地デジ

地デジチューナーがaviファイルを再生した!──今年一番のよろこび(笑)

いやあうれしいなあ。こんなことがあるとは思いもしなかった。
購入した地デジチューナーに外附けHDDを繋ぎ初期化しようとした。パソコンでデータ用として使っていて、だいぶへたってきた(健康度が下がっている)ので第一線から引退させた映像ファイルの入っている古いHDDだ。Seagateの320GB。
解説書には「テレビ用に初期化したHDDはパソコンとの併用は出来ません」とある。当然と思う。規格が違う。よって初期化するに当たり、そのHDDだけに入っている独自のファイルはないかと点検した。そういうことに関しては私は慎重だから二重保存、三重保存をしている。だいじょうぶと確認したが、それでもHDDを真っさらにする初期化の前はいつも緊張する。

すると、地デジチューナーの「外付けストレージ」のアイコンが、初期化していないHDDの中身を見せるのである。何事かと思う。こんなことが出来るのか。それはaviやISOファイルだった。まさかと思いつつ再生ボタンを押す。すると、なんと、そのまま再生が始まったのである。パソコンのHDDにあったaviファイルを地デジチューナーが再生し、テレビがそれを映し出したのである。「おおっ!」と声を出すほど愕いてしまった。続いてISOファイルをやってみる。これも再生する。なんという感激だろう。



chidegi


aviファイルはパソコンでしか再生できない。これをなんとかテレビで見られないものかと思っていた。誰でも考えることだ。私はそれをmpegに変換してDVDに焼いて見ていた。しかしこれってかなり面倒である。パソコンに最も負担を掛けるのはエンコードだ。そもそもパソコンディスプレイで気軽に見られる。それをわざわざエンコードしてDVDに焼いてまでテレビで見ようとするのはおかしい。でも食事しながらテレビで見たい娯楽番組はそれをするしかない。かなり疲れる作業だった。ほんの数回しかやっていない。いくらなんでもそこにいたる労苦が多すぎる。1時間の娯楽番組をテレビで見るための作業に3時間かけるようなものだ。しかし酒を飲み、つまみを口にしながらテレビで見る娯楽番組の愉しさもまた格別だ。
で、どうなったかというと、私は、絶対にタブーにしていた「パソコン前の飲食」をするようになっていた。堕落である。なんとしてもこれだけはやめねばと思っていた。そう思いつつ、パソコンの前で酒と肴を口にする自分がいた。



大型プラズマテレビをもっている映画好きの友人はパソコンからテレビに出力して見ていると言う。そうなのだろう。それしかない。今回購入した地デジチューナーにはHDMI端子があるので、やっと私もそれができると楽しみにしていた。しかし私のパソコンとテレビはかなり離れている。HDMIケーブルなんてみな1.5メートルぐらいだ。それじゃ届かない。5メートルぐらいのはないかと探した。そんなものはなかった。

ISOファイルはいちいちDVDに焼いてテレビで見ていた。私は腰痛持ちだし、寝ころんでみるのが好きだから、映画や娯楽番組をパソコンディスクで見ても楽しくない。つらくなる。映画館に行かなくなってしまったのは、椅子にじっと2時間すわっていることが苦痛だったからだ。

映画にはハズレも多いから、せっかくDVDに焼いても、駄作だとすぐに捨てることになる。もったいないと思う。メディアはもう十分に安くなっていて、さほどのことはないのだが、高い時代を知っているから捨てにくい。よってここのところ繰り返し使用が可能なDVD-RWを利用していた。ところがいまのDVDは16倍速だからあっと言う間に焼けるのだが、RWになるといきなり2倍速のままなので、とろい。時間が掛かる。でもやるしかない。



