2015年01月

NHK「日曜討論」の小沢一郎発言──山本太郎と共同代表に

小沢氏、共産党議員らピンボケ発言 人道支援と後方支援を混同…
2015.01.26

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 「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件で、野党議員による仰天発言が続いている。安倍晋三首相による人道支援表明を軍事的な後方支援と混同したり、残虐非道なテロ行為より安倍政権を批判するなど、見識を疑われかねないものも多い。「利敵行為になりかねない」との指摘もある。

 「安倍さんが、イスラム国にとっては宣戦布告ともいえるような話をしたということですね」

 25日のNHK「日曜討論」。「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎代表から、耳を疑う発言が飛び出した。

 安倍首相はエジプト・カイロで行ったスピーチで、イスラム国対策として2億ドル(約236億円)の支援を表明した。これは避難民の命をつなぐ人道支援だが、小沢氏は軍事的な後方支援とごっちゃにして、「ご飯食べなきゃ、兵隊さんは戦争できませんから」「後方支援、補給が戦争そのものだということを国民は考えるべきだ」との持論を繰り広げた。

 共産党の池内沙織衆院議員は、湯川遥菜さんの殺害場面とされる画像がネット上に出回った直後の25日未明、ツイッターに「『ゴンゴドウダン』などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権」「安倍政権の存続こそ、言語道断」と書き込んだ。イスラム国の蛮行への批判はなく、さすがに不適切だと思ったのか、同日中に投稿を削除した。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「国内で敵(=テロ集団)を利するような発言が出れば、相手は『やればやるほど日本国内に味方が増える』と考える。政権批判をするなら、事態が一段落してからにすべきだ」と話している。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150126/plt1501261147002-n1.htm

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 こういうトンデモ発言はネットでいくらでも拾えるし映像でも確認できるが、リアルタイムで自分の目で耳で接するに越したことはない。以前はよく見ていたこの番組も見なくなってひさしい。それがなぜかこの日、私は偶然目にした。将棋NHK杯戦や競馬番組の録画確認だったと思うが、なにゆえにこの時間、NHK総合にチャンネルをあわせたのか。小沢一郎のこのトンデモ発言を見ろという神様の思しめしか。とにかく見た。私はこの発言をよそから聞いて知ったのではなく、朝鮮顔の小沢がそう口にしているのを自分で耳にした。「はぁ???」という感じだった。「こいつ、なに言ってんだ」である。しばらく画面を目にしていたが、くだらんのですぐに切った。

 こんなのが日本を牛耳っていた時代があったのだ。おそろしい。誰を総理にするか、こいつが面接で決めていた時代があったのだ、ほんとに。いまや女房や息子にも愛想を尽かされている。いやそれは本妻とその息子だから、愛人とそのこどもとは仲いいのかもしれない(笑)。

 山本太郎と手を組んで恥ずかしい党名で存続しているが、もうすぐ谷亮子も逃げだすだろう。次は誰をいれて存続を図るのか。今回亀井静香を誘ってことわられて山本太郎に走ったのだが、もしも亀井が入ったら「生活の党と山本太郎となかまたちと亀井静香」党になるのか。亀井が「最後ではいやだ、最初にしろ」とごねたら、「亀井静香と生活の党と山本太郎となかまたち」党になるのか。もう済州島に帰れよ。



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「生活の党と山本太郎となかまたち」は27日、小沢一郎、山本太郎両氏が共同代表に就任すると発表した。所属議員5人のうち2人がトップに就く異例の体制となる。

 小沢、山本両氏は同日、そろって就任の記者会見に臨んだ。小沢氏は山本氏との連携について「一緒にやることで国民とのつながりをいろいろな形で持っていきたい」と期待感を表明。山本氏は「政党の一員となり、発言力を高めていく」と語った。

 無所属で活動してきた山本氏は昨年末、国会議員が4人となり政党要件を失った生活の党に加入。再び政党となり、党名を現在のものに変更した。

 小沢、山本両氏は記者会見で、民主党や共産党など他の野党がイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件の解決を目指す政府への追及を抑えている現状をそろって批判した。

 山本氏は「安倍晋三政権の外交的失策」と断言。さらに「『今は心を一つに』というような同調圧力がつくり上げられている。この件を利用しながら、海外派兵や集団的自衛権などに足を踏み入れようとしているのは明らかだ。上げるべき声は上げていかなければいけない」と語った。

 山本氏は21日にツイッターで、首相宛てに「2億ドルの(難民・避難民への)支援を中止し、人質を救出してください」と書き込んでいた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150127-00000545-san-pol

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 五人の党で代表ふたりか。当然副代表もいるだろうし、みんな役職だな。ちいさな土建会社に、創立者の70代のじーさんが会長、50代の息子が社長、30代の孫が専務、社長の女房と息子の嫁が社員。それでぜんぶ、なんてのがあるが、それと同じか。笑かしてくれる。ま、なかよくやってくれ。

 90年代、熱烈な小沢支持の友人がいた。小沢嫌いの私とは酒を飲むといつも対立した。彼らはいまなにを思っているだろう。いまも「生活の党と山本太郎となかまたち」党に清き1票をいれているのだろうか。



kanren7 私のブログの小沢一郎

こんな時代もありました(笑)↓

蜜月から
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不仲へ(笑)。
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“一郎&太郎”共同代表の仰天会見 テロ批判なし 安倍政権攻撃に終始
2015.01.28

 「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢一郎、山本太郎両共同代表が27日夕、国会内で就任記者会見に臨んだ。「イスラム国」による日本人殺害脅迫事件に政府が24時間態勢で対応するなか、2人は、安倍晋三政権の「外交的失策」が事件の原因だという主張を繰り広げる一方、テロリスト集団への批判は一切、口にしなかった。

 小沢氏「イスラム国と戦争・敵対状態にある国にお金や物資を支援すると公然と宣言したわけだから、イスラム国が『自分たちの敵である』と認識するのは当たり前のことだ」

 山本氏「ISIL(イスラム国)からみても『日本は一体どっちの立場なんだ』と…」

 イスラム国は「歴史上最も残忍で残酷なテロリスト集団」であり、全世界の人々にとって敵といえる。「一体どっちの立場…」といった発言には、報道陣もあ然とするしかなかった。

 もちろん、政権に対する監視や批判は野党の責務である。

 ただ、テロリストは、残虐なテロ行為や卑劣な恫喝によって、相手国の国民を惑わせ、国論を分裂させ、屈服させようしてくる。今回のテロ事件にあたり、共産党までが「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ」(志位和夫委員長)として政府批判を控えているが、このコンビは違う。

 小沢氏は「『とにかく挙国一致だ』みたいな話を、すぐ日本人はしたがる」「口を閉ざしてしまうのは無責任」といい、山本氏は「(安倍政権が続けば)日本国内でのテロが現実化していく」と気勢を上げた。

 これでは、テロリストの思うつぼではないのか。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150128/plt1501281700007-n1.htm

ISIL問題──クソコラグランプリ──英字メディアが評価!?──日本を攻撃しろとの煽り!?

