イチローの200本安打連続記録が途絶えた。
羽生の王座戦19連覇記録が途絶えた。
なら武豊の23年連続G1制覇の記録も今年で終ると読むのが筋か。
そういう流れになっている。

私は続いてほしいという願いを込めて週明けからもうサウンドオブハートを本命にする気でいた。
するとまたも大外枠。今秋の武は大外ばかりだ。しかしアパパネも勝っているし、さほどの心配はあるまい。それでもレースを見ると、かなり意識的にいい位置につこうとしている。スポニチで「大外ではない乗り方をする」と言っていたが、そういうことなのだろう。
もしも絶好の枠を引いたなら、乗り方はちがっていたはずだ。福永と同じ位置で脚をためていたらどんな結果になったのか。

直線で先頭に立ったときは、なんとかそのまま押し切って欲しいと願ったが、とんでもないのが飛んできた。
あれが血の力か。いやはやすごいものである。だから今は、どんな乗り方をしてもブエナの妹には勝てなかったのだと思うことにしよう。



武豊に勝って欲しいと願いつつ、勝つ可能性はかなり低いとも思っていた。専門紙やスポーツ紙の評価も低かった。なのに単勝1番人気。武の優勝を願うファンが大勢いたってことだ。
今年の中央のG1はみっつ。あとふたつあるが、ここが最後のチャンスなのはみなわかっている。



サウンドオブハート1頭軸の3連複と、1着固定3連単で勝負した。
勝って欲しいと願いつつ勝てないだろうなあとも思っている。3連複7割、3連単3割にした。その事に対する忸怩たる思いはある。何度も何度も馬単と3連単にすべきではないかと迷った。武豊の24年連続G犠〕を願っている。なら1着しかない。3連複は無意味な馬券だ。不思議と単複勝負は考えていなかった。懐事情から、どうしても負けるわけには行かない。なら、みっともないが、と最終決断して3連複メインの馬券にした。

jf2011


結果、3連複だけの的中。こちらは浮くが3連単の負けを引いてプラマイゼロかと思ったら、3連複が93倍もついたので十分にプラスになった。こんなについたのはサウンドオブハートもジョワドヴィーヴルも、単勝は人気だったが、勝つか惨敗かと読んだファンが多く、馬券の軸にはしなかったからだろう。
本命が3着だからよろこべない。しかも一度は交わしたメンディザバルに差し返されている。でも馬券はプラスになったし、これを来週に転がせる。(註・テレビ観戦の私には「一度は交わした」ように見えたが、交わしていないという記事が多かった。)



なんとなく半端な気持ちだが当たったからよしとするか。負けるわけには行かない勝負だったのでとりあえずのプラスはありがたい。
しかしこれで武の24年連続は絶望となった。スマートファルコンがJCDに出てきていれば……。

東日本大震災のあった最悪の年に、イチローの記録、羽生の記録、武の記録という、今後出会えないだろう大記録がことごとく止まったのも宿命か。

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追記・ラムタラ

新馬勝ちから2戦目でG1勝ちと言ったら、新馬からダービーと真っ先にラムタラを思い出すのだが、そのことに触れた記事を見かけない。清水成駿サイトで長谷川仁志さんが触れていたのでやっと得心した。



追記2・清水成駿さんの予想

福永はお手馬のエイシンキンチェムとジョワドヴィーヴルから、ジョワドヴィーヴルを選択した。それを清水予想は「いまはエイシンキンチェムの方が強いと福永は知っている。だが来春の、先々の騎乗権を確保するために、今回はあえて名血のジョワドヴィーヴルを撰んだ」と解釈。つまり、勝つのはエイシンキンチェムであり、ジョワドヴィーヴルは人気先行で惨敗するだろうが、来春、華開く頃に騎乗できるよう、今回は負けるとわかっているがジョワドヴィーヴルを撰んだのだ、という読み。エイシンキンチェム本命。結果は18着最下位でジョワドヴィーヴル優勝。これはこれで記憶に残る予想となった。

そのことを揶揄するひともいるが私はそうは思わない。予想とはこういうものだ。ジョワドヴィーヴルがあまりに強く、1着と最下位という結果になったが、こういう予想がはまった時の破壊力はたいへんなものだ。無難な予想より楽しめる。