と、あれこれあった問題が一気に解決してしまった。なにもする必要がない。パソコン用HDDの中身を地デジチューナーがそのまま再生してくれる。こんなことが出来るとはまったく考えていなかったので、この愕きはおおきい。
とりあえずその320GBのHDDを初期化してテレビ用にしたあと、まだ半信半疑のままもうひとつのデータ用1TBを接続して見た。これにもaviとISOがたっぷり入っている。つい先日、2TBと交換するまでデスクトップ機で使っていたものだ。
まちがいない。きれいに再生する。まさかこんな形で積年の望みが叶うとは。うれしくてたまらない。

今時のテレビはネット接続してYoutubeまで見られるらしいから、こんなことでよろこんでいる私は家電好きからは「遅れている」と嗤われるのだろう。そういや私の地デジチューナーもネット接続が出来るようだ。まだやっていないし、べつにテレビでインターネットを見る気もないのでそれはどうでもいい。

おどろいた。うれしい。この10年の懸案が解決した。望外の喜び。今年一番の「意外!」になった。

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【追記】──しっかり取説に書いてあった(笑)

取説を読んだら、aviを始め対応ファイルがしっかり書いてあった。ISOも書いてあった。大はしゃぎしたのが恥ずかしい。
機械好きなので、そんなもの読まなくてもすぐに接続でき、失敗もなかった。録画予定もなかったのでHDD接続はしなかった。購入して3日目ぐらいに、録画の予定はないがとりあえず接続しておくか、と思い、上記の「歓喜の大発見」となった。いまこうして書いていてもニヤニヤするぐらいうれしい。腰痛持ちなので映画等は寝転んで見たいのだ。

2万円の品だった。発売は今年の6月。いよいよアナログ放送終了とカウントダウンの時期である。ぎりぎりの時期の新製品と言える。
今回、107日ぶりにテレビのある生活に復帰するに当たり、どうせろくにみないのだからいちばん安いヤツでいいかとも思った。5千円からある。8千円ぐらいので十分なのだ。でもこれだと2009年の製品で外附けHDD接続機能はなかった。
どんな品であれ107日ぶりの復帰だからテレビのある生活に戻ったという感想の文章は書いたと思うが、それらの製品だと今回の喜びはなかったことになる。テレビがまた見られるようになっただけだ。
こちらの機種にしてよかった。ケチらなくてよかった。2万円と8千円じゃたいしてちがわないけど、「差額の12000円で馬券が買える」と考えると大きな差なのである(笑)。

パソコン用のHDDに収めた各種ファイルを、そのままテレビで再生して見られる。
うれしい。ほんとにうれしい。

テレビのある生活──107日ぶりの復帰

テレビのある生活──107日ぶりの復帰

7月24日からテレビのない生活をしていた私が107日ぶりにテレビのある生活にもどった感想を綴った私的な長文駄文です。つまらない内容なので、そのことに興味のあるかただけ読んでください。<きっこさん>の便所コオロギもすこし出て来ます(笑)。

テレビ欄のテレビ局並び順──真ん中にテレ朝、端っこにフジ

「テレビ欄のテレビ局並び順──真ん中にテレ朝、端っこにフジ」

ことば──テレビ難民←なんとまあセンスのない

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「テレビ難民」とは、なんともひどい言語センスだ。「交通戦争」とか「受験地獄」のたぐい。命懸けの難民のたいへんさをすこしでも感じる心があったら、こんなバカな言いかたを得意気にはしない。

私はどのような形の難民にもなりたくないしなるつもりもなかったが、いま「テレビ難民」らしい。めったに経験できない立場だから甘受しよう。

世の中にはテレビが好きで好きで毎日見ないといられないという、ニコチンタール中毒みたいなテレビ好きもいる。そういうひとが無理矢理テレビを取りあげられたら、それはそれでたいへんなのだろうが、そんなひとはとうのむかしに地デジに切り替えてるだろう。なんだかなあ、「テレビ難民」。どんな感覚だとこんなコトバが語れるのか。



