芸スポ萬金譚

芸能スポーツ・テレビネタ専門ブログ。 メールは、moneslife2000@kpe.biglobe.ne.jpまで。 必ず返事は書くようにしていますが、IDのみのかたには書きません。

豊真将引退──美しいお辞儀をありがとう。あなたの美学を忘れません。

 大相撲の元小結で、右膝のけがで東幕下7枚目に落ちていた豊真将(33=錣山)が初場所6日目の16日、日本相撲協会に引退届を提出した。同日の持ち回り理事会で年寄「立田川」の襲名も承認された。

 昨年名古屋場所で日馬富士に押し倒された際に右膝を負傷。8月2日に手術を受けた。復帰を目指してリハビリに励んできたが、再出場はかなわないまま、引退の道を選んだ。

 元エリートであり、挫折も味わった苦労人だった。山口・下関市で育った豊真将は小2で相撲を始め、名門の埼玉栄高に相撲留学。日大相撲部では1年からレギュラーになった。だが、同1年の00年11月に両足に蜂萵(ほうか)織炎を患い退部。警備員やとび職のアルバイトをして3年間、相撲から離れた。

 アルバイト先の会社社長を通して、1カ月前に独立したばかりの錣山親方(元関脇寺尾)に誘われ、04年春場所で初土俵。年齢は22歳11カ月で、新弟子の年齢規定23歳未満のギリギリだった。

 06年夏場所で貴乃花、武蔵丸、旭富士ら元横綱に並ぶ史上9位タイ(当時)の所要13場所で新入幕を果たすと、3度の準優勝を経験し、2度の技能賞、5度の敢闘賞を受賞した。

 上位の壁には跳ね返され続けたが、5度目の前頭筆頭で2ケタ白星を挙げて、11年九州場所で、年6場所制になった58年以降4番目に年長(当時)の30歳6カ月で新三役となった。

 近年は、幾多のけがや網膜剥離などに悩まされた。

 土俵上の所作がきれいなことで知られ、ぶつかりげいこでは、現役時代は「鉄人」の異名を取った錣山親方の肋骨(ろっこつ)を3度も折った伝説も持っている。

 [2015年1月16日15時28分]http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/f-sp-tp3-20150116-1422330.html

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 勝っても負けても、常に土俵上で対戦相手に対し、花道を去るときも、土俵に向かって叮嚀な礼をする、所作の美しい力士だった。牋貮の清涼剤瓩箸いΩ世いたがあるが、豊真将のお辞儀を見るだけで、心が洗われるようだった。大相撲観戦の大きな楽しみだった。高見盛の動に対する靜の美である。

 私は外国人力士が好きだ。競馬の騎手でもそうなのだが、彼らは勝つことに貪慾だ。それは「同じサークル」内でぬるま湯に浸っている日本人とは異なっている。だから彼らの体力に任せた乱暴な取組や、ケンカまがいの相撲を──褒めはしないが──嫌いではない。だが彼らは礼儀がなっていない。取組での感情をそのまま対戦後も出す。それは日本人力士でもそうなのだからしょうがない。負けたら誰だって悔しい。まして乱暴な張り手や、肘うちまがいのかちあげや、関節技の小手投げや、いやなことをされて負けたら誰だって腹が立つ。礼儀正しく一礼しろと教えられていても、ふてくされて、それをせず、それどころか、ギロっと睨むようにして去るのも、挌闘技なのだから宜なるかなと言える。それがすなおな人間の感情なのだ。

 豊真将だけはちがう。どんな厭なことをされ、悔しい負けかたをしても、常に美しいお辞儀をした。私はそれを見て、涙ぐんだことが何度もある。一日のいやなことも、その美しいお辞儀を見ることで忘れられた。つまらないことにいらだった自分を恥じた。ま、酒を飲みつつ見ることが多いこともあるのだが、豊真将の美しいお辞儀に未熟な自分を恥じたことがあるのは事実。

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 寺尾の錣山部屋の初の席取りだ。豊真将の取組を、柱の蔭から心配げに見守る寺尾の姿にもじんときた。

 幕下まで落ちた栃ノ心が見事な復活を遂げた。豊真将も! と期待したが、やはり躰の不調はもうどうしようもなかったようだ。なんとも無念でならない。

 豊真将関、美しいお辞儀をありがとうございました。立田川親方となって後進の指導に当たる際は、ぜひとも豊真将関の、礼儀の心を伝えてください。おつかれさまでした。

「ブラマヨとゆかいな仲間たち」──新日ヒール軍団──「年俸(NENPOU)」と「年棒(NENBOU)」

 異国の片隅でYOUKUを見る。2014年6月29日放送。「ブラマヨとゆかいな仲間たち」。ゲストは新日ヒール軍団。矢野とオカダがヒールで、外道がその見まもり役、ということらしい。

 外道は「たけしプロレス軍団=TPG」の出身である。思い出すなあ、あのころ。猪木長州戦が猪木ベイダー戦に変更になっての大騒ぎ。暴動。そしてまた期待されていなかったベイダーの強さ。まあ中身はレオン・ホワイトだから強いのはわかっていたけど。
 TPGはたけしの失敗作のように言われているが、外道らを送り出しているのだから、それなりに功績はあったことになる。



 吉田がレスラーの給料について問う。「ケガして試合に出られないとき、月給は出ないのか」と。矢野通が「NENPOU制なので、12分割されて月給で払われます」と説明。プロ野球と同じ形だ。そのときのスーパーがしたのもの。きちんとNENPOUなので漢字も正しく「年俸」となっている。

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 すこし間を置いて、またその話。吉田が「給料がNENBOU制なんでしょ」と言う。「年俸(NENPOU)」を「」の字が「」に似ているからか、あやまってNENBOUと発音するひとは多い。べつにこんなことどうでもいいのだが、ただテレビに出て識者と呼ばれるひとがまちがうと気になる。けっこう多い。吉田は識者じゃないけど(笑)。

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 すると、吉田が「NENBOU」と誤って発言したときのスーパーは、しっかり「年」と、本来の「俸」の字を、ニンベンからキヘンに替えていた。もちろん「年棒」なんてことばはない。

 これはなんなのだろうねえ。番組を作っているひとたちが、「吉田は年俸(NENPOU)をNENBOUと誤読しましたが、そのことを私たちスタッフはしっかりわかっております。私たちは年俸がNENPOUであることを知っています。吉田はバカですが私たちはちがいます」というアピールなのだろうか(笑)。



 私個人の感覚としては、「矢野がまちがえなくてよかった」が正直な気持ち。矢野がNENBOUと誤って覚えていて、吉田が「それまちがいですよ」と教えてやろうと、わざとらしく「NENPOU」を連発する流れだと、長年プロレスが好きだったものとしてつらかった。そうじゃなくてよかった。

 しかしこの演出、ある意味、吉田に恥を搔かせている、とも言える。このことにブラマヨがラジオ放送の中で触れたとか、そんな情報があったら教えてください。

アメトーク話──ジャッキー・チェン芸人──すばらしいからこその今のかなしみ

2014年6月12日。アメトーク「ジャッキー・チェン芸人」。
出演者のジャッキー愛がすばらしく、そしてそれ以上にジャッキーの命懸けの演技にあらためて感動した。



「燃えよドラゴン」を初めて見たときの驚愕はいまも覚えている。日本公開は1973年の12月。そこいら中から「アチョー!」と聞こえてきた。それまでの空手映画はただ型を見せるだけのものだった。ああいう本物の飛んだり跳ねたりの登場は初だったのである。私としては大相撲が笑い物にされていたり、全面的に讃美するものではないが、 あの新鮮さに驚愕したことだけは認めねばならない。

プロレスで言うなら、それまで爛泪奪箸遼盻兒姚瓩蓮▲┘疋錙璽鼻Εーペンティアだった。日本では梶原一騎によって「ロープに追い詰め、胸を強く蹴って空中で一回転。相手はそれで失神してしまう」などと伝えられていたから、初来日の時はそれはそれは期待したものだった。だが、なんのことはない、器械体操出身のカーペンティアは、相手をコーナーに追い詰め、ロープ最上段からバク宙という、ただそれだけのものだった。いわばこれがブルース・リー登場以前の空手ドラマ。
そしてタイガーマスクの登場。コーナーに投げた相手に駆けより、その胸でバウンドしてバク宙する技を見たとき、初めて爛泪奪箸遼盻兒姚瓩鮓たと感激した。



ブルース・リーが世に知らしめたあの動きを、さらには笑いまでも加えて昇華させたのがジャッキーだった。あんなすごい役者はいない。ブルース・リーが存命だったとしても、彼はドラッグにはまっていたし、アクション俳優としてはジャッキーの足もとにも及ばなかったろう。「燃えよドラゴン」は彼のアクションスターとしての頂点だった。

私も「ジャッキー・チェン芸人」に負けないぐらいジャッキーを讃美したい。
しかしいまジャッキーは、最も行ってはならない道を歩んでいる。
あるのはただかなしみだけだ。
過去の作品を愉しみ、ジャッキーの演技に酔いしれれば、それでいいではないか、とも思う。
そう思えば思うほど、やりきれないかなしみに襲われる。
なんでこんなことになったのか……。 

●ジャッキー・チェンの迷走──中共擁護論

たかじん話──北野誠の追悼──たかじんの侠気

 3日に死去したやしきたかじんさん(享年64)と公私ともに親しかったタレント・北野誠(54)が、8日放送の名古屋ローカルのラジオ番組「北野誠のズバリ」(CBC)で故人を振り返った。

 訃報を知ったのは前日(7日)で、北野にとっても寝耳に水だった。ただ、密葬が営まれた5日の午後1時ごろ、たかじんさんのマネジャーから「誠さん本年もよろしくお願いします。ご迷惑をおかけっぱなしですが、申し訳ございません」というメールが届いたという。
「マネジャーからのメールは初めて。その文面を見て、てっきり(たかじんが)復帰すると思っていた」

 しかし、実際は真逆の悲しい結末だった。北野いわく「密葬はたかじんさんの強い遺志。けど、生前親しかった人にはお礼のメールをするよう指示していたようだ」。

 故人の知られざる素顔も明かした。たかじんさんは知人の葬式には一切出ないポリシーを持っていたが、北野の父親の葬儀にはわざわざ足を運び、残された母親のことを気にかけていたという。

 北野は「お菓子を持って『元気か?』とオカンに会いに来てくれたり、一緒に自宅で飯も食べてくれた。あんなに優しい人いません」と回想。

 北野が2009年に“舌禍事件”を起こし、謹慎を余儀なくされた時も、背中を押してくれた。
「謝罪会見後、2週間くらいたった時にたかじんさんから『俺に話せることがあるんやったら、話に来ぃへんか』とメールがあって、その時に初めて(事情を)話した。そしたら『どうせヒマやろ。だったら俺のコンサート見に来て、勉強し直せ!』と言われた。いろいろ面倒もみてくれた」
 訃報を知った7日には号泣したというが、この日のラジオでは最後まで涙を流さず気丈に振る舞った北野。「なぜか還暦になって、本人はこの曲を封印した」というたかじんさんの「あんた」を流して、故人を追悼した。

http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/222098/

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 バーニング批判とジャニーズ批判は芸能界の絶対タブーらしい。北野誠の“謹慎”を知った時、こわい世界だと感じた。あの程度の発言でいきなりああなるのかと。謹慎というよりバーニングを恐れた業界が“干した”のだ。まるでヤクザである。いやヤクザなんだけど。
 なのにたかじんは北野を起用した。眞鍋のときと同じく、北野を起用しているたかじんを見て、肝の太い男だと感嘆した。 いまも思う。たいしたものである。

 癌の手術も最後の地も東京だった。大阪のひとは残念がるかもしれないが、東京に住むものとして、すこしうれしい。
 吉本の芸人もみな東京に住んでいる。こんな時代、東京でのオンエアを最後まで拒んだたかじんがかっこいい。

 12日の「委員会」は、あえてしんみりせず、「従軍慰安婦」と「靖國というテーマに取り組んでいた。いい選択だったと思う。 

たかじんのいなくなった「たかじん」を見る──Keyhole TVの思い出

 1月12日、日曜日の朝。室温12度。暖房なし。寒くない。今年も全体暖房を使わず冬を越せそうだ。
 いまfc2で昨日放送された「たかじんNOマネー お前ら、しめっぽくなってどうすんねんSP」を見ている。生だったらしい。 青山さんが出ていてほっとする。2011年1月9日開始の番組か。

 MCの眞鍋かをりは事務所とのトラブルの時期に声を掛けてもらって起用された。初めてこれを見たとき(もちろんネットで)東京では干されていて見かけなくなった眞鍋が出ていたのでおどろいた。たかじんが救ったのだろうとすぐに思った。おとこである。やがて能力のある眞鍋は再び自分のポジションを築くが、これからもたかじんへの感謝を忘れることはないだろう。
 このあと「たかじん胸いっぱい」を見て、夜には「そこまで言って委員会」がアップされて見られるか。 



 私はネットスキルがないので、こういう形でテレビ番組が見られるのを知らなかった。まだ2年ぐらい。パソコンは30年もいじっているのにね。インターネット接続をしてホームページを持ってからでも15年は経つのに。
 それでもそれ以前から「そこまで言って委員会」のすばらしさは知っていたので、なんとか見たいと願い、Keyhole TVを思いつき、それで見ていた。東京には流さないというたかじんの強固な考え(笑)で、東京では見られない。よってKeyhole TVの岩手放送なんてので見たりした。画質が悪く見づらかったが見られるだけでうれしかった。あのころのKeyhole TVは充実していた。あれを知らなかったら「委員会」をリアルタイムで見るのはもっと遅れていた。大感謝。レンタルDVDで見ていたけど、好きになればなるほど生放送が見たくなる。

 昨秋スマートViyellaを買った。インターネットとの接続を最優先したテレビである。Panasonic。初期設定で「テレビ番組を見るテレビとして使うか、インターネットに繋ぐテレビとして使うか」を選ぶようになっている。なんとも斬新だ。一説によるとそれによりテレビCMを禁止された(テレビ局に断られた)とか。これをYouTubeに繋ぎ、42インチ画面で鮮明な「たかじん」を見られた感激はいまも覚えている。それまではパソコンの23インチディスプレイの中の、大きくてもハガキ大の画面だった。 



 いまVTRで、たかじんが持ち馬の話をしている。走らなかった馬ばかり。「闘争本能が強すぎて、レース中、抜かされそうになった隣の馬を噛みに行き、 その間に他の馬に抜かれてしまった話」で笑いを取っている。まあこの「噛みに行く」は競馬的にはよくある話なのだが、ふつうのひとは知らないし、たかじんの話しかたがうまいので笑える。歌よりもこの手の話のほうが長いというコンサートも見てみたかった。

 いま見ているのはPC。ハガキ大。居室に行ってViyellaの画面でも見られるが、いまは右側のディスプレイで再生しつつ、左側のディスプレイでこの文を書いているスタイルでいい。大画面はかなしくなる。でも夜見られるであろう「委員会」は大画面で見よう。

 というところで「NOマネー」が終了。続いて「胸いっぱい」の「じんちゃん、やっぱ好きやねん」の再生。こちらは1994年1月からの老舗番組。私はこの番組は遥洋子が、「NOマネー」は大谷が嫌いなのであまり見なかった。私にとって「たかじん」は「委員会」のことになる。

 もっと生きててほしかったなあ、たかじんさん。かなしいよ。 

たかじんの死を知る──2014年1月7日午後11時10分

録画した正月のお笑い番組を見ながら晩酌をしていた。
21時半ぐらいから、こたつでうとうととしたらしい。
テレビは録画番組が終り、通常の放送に戻っていた。

こたつの暖かさが心地良い。
ベッドに行かねばと思いつつまどろんでいた。
「やしきたかじんさんが亡くなりました」
ピクンと起き上がる。
時計を見る。23時10分。
日テレの「ニュースzero」。

たちが悪い。そう予告してからCM。そしてちがうニュース。
たかじんの話になったときは23時14分を過ぎていた。
「先程ニュース速報でもお伝えしたとおり」と言っている。速報の字幕で流れたのだろうか。