イスラム国により拘束された人質の殺害予告事件が行われ,連日メディアで報じられている中,一部のメディアでは取り上げられているが,まだあまり知られていないのが,日本人のツイッター利用者が,イスラム国の関係者と思われるツイッター利用者のアカウントに対して行った「ISISクソコラグランプリ」という『攻撃』である。

今日は,この現象について,海外,特に英字メディア等の評価を紹介する形で取り上げてみたい。


(英字記事、引用その1)

いくつかのコラージュ画像をみると,ツイッター利用者が単にテロリストによる身代金要求という状況を軽視し,ふざけているだけなのかは判然としない。

他方で,日本人のツイッター利用者は,コラージュ画像で,イスラム国をからかっているように見える。人質の命を軽んじ,呑気過ぎるのではないかという懸念があるのは明白である。

しかし,日本のツイッター利用者は,恐怖を通じて人々をコントロールしようというテロリストの手法に対し,ユーモアで対抗しているのではかなろうか。

はっきりしていることは,日本のツイッター利用者が日本政府に対し身代金を支払うように圧力をかけろというテロリストの要求に対して,それを拒否しているということである。


(英字記事、引用その2)

日本のツイッター利用者は,日本人人質事件において,全国的なコラージュ風刺画像を用いた戦いで,イスラム国を嘲笑うことで反抗している。
ソーシャルメディア分析会社のTospy社によると,「ISISクソコラグランプリ」という日本語のフレーズは,この1日,2日で,6万回以上もツイッター上で言及されているという。これらのつぶやきでは,イスラム国の様々な人質映像の一部を切り取り,面白おかしく日本のゲーム文化の画像などとともに,多くが加工されている。


(英字記事、その3)

今週,日本のインターネット利用者は,団結してイスラム国を嘲笑うためにコラージュ画像を用い,馬鹿馬鹿しく,軽蔑した画像をテロリストに送り付けるという戦いを展開した。
この努力は人質の救出には繋がらないであろうが,将来のテロを防止するという点において,少なくとも役立つものである。
 
アメリカ政府は,イスラム国のネット上でのプロパガンダに対し,反論のためのプロパガンダ技術を駆使してきたが,これまでのところ,アメリカ政府の試みは失敗に終わっている。
アメリカ政府の手法は,ジャーナリストに反イスラム国のメッセージを送ったり,粗末に作られたビデオを作成したりするというものであって,時代遅れであり,いずれもパッとしないものであった。
では,なぜ今回の日本での出来事が貴重なのであろうか。それは,アメリカ政府が失敗してきた試みを効果的にやってのけたからである。

プロパガンダに対する反論を展開する上で重要なのは,相手の効果を減殺することにある。イスラム国についていえば,武装グループは,自らが正義であり,かつ,獰猛であると見せたいのである。
しかし,イスラム国のプロパガンダを間抜けなアニメのキャラクターと合成することで,日本のインターネットユーザーは,イスラム国自身が馬鹿げた存在であるように見せることに成功したのである。

テロリストグループに参加しようとする人々を,テロリストを世界の指導者が強く警戒しているということを知り,テロリストが自らの正義のために闘っているということが,参加を促すものとなってしまっている。
しかし,日本のツイッター利用者は,テロリストを取るに足らないものとして描写し,弱体化させることで,テロリストが発するメッセージの重さを破壊したのである。

※ 

 長文の記事から私が一部を抽出したものです。くわしくはこちらで。http://blogos.com/article/104194/?p=1

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 いろんな解釈ができるものだ。
 敗戦国として武器を取りあげられ、手も足も出ない憲法もどきを押しつけられ、戦勝国アメリカの傘の下で、いわば去勢された男となり、金稼ぎしか出来るものがなく、いつしか経済大国となり、憲法九条があるから戦争しなかったと平和ボケした結果の、痛みを知らないガキのあそびである。それでしかない。しかし視点を変ると、こんな評価も出てくる。

「日本のツイッター利用者は,恐怖を通じて人々をコントロールしようというテロリストの手法に対し,ユーモアで対抗しているのではかなろうか」

「日本のツイッター利用者が日本政府に対し身代金を支払うように圧力をかけろというテロリストの要求に対して,それを拒否しているということである」

「日本のインターネットユーザーは,イスラム国自身が馬鹿げた存在であるように見せることに成功したのである」

「日本のツイッター利用者は,テロリストを取るに足らないものとして描写し,弱体化させることで,テロリストが発するメッセージの重さを破壊したのである」 

「これは,小さな勝利かもしれない。しかし,テロリストが参加者を増やすことで力を増していることを考慮すれば,日本人がイスラム国に対する完璧な武器を用いて,世界に,そのメッセージを発したことが,新たな参加者を妨げる唯一の方法となるだろう」


 そんなリッパなもんじゃない。世界の情勢を知らず、あたたかな部屋でニートしているバカが、パソコンで遊んだだけ。こんな評価を受けてやつらは笑いころげているだろう。

 正当な憲法を持ち、国防軍を持ち、 徴兵制度があり、徴兵期間をおえてきた若者がこれをやったなら、上記のような好意的?な解釈も成立するだろう。だがそうじゃない、なにをしたらいいかわからなくなっている平和ボケのガキが、安穏とした状態で、おもしろおかしく、うけようと、手なぐさみでやったものだ。



「テロリストの手法に対し,ユーモアで対抗している」
──そんな深い考えはない。ただおちゃらけているだけ。目先の笑いが欲しいだけ。

「イスラム国自身が馬鹿げた存在であるように見せることに成功した」──これは確か。なら彼らは屈辱に顔を真っ赤にして、それをしたヤツラに復讐に来る。しかし「それをしたヤツラ」にその自覚はない。

「テロリストが発するメッセージの重さを破壊した」──同じく、自分達の真面目さをからかわれた。なら復讐に来る。侮辱したヤツを赦さない。

「これは,小さな勝利かもしれない。しかし」──なにが「小さな勝利」かわからんけど、これが「勝利」なら、そのあとの反動は「大きな犠牲」となってやってくる。「トラの尾を踏んだ」では、よい表現過ぎるから使わないとして、べつの言いかたにすると、「キチガイと呼ばれると逆上するキチガイ」に、「キチガイ!」と大声で叫んでしまったようなものだ。キチガイは復讐にやって来る。復讐は「キチガイ!」と叫んだひとに対してやってほしいが、キチガイにその分別はつかない。

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 英字メディアは、こんな形で、日本人のツイッターによるガキの遊びを評価した。クソコラだけでも充分に不快だったテロリストは、この西側メディアの評価にますます苛立つ。明日しようと思っていたテロを今日にする。
 これらの「評価記事」は、キリスト教側がイスラム国ISILに「日本をやっちゃいな!」とけしかけているとも取れる。 やつらの仕掛けだ。あいつらは平然とそれをする。「日本のバカガキがこんなことをしてイスラム国側ISILを苛立たせている。それを評価して、ますますあいつらをイライラさせろ!」という作戦か。

 日本がやられたなら、キリスト教側は完全に日本を自分達側に出来る。 イスラム諸国の親日を好ましく思っていないキリスト教側としては、日本がイスラム国ISILのテロに遭い、イスラム諸国と不仲になるのは望むところだ。そうなるように誘導する。そのとき上記の「英字メディア」は、「やはりこんなことになってしまった。イスラムテロリストを私たちは許さない」とはしゃぐだろう。これらの記事はそのための前振りだ。

 佐賀県の田舎町でひきこもりニートをしてクソコラ作ってニタニタしているようなガキは呑気だろうが、東京に住むものとしてこれは他人事ではない。 

kanren7 イスラム国ISIL問題──日本人人質を使ったコラージュ──テロはすぐそこまで


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【追記】──ここぞとばかりにはしゃぐバカサヨク

 きっこと名乗る団塊世代のネカマを始めとするバカサヨクが、ここぞとばかりに「何ヶ月も前に捕らえられたのに、こうなるまで日本政府はなにもしなかった」と叫きたてている。渡航自粛で説得したのに、それでも彼らはかってに渡航した。捕まってからは水面下で交渉し、マスコミにも解決までそれに関する報道は控えるようにと報道自粛させていた。それは外交の基本。こういう事態となったので、政府もそれを一部あきらかにした。その程度の考察さえせずバカサヨクは叫きたてている。度しがたい。日本の真の敵はこいつらだ。