去年の秋、偶然そういうひとと親しくなった。家族揃ってテレビが大好きで、毎日がんばって働き、夜はみんなでテレビを見ることがしあわせの確認みたいなひとだ。人生の真ん中にテレビがある。今までの私の人生では接点のなかった人種になる。「三丁目の夕日」の時代ならともかく、いまでもそんなひとがいると知った。休日は加入しているケーブルテレビでむかしの時代劇を見るのが最大の楽しみなのだそうな。昼日中からカンビールを1カンだけ飲んだりするらしい。それはとてもふしだらなことなのだが、その冒険と贅沢がたまらないと語る。あんな愉しい時間はないとうっとりしていた。明け方から大酒を飲むこともある私は、それは隠して適当に相槌を打っていた。

去年の秋、そのひとのクルマに乗せてもらっているとき、ラジオから流れてきた地デジ化の話を受けて、「しかし、いまだに地デジにしていないひとなんているのかねえ」と呆れるように話しかけてきたので、思わずすなおに「ぼくはまだですよ」と言ったら、「ええっ!!!」とおどろかれた。それまで彼は私の博識?を認めて、とても鄭重に接してくれていたのだが、そのときだけは明らかに見おろす態度だった。なんとも言えない憐れみの目線を感じた。

私が「地デジ」というものを強く意識したのはこのときが初めてになる(笑)。来年の夏のことだしと、なにも考えていなかった。それをきっかけにテレビとは完全に縁を切ろうかなと、漠然と思うことはあった。しかしこの「憐れみの目線」は気になった。経験がない。テレビを買い替えられない貧乏人と思われたのならまだいい。そうじゃなく、なんとなくそこには「世の中についてゆけない時代遅れのひと」という含みがあった。それが私のプライド?をちくりと刺激した。

餘談ながら、クルマの中で自分の好みの音楽しか聴かない私は、彼のように、常にラジオをつけっぱなしにして、キャスターのくだらん冗談に笑ったり、ニュースや情報にうなづいたり、時には怒ったりするひとが、ほんとうにいるのだと知って新鮮だった。まあ世の中そんなひとのほうが多いのだろうが、私と友人はそれとはちがう世界にいる。



そのあとちょっとした賞をもらって金が入ったので、街に出たときビックカメラに寄り、テレビの値段をチェックしたことがある。これは前記のひとと知りあい、そういうことを言われなければぜったいにしなかったろう。私にとってビックカメラはDVDやプリンタインクのような消耗品を買う場所でしかない。自作派だから「パソコンパーツは?」と言われそうだが、あんな大型店のそれは物足りなくて見るに価しない。高いし。家電売場でテレビをチェックするなんていつ以来だったろう。前回は二十世紀のはずである。

その後もあのエコポイントというのは、11月以内なら、年内なら、3月までなら、と様々に条件が変ったので、私はそのたびに「買うべきか買わざるべきか」と悩むことになる。エコポイントというのの最後は今年の3月一杯だったか、いや4月中旬まであったのだったか、とにかくあれがなくなるともうスッキリして、はっきり縁を切る覚悟が出来た。恥ずかしながら去年の11月あたりは、私も「いまこの大型テレビを買うとエコポイントが3万円つくから、そのポイントであれを買えるし」などと計算して悩んだりもしていたのだった。その辺、恥ずかしいが正直に書いておこう。



テレビしか楽しみのない独り暮らしのお年寄りとかは現実にいるのだろうし、地デジテレビを買いたいのだが買う金がなく、無理矢理テレビを見る楽しみを奪われてしまったというひともいるのだろうが、それらを考慮しても「テレビ難民」という表現がセンスのないことに変りはない。

アナログ放送終了、58年の歴史に幕

00tv.gif東日本大震災の被災3県(岩手・宮城・福島)を除く都道府県できょう24日正午、アナログ放送が終了。アナログ放送のテレビは正午をもって“お知らせ画面”が映し出された。なお、この画面はきょういっぱい映し出され、同日深夜12時にアナログ電波が停波され砂嵐の状態になる。http://life.oricon.co.jp/2000116/full/