所属事務所からさきほど発表されたと、一部が読みあげられる。亡くなったのは1月3日のようだ。
まさに青天の霹靂である。32歳年下の女性と再々婚し、順調に恢復していると信じていた。
こんなに早く来るとは三宅さんもおどろいていることだろう。
三宅先生、「まだ早すぎる!」と追い返してください。

冠番組はどうなるのだろう。
療養中ならそのままで待てても、さすがに亡くなったらそうはゆかないだろう。
たかじんの遺志を継いで続けて欲しいが……。

「合掌」と結びたいが、あまりの突然にまだその気になれない。 
今週の日曜はどんな番組になるのだろう。

いつも午後9時就寝、午前3時起床の生活をしている。こんな時間にテレビを見ていることなどめったにない。まず、ない。本来なら明日の朝、PCを起動し、一息吐いた6時頃に2チャンネルの芸スポ速報あたりで知ったことだろう。すでに3日に亡くなっていたのだが、それでも知りうる最速の形で知ることが出来たのはよかったのかどうか……。ここに記すのも私なりに最速の形で出来た。どんな形で知っても「えっ!」とおどろいたことにちがいはない。早すぎる。

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【追記】──東京で亡くなった──2014/1/9

 東京で亡くなったという記事を知る。また入籍は、前向きの姿勢ではなく、遺産のことで揉めないようにしたのではないかという意見もあるようだ。そうか、最後の地は東京だったのか……。
 自宅で、最愛の女に見守られての死は、いい形だろう。ただ、もっと生きていて欲しかった。

 関係者によると、東京の自宅で正月を過ごしていた際に食事を喉につまらせ救急搬送され、最期は夫人に看取られ息を引き取ったという。

 東京中心のテレビ業界に反旗を翻し、全国ネットでは放送できないような毒舌を大阪ローカルで炸裂させまくっていたたかじんさん。誰よりも大阪を愛し、大阪人からも愛された「大阪の巨星」だった。だが、そんな人物が大阪ではなく東京で“最後の女”に見守られながらひっそりと消えていったのは、実はシャイな性格だった彼らしい最期なのかもしれない。
http://news.livedoor.com/article/detail/8414294/

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【追記.2】──私のブログの「たかじん」の記録

 今までに書いた「たかじん」関係の文章です。たかじんファンのかたと一緒に追悼したいと思います。なんとも無念です。残念でなりません。三宅さんを送った後、こんなに早くこの日が来るとは……。

●【木屑鈔】のたかじん記事一覧

●【芸スポ萬金譚】のたかじん記事一覧

ブラマヨとゆかいな仲間たち──博多華丸大吉、福岡時代の苦労話──Unblock Youkaのこと

 10月19日放送の「ブラマヨとゆかいな仲間たち」をいまネットで見た。この番組、20回ぐらいは見ていると思うが、みなネットだ。テレビの放送では見たことがない。何曜日の何時に放送しているのだろう。動画倉庫でゲストを確認し、自分の好きな芸人の回だけ見る。
 今回は大好きな華丸大吉なので勇んで?見た。



 その前にすこし脱線。ここのところこの種の番組が見られなくなっていたのに、なぜ今回は見られたか、という話。
 最近おもしろそうなテレビ番組を見ようと動画倉庫に行っても見られないことが多い。見られなくなっている。ネットスキルがあれば突破出来そうだけど私には無理。すると先日購入した下の本に耳寄りな情報があった。

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 私が放送済みのテレビ番組を見るのはfc2とYoukaが多い。日本製fc2(アメリカからだけど実質日本だ)は有料にしないとかなり視聴に制約がある。それでもここには確実に「たかじん」がアップされるので、急いで見るようにしている。「急いで見る」ってのもへんな言いかただが、日曜午後に放送された「たかじん」は、早ければその日の午後11時ぐらいにアップされる。いやもっと早いのかも知れない。私が発見するのは早くてそれぐらいだ。それで急いで見る。そうしないとすぐに「著作権者の申請により」とかなんとかで見られなくなってしまう。まあもともと違法アップロードなのだろうからこちらも強気にはなれない。とにかくアップしてくれるひとの好意に感謝しつつ急いで見ねばならない。(【追記】10/27 いま19:19に見ている。最速のアップはかなり早いようだ。)



 中国製のYoukaは、いきなりトップに「すんまへんな、この番組は中国大陸にいるひとでないと見られまへんのや」と出て見られないものが多い。あの中共のやっていることである。著作権なんて関係なくあらゆる番組を網羅しているはずだ。中共の地にいれば、日本の番組はほとんど全部見られるのだろう。すごい時代になったものである。むかしタイのチェンマイで衛星放送のNHKが見られるようになったとき、夢のようだと感激したのが懐かしい。感激はしたが私は大のNHK嫌いだから見なかった。あちら在住のNHK好きのひとは毎日24時間録画体制にしておいて、翌日おもしろいものを探して飛ばし見すると言っていた。

 このYoukaの「見られまへん規制」は、日本の著作権者への牽制と言われている。申請があったらさすがに削除せねばならないだろうが、日本で見られないようにしてしまえばそれもやってこない。うまい方法である。しかしまあ日本のテレビ番組が、中共でなら見られて日本では見られないというのもへんな話だ。そういう意味ではもう国境はないんだな。



 この「Mr.PC」という雑誌に、「ChromeにUnblock Youka」という拡張機能をプラスすると、Youkaの「すんまへんな」になっている番組を見られるとあった。あの規制を解除するらしい。ほんまかいなと思いつつやってみたら、見事にこの「ブラマヨ」の華大が見られた。わたしゃうれしくて小躍りした。ネットスキルのあるひとにとっては常識かもしれないけど、スキルがない分、偶然に買った本に載っていた偶然の情報は新鮮だった。

 むかしキリスト教の十字軍(Crusaders)という異教徒殺掠軍団が他国を侵掠に出かけるとき、亭主は女房が浮気しないように貞操帯というのを着けた。股ぐらに鍵つきの鉄のパンツを履かせるのだからひどい話だ。日常の排泄がたいへんだったろう。でもそれだけ浮気、姦通が深刻だったことになる。各種様々な貞操帯メーカーが繁盛した後、今度はそれを開ける「合い鍵屋」が大繁盛したそうだ。
 それと同じで、こういうテレビ視聴にも、鍵を掛けるひとが現れると、必ず開けるひとも現れる。私は何事も鍵が掛かっているとそれだけで諦めてしまうのだが、これからは、困ったことがあったらもっとネットで解決策を探してみよう。と思った。



 華大の福岡時代の苦労話はひどかった。所長がとんでもねえヤツなのである。笑うどころではなく、溜め息が出た。苦しめられた華大が気の毒で目頭が熱くなった。テレビで話すのは初めてという。吉本から話すなと言われていたが、その所長が定年で辞めたので、区切りをつけるために話したらしい。温厚な大吉が、1990年代の話なのに、未だに怒り忘れまじという表情で熱く語っていた。華大ファンで未視聴のひとはぜひ見てください。ファンとしてこの話は必聴、いや必視です。



 Unblock Youkaを使って、10月15日のロンハー「熟マゲドン」も見られた。おもしろかった。このソフトのおかげで楽しみが増えた。ご存知ないかたはインストールしてみてください。便利です。Unlock Youkaで検索するとすぐにヒットします。Chromeの拡張機能なのでインストールも簡単です。

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 いまBGMは「Little Wing」。5万曲入っているHDDの中からピックアップしたら20曲あった。ひさしぶり。いいなあ。SRVのはマーシャルアンプの焦げる匂いまで伝わってくる。今度はSting。その後はPopa Chubby。締めはもちろん本家ジミヘン。いろいろあるが、ロイヤル・アルバート・ホールでのライブがいちばん好き。颱風一過。日曜日のいい時間だ。

 もうすぐ10時。いつもは録画しておいて後で見るNHK杯戦だが、今日は羽生登場なのでリアルタイムで見よう。

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【追記】──Unblock Youkaが使えなくなった!?──12/25 

 Chrome系ブラウザで上記のUnblock Youkaが使えなくなったようです。
 その代わりFirefoxに同じようなユーティリティが登場したとか。
 詳しくは下のURLで確認してください。私はうまく使うことが出来ました。

 このブログに書いてある「来日した中国人から感謝された」には、あらためて不思議な気がします。つまり中国にいる中国人は日本のテレビ番組をYoukaですべて見ていたわけです。ところが来日したらYoukaが制限だらけで見られない。そこでこのブログにあるUnblock Youkaを知り、「中国にいるときと同じく好きなだけ見られる。よかった」となりました。奇妙な話ですね。でもそれが世界の現実ですか。

●隠居系男子──Firefoxを使ってYoukaを見る方法

  

オルフェーヴル敗戦に涙する大島麻衣に批判──フジテレビ競馬中継

「何も知らないくせに……」“世界最高峰”凱旋門賞の日本馬惨敗で涙した元AKB大島麻衣に、批判の声が殺到!

 日本馬初勝利の偉業をかけて臨んだ世界最高峰の競馬レース「凱旋門賞」が6日夜、フランス・パリのロンシャン競馬場で行われた。結果は日本馬歴代最強の呼び声高いオルフェーヴルが昨年に引き続き2着。今年の日本ダービー馬で武豊騎乗のキズナは4着で、勝ったのは地元フランスの無敗牝馬トレヴだった。

 そんな中、ネット上で物議を醸していたのが、この日生中継したフジテレビの競馬番組にレギュラー出演中の元AKB48の大島麻衣だった。

 大島は毎週日曜の同局の競馬番組『みんなのKEIBA』にレギュラー出演中。オルフェーヴルを直接取材したこともあるだけに、2着惜敗に涙、涙……。その姿は画面に何度もアップで映されたが、競馬ファンに言わせれば「こっちは現場の様子が見たいんだ
。大島なんか映してんじゃねぇ!」。ネット上では「競馬も知らない素人を番組に出すな!」という辛らつな意見も多かった。

 事実、大島は番組に起用されるまで競馬はまったくの素人で、事務所関係者がイチからレクチャーしていたという。

「所属事務所と同番組の関係者が個人的に親しいというだけでキャスティングされた。彼女も競馬の勉強をまったくしていないとは言いませんが、楽屋では競馬新聞を読むこともなく、ケータイばかりイジっています」(番組関係者)

 大島は韓流アイドル好きで知られ「何度もプライベートで韓国に行っている。お気に入りは5人組男性グループ『MBLAQ』の某メンバーで、個人的に“関係”を持っているというウワサもある。彼らの一般ファンの間で、大島は目の敵にされていますよ」
(事情通)。

 今回の大島の涙に、「説得力がない」という指摘も、あながち間違ってはいない。競走馬より韓国アイドルを追い掛けていたほうがよいのでは!?
http://news.livedoor.com/article/detail/8152425/

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 芸能ニュースにしてはかなり辛辣である。書いたひとが競馬ファンで、競馬好きでない大島に批判的なのだろうか(笑)。いや、そんなことはないな。書いた人も競馬は知らない。なぜなら凱旋門賞で日本馬は2着と4着になり惨敗などしていないからだ。大健闘である。とするとただの大島麻衣嫌いか(笑)。

この問題の基本はここにある。 

「所属事務所と同番組の関係者が個人的に親しいというだけでキャスティングされた。彼女も競馬の勉強をまったくしていないとは言いませんが、楽屋では競馬新聞を読むこともなく、ケータイばかりイジっています」 

 大島は競馬番組に出演して予想をしているのに競馬の勉強をしていない。何事においても好事家は、それが好きだからこそ、そのひとが本物かどうかを見抜く。見抜きたくなくても見抜けてしまう。
 競馬ファンから見て、大島麻衣が、競馬を好きではないこと、仕事のひとつとしてこなしていること、好きでもないくせに好きなふりの演技していること、がハッキリと見える(笑)。

 美脚が売り物だったなんとか(名前が出て来ない)のようにまったくのバカだと悪口さえ言われないのだが、半端に頭の回転がいいため、井崎さんに適当に話を合わせたりして競馬好きを演じるから、よりニセモノ臭さ芬々となっている(笑)。



 と、いつにも増して「(笑)」を連発してしまったが、正直な気持ちだ。
 私がもっと若かったら、この記事にあるように正面から怒ったろう。しかしあまりに長年この種のいいかげんなものを見てきたから、いまは怒る気にすらならない。

 そもそもこの問題は、「大島麻衣のいいかげん」というより「フジテレビのいいかげん」なのであり、「アメトークのKARA大好き芸人で批判された関根勤を擁護する」に書いたように、私は批判されるべきはテレビ局であると思う。「軽チャー路線」で視聴率の王者として君臨した(いまは落ち目らしい)フジテレビの体質の問題なのだ。

 この番組でも、井崎さんが大島のことを思うなら、「競馬ファンてのは勉強していないひとを見抜くからね、勉強した方がいいよ」とアドバイスしてやればいいし、福原も、真の競馬好きアナを自称するなら、その辺を気遣うべきだろう。でもそうじゃない。何もしていない。それが局の体質であり軽薄と適当が売りなのである。構造汚職ということばがあったが、この局は犢渋し敘甅犢渋いいいげん瓩任△蝓井崎さんも福原も大島もそのパーツのひとつだ。
 フジテレビ競馬中継の問題点は山のようにあり(よいところは数えるほどもない)、大島のいいかげんさはあまたある中の1点でしかない。視点を変えれば端的な「今のフジテレビ競馬中継のいいかげんさの象徴」とは言える。



 私が大島の涙の件に腹を立てなかったのは、裏開催のメインレース(Win5対象レース)を放映しないとか、青嶋アナのクソみたいな実況とか、より大きな立腹点があるからだ。(私はWin5を買わないからそのことに直接関係はないのだけれど、その対象レースを放映するのはJRAから金を貰っている中継局の基本であろう。)

 そしてまた、あまりに長いあいだくだらないフジテレビ競馬中継を見てきたので、麻痺していることもある。どんなにくだらなくても、それしか見るものがない。ずっと我慢して見てきたから、今ではもう怒る気力さえなくしてしまった。
 政治に絶望して政治に興味をなくしているようなもので、愚か者の結論ではある。私は政治に絶望していないから政治的発言はする。しかしもうフジテレビの競馬中継はいい。腹を立てるエネルギーがもったいない。あの局は絶対に直らない。あれが性根なのだ。しかし若い競馬ファンには怒り続けて欲しいと願っている。でも変らないだろうなあ……。だって私の知る限りでも40年も変っていない。いつもこうだった。中には「鈴木淑子さんが出ていた頃はまともだった」なんて半端な知ったかぶりをするのがいる。そんなことはない。同じだ。フジテレビの競馬中継はいつだって基本は「チャレンジ・ザ・ケイバ」である。

「大島はいいかげんだ。あんなタレントはおろせ。もっと本物の競馬好きを出せ!」「競馬中継に芸能人はいらない!」「フジテレビはもっとマジメに競馬中継をしろ」と怒ることは大事だ。怒り続けなければならない。「政治に絶望する者は絶望に価する政治しか持てない」のような伝で言うなら、「競馬中継に絶望した競馬ファンは絶望に価する競馬中継しか見られない」になる。絶望することなく怒り続けることが肝要だ。
 でも「この番組そのものがいいかげん」なので、大島のそれだけを責める気にはなれない。それにしてもひどい番組ではある。

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kanren6 ・ロンハー話──大島麻衣の魅力といいかげん

ワハハ本舗と中国の水「娃哈哈(ワハハ)」のこと──写真掲載

中国ワハハ集団襲撃でワハハ本舗の困惑
2013年09月24日 16時00分

 ワハハ大ショック! 中国浙江省杭州市で、同国の飲料水最大手「娃哈哈(ワハハ)集団」の宗慶後会長(68)が自宅近くで何者かに左手を切られる事件が13日に起き、そのニュースが世界中を駆け巡った。容疑者の男(49)は18日に逮捕され、動機は同社から採用を断られた恨みだった。宗会長は中国の富豪ランキングで1位になったこともある有名人だが、全く無関係の日本の芸能事務所が困惑している。そう、あのお笑い劇団「ワハハ本舗」だ。確かに名前は似ているが…。
 
 中国国営新華社電などによると、男は13日の早朝、宗会長の自宅近くで刃物を使い会長の左手を切りつけた。その後の調べで、男はワハハ集団への採用を会長に頼もうとしたが、かなわなかったため暴力を振るったという。会長は指の腱などを負傷した。

