task 
 これは私のデスクトップ機、7-64bit-Ultimateのタスクマネージャ。まだ起動したばかりなのでメモリは6GBしか使っていない。いや、すこし前を思えば「起動したてのPCの使用済みメモリが6GB」ってとんでもないことだが。
 そういやこれって4GBリミット(実質3.5GB)の32bit-OSでは出現しない事態なのか。64だけにして長いので32の感覚がもうない。

 このあと好き放題にソフトを起動してゆくとやがて10GBを越える。この体験で、いちばんメモリを使うのはブラウザなのだと知った。ブラウザをみっつも起動してあれこれ複数のサイトに行ったりしていると、ぐんぐんメモリ使用量が増えて行く。

 同じ事をメモリ上限のある32bit-OSでやったらどうなるのだろう。ページファイルが増えて行くってことなのか。その場合、CPUに力があればHDDからの読込でももたつくことはないのだろうか。どうなるのか興味がある。かといってそれを確かめるためだけに32を挿れてみるってのもなあ。

 前回の大改造まで私のデスクトップ機メモリは5.5GBだった。十分と思っていた。なのに時々スタックするので、文章を書くテキストエディター、辞書ソフト、BGMの音楽ソフト、BGVの映像ソフトの内、映像ソフトあたりが負担になっているのかと解釈していた。だがタブブラウザで10ヵ所ぐらい開いたままで、さらに別のブラウザを起動したりして行くと、ひとつのブラウザですぐに800MBぐらい喰うのを見て、犯人はブラウザだったと知った。意外。さすがに24GB積んでからはそれがない。
 ノートのメモリは8GBだが時々足りなくなる。しかし4GB*2が限界なのでこれ以上増やせない。8GBが差せると助かるのだが。

 と書いて思いだした。そういや5.5GB時代、何度か「××が大量にメモリを喰っているので閉じてください」という警告が出た。その××はChromeだったりFirefoxだったり、いつもブラウザだった。「意外」でもなんでもない、犯人は以前から知っていたんだ。

 Dual CPUで自作したのはいつだったろう。2000年ころか。それを受けいれるOSはWin2000でないとダメだったから、それが出た後になる。それ用のマザーボードにCPUをふたつ載せる。壮観だった。タスクマネージャ「CPU使用率の履歴」にふたつの欄が表示されたときの感激。今じゃひとつのCPUで8つも表示されている。それでいて使用電力は半分だ。



task8 8になってタスクマネージャのデザインと能力が一新された。多機能である。だからこれに関しては否定せず、「もしかしたら後々絶讃するのかも」と慎重に書いたのだけど、やはり8のタスクマネージャにはなじめない。使いづらい。知りたいことが判りづらい。上の写真の古い形がいい。それを可能にするフリーソフトを見つけた。
 アドレスはこちら。11月27日発表だからホカホカのソフトだ。

 それを使って旧型に戻したのが左の画像。日本語化されていないので英語版だけど、むしろかっこいい。私は以前7のUltimateを英語版にして使っていたぐらいだからこれは平気。英語OSを使っていると、コンピュータというものが英語用であることを痛感する。

 この画像は8を知らないひとにはいい例になるので解説。上の7のタスクマネージャと比すると角が直角でしょ。これが8の特徴。おそらくタッチパネル対応で「角が重要」になったからなのだろう。とにかく四角。それが8の特徴です。

 長年appleのGUIを追い掛けてきたMSは「7で追いつき、追いこした」と宣言した。その判断はひとそれぞれだろうが、ともあれ7でそういう満足感を味わったMSは、appleの真似をやめたらしい。その意味では8はオリジナリティがある。のだろう。たぶん。

 私が8を懐かしいと感じたのは、この直角で私の最愛のOSだったWin2kを思い出したからだ。Windowsの角が丸くなりはじめたのはXPのSP2ぐらいからか。最初のXPから丸かったんだっけ? 忘れた。そこからVista、7とひたすらMac風おしゃれなデザインを真似ていた。それが一息吐いてまた元に戻った。この直角の武骨なデザインがやたら懐かしい。もしかして私にとって唯一の「8の好きな点」になるかもしれない。

 タスクマネージャを旧型にすることによって、またひとつ、8が元に戻った。スタートメニューを戻し、リボン形式のエクスプローラを戻し、タスクマネージャを戻す。8が「どうです? いいでしょ!」と言ったもので肯けるものがひとつもない。



「8は7より軽い、速い」と言われる。しかしそれはMSがそう言われたいがためのインチキでもある。
 エクスプローラでのファイル表示を「アイコン」にする。なのに画像が表示されない。みな同じタイプの目かくしになっている。画像を見て判断したいフォルダでは困る。自分のOSになにか缺陥があるのかと悩んだ。7では表示されたのだ。
 検索して知ったが、これは「8は7より速い! 軽い! 低スペックモデルでも動く」という評判を得ようと、MSが出荷時に「画像表示off」にしているのだった。呆れた。なるほどこうすればPCに負担が掛からず、多少速くなるだろうし、低スペックモデルでも動かせるだろう。でもそれはインチキだよ。