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アナログ放送終了の瞬間、テレビの前に正座して、いや斎戒沐浴して最後の瞬間を目撃するつもり、なんて、結果的に大嘘を吐いてしまった。すみません。あれこれやっていて、気づいたらもう午後になっていた。15時から競馬を見たくなって、「ああ、アナログ放送、終ったな」が現実だった。その後テレビを点けていないので今の状況も知らない。いまはまだ砂嵐ではなくお知らせが出ているらしい。見る気もない。興味がないのだからしょうがない。

かといって強い意志でもって断固テレビを拒むなんてものではないから、そのうちまたテレビを買って見始めるのだろう。でもこういう「すなおに興味がない」がいちばん長続きするのかも。

作家に対し、「作家の××は嫌いじゃないが、××ファンは嫌いだ」というような言いかたがあるらしい。作家に限らず役者でも藝人でも誰にでもあてはまるか。本体に不満はないが独特の癖のあるファンは嫌いだ、という言いかた。
それに倣うなら、私はテレビはどうでもいいが、テレビ好きは嫌いだ。俗物が多いものね。朝起きたらまずテレビのスイッチを入れる、会話しているときも、食事中も常にテレビを点けている、というのにろくなのはいない。
たとえば話題のドラマがあるとして、それを見るために毎週欠かさずその時間、テレビの前にすわるという行為は、ほんとにそのドラマが好きならまだいいのだが、周囲と共通の話題を得るために見ていたりする。いわば世の中の大多数でいたい感覚。でも若いときはそうだよな。自分もそうだった。世の中の流行りものを知らないと不安になった。みんなと同じ話題を話したかった。時代遅れになるのが怖かった。
齢を重ねて、それがなくても平気な年齢にやっとなれたのだから、その辺は飄々と生きて行こう。



またテレビに接するのはいつになるかわからないが、シングルディスプレイのパソコンライフは限界に来ている。ディスプレイを買おう。一面しかない生活はキツい。こちらはもう我慢の限界。

アナログ放送終了まであと3日!──地デジチューナーの値上げ

 アナログ放送終了まであと3日となった。前回このネタを書いたとき「あと18日」だった。これは、さっさと地デジ対応にしてしまい、この辺の流れを知らない人へのリポートである。ほんとにもうこんなめったに経験できないことが目の前にあるのにもったいない(笑)。

ここ数日で大きな変化があった。画面左下に出る画面9分の1の「アナログ放送終了まであと×日(この×の数字の部分が大きな白抜き数字になっていて一番じゃま)」が、表示されない時間が増えつつあるのだ。そのことによって画面が見やすくなり、こちらとしてはとても助かっている。



これは癌患者で言うなら、「もう死ぬのはわかっているのだから、好きなだけモルヒネを打って苦しまないようにしてやろう」に通じる。

癌末期の全身が軋むような痛みはたいへんなものらしい。胃癌で死ぬのに、悪いのは胃だけのはずなのに、末期の時、癌細胞は全身に周り、頭から爪先まで針を突きさされるような痛みになるという。悪魔である。

近所に家族全員とても仲の良い理想的な一家があった。そこの旦那さんが胃癌で亡くなる寸前、医者が規定の量のモルヒネしか打たないため、日々その激痛に苦しみ、正に目から血がふきでるが如き憤怒の形相で、家族に「貴様ら、こんなにおれを苦しませて、それがたのしいのか!」と呪詛のことばを放ったという。後に奥さんが泣きながら語っていた。