「ワハハ集団」は中国の大手企業。宗会長の資産は1兆6900億円と報じられたこともある。中国では誰もが知る大富豪だ。このニュースが日本でも報じられるや、ネットユーザーらが敏感に反応した。興味をひいたのはもちろん社名。

 日本で「ワハハ」といえば、劇団兼芸能事務所「ワハハ本舗」をイメージする人が多いからだ。このワハハ本舗だって、久本雅美(55)、柴田理恵(54)などの人気者を抱える芸能事務所として多くの日本人に知られている。

 そのためインターネットには「他にもワハハが存在したという衝撃」「ワハハ本舗をパクったのか」などの書き込みが、多数見られた。

 動機はどうあれ、世界の大富豪相手の傷害事件で連想されては、ワハハ本舗もいい迷惑。 

 ワハハ本舗の関係者は「私は知りませんでしたが、うちの幹部が『オタクの事務所は中国のワハハ集団と関係があるの?』と聞かれたことがあります」と明かす。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/186247/

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 創価学会集団の「ワハハ本舗」は大嫌いなのでどうでもいい話なのだが、ちょうど支那の水ブームのことを書こうと、飲料水ワハハの写真を撮っていたので、掲載する次第。

 町中で買うと1本2元(今のレートだと35円)、これからの比較だと物価は日本が3倍ということになる。私は40本パックを買うので、これだと1本1.5元になる。すると物価差は4倍。
 でもガソリンは1リッター130円する。ほぼ日本と同じだ。無学歴な田舎者の肉体労働はまだ月収2万円程度の世界だから(これだと物価差は6倍になる)、いかにガソリンが高いことか。日本的に言うなら1リッター千円である。よって支那では今、異常な速さで「電気自動車」「電動バイク」が普及している。バイクは一晩充電で30キロしか走れないが町中なら充分だし、なにより安い。ガソリンが高すぎる。



 【木屑鈔】に「ブログやツイッターをやるヤツの動機の9割9分は卑小な自己アピール」という論への反撥を書いた。でも私がこの文と写真をアップするのは、「みなさん、ワハハ本舗は知っていても、中国のミネラルウォーターのワハハは知らないでしょ。オレ、写真保ってるんです。よく飲んでます」ということを言いたいがためだから、もろにこういうのは「卑小な自己アピール」だなあ。すなおに認めよう。

 飲用の「飲」の字や純粋の「純」の簡略字のこと、なぜか中身が596ミリリットルのこととか、書きたいことはいっぱいあるんだけど、それはまた別にします。
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タイガース完全復活──沢田研二コンサート2011──に「トッポの今の歌唱力」を附記

《ザ・タイガース完全復活──沢田研二コンサート2011に感激》に、「今のトッポの歌唱力」を附記しました。

キングオブコント2013──「かもめんたる」完全優勝──また見逃した

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 昨日放送の「キングオブコント2013」を見逃した。それこそ何ヶ月も前から「今年の放送は9月23日なのか」と見ようと心懸けていたのに、毎日テレビを見る習慣をなくしているから、こんなことになる。それが今の私の生活だからしょうがない。

 さいわい今日ネットニュースで気づき、急いで検索して、いまぜんぶ見られたところ。よかった。こういうDVDになる素材は局から申請があり、すぐに削除されてしまう。昨日の今日なのでまだ見られた。
 と、以下の引用セリフを確認するためにもう一度見ようと思ったら、もう有料会員にならないと見られないとなっていた。あぶないところだった。とにかく一応全部見られた。



 優勝の「かもめんたる」は2作ともおもしろく文句なしだった。2作目の982点は歴代最高点だろう。私は1作目のほうがおもしろかったけど、2作目の「う大」の演じる男のいいかげんさもすごい(笑)。

 その他、「うしろシティ」の1作目と、「さらば青春の光」の1作目がおもしろかった。でも、ともに点数は低い。「さらば」は松竹芸能と揉めフリーの立場なのによくぞ決勝戦進出までがんばった。
 うしろシティ1作目は、ギターをもって東京に出て行く青年(いや高校生だから少年か)の、「おれはオヤジとロックのあいだに産まれたこども」「牙が欲しかった、いまギターという牙を手に入れた」のあたりのイタさは最高だった。オープニングなので点数が低く気の毒だった。

 「さらば」のほうは、工場で働きながらバンドをやっている青年のライブに工場の主任が行った話。いわゆるロック的なアジテーション、「夢も持たずに社会の歯車になるぐらいなら死んだほうがましだ」「働き蟻」「毎日同じ生活」のような歌詞に、現実に工場で毎日同じ生活をしている働き蟻の主任が絡んで行く(笑)。笑った。

 かもめんたるも1作目は、路上で「ことばを売っている青年」に対する「totoで6億円当てたおばさん」の鋭い指摘による罵倒。あれは気分がいい。「あんたのこんなことばを聞いてよろこぶのは若い女だけ」「でも泣いてくれた人もいたんです」「それはあんたのことばのせいじゃなくて、たまたま彼女がそんな時期だっただけ」はいいなあ。

 と、私の気に入った3作は、みな同じ趣向だった。でも私が勤続何十年もの働き蟻だったら嗤えなかったろう。この番組をそんなひとも見ていたのだろうか。そのひとたちは「最後に蟻は勝つ!」と、餘裕でこのネタを見たのだろうか。キリギリスの私にはあれこれ考える重いネタでもあった(笑)。このネタの真の重みは、やっている本人達もまだ気づいていないだろう。気づいてしまうと演じられなくなる。それでいい。それが若さってもんだ。



 録画しておいて何度も見たかったが忘れちまったものはしょうがない。DVDになったら借りてきてコピーしよう。(←これって犯罪なの? いまだにそのへんがよくわからない。個人観賞用の1枚のコピーなら許されるの? コピーをすること自体が違法なの?)

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・どうでもいい【追記】

 審査員として会場にいたエレキコミックの醜い顔の男がコメントしていた。それを見て気づいたが、歯並びを矯正したようだ。いまの不自然な白い前歯は假り歯だろう。こういうのもフット後藤からの流れなのか。

 創価大学卒の純粋創価学会芸人なので前から嫌いだが、それ以前に、いくらなんでもあのきたない口許は、売りになるものではない。不細工であることを売りにするのはいいが、ひとを不愉快にする醜い口許は笑いにならない。笑えるネタを見たことはないが(というかキングオブコントでも彼らの部分は早送りして見ない)もしもよくできたそれがあったとしても、あのきたない口許を見たら引いてしまう。笑えない。お笑い芸人だからこそきれいな口許にしなければならない。やっと気づいたようだ。まあ治しても売れないだろうけど。

「半沢直樹」って池井戸潤の「オレたちバブル入行組」だったのか!──見知らぬものが急に身近に

「半沢直樹」35・9% 今世紀5位まで上昇!瞬間最高は初の40%超 関西はミタ超えた

デイリースポーツ2013年09月17日10時50分
  
 15日に放送された、俳優・堺雅人主演のTBS系ドラマ「半沢直樹・第9話」(日曜、後9・00)の視聴率が、連休明けの17日、ビデオリサーチの調べで明らかになった。

 関東地区では平均視聴率35・9%を記録。驚異的な右肩上がりで数字を伸ばしてきた痛快ドラマが、次週22日の最終回を前に、今世紀(01年以降)のドラマランキングの歴代5位にまで上昇した。

 物語終盤の午後9時52分に今作初の瞬間値40%に到達し、同57分に瞬間最高40・1%をマークした。

 第9話では、巨額の損失を出した融資先の伊勢島ホテル経営再建を巡り、崖っぷちに立たされた東京中央銀行本部・営業第二部次長の半沢(堺)がついに反撃を開始。同行に金融庁調査に入ったオネエキャラの主任検査官・黒崎(片岡愛之助)の追及をヒリヒリの展開の中、危機一髪で跳ね返すことに成功。いよいよ亡父のカタキである上司の大和田常務(香川照之)への「100倍返し」を宣言し、物語は次週22日、最終回を迎える。

 最終回で“今世紀ドラマ1位”となる40・0%を記録した11年・日本テレビ系「家政婦のミタ」は、直前回の28・6%から一気に跳ね上がったが、「半沢‐」はどうか。

 また関西地区では15日は平均36・7%を記録。こちらは同地区の「‐ミタ・最終回」の36・4%を早々に上回った。瞬間最高は午後9時56分に42・6%をマークした。

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 世の中と乖離した生きかたをしているので世事に疎い。中でもテレビドラマは一切見ない。連続ドラマを楽しみに見たのって何十年前になるのだろう。
 とはいえ、遅ればせながら名作と言われたものはレンタルDVDで見ているので、まったく知らないというわけでもないのだが。



「半沢直樹」というテレビドラマが話題らしい。もちろん見たことはない。何も知らない。「高視聴率だ」というニュースを見かけるだけである。先日ネットで「たかじん」を見たとき、金美齢さんがこの話題に触れ、「あれはね、水戸黄門なのよ」と言っていたので、彼は刑事とか検事とかそういう役職なのかと思った。
 と、それぐらい何も知らないのだが、見かけるたびに毎度「半沢直樹、どこかで見たような聞いたような……」とは思っていた。



 ここまで話題になっているのだから、すこしぐらいは知っておいたほうがいいかと、検索してみた。
 原作が池井戸潤と知る。ここでまず驚いた。「あ、そうなの」という感じだ。彼の作品は数年前、直木賞を受賞する前年ぐらいに、図書館から借りてまとめ読みしたことがある。銀行内部の話が勉強になった。1冊も買っていないので威張れないが、直木賞を受賞する前の作品はぜんぶ読んでいる。サイトにも長々と感想文を書いた。ここ数年でまとめ読みした作家というと、真っ先に池井戸潤と白石一文の名が思いうかぶ。

 池井戸作品が原作で、記録的高視聴率になるようなものが思いつかない。「半沢直樹」というのは、私の読んでいない、直木賞受賞後の刑事ものかなんかをテレビドラマ化したのだろうと推測しつつWikipediaを読む。と、なんと、原作は「オレたちバブル入行組」とある。ここでは「えーっ!」と声が出てしまった(笑)。それほど意外だった。通称「オレバブ」と呼ばれる池井戸さんが銀行員だった経験を活かした銀行員が主人公のシリーズものだ。おもしろかった。サイトに書いた感想文でも「これがいちばんおもしろい」としている。世間で話題の「半沢直樹」って「オレバブ」だったのか。名前に憶えがあると思ったがあるはずだ。



 しかし「オレバブ」を連続テレビドラマ化して、歴代うんぬんと言われるほどの高視聴率を取るということは、脚本がすぐれているのだろう。大好きな小説だが、かといってテレビドラマの原作に向いているとは思えない。銀行員の話だし。あれがテレビドラマの原作としてふさわしいなら、池井戸さんが直木賞作家になる前に、とうのむかしにドラマ化されていたはずだ。おそらく来週も見たくなるように、テレビ的に上手にいじくりまわしてあるのだろう。それはテレビドラマの脚本としてはすぐれているが、原作好きの私には不快なもののような気もする。テレビドラマ化された東野圭吾の「白夜行」は高視聴率を取りテレビドラマの賞をいくつも受賞して名作と言われたらしいが、DVDで見た私には、原作とは程遠い、というか「白夜行」という作品の根底、大前提をぶち壊しにしているどうしようもない駄作であったように。



 いやいや悲観的に考えるのはよそう。あの銀行話をすぐれた脚本家が上手に脚色し、私なんかでもわくわくしつつ見られるおもしろいテレビドラマに仕上げたのかも知れない。そうでなきゃここまで話題にもならないだろう。原作好きの私がもういちど原作を読みなおしたくなるような秀作かも知れない。と好意的に解釈してDVDで見る日を楽しみにしよう。
 それにしても意外だった。話題沸騰のテレビドラマの原作がまさかかつて知ったる「オレバブ」とは。人気アイドルが中学のとき地味だった同級生と知ったときなんかは、こんな気分になるのだろうか。

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池井戸潤直木賞受賞──「鉄の骨」を「徹の骨」と書くマスコミの無神経 

芸能人は歯並びが命──フット後藤、バナナ日村、おぎ矢作──めいろま?

・以下の文章には歯並びが悪いかた、八重歯のかた、八重歯が好きなかたが不愉快になる箇所がありますので、該当するかたはお読みにならないでください。

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 フット後藤がいい男になった。
 以前、もうM1は取っていたが、まだ今の抜群の返しで大人気になる前、自分の「中途半端」に悩んでいると語っていた。つまり、ノンちゃん(私は大の岩尾ファンです)との対比で美男側を演じているが、徳井なんかと比べれば、これといっていい男でもないし、スタイルは悪いし、ギターもお笑い系では弾ける方だが、じつはたいしたことないし、ということだった。うん、よくわかる。その通りだ。

 私はそれを聞いて「歯を治せばいいのに」と思った。彼は歯並びが悪く、しかも歯が濁っていた。当時も今も喫煙者だが、いかにもタバコ飲みの臭い息を吐きそうな口許をしていた。
 その彼が歯を治した。さわやかな口許になった。「400万円かかった」と言っていた。たいへんだったことだろう。いや金額じゃなくて治療がだ。歯の治療が好きなひとはいない。まして悪くもない歯を美容のために抜いたりするのはつらい。



 歯を治したひとと言うと、挌闘家の佐竹を思い出す。先日選挙に出て落ちた人だ。あちらにいるとき、「佐竹はどうなったろう」とすこし気になっていた。彼は、それはそれはもうひどい乱杭歯だった。口許から何本も牙が出ているようだった。ぐっちゃぐちゃである。それをいかにも挌闘家らしく、一気にエイっと直してきれいな歯並びにした。どれほどたいへんだったかと想像するだけで歯が痛くなる。 

 後藤は佐竹のようなひどい乱杭歯ではないが、かなり乱れていたから、それ相当にたいへんだったはずだ。それは治療費からも判る。
 きれいな口許になって、男っぷりが二枚はあがった。やはり芸能人は歯並びが命である。同じギャグを言っても、きれいな白い歯並びだとキレがちがう。 



 バナナマン日村も歯を治し始めた。こちらは後藤以上で600万かかると言っていた。それはそうで、後藤と違って日村は歯がない。不摂生で以てみな抜けてしまい、ほっておいたが、いよいよここにきて完全治療に向かったらしい。残っていた前歯はきれいな差し歯に、奥歯をインプラントにするのだろう。これは時間も金も掛かる。
 ところがルーズな日村は先生に指定された日に治療に行かないと言う。よって治療は遅々として進まず、今も假り歯のままだ。これはひどい。テレビを見ても、誰が見ても假り歯とわかる安っぽい真っ白なプラスチックの歯である。早く完治したほうがいい。



 おぎやはぎの矢作が歯列矯正をするらしい。いいことだ。いつもテレビで見るたび、直せばいいのに、と思っていた。どんな大好きな芸人でも歯並びが悪いのだけはイヤだ。歯を矯正したら矢作の魅力は倍増する。

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 むかし小柳ルミ子がアメリカ進出を企てた際、どういう路線でどう行けばいいだろうとあちらのエージェントに相談したら、まず歯を治せと言われたそうだ。彼女は八重歯を売りにしていた。私は、こどものころから八重歯なんてものをちっともいいと思わなかったが、なぜか日本の芸能界は(ということは日本人そのものが、そうなのだろう)それをよしとしていて、唇から牙を喰いだした芸能人が、「八重歯の魅力」と芸能雑誌の表紙で頬笑んでいるのだった。小柳が魅力のひとつとして思っているそれは、アメリカでは異様なだけだった。口から牙が喰いだしているのである。かなり悩んだらしいが(彼女自身もそれまで猝ノ廊瓩隼廚辰得犬てきたのだから)けっきょく彼女は抜いた。が、アメリカでは成功しなかった。

 餘談だが、中国語では歯は牙である。だから町中いたるところで「牙科」という歯医者の看板を見かける。最初見たときはちょっとおどろいた。今は慣れた。この文章で私が「牙」というコトバを使うことに反撥するかたもいるかもしれないが、まあ、そんな感じである。