ISIL問題──日本人人質を使ったコラージュ──テロはすぐそこまで

日本人人質動画の写真を使った多数の「クソコラ」画像にイスラム国関係者も流石に激怒かと話題に
 

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イスラム国の人質となっている日本人2名が映った動画の画像が多数のコラとして加工され、これにイスラム国関係者も怒っているようだとネットで話題になっています。

人質とイスラム国男性を使ったコラ画像は「#ISISクソコラグランプリ」というハッシュタグを使ってTwitterで多数、拡散しています。
http://www.buzznews.jp/?p=647015

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 日本人の若者(たぶん)が、あたたかい部屋で悦に入って作ったのであろうこの上のコラージュと、下のフランスの画は同じ発想から来ている。

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 ちがいは、下のフランスの画は、対象からの復讐があることも想定しているのに対し、上の日本人の作ったコラージュは、自分に危険がふりかかることはなど考えたこともなく、能転気なお遊び感覚で作られていることだ。



 私にはこういうコラージュを作るという発想がない。まったく、ない。いまはもちろんだが、もしも私がいまPCを得意とする高校生だったとしても、こんなものを作ってはしゃいだりはしないだろう。狂信的なテロ組織の前に、同朋の命がいま風前の灯となっているのに、嬉々として(としか思えない)こんなものを作る感覚はなんなのだ。深い考えはないのだろう。ただの世間知らずの無智なのだ。しかしこういうものを目にすると、あらためて人間の本質は邪なのだと感ずる。足のわるいひとの歩く様を「びっこ」とからかうのが人間の本質なのだ。「そういうことをしてはいけない」と学ぶのは、社会に触れてからの教育によってである。

 キリスト教徒でもないのに「メリークリスマス」、「今年のイヴはどこで過ごそう」とやっている感覚で、イスラム原理主義をお気楽に見ている。狂信的な彼らの現実を知らない。犲分自身瓩痛い目に遭わないと、他者の宗教感覚を理解できない。他人の死はテレビや映画と同じ虚構なのだ。



 イラクで香田証生さんが殺されたとき、その動画がネットに流れたという。私は見ていない。いまにいたるも目にしていない。当時、電車の中で、携帯電話の中にその動画を入れ、みなで見ながら大騒ぎをしている中学生を見かけた。はしゃいでいる。なんともやりきれなかった。彼らはおそらくケガをして血を流したことすらほとんどない。カッターナイフで指先を切ったりしたら大騒ぎだろう。だが同朋が首を切られて殺されるシーンは、自分とは無縁の映像として楽しめるのだ。その距離感。

 私はいま豚や牛を喰わない。話すと長くなるが理由のひとつに、タイやシナで数多く体験した、豚が喉笛を切られて絶命する時の悲鳴がある。肉体の構造は同じだから、人間が咽をかっ切られたときの悲鳴も同じようなものらしい。住まいの二軒隣が田舎の豚肉屋だった。毎朝4時半に豚を2頭殺し、解体して市場で売る。毎朝聞こえてくる豚の咽をかっ切られるときの「キーっ」という悲鳴はたまらなかった。



 イスラム国ISILは、自分達を甘く見る連中を容赦しない。兵士を日本に潜入させ、日本でもテロが起きるのは時間の問題だろう。 いやもう潜入しているのか。
 そして起きる無差別テロ。おそらく電車やコンプレックスビルにおける爆破テロだ。その被害に遭うのは、上のコラージュ等とは無縁の、ごく普通の、まじめなサラリーマンやOLや私のような者だ。

 そういうことが起きても、上のコラージュを作った若者にその痛みは伝わらない。画像を見ると、佐賀県の天気予報が出ているから、あっちのほうの田舎の若者なのだろう。日本でテロが起きるとしたら、もちろんそれは東京だ。佐賀の若者にとってイスラム国が遠いように、東京もまた遠い。日本でテロが起きても、まだ痛みは伝わらない。テレビや映画の世界でしかない。こういうコラージュを作る彼らが、もうこんなことはやめようと思うのは、ニートで引き篭もっている自室に、イスラム国の兵士が乗りこんできて彼らの喉笛にナイフを当てたときだけだ。

 いま上のサイトをあらためて見直したら、私が「なんてことをするんだ」と眉をひそめるコラージュに、「2500人がお気に入りに登録」なんて出ている。彼我の差を感じる。 日本はここまで堕ちたのか。



 といって私は、狄楊燭話狼紊茲蠅盻鼎き(こんなことを言ってテロに屈し世界中から腰抜け呼ばわりされた首相がいた) から身の代金を払うべしとは思わない。ふたりは外務省から渡航自粛を説得されながら、それだけの覚悟を持って出かけたのだ。そんなことをする必要はないだろう。イスラム国は石油で毎日何億も稼ぐほどの資金を持っている。アメリカと中東のチキンレースで石油値段が下落してだいぶ儲けが落ちているようだが、それでもろくに武器も買えない貧しい組織ではない。今回のこれも金欲しさよりも(フランスなどは表向きは払わないと言いつつ、裏では払っているようだから、重要な金儲けの方法ではあろうが)、イスラム国ISILを攻撃してくるキリスト教国家(彼らは狃住軍瓩班修靴討い)と歩調を合わせる日本政府への警告だ。しかしそれは安倍首相の支援発言から始まったのではない。やつらはこれをするきっかけをずっと待っていたのだ。やくざの因縁と同じだからなんとでもなる。

 福島の原発を上のような諷刺画にしたフランスに対し、日本政府は抗議した。それに対して彼らは「日本人には悲劇を諷刺する感覚はないらしい」と応えて謝罪はしなかった。

 フランスの言う、そういう感覚がオシャレであるなら、今回のコラージュは、充分に日本人にもそれがあることを証明していると言える。

 しかし、ちがうよな。これはコンピュータというおもちゃを使ったガキの悪ふざけだ。
 日本人ふたりは処刑されるだろうし、私はそれを仕方ないと考えるが、そのこととこの悪ふざけはまた別物である。



 イスラム国ISILからの警告。

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 日本人よ、5800キロ離れた安全地帯にいるからと楽観的なようだな。だが我々はどこにでも兵士をもっているぞ。
 
 実質的なテロ予告である。



 まともな日本人は同朋の死を悼むが、こんなコラージュを作っている連中はなんとも思わない。処刑の動画をたのしむだろう。道徳観が堕ちた、じゃなくて、最初からない連中なのだから。

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kanren7 イスラム国ISIL問題──クソコラグランプリを英字メディアが評価!?