すでに錯乱状態となっている旦那さんには薬事法的な事情はわからない。わかるのは全身に激痛が走り、それはモルヒネ注射によって消えるのに、痛みが消えて気持ちよくなれるのに、医者がたまにしか打ってくれないという現実だ。それはきっと家族が注射代を惜しんでいるのだ、彼はそう妄想する。もうすぐ死ぬおれにはもったいないと金を惜しんでいるのだ、だから注射を打ってくれないのだ。おれが稼いだ金ではないか、おまえら、おれの稼いだ金で人並みの暮らしをしてきたろうに、おれがこんなに苦しんでいるとき、その金を惜しむのか、あるのはもう家族に対する憎しみのみだった。モルヒネを打って痛みが消えて楽になる時間と、薬効が消えて苦しむ時間の繰り返しだから、苦しみはより鮮明になる。薬効が消える時間が来ることに脅える。そこからまた妄想は拡がる。

その苦しみにより、旦那さんの脳裡からはそれまでの愉しい家族の思い出などみな消え去った。妻も母も息子も娘も、自分を苦しませる悪魔に見えた。家族への思いは自分を苦しませる存在という憎しみだけになり、呪いの言葉を叫びつつ、そして逝った。だが家族は、いくら頼んでも医師が法律に縛られて投与してくれない以上どうしようもないのだ。妻も母も息子も娘も、自分達に対して憎悪の言葉を投げ掛ける父(夫、息子)に、戸惑いながら接するだけだった。最後に聞いた大好きな父(夫、息子)の言葉は自分達を憎むという上記のものになる。一生の思い出ぶち壊しである。

まったく、規定量以上のモルヒネを打ったら麻薬中毒になるから投与しないという杓子定規の解釈はくだらない。もうすぐ死ぬのである。麻薬中毒の次元ではない。それを打ってやれば、その全身を軋ませる激痛がスッと消えるのだ。魔法の薬なのだ。痛みが出たら、いや出る前に打ってやり、桃源郷の中で気持ちよく冥途に送ってやればいいではないか。



アナログ放送終了に麻薬中毒のような心配はないが、「もうここまで来たら、いまだに地デジ対応にしないひとはしょうがない。楽にしてやろう」とでも思ったのだろう、その表示が消えてふつうに見られることが、ほんのすこしだが増えている。しばらくしてから「表示してないと文句言うひともいるからな」という形でまた表示されたりする。大相撲で言うと、勝負の瞬間は消えている。決着がついてからまた表示される。ありがたい。ほんとにありがたい。

これがないとこんなにもテレビは見やすいのかと感激した。すっかりこの見にくい表示に慣れている。テロップが流れる上下の不快な黒枠は消えないのだが。

このカウントダウン表示はCMには出ない。だからCM画面になるととても快適だったりする。本放送になるとそれが出て不愉快になる。まあこれも一生一度の経験だと思えばなんてことはない。貴重な時間だ。



ところで今回のテーマはそれではない。地デジチューナーの値段の話。



これを機会にテレビとは完全に縁を切ろうと思っているのだが、一時は海外に二ヵ月ほど出かけるとき、東京の住まいと田舎の家で合計6台のビデオデッキを駆使して見たい番組全部を録画していたぐらいの機械好きであるから、地デジ対応のテレビを買うなら、地デジチューナーだけにするなら、と前々から調べてはいた。結論は東芝のREGZAになった。外附けHDDでの録画にいちばんフレキシブルに対応している。今度テレビを買うときはREGZAの42インチを買う。いつになるかわからないが。

最悪の場合の地デジチューナーのみの購入も、あれこれ検討して、結果写真のREGZAにしようと決めていた。これならあたらしいテレビを買ってからも有功に活用できる。価格comでのレビュウでも、アナログテレビしかないひとが地デジチューナーとして買うというより、むしろすでに地デジ対応テレビをもっているひとが、あらたな録画機器として活用しているケースが多かった。



さて、今回のテーマは、この機器の値段の変化のこと。オープン価格だ。ビックカメラのような大型店舗で24000円程度の品である。

半年前は価格comの最安値で15800円だった。それが前回このネタを書いたころには18900円まであがっていた。アナログ放送終了がちかづくとこの手の商品は値上がりするんだなあと、当たり前のことなのだろうが、世事に疎い私は感心していた。このとき「15000円の時に買っておけばよかったな」と、すこしだけ悔いた。そのころからテレビとは縁を切るつもりだったが、なにかあったときそれを接続すればすぐに見られるのだからもっていてもいい。特にこの品は後々地デジ対応テレビを買ってからも役立つ一品だし。