 私のこどものころの記憶だと、「女学生」を唄ったアダチアキラという歌手は、なんと「虫歯」を売りにしていた。いわゆる「味噌っ歯」というヤツである。前歯が虫食って黒くなっている。平成の世では信じられないが、昭和30年代にはそんなこともあったのだ。ちょっと恥ずかしげにそれを隠して唄う。それが魅力とされていた。日本の芸能界は歯の悪さに関して鷹揚だった。
 と書いて思いだした。あのころは犇盪瓩覆鵑討發里流行った。金持ちの象徴だった。口許がキンキラキンなのである。子供心にも醜悪だと思った。やがてすたれていったが、狂った時代である。あのころを賞讃する感覚がわからない。

 若い頃おどろいたのに石野真子がいる。気の毒になるほどの、ひどい乱杭歯だった。見るだけで気分が悪くなるほどの。いまは全面的に治している。私は「なんでこんな歯並びで芸能界に」と惘れた。そのころ九州で長渕剛は「ぜったいにこの女と結婚するんだ」と燃えていたことになる。ひとの好みはそれぞれだ。
 いまは石野真子のような歯並びの悪い娘はデビューできないだろう。というか親がこどものころに歯列矯正をしてやるだろうけど。



 アメリカには、「親が子にしてやれるのは、教育と歯の矯正」という言いかたがある。きれいな口許でニッコリ笑えば、相手に対しての印象がよくなる。肌の色や、目のちっちゃいのや鼻が低いのは遺伝であり個性だが、歯並びの悪さは直せる、治すべき事と考えるようだ。多民族国家であるから、他者に対してよい印象を与えることを心懸ける。そのためにきれいな口許は基本なのだろう。これは彼らが、ハゲやチビノッポは遺伝で個性と考え、デブや喫煙は不摂生、克己心がないと考えるのに通じる。

 ハリウッドスターには、ハンサムから悪役専門までいろいろいるが、歯並びはみな揃っている。残虐な悪役を演じるからといってきたない歯並び、というのはない。ハゲからチビ、デブまで、あれほど独自の容姿を尊重し、ある意味とても許容範囲がひろいのに、歯並びに対してだけは画一的だ。時々とんでもなく醜い歯並びのも現れるが、それはメイクによる特殊効果だ。歯並びの悪いのが役者になっているわけではない。

 それは黒人も同じだ。黒い肌に誇りを持つ白人嫌いの黒人スターも、歯の白さだけはすなおに従う。サミー・デイビス・JRは総入れ歯だった。多分自前の歯は美しくなく、今のような歯科技術もなく、当時は「きれいな白い歯=入れ歯」だったのだろう。彼のジョークに、美麗な衣裳やいくつもの指輪や、身に着けているキンキラキンのそれらの中でいちばん高いのは、と問われて「入れ歯だ」と応えたのがある。いやジョークじゃなくて事実らしく、何百万円もする入れ歯だったらしい。

 デヴィ夫人は、若くして(おそらく20代)総入れ歯である。彼女の自前の歯は社交界にふさわしいものではなかったのだろう。そうじゃない性的な理由で総入れ歯にさせられたのだ、という意見もあるが、真相はしらない。いずれにせよ彼女の、独特のふがふがしたしゃべりかたは、総入れ歯だからだ、というのはむかしから歯科医を始めとした専門家も指摘していることである。



 長い顔、丸い顔、四角い顔、大きな目、ちいさな目、高い鼻、低い鼻、大きな口、ちいさな口、みな個性だと思う。日本人は低い鼻に劣等感を持つが、白人は大きくて高い鼻に劣等感を持つ。男ですらそうだ。プロレスラーのテリー・ファンクが、自分のことを語るとき「ぼくはこんなに鼻が大きくて醜男なのに、日本のファンはこんなぼくを応援してくれる」と繰り返すのにおどろいた。白人男は、ちいさな低い鼻の女をかわいいと言う。日本人の劣等感はこっけいだと。私もそう思う。女の大きくて高い鼻なら低くてちいさな鼻のほうがずっとかわいい。
 
 白人は白くきれいに並んだ歯並びを美とするが、日本人は、乱杭歯も味噌っ歯も魅力のひとつとして認める。それは八百万の神々を持つ日本人の美意識だ。

 と言いたいが、私はダメだ。私は歯並びの悪いのは男も女も受けつけない。こういうことを言うと「じゃあおまえはどうなんだ」と言われてしまうが、まあ並である。すくなくとも他人様を不快にするような醜い歯並びではない。ごくふつうだ。そしてまた思うが、私の友人にひどい歯並びのひとはいない。もしもいて、「歯並びは悪いけど、ものすごくいい奴」だったりしたら、私は彼のことを慮ってこんな文は書けなかった。ような気がする。

 ということからもわかるように、私の友人に真っ白で粒の揃った歯並びのきれいなひとばかりそろっているはずもない。つまり、私の要求する「きれいな歯並び」の水準は低いのだ。私の主張は、「テレビに出るようなひとは、最低限ひとを不快にしないような歯並びであって欲しい」ということである。ただそれだけなのだ。



 私は「たかじんNOマネー」に出ている大谷というのが、政治思想的にも合わないが、それ以上にあの口許のきたなさがイヤで、あの番組を見なくなってしまった。テレビに出る人間は歯並びに責任を持て、と言いたい。大谷が「橋下従軍慰安婦発言」に「吐き気を催した」と言ったとき、おまえのその醜い口許で視聴者に吐き気を催させていると言いたかった。

「目は口ほどに物を言い」と言う。目の表情はしゃべる口と同じぐらいものを語るのだと目の大切さを言ったことわざだが、これは目以上にものを言うのは口だということでもある。どんな高邁な意見もきたない口許から発させられると説得力をもたない。

 バラエティ番組で杉崎美香という女子アナを見ることがある。今どき珍しい口の両側から牙を出しているひとである。大の人気アナらしいから、あれが好きなひとも多いのだろう。私はダメだ。目鼻立ちの整ったきれいな娘さんだと思うが、笑って口の両端から牙が喰いだした瞬間引いてしまう。そういうふうに嫌っていたものだから、じつは名前さえ知らず、いま「たしか、杉なんとか」と思って検索して名前を知った。「女子アナ 八重歯」で検索したらすぐにヒットした。すると高校時代の写真もあり、八重歯をアピールポイントにしていると知る。まあたしかに、劣等感をもっていたら社会人になる前に治すだろう。ましてアナウンサーである。なのにしなかったのは彼女はそれを個性として美点として解釈しているということだ。
 それに健康な歯を抜くというのはたいへんだ。世の中には八重歯好きもいるらしいから、今時の数少ない存在として支持を得ているのだろう。



 役者には「老け役を演じるために悪くない前歯を抜いてしまう」というひとがいる。前歯をなくして歯のない老人を演じるのだ。すさまじい根性である。三國連太朗、北林谷栄、樹木希林もそうだった。一本でも多く自分の歯を残したいと思う私なんぞは、「悪くもないのに前歯を抜く、健康な前歯を抜く」と考えるだけで寒気がする。

 シンスケが初めてさんまと会った18歳のころのことを語っていた。いまと同じ出っ歯だが、黄色くてきたない歯だったという。さんまも悪くもない前歯を抜かず自前の黄色い出っ歯でやっていたら、今ほどの人気は得られなかったろう。しかし悪くもない丈夫な健康な前歯をぜんぶ抜いて真っ白な差し歯にするのだから、芸人もたいへんだ。

 前記、三國を始めとする役者魂を讃歌したが、さんまを始めとする芸人もまた同列になる。むしろ役者の場合はそれが公になり「すごい根性だ」と賞讃されるのに対し、同じ事をしても芸人は知られなかったりするから、むしろこちらのほうが上か。出っ歯で言うとロンブー淳もきれいな白い歯だけど、あれもぜんぶ差し歯なのかな? 知らない。

 芸能人の差し歯と言うと、今井美樹を思い出す。あのひと、口がでかいから、笑うとふつうのひとよりも歯がいっぱい見える。大口で笑うと、差し歯にした前歯4本ぐらいが真っ白で、その両脇の自前の歯は黄色く、その対比がせつなかった。「ここまでが人工の歯、ここからが元の歯」とあまりに明確に見えてしまうのだ。ふつうの芸能人だと前歯4本も差し歯にすれば十分なのだろうが、彼女は口がでかすぎるのだ。かといって笑うと見える歯全部を義歯にしろというのも気の毒だ。なにしろ口がでかいのだから。
 なら笑うと歯茎が出て馬みたいな顔になるので歯茎を見せないで笑うようにしている由紀さおりみたいに、大口を開けなければいいのにと思うのだが。もっともひとは好き好きだ。世の中には「今井美樹の色のちがう前歯が好き」というひともきっといるのだろう。



 ところで、このテーマはずっと前から書こうと思いつつも、歯並びの悪いひとを敵にまわす必要もないと躊躇していた。フット後藤の400万を聞いたとき書こうと思いつつ書かず、バナナ日村の600万を聞いたときに書こうと思いつつまたも書けず、ずるずると延ばしたまま今日まで来た。今回やっと踏ん切れて書いたのは、下の写真がきっかけだった。ここのところずっとブログをアップするときの「完了」のページにこの女の顔が出るからだった。気分が悪い。気味が悪い。なんなんだ、こいつは! と、我慢できない顔だった。

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 聞いたこともないメルマガの宣伝だ。この女は、安ギャラの三流モデルなのだろうが(ライブドアのブログCMには、よくこの手の不細工な女が顔を出す)、山ほどいる三流モデルの中から、なぜこんな口許のきたない性根の悪そうな顔の女を使うのだと不愉快に思っていた。センスがわるいと。
 不愉快で我慢できず、憤懣やるかたなく、ついに?このテーマを書いた。前々から書こうと思っていたテーマをやっと書けたから、ある意味この女に感謝せねばならないのだが、いやいや感謝などしない、この底意地の悪そうなひねくれた性悪顔を見るだけで不愉快になる。やはりこの広告のない有料版ブログにしないとダメだなと思った。とにかく、この性悪女の顔を毎日見せられ、不愉快になって、この文章をアップする決断をした。



 ところでこの「めいろま」というブログマガジンとはなんなのだと検索して、この女が、モデルなんかではなく、「週刊めいろま」という有料ブログマガジンを出している谷本という女本人の顔写真だと知った。
 そこで、何カ月か前ツイッターで、「異様に白人国を礼讃し、日本をボロクソに言うバカ女」というのが話題になっていたことを思い出す。それがこいつなのだと知った。白人国と比して日本を貶め、「日本は世界一貧しい国」とかなんとか喚いていたクソバカ女である。

「ああ、これがあの女なのか、こんな顔なのか……」としばし溜息を吐く。なんだかパズルが解けた気分だ。この顔を見るだけで不愉快で不愉快でいられなかった私の勘は正しかったことになる。ひと目見て反感を抱く顔だ。だけどこれだけ堂々と自分の顔を広告に出しているって事は、この女は自分の顔をひとに好かれる良い顔と思っているのだろう。勘違い女の勘違いの所以である。自分を美しいと思っているらしい。それぐらい見当違いでなきゃあんな愚かな論を得意気に振り翳したりはしないだろうが……。



 口許はたいせつだ。目の細いの大きいの、鼻の高いの低いの、みな個性と認めるが、口許のきたなさだけは容認しがたい。

 このごろ電車の中で歯列矯正のチェーンを捲いている中学生、高校生を見かけることが多い。日本もそういう時代になったのだ。普通の子が笑ったとき、前歯に鎖が巻きついているのだから、初めて見たときはギョッとする。私もいまだに最初はそう思う。それから心の中で、「いいことだ、きれいな歯並びになりなよ」とエールを送る。多感な時期だ。かっこわるいし恥ずかしい。ともだちの目も気になる。戸惑った末の決断なのだろう。成人してから気づき、悪くもない歯を抜いたりして治療するなら、矯正できる若いときにやっておいたほうがいい。これからどんな人生、どんな進路を歩もうとも、それがマイナスになることはない。特に外国で仕事をするようなことになったら、必ずプラスに作用する。それはいま「世界標準」なのだから。

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【追記】──しっかりと歯列矯正の広告が(笑)──9/26

 この種のブログのCMは、文中にどんなコトバが出て来るかを自動検索して配付されるのだろう。歯並びのことを書き、その中に「歯列矯正のチェーン」「インプラント」とあったからか、見事にそれが広告として入っていた。あまりの適切な流れに苦笑した。

shiretsu

implant

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【追記.2】──画像が変った(笑)──10/09

 相変わらず、よほど金があるのか、「メイロマ」というのの広告がライブドア無料ブログに出て来る。うんざりだ。しかしなら「有料ブログにしろよ!」も真実であり、いまだしていない私が悪い。セコくてどうもすみません。

 ついさっき、またしても「メイロマ」が出てきて不快になったのだが、写真が変っていた。これである。

meiroma

 横顔にして、きたない口許や性悪の顔を隠したのは、いくらかはこのバカ女にも、自分の容姿に関する正当な感覚が芽ばえたのだろうか。

 でもこういう勘違いバカに限って、「顔がハッキリわかる正面からの写真だと、いろんな男が近寄ってきてうざいのよ」なんて言ったりするから、好意的な解釈はやめよう。

ザ・タイガース完全復活へ!──「沢田研二Live 2011〜2012」に感動

「ザ・タイガース完全復活!?」に多くのご意見を寄せてもらい感謝している。なにしろあの人気グループのことであるから、今でもそれだけをテーマにブログをやっている御婦人も数多くいるらしく、私の文の足りない部分など詳しく教えていただいた。もうみなさん詳しいのなんのって(笑)。
 
 私も彼らの大ファンであり主な曲はいまもみな口ずさめるけど、コンサートには行ったことがないし、そんな熱心なファンと比べたら知識の深さは比ぶる可くもない。それでもまあ私なりに彼女等とは異なった視点で書けることもあるだろうと第二弾を書くことにする。といって、のんびりと概論を書くのではない。「沢田研二Live2011.2012」というのをYouTubeで観て感激し、書きたくてたまらなくなって書く。


 60日ほど情報と隔絶した世界にいた。インターネットはない。なくても平気だったから私はインターネット中毒ではないようだ。
 三十代になってタバコをやめたのだが、一日三箱も喫っていたのをいきなり完全に断ったものだから、その苦しさは半端ではなかった。のたうちまわった。薬物中毒の怖ろしさを知った。毒物が体内から消えたら水はもちろん空気の味までちがっていた。何事も中毒は怖ろしい。
 多少日本のことを知りたくなるとき、たとえば参院選の結果とか、もあったが、意外に平気だった。中毒していたらインターネットがやりたくてたまらなかったはずだ。だから私はインターネット中毒ではない。
 そういう環境でも「周囲との会話を拒み、携帯電話の画面をひたすら見詰める若者」というのは確実にいて、見渡すばかり山ばっかりの未開発地域なのに、電話はみなスマートフォンだった。スマートフォンの普及の速さには唖然とする。

 ということからもわかるように、私もスマートフォンを買えばインターネットは出来たのだ。Wifiが普及していた。でもしなかった。「インターネットのない生活は出来ない」という流れに反撥していることもある。「おれは出来るぞ」と。
 あちらでPC自作したので、最新ドライバー等のDownloadが出来ず、それで苦労したが、とにかく「インターネットのない生活」をやりとげた。これはまた別項で書くとして。

※ 

 帰国して、「たかじん」とか「Youは何しに日本へ」のような好きな番組のいくつかを動画倉庫で観ている内、ふと「タイガース完全復活」のことを思い出した。うろ覚えだから、もしかしたらもう始まっているのかと検索する。客の入りはどうだったろうと。
 その流れで「沢田研二Live2011.2012」という2012年1月24日の武道館ライブの映像を知った。1月24日はタイガースの解散コンサートの日である。ファンにとっては記念日だ。このライブはNHK総合で流れたものらしい。知らなかった。知っていたらきっと録画した。ジュリーのコンサートにピーがもう参加していると初めて知った。私は今年の「完全復活」からピーは参加するのだと勘違いしていた。いないのはトッポだけ。5人揃う「完全復活」公演は今年の暮れからと確認する。



sawada

 YouTubeでは14のファイルに分断されていたが、さいわいにもぜんぶ観られた。感動した。いまここを読んでいるひとはもう全員観ているだろうけど、一応アドレスはこちら。
 

 
 感動の一はジュリーのヴォーカリストとしての実力。65歳であの咽を維持しているのは驚異だ。ただただすばらしい。もともとジュリーは咽が強く、タイガース時代も咽の弱いトッポがうらやましいと発言していたことを覚えている。しかしたいしたもんだ。
 
 感動の二はサリーのベース。俳優に転向し今や名優と言える実績を残しているが、ミュージシャンなんだな。ヘフナーを手にサリー独自のベースラインを操る姿に胸が熱くなった。私がサリーの俳優としての実力を知ったのは映画「僕らはみんな生きている」だった。あれからでも20年経つのか。なつかしい。でもあのとき「サリーは音楽を捨てて役者になったんだな」と一抹の淋しさも感じた。あれから幾星霜。この活き活きとした「ベーシスト・サリー」の姿は最高だった。
 
 感動の三は選曲。ジュリーがビートルズの「ミスター・ムーンライト」を唄う。作詩作曲は別人なので正しくはビートルズの曲じゃないが、この歌を世界に知らしめたのはジョンのヴォーカルだろう。サリーがストーンズの「テル・ミー」を歌う。ピーはライチャス・ブラザースの「Justine」。タローはデイヴ・クラーク・ファイブの「Because」。
 ろれつも廻らないほど弱っているらしいシローがゲストとして登場して、椅子に座ったままビージーズの「若葉のころ」を唄う。
 そしてまたストーンズの「サティスファクション」。ジュリーの熱唱。圧巻だ。

 当時、ジュリーの唄う「スージーQ」をテレビで観たことを思いだした。オリジナルはCCRではないが、これもまたCCRで語っていい曲だろう。タイガースのジュリーが「スージーQ」を歌うというのは新鮮だった。彼らが自分達はロックバンドなのだという誇りをもっていたことがわかる。(もしかしたらもうPYGの時代だったかも知れない。詳しいかた、教えてください。ジュリーはタイガース時代に「スージーQ」を唄っていましたか?)