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【追記】──奇妙な母親登場

  しかしあのおっかさん──フリージャーナリスト、後藤健二さん(47)の母、石堂順子さん(78)──の記者会見にはあきれた。いろんなのがいるなあ。

記者会見発言の一部

昨日、あのぉ、健二の妻である嫁と初めて交信いたしました。で、聞きますと、嫁が聞きますと、赤ちゃんが生まれたそうです。で、私はビックリいたしました。生まれたばっかりの2週間しか経ってない子供を置いて、なぜ遠い所に行ったのですか?と質問しました。

そうしましたら、先に、拘束されている知人を助ける為に、救出する為に、何が何でもという形で、飛んで行ってしまったと申しておりました。で、私はその時感じたのですが、この地球は、大切にしなければいけない。たった一つ、私共の為に神が造って下さいました、自然が造って下さいましたものを、なぜ、その貴重なプレゼントを壊すのか、私には分からないのです。原子力を使い、地球を汚し、大気圏も汚して、そして何を求めようとするのか、私には全然分かりません。

【追記.2】 ──もうひとりもヘン

 最初「ハルナ」という名を聞いたとき、男でもそんな名前のひとはいるのかと思ったら、本名は「正行」で、数年前に男性器を切断して自殺を図ったが死にきれず、それからは「ハルナ」を名乗って女として生きようとしたのだとか。ここがまとめサイト。まともな人間とは思えない。男性器切断による自殺体験を自分で綴ったブログがこちら。

 このひとがかってにイスラム国に行き、「民間軍事会社」という名刺を配りまくり、捕まった。そりゃ捕まる。それをほっておけないと、生まれたばかりの娘がいるのに追い掛けていったのが「後藤」というひと(詳しくは下の「後藤健二こと城後健二の正体」を)。そしてイスラム国からの2億ドルの身代金要求。それに乗じて自ら外国人特派員に訴えて記者会見をやり、「イスラム国」と「イスラム諸国」を混同したまま「原発反対」「憲法九条を守れ」とイタい発言を連発したのが石堂という母親。孫が生まれたことすら知らなかったのだからこの親子は絶縁していたのだろう。

 不謹慎を承知で言うが、「同朋の死の悼み」がかなり軽くなったのは本音だ。テロに屈してはならない。

●後藤健二の疑惑 - マスコミが正確に報道しない湯川遥菜との関係 
 
●クソコラグランプリの衝撃──湯浅誠

●後藤健二こと城後健二の正体

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 いま2015年2月1日、午前5時35分、ネットに後藤さんの殺害写真がアップされた。これで先日の湯川さんに続き、コラージュのネタになったふたりが首を切られて殺害され、その画像が世界中にさらされたことになる。クソコラを作った連中はどう感じているのだろう。なにも感じないのか。

●イスラム国からの警告画像

シャルリー・エブド事件考──キリスト教とイスラム教──アメリカ9.11と真珠湾攻撃

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 最新号表紙↓
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 こんな感じの侮辱連発↓
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【1月17日 AFP】フランス・パリ(Paris)で今月起きた風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件後初の最新号で、表紙にイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画が掲載されたことに対し、イスラム教の金曜礼拝にあたった16日、世界各地で抗議デモが行われ、ニジェールとパキスタンでは衝突も発生した。

 アフリカ中部ニジェールの第2の都市ザンデール(Zinder)ではデモが暴徒化し、4人が死亡、45人が負傷した。デモの参加者は3か所のキリスト教の教会を襲撃した他、フランス文化センターにも放火した。医師によると死者は全員、銃で撃たれて亡くなった。

 パキスタン南部のカラチ(Karachi)では、フランス領事館前で警官隊とデモの参加者が衝突し、背中に銃弾が当たったフランス通信(Agence France-Presse、AFP)のカメラマンを含む少なくとも3人が負傷した。

 アフリカ西部ではモーリタニアやセネガルの首都ダカール(Dakar)でフランス国旗が燃やされ、マリの首都バマコ(Bamako)ではイスラム教の神学者や主要組織の呼び掛けに応じ、数千人が路上へ繰り出し「私の預言者から手を離せ」「私はイスラム教徒。私は預言者を愛する」などとスローガンを叫んだ。

 中東諸国のカタールやバーレーンは、シャルリー・エブド紙最新号のムハンマドの風刺画は嫌悪をあおりうると警告を発した。ヨルダンの首都アンマン(Amman)では、中心部にあるフセイン・モスク(Al-Husseini Mosque)から厳戒態勢の中、約2500人がデモ行進を開始し「預言者への侮辱は国際テロだ」と書かれた横断幕などを広げた。

 アルジェリアの首都アルジェ(Algiers)では最大3000人がデモに参加し、機動隊との衝突もみられた。参加者たちは「われわれはムハンマド」とスローガンを叫んだが、一部にはシャルリー・エブド紙本社を銃撃した兄弟、シェリフ・クアシ(Cherif Kouachi)容疑者(32)とサイド・クアシ(Said Kouachi)容疑者(34)への支持を叫ぶ参加者もいた。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3036796?ctm_campaign=topstory

上の文、下線は私が引いたものです。

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 今の世はキリスト教国家が支配している。キリストになびいていれば安穏に暮らせる。
 キリスト教信者でもないのに教祖の誕生日や前夜祭を祝い、「クリスマスは誰とすごそう」「ひとりぼっちのイヴはさびしい」なんて言い、あげくはハロウィンなんてのまでやってりゃ悩むことなく生きられる。おめでたいひとたちがうらやましい。
 先祖代々臨済宗妙心寺派なので、そんなものに興味を示さない私のようなのは変人と呼ばれる。そういや学生時代からクリスマスパーティなんてのをそんな理由で缺席して嫌われたっけ。だってキリスト教信者でもないのに「メリークリスマス(たのしいクリスマスを)」「キリスト様、誕生日おめでとうございます!」とは言えない。おめでたいと思ってないもの。アサハラショウコウやイケダダイサクの誕生日を祝わないのと同じだ。
 アジアの多くの国に行っているのにフィリピンを知らないのも同じリクツ。アジアのキリスト教国家には行きたくない。キリストは欧米だけで腹いっぱい、胸やけしている。お釈迦様の誕生日は祝う。タイの水掛け祭は最高だ。ミャンマーのパゴダもいい。アンコールワットは荘厳だ。



 キリスト教が支配している世界において、キリスト教に逆らうものは悪だ。ヤツラは悪を叩く。殲滅しようとする。戦う口実に、国民の敵への憎悪を煽る必要がある。そのためには、ヤツラはなんでもやる。とっておきの方法を持っている。

911

 2001年9月11日、「アメリカ 9.11」のとき、私はタイ・チェンマイのインターネットカフェにいた。メールを書いていたら携帯電話が鳴り、「たいへんなことが起きている。まるで戦争だよ!」と友人が昂奮している。ニュースサイトに繋いだら、あの「ワールドトレードセンターに旅客機が突っこむ映像」が流れていた。ブラウン管型14インチディスプレイでみる粗い映像は、映画のようで現実感がなかった。

 真っ先に思ったのは「この手があったのか!」だった。「この手」とはハイジャックとかテロのことではない。私は「金と物が世界一の国」には誰もが逆らえないと思い込んでいた。私自身が金と物に屈伏している人間だからだ。だが「この手」があった。「宗教」である。聖戦であり、命など惜しくないのだから「金と物で世界一の国」なんて、ちっとも怖くないのだった。「物の力」に対抗できるのは「信じる心」だった。



 しばらく後に帰国して、社民党の原陽子という国会議員が9.11のすぐあとに「ざまーみろ」とブログに書いて叩かれたと知る。そのとき私は「社民党のクソバカがなにを言っているんだ」と思った。こんな25ぐらいのバカ女を当選させる歪んだ流れがあのころの日本にはあった。テロ行為により瞬時に3000人が死んだ事件であり、被害者の中には同朋もいるのだから、その発言は譏られて当然だ。
 いま確認してみると、「『ざまーみろ』と思っている国もあるだろう」だから、バカ女自身が「ざまーみろと言った」とは、だいぶニュアンスがちがう。たしかにそう思った国はあったろう。けっしてひとつやふたつではなく。あの世界一の国を嫌っている国家は多い。