この種の値段の変化は不思議なもので、まあ地デジチューナーの場合はこういう状況であるからすんなり理解できるのだけど、たとえばプリンタのような季節や時限とは関係ないものでもけっこう動くのである。おそらく新製品の発売と関係があるのだろう。私はその辺とても運が悪く、というか読みがへたで、自分の欲しいプリンタが最安値15000円になっているから買おうと思いつつ、もしかしたらもっと下がるかもと思っていたら、それからは20000円に戻ってしまい、二度と20000円を切ることがない。じっと待ったが、まったく動かないし、購入の必要があったからしかたなく20000円で買ったら、それからしばらくすると13000円まで下がっていたとか、そんことばかりやっている。しみじみ株なんてものに興味がなくてよかったと思う。もしも手を出したら、買えば下がる売れば上がるの後手後手に回り破滅する典型だったろう。



アナログ放送終了まで3日となった今、上記のこの機器は価格com最安値で、なんと24800円にまであがっていた。駈けこみ需用で売れまくっているのだろうか。半年前の15800円と比べると9000円の差である。これはおおきい。しかも価格comでの全国最安値でこの値段だから街の電機屋ではもっと高い。オープン価格だからいくらで売ってもいいのだ。30000円以上だろう。まあ非常事態だから当然だ。

これからどうなるのだろう。24日正午でアナログ放送は終了する。おそらく終了してから「たいへんだ、テレビが映らなくなった!」と騒ぐひとは多いはずである。そういうものなのだ、世の中ってのは。これだけ長期間しつこく警告しても何もせず、見られなくなってから「どうした、なぜ映らないんだ!?」と騒ぐひとがいるのである。私はね、よくわかっていて縁を切ろうと思っているのだから、そういうひととはちがいますよ(笑)。

だからまだまだ需用はある。地デジチューナーがバカ売れする本当のドタバタは24日以降なのかも知れない。

その後はどうなるのだろう。何ヵ月かして、日本中地デジ対応テレビと、それを買えなかったひとには地デジチューナーが普及し、この種の製品がもうぜんぜん売れなくなったら値崩れするだろうか。確実にするはずなのだが、でもそれっていつだろう。半年後か、一年後か。

このREGZAは、地デジ対応テレビをもっと便利にするためにも使える機器だから(ここからのハブ接続で4台の録画用HDDが繋げる)、アナログをデジタルに変換するだけの他の安い地デジチューナーとはすこしちがうけど、どこまで下がるだろう。いま最安値24800円がかつての15800円より下がる日は来るだろうか。



7月24日、日曜日正午。アナログ放送が終了する。私は正座して、いやその前に斎戒沐浴して、半世紀のあいだ見てきたものが潰える瞬間に対峙しようと思っている。ほんのすこし残念なのは大相撲千秋楽が見られないことだ。まあ国技館と同じ雰囲気ならネットでも見られるし、実況と解説が欲しいなら携帯のワンセグでNHKが見られるのだが、私としては千秋楽結びの一番のあと、表彰式も済んだ18時に終了するのが望ましかった(笑)。それだけがちと残念である。24日正午、楽しみだなあ。

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【附記】──生産終了のようです(7/23)

このチューナー、価格comでも値上がりが話題になっていて、情報が寄せられていました。どうやら生産終了による品薄が原因らしく、後継機は出るでしょうが、この型版はもうおしまいのようです。となるとまた私は「15800円のときに買っておけば」と悔やむわけですが。