 ジュリーのタイガースヒット曲熱唱がすばらしかったことは言うまでもない。デビュー曲「僕のマリー」のサリーのベースがよかった。「シーサイド・バウンド」の踊りが懐かしい。「君だけに愛を」の指差しで会場が熱狂する(笑)。「青い鳥」のタローの間奏に、コピーしたころを思い出す。クラシックギターを習っていた私は坊主頭の中二だった。大好きな「銀河のロマンス」はすぎやまさんの傑作だとあらためて思う。
 完全復活だとこれにトッポの「花の首飾り」「廃虚の鳩」が加わるのか。いいなあ。行きたくなった。しかしまあ基本として「女の場」だから、そこまではでしゃばらないことにして、DVDが出たらぜひ観賞したい。ぜったいNHKが放映するはずだからそっちにもアンテナを張っていよう。でもテレビ欄のチェックなんてやらなくなってしまった。きっとまた見逃す。
 以下は、いくつかの思いつき追記。

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・メールをくださったかたの中には、私と同じく、ジュリーファンなのだが、彼の政治的活動、発言を嫌うかたもいて、現場のことを教えて下さった。コンサートでは、曲間のMCで憲法九条に関して延々としゃべることもあるという。またロビーでは原発廃棄の署名を求めたりもするそうだ。
 熱心なジュリーファンの女性にも、憲法に関してジュリーと意見の異なるもひともいるだろう。そういうひとはどんなふうに心のバランスを取っているのだろう。 

・YouTubeで、このライブ映像とは異なる映像を見かけたので見てみた。コンサートにおけるジュリーのMCというか、おしゃべりだけをピックアップしたものである。「51歳」と言っているから14年前のライブになる。自分の太ったことを笑いにしたりして延々としゃべっている。ジュリーがこんなにおしゃべりだったとは知らなかった。もろにもうネタも綾小路きみまろである。関西芸人の味を感じた。

・しかしそれにしても不思議だ。あれだけ克己心があり、自分の藝に誇りを持ち、いまもあの咽を維持し、ステージを駆けまわるジュリーが、「なぜ痩せられないのだろう」。ジュリーほどの意志の強い人ならスリムになることなど簡単に思える。なにより腹の出ている自分をいちばん許せないのは誇り高いジュリーのはずと思うのだが……。不思議だ。

・この種のコンサートでは、スターをフォローするサポートバンドの存在が重要になる。これはもうワイルドワンズとの合同コンサートでもついていた。今回もリードギターはトッポがいないのだから当然だけど、ギターのサポートがあった。ピーのドラムにもサポートがあった。本来のタイガースにはなかったキイボードもついていた。これだとストリングスが出来るから演奏の幅が拡がる。そういう形態だからこそサリーのベースの腕前が光っていた。グループサウンズ時代から知る人ぞ知る名手ではあったが。
 トッポのギターの腕前は、今どうなのだろう。サポートの力を借りずに出来るのか。とはいえ難しいことはやっていなかったが。

・当時の日本の曲の構成は、《Aメロ、Bメロ(サビ)、Aメロで一番》というのが多い。その後の間奏は単純にAメロのリフを演奏し、再びBメロのサビから二番の歌唱が始まり、もういちどAメロを唄って終了だ。この「シングルトーンのAメロだけの間奏」が、シンプルで貧弱なのだが、やたら当時を思い出して懐かしい。

 このころあちらではもうクラプトンやジミヘンは想像を絶することをしている。それと比べたらやはりこれは「橋本淳作詞、すぎやまこういち作曲の歌謡曲」でしかないのだが、時代と連れ添って、ジミヘンの「Little Wing」に負けない感動を運んでくる。時代を生きていながらそれのわからないひとはつまらないひとだ。タイガースはジミヘンにもコルトレーンにも負けていない。それを感じた夜だった。

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●【追記】──トッポの今の歌唱力──咽の筋肉の衰え──9/25

 この流れからトッポの動画を追った。
 テレ東あたりの「懐メロ特集」であろうか、YouTubeに「トッポの花の首飾りと廢墟の鳩」があった。ほんの数年前の映像らしい。白髪になりお腹の出ているトッポが往年のヒット曲を歌っていた。そんなトッポを知らないので奇妙な気がする。ま、そんなことを言うならデブのジュリーのほうがよほどヘンだが、こちらは見馴れて? いる。



 トッポはむかしと同じきれいな高音を維持していた。すばらしい。しかし音が揺れる。ふらふらする。その衰えは、同じくYouTubeにアップされているタイガース時代のものと比べると一目瞭然ならぬ牋貭偉徳貝瓩世辰拭
 
 あれは加齢による咽の筋肉の老化によって起きる。老化によるシワのようなものだ。だれもそこからは逃げられない。トッポも多くのひとに「あのころとまったく同じですね、すごいです」なんて言われるほどに、まったく同じじゃない自分の衰えを感じて落ちこんでいることだろう。プロのプロたる由縁は安心感であり、いまのトッポのように音程が揺れて、聞いているこちらが心配になるのはまずい。でも往年の名歌手で、いま聞くに堪えないひとはいくらでもいるから、トッポは最上級のレベルを保っていることになるのだろうが……。

 しかし、しかし、しかし、そういうことを考えれば考えるほどに、まったく衰えのない、いや、それこそ進化しているようなジュリーの凄さはなんなのだ!?

映画「藁の楯」感想──キャスティングへの意見

waranotate 大韓航空の機内で見た。基本として機内で映像を見ることはないし、見るとしてもハリウッドものが多いのだが、さすがに日本語が恋しくなっていて、日本の映画を選んで観た。仁川と成田はちかいので終らないまま着陸態勢に入り、ラストシーンをなんとか見られたのは成田にランディングしてからだった。周囲がみなもう降りる用意をしている中、ひとりだけ未練たらしく機内の映画を見ているのは、ふだんそういうことをしないので、恥ずかしかった。しかしああいうストーリィだから結末は見たい。
 
 原作も読んでいないし、まったく知らない映画だった。帰宅してから調べた。あの「ビー・バップ・ハイスクール」のマンガ家が発表した小説なのだとか。私はマンガからドラマ、映画まで学園ものは嫌いなので「ビーバップ」は読んだと言えるのかどうか。知ってはいるが熱心な読者ではない。同じく「GTO」なんかも。

 10日に見て、そのときDVD発売が18日と知る。もうすぐだ。いつもの私のようにDVDになってから観るひとも多いだろうからネタばらしはマナー違反か。 



 見始めて最初に思ったのは、「これじゃJRの撮影許可が下りない。どうして撮ったのだろう」ということだった。後にWikipediaで調べて、台湾の新幹線を使って撮影したと知る。だろうなあ、ああいう内容じゃ私がJRの担当者だったとしても使用許可は出さない。



 ストーリィではなくキャスティングへの意見ならいいかな。松嶋菜々子はどうなんだろう。こういうタイプの映画では「ホワイトアウト」の出演がある。あれは主人公の恋人役で、美人が美人を演じるだけだから似合っていたけど、ここでは切れ者の女刑事である。拳銃を使い、逮捕術を駆使する。 あまりこういうアクションが似合うひととは思えない。かといって「犬神家の一族」も適役とは思えないし、やはり彼女のベストは「やまとなでしこ」のような役柄、になってしまう。使いかたのむずかしい女優である。

 猟奇的殺人犯役の藤原竜也はどうだろう。二枚目でかわいい顔系の彼をそういう陰湿な犯人役にキャスティングするというのは狙いのひとつであり、藤原も新生面を切りひらくために受けたのだろうが、私には、変態顔の、目が死んだような、あるいはいつも泳いでいるような、気味の悪い顔の犯人像のほうがいいように思えた。
 原作ではこの犯人の容姿はどんなふうに描かれているのだろう。原作の中でも二枚目なのか。今度そこだけ読んでみる。もしも原作者・きうちかずひろ(これはマンガ家としての名なので小説家としては木内一裕と漢字で書くのかな)がマンガ化するとしたら、犯人はどんな顔にするだろう。

 山崎努の演技は、まことに名演ではあるのだが、カメラを引いての長尺で、「さあみなさん、山崎さんの名演です。みんなで感激しましょう」みたいな押しつけ感が強くて白けてしまった。 



  韓国人、支那人の態度がギスギスしている。あきらかに以前とは違う。もともとどこでも隣国というのは不仲なものだが、なんだかね、溜め息が出る。真の民意ならまだしも政府誘導、洗脳による反日だからなあ……。

覚醒剤、大麻、芸能界歴代格子園強豪

歴代格子園出場強豪校

清水健太郎 7 (大麻3、覚せい剤4、ひき逃げ1)
岡崎聡子 6 (大麻1、覚せい剤5)
岡村靖幸 3 (覚せい剤3)
高橋祐也 3 (覚せい剤3)
萩原健一 3 (大麻、恐喝、業務上過失致死傷)
田代まさし 3 (覚せい剤2、銃刀法違反、のぞき、ミニにタコ)
翔(横浜銀蠅)3 (覚せい剤3)

美川憲一2 赤坂晃2 木村一八2 長渕剛1 いしだ壱成1 槇原 敬之1 小室哲也1 酒井法子1 押尾学1

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 高校野球の甲子園と覚醒剤で捕まる格子園を掛けた2ちゃんねるなんかに定番として出まわっているお遊び。よくできていると毎回感心する。
 これ、たしか、ここにいる芸能人の名字で「清水商業 広島」とか、そこまで凝ったヤツもあるんだよね。今度見つけたら貼ろう。
 しかし清水の中毒ぶりはもちろんだが、岡崎も、十代のオリンピック出場のころから知っているけど、もう52だって。それでもついこのあいだも捕まっていた。やめられないんだろうなあ。

「世界の秘境で発見」に思う「地図」のこと──地図を読めるひとは限られている

 この種の番組を見ていると、レポーターの芸能人が、現地で地図を拡げ目的地を訪ねている。
 これはむかし私もさんざんやってしまった失敗談でもあるのだが、世界には地図を読めないひとが多い。欧米の大都市では苦労したことはないから問題ないとして、アジアでは読めないひとが多い。
 それは学校で習っていないという文盲の場合もあるが、それとはまたべつに、彼らには「地図を読んで訪ねる」という感覚がないように思う。 学校に行っていて読み書きも出来るが、地図を差しだされると困惑するひとは多い。

 一方でまた、自省も含めて言うが、目的地に行くのに、すぐに地図を拡げてしまうのが日本人である。
 しかし現地に住み、そこから離れることもなく、生涯そこで暮らすひとにとって、地図を見て移動するというようなことは生涯無縁なのだ。
 自分もさんざんしてしまったから大きな声では言えないが、現地に着き、地図を拡げ、「ここに行きたいのだが」と誰彼なくと問いはじめるレポーターを見ると、かつての己の醜さを再現されているようで赤面してしまう。

上方漫才大賞──ウーマンラッシュアワーの電話ネタ──笑えない

kamigata いま動画倉庫で、過日放送された「第48回上方漫才大賞」を見ている。関西テレビのようだ。こちらでは放送されない。まあ放送したとしても「上方」とあるのでは視聴率は取れないだろう。こういうのを放送翌日に見られるのだからインターネット時代はありがたい。私はいまほとんどテレビを見ないけど、こうして見る番組は以前より多岐に渡っている(笑)。ある意味、以前よりテレビ中毒なのかもしれない。

 こどものころ、毎日放送とTBSの関係で「てなもんや三度笠」の藤田まこと、白木みのる、財津一郎や、「スチャラカ社員」のミヤコ蝶々、ダイマルラケット、人見明らを見て育ったので、大阪の笑いにはなじんできた。 だからこそ第1回M1でまったく受けない関東味のおぎやはぎもまた楽しめたのだが(笑)。

kanren6M1グランプリ2001──笑いの感覚──2004年11月12日記


 この2004年の文を読みかえしたら、当時もシンスケは問題を起こしていることを思い出した。こうなるのは必然だったのだろう。復帰の噂もかまびすしいが。



 新人賞出場のウーマンラッシュアワーのネタのこと。
「夜道で痴漢に遭った女が110番するが、その接続が面倒」というネタ。

 あの、「××に御用のかたは1番を、▲▲に御用のかたは2番を」という自動応答のヤツである。長々と説明を聞き、やっと自分のことに相当する7番まで来たのでそれを押したら、そこからまた、その7番の中でも、「□□に御用のかたは1番を、■■に御用のかたは2番を」と延々とやらされ、いつまで経っても肝腎のところにたどりつかない気分の悪くなるシステムだ。
 そういうことを10分ぐらいやらされ、やっと「以上のことに該当しないかたは今からオペレーターに繋ぐ」になる。最初からそうしろと言いたくなる。しかしそれではあちらも人員が持たないのだろう。オペレーターにたどり着くまでは、延々とこの10分間のぼたん押しを毎度せねばならない。

 ウーマンラッシュアワーのネタは、これを「痴漢に遭った女性が110番したら、このシステムだった」というもの。
「痴漢です、助けてください」と電話したら、110番の自動応答システムがそんな感じで分岐して行く。なんとか痴漢対策のところまでたどりついたら、そこからまた「触られた部分が上半身のかたは1番を、下半身のかたは2番を」となり、その下半身からまた、「お尻のかたは1番を」のように果てしなく分岐して行くというイラツキネタ。



 さて本題。
 私はこれを見ていて、「上手に作ってあるネタだな」とは思ったが、ちっとも楽しめなかった。それどころか忘れかけていたYahooとの不愉快な昔話を思い出して気分が悪くなった。
 このシステムで私が一番不快な目に遭ったのは、YahooのADSL回線を使っていた当時だ。頻繁にトラブルが起きる。それでいて応答が典型的なこの電話パターンだった。当時もう私は普通電話を解約していたので携帯電話だけである。これを延々とやられるととんでもない電話賃になる。よってテレカをもって公衆電話まで出かけた。それでもこれをやられ繋がるまでにたいへんな度数が要った。それでいてやっとのことオペレーターに繋がっても、全然解決にならなかったりする。
 しばらくしてから解約して別の会社にした。トラブルもなくなったし、たまにあってもすぐに繋がった。Yahooだけはやるまいと思った。今もYahooには関わらない。検索にも使わないしツールバーなんてのは絶対に挿れない。名前を聞くだけで気分が悪くなる。