 私の中にも、広島長崎への原爆投下、東京大空襲を始めとする無差別大量虐殺をしておきながら絶対に謝らず、それどころか「戦争を終らせるためにはベストの方法だった」という詭辯を弄しているあの国への怒りはあったが、同朋の死の前に、それを口に出すのは憚られた。



 9.11を、いまあらためて調べて、思う。旧いビルを爆破するときと同じように、きれいに腰くだけになって行くビル。どれほど多くの爆薬が事前にビルに埋めこまれていたのだろう。すべては用意されたものだった。前前から旧くなって問題があり、建てなおしたいと思っていたビル。戦争をするために、国民のイスラムへの憎悪を煽る必要性。どう考えてもあれはアメリカ政府の自作自演だろう。

●9.11アメリカテロ陰謀説──アメリカの制作した番組

●911のウソをくずせ-ルースチェンジ2完全字幕版

 真珠湾攻撃を事前に知っていながら、旧い船艦を被害用に用意し、死者を出し、「Remember Pearl Harbor!」と、アメリカ国民の日本への憎悪を煽ったのと同じ手法だ。「キューバ危機」もやつらの仕掛け。

 真珠湾攻撃にいたる流れも、急成長で危険な存在となってきた東洋の猿を潰すために、白人国包囲網でもって困窮させ、「どうしたどうした、腹が立つか、なら戦争しようぜ、できるか、ええ、できるか!」と、こちらの堪忍袋の緒が切れるように仕組んだものだ。先に手を出したほうを悪にするために。今回の諷刺画とイスラムテロも流れは同じ。キリスト教白人国家の狡猾である。新型爆弾の破壊力を知るための実験にも有色人種の国を選んだ。大量無差別殺戮をしておきながら正義と言いはる。こいつらほどたちのわるい人種はいない。



 ここでたしかなのは、真珠湾攻撃でも9.11でも自国民に多くの犠牲者が出ていることだ。「生贄」である。「捨て駒」だ。
 彼らは為政者により決定された自分達が生贄であるとは知らずに死んでいった。9.11では複数国の人間が生贄として死んだ。それは効果的だったろう。私のようなのが「ざまーみろ」と言わなかったのは同朋の死があったからだ。自分が正義になり、相手を悪として叩くためには、被害者はより多くの国の「生贄」が望ましかった。ヤツラにとって、複数国の死者は望むところだ。

 旅客機の突入により起きた火災現場76階に、地上から勇敢に駆けつけた消防士たち。「火災はたいしたことない、すぐに消せる」と無線が入る。それが証拠として残っている。その時点では、旅客機の突入により、何階かの破壊、一部で火災が起きているだけだ。だがその13分後、事前に無数に仕掛けられたビル解体用の爆薬により、ビル全体が一瞬で崩落する。400メートルのビルが一気に瓦礫となる。76階に突っこんだ旅客機のせいで75階から1階までが一気に崩潰するか!? それによる3000人の死。駆けあがった勇敢な消防士の死。それは「名誉の戦死」ではない。陰謀による無念の死だ。しかしまたそれも「勇気ある名誉の死」として、涙を煽り、イスラムへの憎悪を掻きたてるために使う。なんというあくどさだ。これがヤツラの本質である。原爆投下を詫びるはずがない。

 十字軍の時代から常用してきたヤツラの常套手段。自作自演で国民の怒りを煽り、自分達の虐殺を正当化する。「生贄」の死などまったく意に介していない。

 毛沢東は、人口が6億人のころか、「アメリカとひとり1殺で殺しあえば、こちらもあちらも2億人死ぬが、それであちらはひとりもいなくなる。こちらにはまだ4億人残る。こっちの勝ちだ」と言った。自国民2億人を捨て駒とすることをなんとも思っていない、この残虐者は。勝者として自分が生き残ることだけを考えている。だからこそ何千万人も同朋の支那人を殺せたのだろう。ヒトラー以上の大量殺戮者、毛沢東。それを札に刷って拝んでいる支那人のあほらしさ。
 アメリカ政府の考えも同じだ。



 9.11のあと、イギリスでも50人強が亡くなるテロがあったが、あれは本物なのか? 英米の組んでやることは信用できない。アメリカのウソを糊塗するために急いでやった「らしきこと」ではないのか。上のリンクの映像にあるが、イギリスBBCは、アメリカ9.11テロによって爆破されるビルが、まだ爆破されていない23分前に「爆破されたビルの状況はどうだ?」と報道している。すべてはこいつらのシナリオ通りなのだろう。イギリスのテロも、事前に察知して防げたが、より憎悪を煽るためにあえて殺させた、とも取れる。そういうことを平気でやるやつらだ。50人の同朋の殺戮など気にしていない。イスラムへの憎悪を煽るためならなんでもする。テレビや新聞しかない時代だったらヤツラの思うままだ。だがいまはインターネットがある。アメリカが軍事用に開発したインターネットが、唯一アメリカの横暴に立ちはだかっている皮肉。



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 私は、9.11のときは心の奥深くで思う部分はあっても、同朋の死の悼みがあり、口には出せなかった。今回は出せる。のぼせるのもいいかげんにしろよ、と。
 こわい物など何もないと増長しているキリスト教国家に一撃をあたえる存在があったことは希望だ。核兵器と同じ抑止力である。

 私はイスラム教徒ではないし、正直イスラム国家は窮屈なので旅をしてもあまりたのしくない。肌に合わない。ただ、ひとには、命を賭しても守らねばならない誇りは必要だ。イスラム教徒にとって、ムハンマドの存在がいかにおおきいかは知っている。私自身、誇りを傷つけられ犯罪者になる寸前を、懸命に妻子への想いで抑えた(=息子を犯罪者の子にしたくなくて堪えた)経験が何度もある。いまも、我慢した自分が正しかったのかどうかわからない。激情を抑えてエラかったのか、ただの腰抜けなのか。いまだに、あいつを殺して刑務所に入るのが正しい道だったのでないかと夢見ることがある。このフランスの諷刺新聞は、何度も何度もしつこくムハンマドを侮辱した。怒って当然だ。彼らには迷うことのない聖戦だったろう。必然の結果だったと思う。
 キリスト教のてめーだけが正しいと思う感覚はやっかいだ。しかしもっとゴミなのは、キリスト教徒でもないのにそれに隷属している連中だ。この文を、キリスト教徒でもないのにハロウィンなんてのにはしゃいでいるバカが読まないことを願う。

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●「王将を歩兵が守る広告」と「福島原発事故諷刺画」 

「王将を歩兵が守る広告」と「福島原発事故相撲諷刺画」と「シャルリー・エブド」のテロ──これは諷刺なのか!?──に【追記】

「王将を歩兵が守る広告」と「福島原発事故相撲諷刺画」と「シャルリー・エブド」のテロ──これは諷刺なのか!?》に、以下の文を追記しました。

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【追記.1】──300万部発行

 事件後、「自由を守れ」のもとに、今までは3万部だったものを300万部発行。世界に配ったとか。 

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【追記.2】──フランスの宮崎駿

 フランス人のジャーナリストにこの事件について問うているテレビニュースを見た。在仏のフランス人のジャーナリストはフランス語で、「殺された編集長兼風刺画家はフランスにとって最高の藝術家、日本で言うなら宮崎駿のような存在だったのです」と語っていた。宮崎駿ね、ふーん。 

