、図中の青い部分がボールに接触して、滑らかな回転を産むんだと思います。

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 図9「連結側が上、非連結側が下」で装着の図 その2
こちらは、図8の状態からさらにフォークをズブブと密着させてみた図です。
このようにフォークはきちんと奥まで入りましたし、シール部も密着されます。
これは実際に持っているフォークにはめてみて確認しました。
↓こんな感じです。
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 図10「連結側が上、非連結側が下」で実際に装着してみた図
シール部にスキ間もありませんし、ハンドルも良く回りました。

さて、続きましては、ベアリングを上下反対に装着してしまった場合を考えます。

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 図11 「非連結側が上、連結側が下」で装着の図
はいこちらです。先ほど(図8~10)とは逆に、「非連結側が上、連結側が下」の向きで装着した場合の図です。(私はこの向きは間違っていると思っています。)クラウンレースがストッパーの根っこ部分と接触してしまい、クラウンレースが奥まで挿入できません(これは肉眼で確認済)。図7にて、「遊びによるボールの可動範囲は、ストッパー内部には至らない」ということを示しましたから、クラウンレースがボールに触れることはあり得ません。
これは摩増加による回転性能の低下を招くばかりではなく、部品も傷みますし、さらにはダストシールの間に隙間ができてしまい、ゴミや水が入ります。まさに三重苦です。

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 図12 「非連結側が上、連結側が下」で装着の図
あとこれは確認したわけではなく想像なのですが、ワン側もボール保持器に接触して、回転抵抗を増やしている可能性もあるのではないかと思っています。この現象も起こっているようならば四重苦ですね。

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 図13「非連結側が上、連結側が下」で実際に装着してみた図
この間違っている(と、思われる)向きで実際にフォークを装着してみました。
図10と比べると明らかにシール部の隙間が開いています。またハンドルの回転は非常に鈍かったです。

以上の理論?と状況証拠などから
「連結側が上、非連結側が下」図8~10 … 正しい
「非連結側が上、連結側が下」図11~13 … 誤り

というふうに私は結論付けています。

■ ヘッドパーツの説明書記載の図
さて、ここで問題のヘッドパーツ付属の説明書図面を見てみましょう。

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 図14 ヘッドパーツ説明書記載の図

図1の紙面にもありますが「下ワン部分」を拡大した図です。
(図1では画素がつぶれて分かりにくかったかもしれないので拡大図掲載)
説明書内のベアリングの向きは、「非連結側が上、連結側が下」となっている。
 … ように私には見える。

(やっぱり説明書が間違っているんではないかと思う。)

■ ここで皆さんに質問
一体どれが正解なんだろうか?

1、私が正しい。
2、説明書が正しい。
3、私の目が悪くてベアリングの見え方がおかしい。
4、どっちが間違ってるとかどうでもよくて、
  結果論として私は正しくフォークを扱えているのでなにも問題はない。
5、自分でヘッドパーツをいじるのが不安な人はお店でやってもらおう。

なんか自分の中でもやもやするので解決できると嬉しいです。


■ 最後まで読んでくれた方へ
長文(ていうかほぼ画像の羅列)にお付き合いいただきどうもありがとうございます。


久々に下ネタ以外の記事書いたー!わーい!
眠いので今日はここまで。