 ウーマンラッシュアワーは笑いについて勘違いしているのではないか。
 あの「延々と続く自動応答で、なかなか肝腎のところにたどり着けないイライラ」を経験したひとは多いだろう。
 しかしそれは誰にとっても「楽しい思い出ではない」のである。
 ならそれを漫才のネタに応用しても、楽しむひとはいない。みなイヤなことを思い出して不愉快になるだけだ。

 ただのしゃべくり漫才のネタとして、「こういうシステムで不愉快になった。ひとをバカにするな、やめちまえ!」とやったなら、そうだそうだと共感の拍手も沸こう。だが痴漢に遭って困っている女性が、警察になかなか繋がらなくて苦労するというネタの、どこに共感が出来るのか。
 まあ遠回しにそういうシステムを批判している、という解釈も出来ようが、べつにお笑いで、そんな遠回しの必要もないだろう。



 ウーマンラッシュアワーは、シンスケが絶讃したこともあり、超絶早口の「バイトリーダーネタ」で、そこそこの人気を得た。注目された。しかしそのあとが続かない。それはそうだ。だってあれは芸は芸でも「奇芸」だから。
 一方、間を挿れずネタをラッシュするのが流行りの漫才界で、「時間の使いかたが贅沢」とまで言われるほど間を挿れたのんびり漫才のスリムクラブのほうがウーマンラッシュアワーよりも売れた。

 あの早口を「すごいなあ」とは思っても、こどもが真似して流行り物になるということはあるまい。
 しかしまああれはあれで凄い藝だと思うから、それはそれでいいとして、今回のこのネタは容認しがたい。

 今回のこの「笑えないネタ」は、笑いの方向性として大切なことを勘違いしているように思う。

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 私なりに、以下の文章はこのテーマと関連していると思い、リンクしておきます。

kanren6 
 フジテレビ青嶋アナの競馬実況 


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【追記】──やっぱり不愉快

 空港行きのリムジンバスの電話予約をしようとしたら、もろにこのシステムだった。外国人も利用するから、まずは使用言語の選択から始まる。 「日本語をご希望のかたは1を、英語をご希望のかたは2を、それ以外の言語をご希望のかたは3を」のように。そこから延々と長かったこと。

 3分経ってもまだ肝腎の所に行かない。いつまで待たされるのか。私のケータイはホワイトプランという使わないと安いタイプで、ほとんどケータイを使わないから私は助かっているが、その分、一度の通話料金が高い。たまに月に10回も使うといつもの倍の料金になっていて、その差額に驚く。おそらくもう200円はかかっている。けっきょく5分ぐらい待って、腹が立って切った。電話賃ただ捨てである。

 インターネットから予約できるというのでそちらに行く。姓名住所電話番号を書き、希望の日時をクリックする。すいすいと済んだ。最初からこちらにすればよかった。
 こういう多くの人間が利用する「トラブル相談」とか、「予約」のようなものに関して、もう電話は存在価値をなくしているように感じた。 

福山雅治、台湾訪問「真夏の方程式」──大震災支援を感謝

fukuyana福山雅治が2年越しの台湾訪問!震災支援に感謝「日本人は皆知っています」

 福山雅治が現地時間4日、映画『真夏の方程式』のプロモーションのため台湾を訪問し、レッドカーペットイベントと舞台あいさつを行った。2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響で同年3月に台湾で予定されていた記者会見が中止になった経緯もあり、福山は「やっとやっとやっと台湾の皆さんに会えました。本当に皆さんに会いたかったです」と2年越しの訪台に笑顔を見せた。

「ガリレオ」シリーズのほか、福山出演のテレビドラマ「ひとつ屋根の下」「龍馬伝」などが台湾で放送されていることもあって、台湾でも福山人気は絶大。空港に詰め掛けた約500人のファンと30媒体を超える報道陣に対し、福山は「大家好! 我是福山雅治(こんにちは、福山雅治です)。台湾の皆さん、今日はありがとうございます」と北京語と日本語であいさつ。出口に向かって進み始めると福山の周囲にマスコミとファンが殺到し、一時ロビーは大混乱に陥った。

 舞台あいさつに登壇した福山は、東日本大震災の際に多大なる支援をしてくれた台湾の人々

3.11の震災のときには台湾の皆さんが温かい手を差し伸べてくれました。そのことを僕だけじゃなく日本人は皆知っていますし、感謝しています。本当にありがとうございました

と日本人を代表して感謝の言葉を伝えていた。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130705-00000014-flix-movi

(写真は中日スポーツより)
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 福山、ありがとう。日本人のひとりとして心から感謝します。おとこだね!
 世界で一番日本のことを案じてくれた台湾のみなさんに、失礼なことをした民主党政権の存在が悔しい。
 台湾の篤い友情に感謝するほどに、シナの手先の民主党が憎い。あいつらは献花の際、台湾代表の場を設けなかった。
 福山、よくぞ言ってくれた。ほんとうにありがとう。



manatsu この映画、いま公開中か。「ガリレオ」の映画版としては、「容疑者X」に続く。私がこの映画を見てここに感想を書くのはDVDになってからの半年後だな。 
 というか、ここのところ東野を読むのをサボっていたので、原作を読んでない。これは今日にも読もう。いますぐAmazonに注文。

 ほんとは近所の本屋で買わなきゃいけない。それが地域振興につながり、がんばってる本屋の応援になる。東野の話題の本だからきっとあるだろう。極力そうしているのだが、今回は探しに行っている時間がない。すまん。Amazonで買う。

世界の秘境で大発見!日本食堂9──キルギスの「えがお」という名の日本食堂「咲顔」──大阪の智性

 夜中、録画しておいた6月30日放送のテレ東「世界の秘境で大発見!日本食堂9」を見た。
 私の酒は「仕事に区切りがついたときが飲むとき」だから、朝の8時から猗媼爿瓩發△譴弌∈Fのように午前2時に猗媼爿瓩里海箸發△襦でもアル中じゃないからね。一日の内、飲む時間はほんのすこし。眠る前だけ。ただその時間がサラリーマン的に決まっていないだけ。それがしたくて不利な職業を選んだのだから見逃してくれ。



 その番組で、キルギスで日本食堂をやっている大阪出身42歳女性の店を紹介。店名は「えがお」で「咲顔」という表記。

 これがふつうに「笑顔」なら、ここに書くこともなかったんだけど(笑)。
 このひとは漢字の「笑」と「咲」のことをご存知だったのですね。インテリだあ。野に賢人ありき。大阪えらい!

 出演者や相変わらずの演出には言いたいこともありますが、とにかく今回はキルギスの日本食堂「えがお=咲顔」に乾杯です。



kanren6タカトシの時間ですよSP──誤って伝わった漢字「笑う」と「咲く」について

・再び「笑う」と「咲く」について

ロンハー話──竹山いじめは笑えるか!?──アメトーク「華丸大吉芸人」讃歌

 録画しておいた6月19日のロンハー2時間特番を見た。
 前半は、ロンブーふたりと、有吉、ザキヤマ、竹山での熱海小旅行。
 結託しての竹山いじめ。ちっとも笑えない。これが最新の笑いなのだろうか。これを笑えない私は遅れているのだろうか。
 悪賢い小学生数人が、鈍重でひとのいい中学生をいじめるような内容。
 人気番組で主役級にいじってもらい、芸人として竹山は満足かも知れないが、私は楽しめなかった。消した。

※ 

 私がこの種の番組を見るのは晩酌のときだ。仕事が終った時が飲む時だから、朝酌だったり昼酌だったりめちゃくちゃだが。仕事に満足して一杯やり、気持ちよく寝たいから不快になる番組は見たくない。

 「アメトーク──華丸大吉芸人」を引っ張りだして再生する。
 本人達はテーマになるほどのものではないと遠慮したが、あまりにいい内容で2週連続になったものだ。
 華丸大吉ふたりの人柄のよさと、それを慕う後輩芸人達の笑顔がすばらしい。何度見ても楽しい気分になる。
 放映は2012年の5月だから、もう1年以上前になるのか。アメトークという企劃の最も良質な部分が集約された回だろう。
 しかし華丸が横浜に、大吉が不動前に住んでいるってのも実感がない(笑)。



 ロンハーとアメトークは同じスタッフが作っている番組だが、出来不出来の落差が大きい。それはまあ毎週おもしろいものを連続させるなんて無理だから、わかってはいるけれど。
 「竹山いじり」は、特番にしてまでやるほどのものではない。
 そもそも通常?の番組でも、山崎の竹山いじりはしつこく、私はそれで山崎が鼻につくようになったほどだ。なのにそれを特番にしてまでやる感覚がわからない。そう感じる視聴者は増えているはずだ。番組が舵取りをまちがわないように願う。 

なぜか映画「君よ憤怒の河を渉れ」感想が人気に(笑)

kimiyo ブログを書いていることの楽しみに、右の「人気記事」に、思い掛けないものがランクインすることがある。何年か前に書いたものが、突如ランクインしてくるのだ。
 それがまたみな「地味なテーマだが、本人は気に入っているものばかり」だからとてもうれしい。「いったい何がきっかけでこんなことが起きたのだろう」と、【木屑鈔】では、「××を引っ張りだしてくださったかた、ありがとうございます」と見知らぬひとに礼文まで書いたほどだ(笑)。

 昨日からなぜか《映画「君よ憤怒の河を渉れ」感想》がランクインしている。うれしい。何が起きたのだろう。
 読み返して見た。なかなかの力作である(笑)。うれしいので、写真を探して挿入し、すこし体裁を整えた。

 2011年10月19日に書いた文章に、いま突如アクセスが増えた原因はなんなのだろう。考えられるのは、テレビで放映されたとか、リメイクされることになったとか、それぐらいだが、どうなのか。いま検索してみたが、べつにそんなこともないようだ。なぜだろう。不思議だ。とにかく、うれしい。



 読み返して、あらためて全部が自分に繋がる、まるで自分史みたいな映画だと感じた。
 まず原作が大好きだった西村寿行である。日本人作家でこれほど入れ込んだのは二十歳のころの筒井康隆以来だった。仕事もなく当然金もなく、厳しい時代だったが、だからこそ、寿光の書く復讐譚を貪るように読んだ。

 次いで舞台となる場所が土地鑑のあるところばかり。この偶然は大きい。私は世界中のあちこちを、知っているようで、実はなんも知らないのだ。

 競馬取材で行った北海道日高の様似(さまに)が出る。なかなかここに詳しいひともいまい。そこから牧場主のセスナ機を操縦して脱出し、海面に降りるのが茨城の大洗海岸だ。私の故郷に近い夏海(なつみ)である。
 東京に戻るのに常磐線の石岡、土浦なんて地名が出る。私が東京と故郷の往復に何十年も乗っていた電車だ。ふた親が死に、縁が切れたからこそ、むかしが懐かしい。

 しかし主人公・高倉健は警察の推測の裏をかき、違う路線を選ぶ。それが両毛線。茨城から東京ではなく、敢えて栃木に出るのである。両毛線、これまた懐かしい。「両毛」の意味がわからないひとは、日本史を勉強するように。両毛とは、上の毛、下の毛のこと。エッチな意味じゃないよ(笑)。

 茨城から高倉健は東京に行かず、栃木経由で山梨の大月に行き、そこから徒歩での奥多摩越えという苦難の道を選ぶ。するとここが私のいま住んでいる近く。ノートパソコンを持って奥多摩に行き、ひなびた駅で文章を書いたり本を読んだりするのは私の趣味のひとつになっている。
 この奥多摩越えで体調バテバテになりさすがの高倉健もダウンする。するとまた「寿行作品お約束」の色っぽいシーンが登場する。舞台は立川。倒れていた「かっこいい男」を、「不幸な匂いのする女」が助ける。もちろん男は高倉健。助ける女は倍賞美津子。
 舞台は立川。これはいま住んでいるところ。大きな買い物(笑)をするときは立川だ。まあそれじゃ不満足なので、100パーセント「通販族」なのが現状だが。

 格闘シーンは新宿のよく知っている地域。前記したように、私は東京住まいは長いが、知っている地域が限られている。この舞台が、池袋や、高円寺とかだったら、まったくわからなかった。

 さらには中国で人気映画となったことから中野良子が「中野良子学校」なるものを中国に設立する(たけしがゾマホンとの縁からベナンに設立した「たけし学校」の先駆になる)のだが、それが私がしばらく過ごしたことがあり、シナにおける数少ない「思い出の地」である秦皇島(ちんふぉんたお)なのだった。 



 私は基本的に出無精で引っ越し嫌いだ。日本は故郷の茨城と東京しか住んだことがない。その東京も、40年住みながら、品川のごく一部と今の西東京しか知らない。品川時代、新宿から先は行ったことがなかった。高円寺とか吉祥寺なんて何も知らない。もちろん浅草とか門前仲町なんて下町は何も知らない。

 一応仕事柄30ヵ国ぐらいは行っていると思うが、日本にも行ってない県があるし、中国はあれほど広い国だから、訪問したことのある地域はかなり限られている。だいたいが「1回や2回行ったことがある」は「知っている」にはならない。なのにこの映画に出て来る「場所」は、すべて「知っている」と言えるところだった。

 もしも高倉健が真犯人を訪問するのが九州の田舎であり、そこからセスナ機で脱出するのが岐阜であり、埼玉の山奥から東京に入り、挌闘するのが旬な(笑)お台場で、その後、中野良子が学校を開いたのが中国の××市だったりしたら、私には原作以外なんの縁もない映画だった。なのにウソみたいに、知っているところばかりが連続する。これほどの偶然もそうはない。なんとも奇妙な感慨につつまれた作品だった。



 しかし映画その物の感想は、「とんでも」ですけどね(笑)。 

「YOUは何しに日本へ?」を見逃した──イギリス人青年の大阪東京歩き旅後篇

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 先週、「YOUは何しに日本へ?」で、「大阪東京歩き旅のイギリス人青年」を見た。おもしろかった。触れ合う日本人の日本人らしさが興味深い。前篇である。東京に着く後篇は次週、となる。楽しみにした。



 日本人は優しい。日本はきれいだ。
 きれいは、風光明媚という意味もあるが、人々の道徳心で、町も村もきれいだ。
 支那や東南アジア、インド等に行くとがっかりする。そこいら中、プラスチックごみ、ビニールゴミで溢れている。汚い。彼らは、竹の皮の包装とか、素焼きの土器とか、それで生きてきた。当時の感覚で、今もそれらを投げ捨てる。バスや電車の中からも。ごみ箱に捨てるという習慣がない。むかしはそれらは土に戻った。プラスチックは戻らない。よってそこいら中ゴミだらけになる。

 初めてかの地で夜行電車に乗ったときの衝撃を思い出す。さわやかな朝の目覚め、緑の中を古ぼけた電車が行く。いかにもアジアを旅しているという満足感の中、線路の両側に白い川が流れていると思ったら、それは窓から投げすてられたプラやビニールのゴミだった。その汚らしさは、清潔な日本人感覚で見るとうんざりする。
 土にもどらないのは日本でも同じ。だが日本人は、ごみ箱に捨てるようにする智慧がある。彼らにその感覚はない。それが根づくにはまだまだ時間が掛かる。
 
 その点、イギリスの田舎はきれいだ。さすがマナーの国と思う。でもイギリスは食い物が不味い。何百年も前の建物がそのまま維持された田舎は、御伽話の絵本のように美しいけれど、食い物が不味くては、どんな景色も楽しくない。一方牴屬療圻瓮僖蠅聾い諒気世蕕韻捻い。でもイギリスよりは美味い。 だからふたつにひとつなら、私はイギリスよりフランスを選ぶ。



 いろんな意味で日本はバランスが取れている。でも旅館に泊まって旅行しようとしたら高い。
 もうひとつは、杓子定規だ。上記、東南アジアは、いや支那でさえも、ホテルの規則はゆるい。朝の7時にチェックインして翌日の午後までいられたりする。だが日本は、午後3時にならないとチェックインできないし、朝の9時には追いだされる。

 この青年が日本の旅館を利用しての旅ならたいへんだ。規則だらけの日本に不満も抱いたろう。でも彼は徒歩旅行、テント生活だからその心配はない。



 日本人は優しい。島国根性なのに紅毛碧眼の外人に優しい。それは多くの外国人旅行者が感激して語ることだ。かくいう私も、道を訊かれて、細々と説明しているうち面倒になって、直接目的地まで連れていってやったことが複数回ある。外国でそこまで親切なひとには会ったことがない。