※ 


 フランスの諷刺画を描いている連中は、フランスの盛りあがりを歓迎はしていないようです。以下は上記アドレスからの一部引用。


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つねに資金繰りに苦心していた、公称6万部、実売3万部の弱小誌、しかも紙のメディアという、およそ時代遅れのこの雑誌は、多くのフランス人にもやり過ぎだと捉えられていたし、正面切ってこの雑誌が好きだと言う人はほとんどいなかった。
 
それが、今回の事件以後、突如、全国的に有名になり、最新号は300万部印刷された。政府からの補助金も出たし、個人の寄付も集まった。1月11日に行われた、反テロ・追悼集会では、フランス全土で370万人を超える参加者を数える、フランス史上最大規模の抗議集会となった。
 
表紙の絵を描いたルスは、襲撃事件が政治的に利用されることに違和感を表明し、11日の集会は「シャルリー・エブド」の精神とは正反対だ、と批判している。もう一人の生き残った漫画家ウィレムは、「いきなり自分たちの友だと言い出す奴らには反吐が出るね」と、辛辣なコメントを述べてさえいる。
 
しかし、そういう、お調子者のフランス人、自分たちを担ぎ上げて利用しようとする政治家たちをも、「Tout est pardonne しょうがねーなー、チャラにしてやるよ」、と笑い飛ばしているのが、この絵なのだ。

ブログ話──ライブドアブログで裏広告が出なくなった──事故か御褒美か!?

 ここのところブログをアップする際、いやな広告が表示されなくなっている。なぜだろう。
 無料のブログなので、アップするとき、下の画像の「ok」の下に広告が出る。これは強烈だ。見ないわけには行かない。アップするとき、必ず目にする。なら広告料金も高いのか。その割りにはセンスのないのが多かった。いまも覚えているのは「SoftBankサイバー大学の額が皺だらけの猿顔の外人の女」と、「めいろまとかいう不細工な女の顔アップ」である。それを見るのがいやでブログをしばらく書かなかったほどだ。

 だれもが目にせねばならない場所だから広告料金は高いものと推測したが、「めいろま」というのは個人のメルマガの宣伝だった。その程度のことでここの広告料金が払えるのかと不思議だった。根性の悪そうな顔をした不細工なのに自分をいい女だと思っているのか、堂々と「遠くを見つめている顔のアップ」なんてのを毎日見せつけられて反吐が出そうだった。

 それがいま、下の画像のようになにも出ない。ありがたい。真っ白である。ここに「めいろま」なんてのの顔のアップがあり、ブログを書こうと思ったら必ず目にせねばならなかったのだ。どれほど憂鬱だったことか。

livedoorblog

 ところで「めいろま」とかいうのは、いまなにをしているのだろうと検索で出たツイッターアカウントに行ったら「ブロックされているので読めません」と出た(笑)。私があのひとのことを書いたのは以下の部分のみだ。ふつうでは目にとまらない。文章のタイトルにもしていない。となると、自分の名で検索して見つけたのか。

 私のブログでそのひとが登場する部分。 

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●ブログの広告に自分の持ち物が──うれしい偶然──土屋鞄のペンケース  2014/4/1

 ブログCMには、この表に出るのと、裏で書いているときやアップするときに出るものと2種類ある。表のこれはブログ内容に合わせて選ばれるらしい。キイワードで自動で撰ばれるのだろう。上のペンケースが出たのも私が萬年筆のことを書いたからだ。訃報を書くと墓石の広告が出たりして苦笑するが、内容と合っていると言えないこともない。

 つらいのは裏のほうで、アップのたびに出てくるCMがきらいだと、それだけで書く気が失せる。「めいろま」といかいう名前の不細工な女の顔を毎日見せられたときは、しばらくアップをやめたほどだ。 広告を完全にオフにするには月945円かかるようだ。いつもそれにしようと思いつつ、喉元過ぎれば、で忘れてしまう。そしてまた思い出す。馬券が当たったら1年分払うつもりなのだが、それがまた当たらなくて(笑)。

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 ここに出てくる「めいろま」という一言を見つけてブロックするのだから閑人だね。ところで、私がフォローしたのならブロックってわかるけど、一度も読んだことがないのにブロックってどうやるんだろう。わからん。私も気味の悪いのにフォローされてブロックしたことが何度かあるけど、それはあちらのアカウントがわかっているからだ。見知らぬ人間をどうやってブロックするのだろう。

 イギリス在住らしく、上から目線でえらそうなことを言っているのに、ひどい食事をアップして笑い者になっていると知る。そのtogetterはこちら。
 まあどの程度の女かはこれでわかる。不精だな。がさつだ。汚部屋だろう。いやはやひどい。こんなものを平然と、いや得意気にアップする感覚が、あの女の発言に出ている。こんなのがなにをえらそうに発言しようと信用などできるはずもない。瞬間でこの女を嫌った自分の感性に納得する。その画像を貼ろうかと思ったが、自分のブログにこんな汚い写真を載せるのはいやだ。やめる。興味のあるかたは上のtogetterで見てください。



 広告が出なくなった理由を、長年ライブドアブログをやってきて、星印評価が合格点に達した御褒美だと解釈しているのだが、どうなのだろう。単なる事故かなんかで、また明日あたりから復活するのかも知れない。もうすこし様子を見よう。

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【追記】 ──【芸スポ萬金譚】に書いていた(笑)

 もういちど自分の書いたものを調べて、

●芸能人は歯並びが命──フット後藤、バナナ日村、おぎ矢作──めいろま?──2013年9月17日

 に、その不快な広告を画像附き(上の白い部分にめいろまの顔がアップで入っているモノ)で書いていると知る。 これだとタイトルに名前が出ているから検索で発見したのだろう。一応芸能人ではないので、くくりを別にして、なにをしているひとか知らないので「?」もつけている。

 ここを読み返し、「芸能人は歯並びが命」という前前から書きたいと思いつつ、歯並びの悪い人に反感を抱かれることを懸念して書けなかったこのテーマを、めいろまへの反感から踏みきったと知る。いまも多くのひとに読んでもらっているこれを書けたのは、めいろまへの不快が始まりだったのだ。なのにフット後藤やバナナ日村のことは覚えているのに、この女のことは記憶から消えていた。前半の後藤や日村のことや、思い出としての小柳ルミ子や石野真子を、懐かしみつつ読んでいたが、この女のことは完璧に忘れていたので、後半になって「めいろま」が出てきて、この女への反感からこの文章を書いたと知っておどろいた。忘れていた。タイトルに名があるけれど、ほんの1、2行触れているだけと思っていた。ところが、この女への反感が始まりだったのだ。なのに忘却の彼方。それは人間の「イヤなことは忘れよう」という能力?からきているのだろう。ひさしぶりにその画像を見たら、当時の不快がゲップのように浮かんできて気分が悪くなった。ああいうものには出会いたくない。これからも広告が出ないことを祈る。

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【追記】──だれもがそのようだ──広告をなくしたのか!?

 上の「芸能人は歯並びが命」を点検する際、【芸スポ萬金譚】からのアップを実験してみた。するとあちらも広告が出ない。あちらはこことちがってまだ日が浅い。閲覧数もすくなく、「ご褒美」の対象にはなっていないはずだ。とすると、あまりの不評につきライブドアブログがアップの際の広告を一斉にやめたのか。そう思うしかない。理由はなんでも、なくなったことはありがたい。しかしそれはあちらの都合でいつ復活するかわからない、ということでもある。今後どうなるのだろう。

「王将を歩兵が守る広告」と「福島原発事故相撲諷刺画」と「シャルリー・エブド」のテロ──これは諷刺なのか!?