 エクスプローラの「フォルダと検索のオプション」を開いてみると、なるほど、たしかにoffになっている。こんなくだらんことをして「速い」をアピールしても意味はない。offに入っているチェックを外す。こういうふうにしていったら、けっきょく7と8は同じになるだろう。早いとこ8のSP1を出してもらいたい。それとも9を出すのかな。

 ここまで評判の悪いOSを聞いたことがない。me以来か。そりゃこれを強引に進めた次期CEO候補が責任取って退社するはずだ。
 これは今、8を使って書いていて、8は順当に動いているのだが、あれこれ旧型に戻したので、前記の「タスクマネージャの角が直角であること」のようなことを除くと、デュアルブートにしている7と変らない。それじゃ意味がない(笑)。

---------------

 ところで、この項目を書いたのは、そこでおもしろいことがあったから。
 いまのブラウザには「翻訳機能」がついている。英語だったので翻訳の必要はなかった。苦手分野ならともかくPC関係だから苦労はない。でもなぜか思いつきで「翻訳」ボタンを押してみた。それでおもしろいことに出くわしたのだから何でもやってみるものである。すこし引き篭もりを反省した。



 機械翻訳された日本語を読んでみた。相変わらずヘンテコで笑える。でもだいたいは理解できる。「あれを、こう訳したから、こんな文になったんだな」と推測したりして楽しむ。全体的にヘンだが理解できる。しかし次の箇所で首を傾げた。

 shit2


 う〜む、これはむずかしい。ソフトを起動するために、何かを言わねばならないというのは新しい形式だ。今まで経験がない。まずCtrlキーを押し、次ぎに「たわごと」を言わねばならないらしい。たわごととは戯言と書き、大辞林に拠れば「ばかげたことば、たわむれごと」となっている。

 言われたとおり、Ctrlキーを押しながら私なりに考えた「ばかげたこと」を言い、そのままEscキーを押したがソフトは起動しない。もしかして私の言った「たわごと」が真面目すぎて「ばかげたこと」になっていないのではないかと、ちがうことを言ってみた。やはり起動しない。これはむずかしい。なにかPCに通じる「たわごと」はないかと考える。「内閣総理大臣菅直人」と言ったら見事に起動した。適確なたわごとだったらしい。

 てな「おへだら(福島弁)」はこのぐらいにして、さて、「キーボードのCtrl+たわごと+Escキーを押す」の「たわごと」とは何だろう。何かの誤訳か勘違いなのだが、元になったコトバはなんだ? PC好きとして、ここはわからないと恥ずかしい。

 懸命に考えた。あれか、と思いつく。正解を見る。やはりそうだった。

shit


      ↑
 英語の原文が「Shift」と打つ際にミスタイプで、「shit」にしていたのである(笑)。「クソ」と訳さなかっただけましか。「クソを押します」になっていたら、よけいに悩んだか。いや「たわごと」よりも「クソ」のほうが米映画でなじんでいるから、こっちならもっと早く正解を思いついた。

---------------

【追記】──Shiftに直されていた(笑)

 上の文を投稿したのはいつだろう、調べてみる。12月1日の17時か。
 今日、12月3日、14:21、ブログの誤字チェックをしていて(まじめでしょ。それでもなくならないんですけどね。すみません)上記ソフトのリンクをクリックしてみたら、なんと「Shitが正しくShiftに直されて」いました。
 翻訳してみると、そこが直ったのですから、日本文も「Ctrl+Shift+Esc」と正しく表示されています。「たわごと」は幻になってしまいました。

 まさか日本語のここを読んでくれて直したのでもないでしょうから(笑)、英語が日常語のユーザーが指摘したのでしょうね。
 でもちょっと不思議なのは、英語のままだとfが抜けているだけで気づかない程度の問題です。英文なら誰だって「Shit」が「Shift」の打ち間違いと気づくでしょう。ふつうの文じゃわかりませんよ。でも「キーボードのこのキーを押してください」となっていて、「Ctrl+Shit+Esc」とあったら、それがShiftの打ち間違いだと誰だって気づくでしょう。CtrlとShiftと何かを押してどうこうというのはPCの基本ですし。

 このミスタイプで「なんじゃこりゃ」と驚くのは、「たわごと」と出たりして意味不明に悩む「英語が日常語でないひと、翻訳したひと」のはずです。
 となると、英語が堪能な日本人が英文メールで作者に注意してやった、なんて可能性もあるのでしょう。もしかしてアラビア語のひとが、ロシア語のひとが、と考えると楽しくなってきます。

 私はネットに熱心ではないので、こういうことに関してタイミングは最悪であり、出会ったことがありません。今回のことで言うなら、どなたかにこのソフトを紹介してもらい、そこにこのような文があり、「ほんとかよ」とばかりに行ってみたら、すでにもう直されていた、という、そういうヒトなのですね、私は。
 ところが今回は私がそのミスタッチを発見し、ここに書いたら、直されて消えたという体験が出来ました。異国の見知らぬフリーソフト開発者のかたと、なんか親しくなれたようで、みょうにうれしいです(笑)。