 ただし日本人は島国根性だから、多民俗的な心遣いが出来ない。理解できる範囲の紅毛碧眼には親切だが、それを越えると野次馬になる。
 悪しき例に、プロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアントに群がり、指を指して、「バケモノだ、バケモノだ」と大騒ぎしたことがある。フランス人のアンドレは「バケモノ」の意味を知り、日本人が大嫌いになった。それは亡くなるまで生涯変らなかった。申し訳なく思う。
 異国人にも心優しい一方、それもまた典型的な「日本人気質」ではある。



 その楽しみにしていた「YOUは何しに日本へ? 大阪東京歩き旅後篇」を見逃してしまった。
 デスクトップ機で仕事していて、ふと「今日は月曜日。なんか楽しみにしていたテレビがあったような……」と思い、「あっ」と叫んだときはもう午後7時半。この番組は午後6時半から7時54分まで。急いでテレビを点けたが、すでにイギリス人青年は東京に着き、ゴールの東京タワー寸前だった。そのシーンと、カットインされる24日間の歩き旅で触れ合ったひとびととの写真だけで、前篇を見ていたこともあり、充分に感動的なのだが、そこに到る後篇を見逃したから歯痒い。

 失敗した。毎日テレビを見る習慣がないので、ここのところ見るようになったこの番組や「世界のナゼそこに」「世界の村で発見」で、毎度この失敗をしている。失敗しないのは時間の決まっている日曜の将棋と競馬ぐらいだ。ネットの動画倉庫に慣れ、「見たいものはいつでも見られる」と思うようになったのも大きい。



 じゃあ毎週予約録画にしておけばいいだろうと言われそうだが、大震災以降、私はテレビや録画機器の通電待機状態を切るようになった。実に何とそれだけで、テレビや録画機器、電子レンジのコードとか、通電状態のそれらをオフにするだけで、月の電気代を千円以上節約できたのだ。同じく年中通電していた電気ポットを止め、必要量のお湯を小型ケトルで沸かすようにしただけで千円節電。気遣いだけで月に2千円以上も節電できるというのは新鮮な発見だった。以来習慣になっている。週に5時間程度しか見ないテレビ関係機器の電源を四六時中オンにしておくことは出来ない。東北完全復興のその日まで。

 だったら、目の前にあるカレンダーに赤丸でも点けて気配りするか。それぐらいしか方法はない。
デスクトップ機にいつも「電子カレンダー」を表示させているから、それのアラーム機能で「月曜午後6時半」を知らせるという手もある。



 たぶん数日後にはネットの動画で見られるだろう。でもディスプレイのちいさな画面ではなく、録画しておいて、大きな画面で、ビールを飲みつつ見たかった。悔やまれる。

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【追記】──旅の方法によって感想は変る──5/29

 そのイギリス人青年は、日本人の親切や優しさに感動し、「日本人でも出来ないような体験をした」と語っていたが、それは彼の旅のしかたがよかったからだ。
 前記したように、もしも資金をたっぷり持っていて、名のある旅館を泊まり歩くような形だったら、清潔であること、料理がおいしいこと、痒いところに手の届くような心遣い等、いくつもの点を褒めたろうが、同時に、あまりに形にはまっていて自由ではない缺点にも気づいたろう。

 私はもう長い間、日本の旅館泊まりを経験していない。山奥のひなびた旅館でも食事には必ずマグロが出て来るような形式にうんざりしたからだ。だったらビジネスホテルに泊まり、その辺に食事に出た方がいい。彼は理想的な形で日本を体験した。それもまた事実だ。



【追記.2】──やっと観られた、いい内容だった──5/30

 すぐに観られると思ったのに、あの「著作権管理者の要請により削除」となっていて観られない。今日ダメモトでまた探したら、無事「FC2動画」で観られた。いま視聴中。うれしい。



 いい番組だった。ほんと、テレ東はがんばっている。すばらしい。
 ところでこの番組、取材と編集がたいへんだろうなと思っていたら、やはりネタが足りなくなったらしく、次回は3週間後とのこと。また見逃しそうだ。

 芸能人を適当な外国に行かせて番組を作ることはたやすい。能動だからなんとでもなる。
 だけどこの番組のように、空港でおもしろそうな外国人を待つという「罠に掛かる獲物持ち」という受動は、思うようには進行しない。
 私がこの番組を好きなのはその点なのだろう。芸能人が異国を訪れて騒ぎたてる番組には厭きてしまった。

ロンハー話──大島麻衣の魅力と競馬番組でのいいかげん(笑)

フジテレビの競馬番組に出演している大島麻衣のいいかげんさ(笑)について書いた【競馬抄録玉】の評判が良い。大島ファンがやってきて立腹しているとも思えないので、私と一緒に彼女のいいかげんさを笑っているひとが多いのだろうと解釈している。

知らないひとのためにリンクしておきます。競馬ブログではありますが、彼女の軽さについて書いているので、競馬を知らないかたにも楽しめると思います。

・フジ競馬中継──大島麻衣の魅力とあやうさ──高島彩になるか菜々劼砲覆襪!?

・フジ競馬中継──吉田豊のことを猝敕甅畍綟に問う大島麻衣の無神経(笑)

・ フジ競馬中継──キズナの走りを「ピョンピョン跳んでますね」と言う大島麻衣のいいかげん(笑)



私は「ロンハー」初登場から彼女を知った。AKB時代は知らない。当然だ。知っていたら気持ちが悪い。小林よしのりじゃあるまいし。

ロンハーの「うぬぼれ番付」で、「腹黒」とか「かまとと」と言われるキャラもおもしろかったし、「運動会」で披露する運動神経抜群なのもよかった。
彼女もまた「ロンハーで再生されたひとり」として人気が上昇し、競馬番組のコーナー担当にまで進出してきた。たかが競馬番組のたかが1コーナーではあるが、この種の番組はコアなファンがついているから、これはこれで出世である。うまくそれを活かして人気が出ることを願った。



しかし、そこでの彼女がまたいいかげんだった(笑)。
それをまとめたのが上の文になる。

私は彼女なりの頭の良さで、あっと言う間に競馬をマスターして人気者になるのかと期待した。
そうじゃなかった。努力せず雰囲気だけで乗りきろうとしている。たぶん大島にとって、「競馬番組をやるようになったから競馬のことを勉強しようなんてのは、かっこわるい」のだろう。あるいは「あたしは今までノリで乗りきってきた。今回もそれで大丈夫」と思っているのか。頭のよさが裏目に出たいいかげんなことをやっている(笑)。

毎週嗤わせてくれる。
中には「こいつ、いいかげんだ!」と真剣に怒っている競馬好きもいる。
私は彼女が競馬ファンみんなに好かれるようになってほしいのだが……。
そんなキャラじゃないのか。その適当具合が魅力なのか。
さてさてこの先、どうなるのやら。

「世界ナゼそこに」のイースター島──以前見たことのある中身

sekainaze テレ東の「世界ナゼそこに」を録画しておいて見ようと中身を調べたら、「チリのイースター島の日本人夫婦」。これ、以前他の番組でやって見ている。同じひとであることはまちがいない。これがイースター島案内の番組でチラッと見ただけだと話も変わるだが、その番組もこの夫婦にテーマを絞っていた。

 イースター島というのはモアイ以外にはなにもない孤島である。行かずに憧れる分には人類の謎みたいで興味深い。しかし、大金をかけてまで行くところだろうか。行ったひとを何人か知っている。みな、つまらなかったと言う。

 私もこどものころから「世界七不思議図鑑」のようなものでモアイを見て興味をもち、何十年も前に初めて映像が流れたときは、食い入るように見たものだった。だが現実に行けるだけの資金が出来てから(行くことが現実味を帯びてきてから) は、急速に興味をなくした。行ったことはないし今後も行くことはない。

 ピラミッドやアンコールワットには行ってみるだけの価値があったが、果たしてイースター島って、そこまでのものがあるだろうか。

 てなことはともかく、一度見て中身も覚えているので、録画は中止。 
 世界のあちこちであーだこーだ番組は、こういうダブりがあるからむずかしい。 



 21時からのテレ朝「世界の村で発見」はどうだろう。こちらの舞台はメキシコ。知らない内容なのでいちおう録画してみるか。 

テレ東「世界ナゼそこに」とTBS「世界の村で発見」がバッティング──に【追記】

sekaiテレ東「世界ナゼそこに」とTBS「世界の村で発見」がバッティング──に【追記】


 今日もまたぶつかりました。前回はテレ東の特番がTBSの時間に食いこみましたが、今回はTBSがテレ東の時間に食いこんできました。

 両方見たいけど見られない環境の私は困っています。

アメトーク話──将棋たのしい芸人──狩野英孝の魅力!──ひやひやだけど成功かな?

録画しておいた5月2日のアメトーク「将棋たのしい芸人」を猯笋篶笋笋靴覆ら畍た。
将棋好きとして成功して欲しいと心から願っている。
時はいま「電王戦」で盛り上がっているし、ここでこの人気高視聴率番組で話題になれば勢いに加速がつく。

しかし同じような期待をした「島耕作大好き芸人」が大すべりだったように失敗の可能性も高い。知的な挌闘技である将棋は、知らないひとに対しておもしろく語るのがむずかしい分野だ。

出演を予定される芸人の将棋実力もあやしいものだが、ここでまたむずかしいのは、じゃあ彼らが私が納得する将棋実力があり、その他将棋の歴史等にも満点の知識をもったひとたちであれば安心して見られるのかというと、そういうものでもないのだ。ここがややこしい。まともに将棋が好きで強かったなら、かえっておもしろく語るのはむずかしい。マジメになってしまっては将棋を知らない客は引いてしまう。なんだかもう八方塞がりで、こんな企劃やらなきゃいいのにと心配しながら見た。

もしも期待100%だったなら、録画しつつリアルタイムで見ただろう。
でも不安が先に立つ。
だから、もしもひどいことになっていたら、すぐに消し、録画も削除して、なかったことにしよう(笑)と思いながら録画番組を視聴した。



案の定「将棋大好き芸人」たちは、ちっともおもしろくなかった。そもそも将棋が、知らないひとにとってはおもしろいものじゃないんだからしかたない。熱心に語れば語るほど知らないひとは引く。企劃自体が危険なのだ。
アメトークのこの種の企劃では、それにまつわる失敗談を語ったりして笑いを取る。しかし「将棋ネタあるある」では、将棋を知らないひとに笑いは起きない。失敗回になるのかと覚悟した。



ところが、ここに将棋をまったく知らないひと代表として狩野英孝を起用したことにより、この番組は、将棋に詳しいひとにも、知らないひとにも笑える(かどうかは定かではない。私は将棋を知っているから)楽しい番組になった。

初心者のころ、興奮して自分の駒を取ってしまったり、行けないところに飛び越えて行ってしまったりする失敗はよくある。しかしそれは滑稽なことだったと、将棋好きが思い出として語っても、将棋を知らないひとの笑いにはならない。ところがおろおろした狩野が王様の前の自分の歩を取ってしまうと、見事にわらいになる。なんともたのしい。



「ラーメン、ツケメン、ぼくイケメン」とやっているころの狩野はすぐに消えると思っていた。実際ピンのお笑い芸人としては限界だった。ところがロンハーでその天然ぶりを笑いにする企劃が成功してから、ちがう形の起用法が生まれた。
この回は、そういう狩野の犧庸臭瓩最高に発揮された場となった。もちろんそれはこの企劃に狩野を起用した制作側の勝利でもある。

いまこの文をアップする前に検索してみた。すると、2ちゃんねるの芸能スレで、

・さすがに笑い取るな狩野w

・ふと思ったんだが、これ狩野のお陰で面白いんじゃね? 狩野いなかったら糞回になってたと思うんだども。

・カノウ居なかったら糞だったな

・今日ハズレ回かと思ったら、英孝ちゃんのおかげで超面白いわ。


のような書き込みを見かけた。
このひとたちは、それなりに将棋を知っていると思う。そして「クソ回」になるのではと案じていた。この番組がおもしろくなったのは狩野のおかげだとみなわかっている。



狩野でたっぷり笑わせてくれて、負けた狩野が強くなってやるという意識を見せ、最後に羽生三冠がビデオで登場して将棋盤プレゼントだ。いい締めだった。羽生はどんなに忙しくてもこういう将棋普及の役に立つことには断らず協力する。頭がさがる。

日本将棋連盟のサイトでは、「アメトークが将棋を特集」と告知していた。日本全国の将棋ファン注目の番組だったのである(笑)。
よかった、成功して。

すべては狩野英孝のおかげだった。



しかしじゃあ狩野が本気で将棋を好きになり、5級ぐらいになり、棒銀を会得して飛車先を突破できるぐらいに「なってしまったら」、逆にもう笑いは起きまい。だから「2回目は無理」である。

かといって、狩野と同じぐらい笑いを取れそうな将棋を知らない芸人を連れてきてやったとしても、今回の二番煎じでしかない。狩野ほどおもしろいひともそうはいないだろうが、假に見つけてきたとしても、笑いの熱さは今回よりも落ちる。



とするなら今回は、「本来アメトークネタとしては無理な将棋をテーマにした回が、狩野の起用により奇跡的に成功した最初で最後の例」となる。

果たして2回目はあるだろうか。無残なものは見たくないからやらないほうがいいと思う。
とにかく今回は将棋ファンとして、「狩野英孝さん、ありがとう」とそれしかない。

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【追記】──あらためて「ぜんぶ英孝ちゃんのおかげ」と確認──5/5

上記をアップした後、また見てみた。楽しく見たあと二日経っている。
そこでまた新鮮な感じを受けた。
私は「狩野のおかげで番組全体がぜんぶおもしろかった」と思っていたのだが、正確に言うなら、「狩野の絡んでいる部分のみがおもしろい」のであり、それは全体の30%ぐらい、あとは最後に羽生三冠が出て来て締める部分が3%ぐらいだから、おもしろい部分は33%しかない。それを100%おもしろいと感じていた。そういう勘違いが出来たのだから、それでいいのだけど、クールな(?)分析をするなら、それは誤りになる。

たとえば序盤、フルポン村上が将棋駒と人生を例えてすべる。それをインパルス板倉が「おまえは将棋のチップのことをわかっていない」とフォローして笑いが起きる。私も笑った。しかしそれは登場早々、自分は将棋をまったく知らないわけじゃない、家にも将棋はあった、それであの、えーと、チップもあったと、将棋駒をチップと言った狩野の言語センスからの続きである。その他にも、成ることを「パワーアップ」と狩野が言ったので、その「狩野用語」も番組の基本の笑いとなっていた。

「穴熊」の形をとりあえず知った狩野が、守備駒をぜんぶ取られた惨めな形で、裸の王様がひとりぼっち(笑)で端っこに行き、「アナグマだ」と言ったら、周囲が「アナグマが草原にいる」と突っこんで笑いが起きる。これまた狩野のセンスにおぶさった笑いだ。

「狩野効果」を除いて観察すると、「将棋あるある」等、みんなすべっている。そりゃあ「将棋駒のいくつかがなくなってしまい、紙切れで代用品を作って使う」という「あるあるネタ」は、それこそ将棋好きなら誰もが経験したことだが、興味のないひとに受ける話ではない。

だけど「狩野効果」で、それを忘れてしまうぐらい楽しい出来になっていた。すくなくとも「楽しい回だったなあ。大成功だ」と感想を抱く出来になっている。
あらためて「狩野様々」だと感じた。このまま保存しておくので、あとでまた見ることもあるだろうが、そのときは「狩野出演部分のみ」になるだろう。時が過ぎると「おいしいとこだけ」を見て、つまらないところは飛ばすようになる。
冷静な感想としては、やはり「冷や冷やだった」が正しいのかな?