「王将を歩兵が守る」広告に将棋ファンが総ツッコミ 「完全に『二歩』」 2015/1/ 9 15:03
  
 2015年1月5日発売の経済誌「週刊東洋経済」(1月10日号 東洋経済新報)に掲載された広告にネットユーザーからツッコミが入っている。
   広告は金融・企業情報を分析、配信する「トムソン・ロイター・マーケッツ」(東京都港区)が出稿し、海外へ進出する日系企業向けに規制やリスクなどの情報を提供するサービス「トムソン・ロイター・アクセラス」をPRした。
 
「めちゃめちゃ弱いやぐら」
 将棋をモチーフにしたデザインで、「世界に挑むあなたを守る」と大きく表記されている。「王将」が六方から「歩兵」に囲まれている将棋盤上の様子をイメージ画像に採用、サービスを利用するメリットを訴えた。しかし、ネットではサービスの内容と異なる部分が着目された。
 
   6日、雑誌を見たと思われるツイッターユーザーが「王将をリスクから守るという意味のようですが...。それ、二歩です」と指摘、これに続けて「歩の下に角を打たれたら守りに困る」「めちゃめちゃ弱いやぐらや」とツッコミが入った。
 「二歩」は縦列に「歩兵」を2個配置する反則技だ。ちなみに相手陣地の3段以内に入った「歩兵」は裏返されて「と金」となり、すでにある「歩兵」と同じ縦列に配置してもよい上、十字の方向などにも動かせる(編注:「歩兵」は一歩ずつ前にしか動かせない)。
 
  画像では「と金」になっていない「歩兵」が2つの縦列で重複しており、完全に「二歩」の状態。広告デザインなので、実際の対局ではないのだが、熱心な将棋ファンにはこの「間違い」が見逃せなかった。

  トムソン・ロイター・マーケッツは取材に対し、「(広告の)内容の方を注視していたので、デザインは外注先から上がってきたものを信頼して使った。このような問い合わせは初めて」と驚きを隠せない様子で語った。


http://www.j-cast.com/2015/01/09224941.html

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 問題の画像はこれ。「週刊東洋経済」1月10日号。コピーは「世界に挑む あなたを守る」。敵と相対する王を5枚の歩が守っている。こんな守りじゃとても世界には挑めない。弾丸の飛びかう紛争地帯に臨むのに、周囲に幼稚園児5人を連れて行くようなもの。王様は、ひとマスではあるが、前後左右斜めどこにでも動け、下がることも出来る万能だから、前にひとマスしか動けず、下がることも出来ないこの5人の歩は、守備どころか足手纏いである。いったいどんなヤツがこんなことを思いつくのだろうと、腹立ちを通りこして感心する。

 トムソン・ロイター・マーケットとはなにか。

【トムソン・ロイターについて】
トムソン・ロイターは企業と専門家のために「インテリジェント情報」を提供する企業グループです。業界の専門知識に革新的テクノロジーを結びつけ、世界で最も信頼の置かれている報道部門をもち、ファイナンシャル・リスク、法律、税務・会計、知財・医薬・学術情報、メディア市場の主要な意思決定機関に重要情報を提供しています。本社をニューヨークに、また主な事業所をロンドンと米国ミネソタ州イーガンに構えるトムソン・ロイターは、100カ国以上に約60,000人の従業員を擁しています。

トムソン・ロイター IP & Scienceは、トムソン・ロイターのビジネスグループのひとつです。トムソン・ロイターは、日本では2つの法人登記(トムソン・ロイター・プロフェッショナル株式会社、トムソン・ロイター・マーケッツ株式会社)に分かれています。トムソン・ロイター・プロフェッショナルは、学術文献・特許・ライフサイエンスに関する専門情報を、トムソン・ロイター・マーケッツは、金融情報・国際ニュースなどを各分野のプロフェッショナルに提供しています。http://ip-science.thomsonreuters.jp/press/release/2013/new_appointment/

「企業と専門家のために「インテリジェント情報」を提供する企業グループ」らしい。 
業界の専門知識に革新的テクノロジーを結びつけ世界で最も信頼の置かれている報道部門」をもっているとか。 なら「将棋業界の専門知識に革新的テクノロジーを結びつけ」て「信頼を置かれている報道部門」でもって、もうすこしまともな広告を作って欲しかった。
「100カ国以上に約60,000人の従業員を擁して」いるそうな。 すごいな。だけどそれなりにまともな国ってそんなにないから、現地事務所に現地人何人かやとっているようなのもカウントしているんだろうな。
 今回の広告を出したのは、日本ではふたつの組織になっているうちのトムソン・ロイター・マーケット蠅里曚Α 
「金融情報・国際ニュースなどを各分野のプロフェッショナルに提供」するのが仕事だとか。

「(広告の)内容の方を注視していたので、デザインは外注先から上がってきたものを信頼して使った」そうで、どんな「外注先」がこんなデザインをしたのだろうと不可解。今回のこの騒動に対して「『このような問い合わせは初めて』と驚きを隠せない様子で語った」

 世界100ヵ国以上に60000人の従業員のいる国際企業だから、これを制作した日本の広告会社のデザイナーは将棋とは無縁の外国人なのだろうか。それとも将棋を知らない日本人デザイナーなのか。「世界で最も信頼の置かれている報道部門をもっている会社」の作った広告にしてはあまりにひどい。というかほんとうにもっているのか。信じられない。

 アメリカ人のアホがやっている滑稽な漢字ティーシャツや意味不明の漢字入れ墨と同じ程度の問題と割り切るべきなのだろう。問題の根源は同種だ。しかしそんな大きな世界的企業が「世界に発信する広告」となると、だいぶ問題の質がちがってくる。将棋ファンとして看過できない。



 私は、ここに「将棋軽視」というか、日本を軽んずる不快なものを感じる。ろくに調べも勉強もせず、「ま、こんなもんでいいだろう」という。
 もしもこれが「チェス」だったら、「世界に発信するCMだから=チェスに詳しい欧米人から抗議が来たら困る」との姿勢でもっと厳しくチェックしたろう。この広告が欧米でも掲載されるのかどうか知らないけど、たぶんこの将棋駒の姿勢は「和風」のアピールなのだろう。もしもこれがチェスなら、チェスを知らないデザイナーでも、知りあいのチェス好きに「こんな駒の配置でいいだろうか」と問うたり、本をひもといたりしたように思う。つまり「チェスをいいかげんに扱う←欧米人から抗議が来たら困るからそんなことはしない」「将棋をいいかげんに扱う←抗議なんかきやしねえよ。心配ない」という姿勢だ。

 この画像だって、王将の両脇に攻撃陣の飛車角を配置し、両隣を金銀が守るような形だったら、それがルール無視の実戦ではありえないような奇妙な配置だったとしても、将棋ファンは「飛車と角の位置が逆だよ」とか「なんでそんな低い形なのに角がいきなり6筋にいるんだよ」のような将棋的なケチはつけない。玉が飛車角、金銀を従えて進軍する日本将棋の美が世界に紹介されるのかとうれしくなる。この広告に対する意見の根底にあるのは、あまりに初歩的なあやまりである二歩の無智に対してではなく、「なんかこいつら、将棋を軽く見てんな」という将棋好きの直感なのだ。

