フェイスブックの会員の間で反響を呼んだ1枚の写真があった。写真は何の変哲もないただのパソコン基板。だがよく見ると小さな字で「God Bless Japan(日本に神のご加護を)」と祈りの言葉が印刷してあったのだ。

 基板とはパソコン内部に装填(そうてん)されている主要部品で、普段はまったくユーザーの目に触れることはない。そこに日本への思いやりのメッセージがあった。

 会員からは次々と「ありがとう。感激です」「感動した」など感謝のコメントが書き込まれた。同時に、いったい誰が、何のために、パソコンの内部基板にこのようなメッセージを印字したのだろうかと、大きな話題となった。

 「日本に神のご加護を」と印字された基板を搭載したパソコンを製造したのは台湾のASUSで、同社も日本から問い合わせがあるまではこの事実を認知していなかったようだ。ASUSによれば、印字は同社の技術者が独断で行ったことで、誰かは特定できていないがたぶん日本の一日も早い復興を祈ってやったのだろうとのことで、本件は黙認しているそうだ。

asus007



http://sankei.jp.msn.com/world/news/120627/chn12062709570001-n1.htm

---------------

 長年、自作パソコンのマザーボードはAsusTekだ。いまサウンドカードもAsusを使っている。社名はAsusTekからAsusになったようだ。
 初めてのころは読みかたにも悩んだものだ(笑)。エーサスだと思っていた。アスースが正解。
(2012年10月1日より、正規に「エースース」に変更になる。)

 震災以降、新型を組んでいないので、基板のこれには接していない。しかし、もし、事前情報を知らずに購入し、現実にこれを目の当たりにしたら涙滂沱だったろう。

 今回このニュースを知り、なんともうれしかった。Asusを使っている自分が誇らしくなった。

 あっと言う間に巨額の義捐金を募り、送ってくれた心にも感謝したが、こういうのも感涙だ。目につくものではないのだから。心がなければできない。ありがたい友人である。台湾は。

 このニュースの結びはこうなっている。

もし台湾に大災害が起こり、日本の技術者が誰の目にも留まらないだろうからと、会社の許可も得ず、「ガンバレ台湾」と台湾向け製品の基板にメッセージを印刷したら、会社は黙認するだろうか?