アナログ終了まであと18日──まともに見られない

tv.gifいま「クイズヘキサゴン」をつけたら、「芸能人等の顔写真を見て、フルネームを答えるクイズ」で、問題の顔写真が出るのがちょうど画面左下のアナログ放送終了の告知とカウントダウンの日附の部分だった。つまり問題がわからない。これはひどい。
これ以外のニュース等でも、これにじゃまされて文字が読めない。そりゃ画面の9分の1だからかなりのもの。こうなるともう親切なお知らせではなく単なるイジメである。

私はしずかに24日まで、最後のアナログ放送を愉しもうと思っていたのだが、それはかなわないようだ。

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7/7 【附記】

NHKは7日、放送中の画面に1日から表示しているアナログ放送終了の「カウントダウンスーパー」の反響を発表した。コールセンターや各放送局などに、6日までで1万7610件の問い合わせがあった。

 アナログ放送終了までの残り日数を、画面の9分の1ほどの大きさで左下に表示している。1日は問い合わせの約3割を苦情が占めたが、6日には1割5分ほどに減った。「スーパーを消して欲しい」「位置を変えて欲しい」といった声が多いという。asahi.com

地デジまでカウントダウン

今朝テレビを点けると画面左下に大きく「地デジ放送開始まであと23日」と出ていた。
みのもんたの番組だった。
番組独自のものかと思ったがチャンネルを替えてみると他局も同じだった。7月から始まった新企劃(笑)らしい。
すでに地デジ対応テレビにしてしまったひとは、この新企劃を見られないのか。もったいない。

今までも上下のラインでしつこく警告されていたのに、これからは左下で数字のカウントダウンが始まるらしい。かなりおおきい。画面4分の1よりはちいさいが、6分の1ぐらいはあるだろう。
(後日註・よくみて計算したら画面の9分の1でした。)

一応半透明になっているので元画面はなんとか透けて見えるが、この大きな数字はじゃまだ。なにより興をそがれる。充分にもうわかっているこちらとしては、いいかげんにしてくれという気分。

世の中にはビデオ予約すらできないひとがいっぱいいるみたいだし、お年寄りにはこれぐらいしつこくやらないと、いきなりテレビが映らなくなったとパニックになるひともいるのだろう。
でもなんかそういう「親切」「心配り」というよりは、「やるだけのことはやったもんね。ずいぶんと前から充分にやったもんね。それでも対処しないひとが悪いんだもんね」という、トラブルが起きたときの「役所仕事の逃げ」を感じるが。

実際これだけしつこくやっているのに、24日に「いきなりテレビが映らなくなった、どうしたんだ、なにが起きたんだ」と抗議するひともいるんだろうな。とにかく信じがたいクレーマーがいるのは事実だから、その点で上記の「役所仕事の逃げ」もわかる。
まあここまで来ると気狂いの類だ。クレーマーなんて横文字つかわなくても気狂いとかバカでいいんだけどな。

7月23日で残り1日となり、24日になるとテレビ放送は映らなくなる。私のテレビはDVDやビデオ再生、PS2やWiiのゲーム画面専用機械になるわけだ。待ち遠しい。

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といいつつデスクトップ機用PCI接続地デジチューナーの値段調べをしている矛盾。

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★7/2補記

 左下の「カウントダウン数字」は画面の9分の1と確認できたので直しました。
 アナログテレビで映像が見られなくなるのは7月24日の正午のようです。

 NHK二局と民放では画面左下の表示が異なり、NHKは白抜き数字なので画面が見やすく、というか、なんとか我慢できて見られますが、民放のは太字のでっかい数字なので、番組に流れるテロップもかぶってしまい見えません。ひどい状態です。
いずれにせよ、上下の注意に1割ずつ取られて8割になった画面が、さらに6分1取られて、でっかい文字と数字が表示されるので、とても心安らかに見られる状態ではありません。私はテレビ嫌いだからどうでもいいけど、もしも金銭的な都合かなんかでまだ切り替えてなくて、テレビが大好きなひとだとしたら、この状況はきついでしょうね。そんなひといないか。
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