「『このような問い合わせは初めて』と驚きを隠せない様子」ってところに、なんともたまらん白人的傲慢を感じる。「驚きを隠せない様子で語った」ひとは日本の会社の広報部の日本人だろうけどね。精神は白人だ。日本文化を見る視点がそうである。こんなものが社内で問題にならなかったという時点でこの会社に日本人はいないと言える。

 もしもアメリカの企業が、「日本古来の将棋駒を画像に使った広告を作り、日本市場にアピールしよう」としたなら、こんなことはない。きちんとその辺を調べて作る。それは上記したように日本の制作でもチェスならば、と同じである。この広告から感じる精神は、「世界に提供するのに日本的なものを起用しよう」という発想まではいいとしても、下調べと考慮をしないいいかげんさである。そしてなんともたまらんのが「日本制作」であることだ。それに絡んでいるのは、たぶん日本人であろう。このトムソンなんたらとかいう会社で、もしもアフリカ系黒人がこの広告を作ったなら、こんなことはしなかったのではないか。この件に関する醜悪さは「『このような問い合わせは初めて』と驚きを隠せない様子」に集約されている。最初からきちんと作ろうという気がないのである。いわば「真っ黒なもの」という広告で、墨とタドンと黒人の顔を並べたものを作り、黒人側から抗議されて、「えっ、こんなことしちゃいけなかったの!?」と驚くレベルである。世界100ヵ国以上に6万人もの使用人がいる会社にしちゃあまりに杜撰だ。しかし、こんなことを書いてもこの会社は、「いやあまいったよ、あんなことにまで抗議が来るんだね、インターネット時代はこわいね」なんて酒の肴にして反省はしていないだろう。そういう会社だからこんなものが作れる。

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 下の画像はフランスのサヨク週刊新聞が東日本大震災のあとに掲載した諷刺画。
 福島の原発事故と日本的なものの代表である相撲をからめている。無惨な建築物の残骸が背景にある。しかしあれは原発事故で崩壊したのではない。地震だ。世界有数の岩盤の固い地震のすくない地で世界一の原発天国を誇るフランスにはわかるまいが、こちらは地震多発の最悪の地盤で、想定外の天災をあれだけの被害におさえたのだ。あれがフランスで起きていたらおまえらは滅亡していたぞ。でももしそうなっても、日本人はその被害に対し、こんな画を描くことはないけどな。それが大和民族の品位だ。

 力士はやせこけ放射能により手足は畸型で三本になっている。目玉が飛びだし垂れている。しょぼくれたその表情。それを伝えるこの白人男の表情。「すごいぞ、フクシマのおかげで相撲がオリンピック競技になった!」とセリフにある。こういうのがフランスのユーモアとエスプリなのか。これが人類の守らねばならない表現の自由というものなのか。この画に拍手喝采した日本人サヨクもいたが。

 フランスで同様の事故が起きても、こんな画を載せる日本の週刊誌はない。日本人は礼節を心得ている。他人の不幸を笑い物にはしない。

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 2015年1月7日、フランス時間午前11時半、こういう画を売り物にしている代表的な新聞社が襲撃され死者が出た。その中には上の画を描いた男もいた。度々ムハンマドを裸体やエロに絡めて諷刺し、イスラム側から攻撃の警告を受けていたが、「やれんのか、やれるものならやってみな」と挑発し、今年に関しても「フランスにまだテロがない。1月中にやるのか? まだない。でも1月は31日まであるものな」と書いて起きた事件である。日本的に言うなら「堪忍袋の緒が切れた」になる。侮辱され、怒りで真っ赤になり、ぷるぷる震えている相手の前に胸を出し、「刺せるかよ、刺して見ろよ、そのナイフは飾りかよ!」とやって、ぐさりと刺されたわけだ。

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「度々ムハンマドを裸体やエロに絡めて諷刺」と一般報道通りに引いたが、あれらの画像を見ると、今度は「諷刺とは何か!?」となる。どう考えてもあれは諷刺とやらではなく、「嫌いな宗教の誹謗中傷」だろう。あそこまであれをしつこくやったら、そりゃ事件は起きる。こうなる。まことに筋道立っている。狂信的な行動だが、宗教とはそもそも狂信的なものだ。キリストもローマ教皇も諷刺していた。今回やられたのがたまたまイスラムだったにすぎない。

 しかし日本に関する画でも、どこが「諷刺」なのだろう。単にこれは地震の余波で原発事故が起き、大きな被害を受けた日本を嘲り、はしゃいでいるだけだろう。悪意しか感じない。私はこの画を見たとき、こんなことをする毛唐に天誅を加えられない己の無力がくやしかった。下の朝鮮人の垂れ幕も同じ。だからこそ、あっと言う間に世界一の義捐金を送ってくれた台湾のことを思うと胸が熱くなる。日本を案じてくれる台湾の心の対極にあるのが、下の朝鮮人の垂れ幕やフランスのこの画だ。こういうものの「表現の自由」を守るのが人間の文化なのか。

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 この事件に欧州はいま、「表現の自由を守れ」「テロに屈するな」と盛りあがっている。ひさしぶりにNHKニュースを見た。大勢のデモ。プラカードを掲げて涙ぐんでる女なんてのもいた。正義の闘いのようだが、基本はキリストとイスラムの衝突である。キリストとアラーの名のもとに、何億人死んでいるだろう。ヨーロッパの盛りあがりは反イスラムによるものだ。



 私がこの諷刺画に感じる不快と、上記の将棋駒の画像に感じるものは通じている。

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【追記.1】──300万部発行

 事件後、「自由を守れ」のもとに、今までは印刷6万、実売3万部だったものを300万部発行して世界中に配ったとか。
 (その後、さらに増刷して600万部を刷ったそうな。それはフランス史上最大の発行部数だとか。日本は毎日それ以上の新聞が刷られている。少年ジャンプでも最高時それぐらいあった。)

【追記.2】──フランスの宮崎駿

 フランス人のジャーナリストにこの事件について問うているテレビニュースを見た。在仏のフランス人のジャーナリストはフランス語で、「殺された編集長兼風刺画家はフランスにとって最高の藝術家、日本で言うなら宮崎駿のような存在だったのです」と語っていた。宮崎駿ね、ふーん。 

【追記.3】「許す」と「赦す」──「シヤルリー・エブド」誌が示す文化翻訳の問題──関口涼子/翻訳家、作家 

 本論はフランス語解釈を軸とした「読売新聞夕刊」の下の画の解釈に対する意見(=異見)ですが、後半にあるフランスの集会や盛りあがりに対する被害者の意見は納得出来るものです。以下はそこからの一部引用。ぜひ全文を読んでください。

charlie

つねに資金繰りに苦心していた、公称6万部、実売3万部の弱小誌、しかも紙のメディアという、およそ時代遅れのこの雑誌は、多くのフランス人にもやり過ぎだと捉えられていたし、正面切ってこの雑誌が好きだと言う人はほとんどいなかった。
 
それが、今回の事件以後、突如、全国的に有名になり、最新号は300万部印刷された。政府からの補助金も出たし、個人の寄付も集まった。1月11日に行われた、反テロ・追悼集会では、フランス全土で370万人を超える参加者を数える、フランス史上最大規模の抗議集会となった。
 
表紙の絵を描いたルスは、襲撃事件が政治的に利用されることに違和感を表明し、11日の集会は「シャルリー・エブド」の精神とは正反対だ、と批判している。もう一人の生き残った漫画家ウィレムは、「いきなり自分たちの友だと言い出す奴らには反吐が出るね」と、辛辣なコメントを述べてさえいる。
 
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kanren7
●シャルリー・エブド事件考──9.11と真珠湾攻撃 
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