「たかじんNOマネー」から青山繁晴さん降板──予測通りの結末

「たかじんNOマネー」から青山さんが降板することになったらしい。



▼独研(独立総合研究所)の総務部によると、「たかじんnoマネー」というテレビ番組のスタッフから「番組がバラエティ色を強めるので、青山さんには今後、オファーしない」と連絡があったそうです。
 ぼくはもちろん、そのまま諒解しました。

 これによって、ふたつお別れを申します。
 たとえば新潟に、メタンハイドレートをめぐって泉田知事と協議するために出張したとき、機内で、空港で、そば屋さんで、旧税関のある明るい公園で、県庁で、ずいぶんと声をかけられ驚いたのですが、すべて「たかじんnoマネー」をご覧になっているかたがたでした。

 この番組は、東京では放送していませんが、案外に(東京などを除き)全国各地で放送されています。
 そのために、この放送で「青山繁晴という野郎を初めて知った」というひとが多かったのですが、これでお別れです。

 もうひとつ。
 この番組は、一般から抽選を経てスタジオにおみえになる番組観覧者がいらっしゃいます。
 収録や生放送が終わるたび、ぼくは、このかたがた全員と、おひとりおひとり眼をみて握手を交わしていましたが、これもお別れです。

▼今後、ぼくのテレビ番組への参加はどんどん減っていくのかもしれません。ひょっとしたら、ね。
 当然ながら、売り込みとか営業とか、あるいは芸能プロダクションへの所属などは今後も、一切いたしませぬ。したがって、場合によっては、もっと多くのかたがたともお別れになっていくのかもしれません。

 ぼくとしては、いままで通りの生き方を、独研とともに続けるだけです。また、ひとりのもの書きとして精進していきます。

 関西テレビの報道番組「スーパーニュース・アンカー」の生放送から帰京する機中にて。みなさん、ありがとう、こころから。
http://blog.goo.ne.jp/shiaoyama_july/e/ea01a3af0d226d33f076b3dd4a160ed8

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 私にとってネットで見る「たかじん」(東京では放送されていないのでテレビでは見られない)とは、「そこまで言って委員会」だった。たかじんが病気療養中に、代打の青山さんのやる政事ネタがおもしろくて「NOマネー」も見るようになった。

 しかしそれは完全に青山さんの政治番組になっていたから、たかじんが帰ってきたら青山さんは降りる(降ろされる)のではないかと予測していた。 青山さんとたかじんの仲が良好なのかどうかは知らない。しかし電池で言うなら+と+だからぶつかってしまうだろう。



 たかじん復帰作に青山さんがいなかったときは、「やはり」と思い、《「たかじんNOマネーで、えなりかずきが韓国大嫌い」と公言》にもそれを書いた。そのとき出ていた松尾とか大谷なんてのは、いかにも脇役であり、しっかりたかじんの引き立て役になっていたが、青山さんはタイプがちがう。降ろされたと思った。

 すると次の回には出演したので、早とちりだったかと反省し、「よかった」と追記した。
 そして今回の青山さんご自身からの降板の報告。残念だが、予測通りではある。



 青山さんが説明されているように、「バラエティー色を強めるので」と思いたいが、ちがう力の働きも感じる。
 そもそもバラエティー色を強めるだけなら、「今後あなたを起用しない」とわざわざ宣言する必要はない。バラエティー色を強める方向に行ったが、視聴率が低迷したので、また政事色を強めることにした、また青山を呼ぼうということもあろう。そのときのために、あやふやなまま確保しておいた方がいいのだ。明確に絶縁宣言する必要などない。
 つまりはこれ、「バラエティー色を強めるから青山と絶縁する」ではなく、「青山と絶縁するために、バラエティー色を強めるという理由を考え出した」のである。 



 どんな力が働いたのかと邪推すれば「Korean NOマネー」だろう。 
 単にたかじんが青山さんを気に入らない、だけならいいのだが……。
 しかしまあ腰ぎんちゃくを集めただけのバラエティならもう見ないな。

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【追記】──たかじん、体調不良で再度休養へ──5/11

 初期の食道がんから1年2カ月ぶりに復帰した歌手でタレントのやしきたかじん(63)が2日夜、体調不良を訴え、3日に予定されていた読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」の収録をキャンセルした。4日のテレビ大阪「たかじんNOマネー」の収録も見合わせる。読売テレビによると、詳しい病状は不明。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/05/03/0005959500.shtml



今年3月に食道がん治療から復帰したタレント・やしきたかじん(63)が、体調不良のため再度休養に入ったことを受け、テレビ大阪は13日、たかじんが司会を務める同局番組「たかじんNOマネー」を5月中は司会の代役を置かず、タレント・眞鍋かをり(32)らレギュラー陣が番組進行する形式をとることを発表した。

3月のたかじん復帰後は土曜午後6時59分から2時間枠で放送していた番組を、今月18日からは土曜午後1時からの1時間枠で放送する。眞鍋を中心に、大谷昭宏氏、水道橋博士らレギュラー陣で番組を進め、18日は鳩山邦夫衆院議員、25日は本村健太郎弁護士がゲスト出演する。
http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2013/05/13/0005986155.shtml


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 こういう事態は充分に考えられたのだから、なにも青山さんに「絶縁宣言」などする必要はなかった。キープしておけばよかったのである。
 なにをそこまで急いだのか。どのような力が働いたのか。不可解である。

ミスコリア候補がみんな同じ顔(笑)──延々と続く負の連鎖

「ミスコリア2013年の候補者がみな同じ顔」

 それはまあ、同じ技術で同じようなものを作るのだから、同じになるでしょうね(笑)。
 韓流ドラマやKARAとか少女時代にもいる顔です。とてもきれいだと思います。

 毎度いうことですが、生まれてくる子供は整形前の顔で出てくるわけで、母は美人、娘はブスになりますから、そこでまた娘は整形して、そうしてその美人の娘が結婚したらやはりブスの子供が生まれてくるので、そこでまた整形してと延々と繰り返されてゆくわけです。なんともせつなくなる負の連鎖です。

 韓国じゃもう整形手術は、日本の七五三とか成人式と同じく儀礼なのでしょうね。
こういうのって「みんなと同じ」なら怖くないし、みんながするのに自分だけしないとひとりだけ遅れた気分になります。私も整形しようかな。

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続報──フォトショップで修正した写真だった

 あれはフォトショップで修正した写真で、実際はそれほど似ていないとのこと。

 たしかに、今度の写真は見比べるとだいぶ落ちる(笑)。
 それでも整形している部分は見えるけど。鼻筋が同じだね。目と鼻は全員整形しています。

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 セクシー過ぎると話題の韓国の女性キャスター

koreancaster































 このひとの顔もミス出場者と同じ。もう区別がつかん(笑)。かわいくてセクシーでスタイルがよくて、文句なしだけれど。

 こんなきれいな娘をくどき落として結婚できたら有頂天だ。おれの女房はこんなにかわいいと自慢して歩きたい。毎晩、そりゃ燃えるだろう(笑)。でも残念ながら生まれてきた娘はぜんぜん違う顔(笑)。生ものじゃなくて人工品だからね。そこは気をつけないと。隠されていたアルバムで原形を知り愕然となる。



 下の写真は左がBefore、右がAfter。韓国の美容整形外科の宣伝パンフからの写真。すごすぎる(笑)。右の女と結婚して、ある日アルバムで左を発見しても同一人物とは思わないだろう。

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 とにかく強調したいのは、South Koreaを歩いていると、ここにあるような典型的朝鮮ブス顔ばかりだということ。このセクシーキャスターみたいな美人には出逢えない。私が出会ったのでは、最高にきれいでソニンぐらいの顔だった。あれがネイティブのベストだろう。あの国は美人の多い国では絶対にないですね。行けばわかる。

テレ東「世界ナゼそこに」とTBS「世界の村で発見」がバッティング──なぜそんなことをするの?

 競馬用に買ってきた東スポを読んでいて、今夜19時からテレ東で「世界ナゼそこに?日本人」の特番があるのを知る。19時から21時50分まで。
 なぜ「競馬用に買ってきた東スポを読んでいて」と書くかというと、テレビ番組表を見ることが、この形でしかないからだ。私が今テレビ番組表を見るのは、競馬用に東スポを買う金曜と土曜だけになる。
 録画予約をする。18時40分だった。
 それからまた番組表を見ていたら、TBSでも「世界の村で発見!こんなところに日本人」がある。 こちらの売りは千原せいじのアフリカ訪問だ。これも見たい。でも時間が被っている。



 アナログ時代、ひとつをHDDレコーダで録画しつつ、他局を見ることが出来たのだが、地デジ化があり、しばらくテレビ難民となったあと、アナログテレビに地デジチューナーを繋ぎ、それにHDDを繋いで録画する形で復活した私は今、録画しているとその局しか見ることが出来ない。なんとかしないと。さすがにこれは不便だ。 
 それにしても、ほとんどテレビを見ない私が、たまに見ようとしたら被るってのも皮肉だ。どうして同じような番組をぶつけるのだろう。テレビ局ってこういうことが好きだ。

 調べてみたら、金曜の本放送はこれからも同じようだ。基本はテレ東が20時から20時54分、TBSが21時から21時54分でぶつからないようになっているらしい。今回だけテレ東が特番なので被ったのだ。ま、しょうがない。金曜に見るテレビ番組が出来たのはそれなりにうれしい。



 21時からテレビを見た。テレ東を録画しているからテレ東しか見られない。そう思ってテレ東を見た。ロシアで、日本語の教師をしている元シベリア捕虜の86歳の日本人男性が、日本語の「カチューシャ」をロシア人の少年少女に教える。彼らの歌う清純な日本語の「カチューシャ」を聴いていたら涙が出た。いい番組だった。

 もうひとつ、カンボジアで胡椒の生産をする日本人男性の話も感動した。カンボジアは土地鑑があるので、あれこれ当時を思い出した。プノンペンもずいぶんときれいになっている。いまはもうプノンペンと日本でテレビ電話が出来るんだなあ。



 テレ東の番組はとてもよかったから、それで満足なのだが、またひとつ失敗をしてしまった。どうやらかなりテレ東は力を入れていたらしく、18時半から30分、過去をダイジェストした案内番組のようなのも組んでいたらしい。そしてそれは19時からの本編とは区切られていた。私は18時40分にテレ東を録画状態にした。それは19時からの2時間50分の特番を予約したつもりだったが、その案内番組を押してしまったらしい。録画されていたのは18時40分から19時までの20分間の案内番組だけだった。大失敗である。見られなかった部分も見たいし、見られたロシアやカンボジアの話も録画保存しておきたい充実した内容だった。

 演出への注文は、ワイプによる芸人の顔はいらない。以前よりはだいぶあっさりしてきて、よくなったけれど。



 ともあれ、ロンハーとアメトーク以外にも見たい番組が出来た。めでたい。
 今から昨日のその二番組をYouTubeで探す。うまく見られるだろうか。

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【追記】──またバッティング──意趣返し?──5/10


sekai
 先日のテレ東の特番に続き、今度はテレ朝が2時間特番。当然ぶつかる。
 これって同じような番組に対するツブシなのかな。やられたらかやりかえすのか。単なる偶然なのか。

 もちろん取材はずっと前にしたことだし、特番予定もずいぶん前に決まっていたわけだから、意趣返しなんてくだらないことではないだろうけど、でもなんかお互いに意識してつぶし合っているような感じは受ける。それは興味ある番組を両方楽しみたいこちらには迷惑なだけなのだが……。



 4月20日のテレ東の特番では、「ロシアに住む86歳男性」の話があった。シベリア抑留生活を体験し、帰国してから、またロシアに渡り、いまシベリアで日本語を教えているひとだった。

 今日のTBSにもまったく同じ「ロシア、86歳日本人」が登場する。なんとも不思議。
 もちろんこれまた戦争時の若者が、そのままあちらに住みこむと、ちょうどそれぐらいの年齢になるから、べつに不思議でもないんだけど、ついこの間のテレ東の特番も「ロシア、86歳」だったから、奇妙に感じる。



 録画状態にしたら、その局しか見られない私はどうしたらいいのだろう。両方とも録画しないことにして、頻繁に往復して両方見ればいいのか。
 しかしそれだとCMも見なければならないし、つらいなあ。今日は割り切ってTBSを録画しておいて後日見るか。テレ東のほうは「カンボジアの日本語教師女性」がテーマのようだ。これはけっこういくつかの国で知っているテーマでもあるし。割り切るしかない。

 むかし、野球中継でこんなのがよくあったし、大相撲中継でも複数の民放局が放送してぶつかったことがあった。

 いまも夕方のニュース枠や午後11時のニュース枠はぶつかっているわけだけれど。
 金曜日のテレビはこれしか見ないのに、それがぶつかるのだからついてない。
 というか、なんでこんなことをするのなあ。

 かといって曜日を変えたら、それは逃げたことになるから、意地でも出来ないのだろう。

 もう一台チューナーを買えば簡単に解決するのだけど、週に5時間ぐらいしかテレビを見ないし、こんな機会はめったにないのに、ちょっとバカっぽい。それにテレビを買い替えたら解決する問題でもあるし。困った。
 とりあえず今回はTBSを録画しておいて後日見る、テレ東は数日後にネットで見る、にしよう。

「たかじんNOマネー」で、えなりかずきが「韓国大嫌い」と公言!──断固支持します!

takajinno
いま朝の7時。昨夜放送された「たかじんNOマネー」をYouTubeで見ている。
テレビ大阪(東京だとテレビ東京)の番組。今回からゴールデンタイム昇格とか。今まで何時放送だったの? 知らない。関東では放送されていないから。こういうのもテレビ東京ではネットして放送したいのだろうが、たかじんが「東京での放送はならん!」と許可しないのだろう。いいなあ、そういうローカリズム(笑)。

たかじん療養中は青山繁晴さんが仕切っていた。とてもよかった。だがたかじん復帰で降ろされたのか、いない。大谷とか松尾なんてのを出すより青山さんのほうが断然いいのだが、青山さんだと発言力が強すぎるから、たかじんの個性とぶつかってしまうのだろう。でもそれはうがち過ぎで、そのうち復活するのかもしれない。希望的に考えよう。(4月20日に青山さん登場、よかった。)

大谷の汚い口許を見るだけでうんざりする。テレビに出るなら歯ぐらい治せ。歯並びが悪くて空気が漏れるから、しゃべりももごもごして聞き辛い。それでいてこいつヘビースモーカーだというから、臭いだろうな。



えなりかずきが「韓国大嫌い」と発言して話題になっている。

詳しくはこちら。まとめが早い。でもそれだけ衝撃的だったのだろう。

takajinenari













しかし勇気ある発言だ。感激した。
なにしろ役者である。役者の基本は「当たらず触らず」であり「どっちつかず」だ。なんにでも出してもらえるよう、なんでも演じられるよう旗色不鮮明、これが大基本。

そしてもうひとつの基本が、アイカワキンヤや爆笑問題オオタに代表される「気分は反体制」だ。「平和憲法を護ろう。中国韓国と仲良くしよう」と言っておいたほうが無難なのである。



これに関して残念だったことに、役者として最高にうまいと思っている香川照之が、中国の反日映画に出演し、洗脳されたかのような反日発言をしていた事例がある。こうなると、どんなにうまい役者だと思っていても、もう見る気がなくなる。

えなりの場合も、今回の発言によって、無知蒙昧な韓国愛の人々や、朝鮮への贖罪意識に染まった自虐史観の連中(日教組教師の授業により私もかつてはそのひとりだったわけだが)からは拒絶されるだろう。今回の発言は、役者として、とんでもない暴走になる。

これによって仕事が激減し、干され、それによって変節するようなことがないといいが……。



まとめサイトの書き込みで笑ってしまったのに、「ヤマダ電機のCMはだいじょうぶか」というのがあった。えなりってヤマダ電気のCMをやってるの? やってないけど「来なくなっちゃうよ」と心配してるの? テレビを見ていないのでそのへんがわからない。「電通が支配する世界で、よくぞ言った!」というのもあった。
日本一の家電量販店も在日企業なら、日本を支配する広告会社のトップも在日だから(いまの社長は知らないけど、韓流ブームを作った社長は在日朝鮮人である)、ここまで言ってしまうといきなりえなりが干されてテレビから消えることすら考えられる。ほんと、よくぞ言ったものだ。



なぜかヤマダ電機は将棋の普及に熱心で、地方でこども将棋教室なんてのを持ちだしでやっている。そういう形での地域浸透を目ざしているのか。それはそれで将棋ファンとしてすなおに感謝しているのだけど、在日企業だから、そのうち「日本将棋の起源は韓国」なんて言いだすかも知れない。そのへんの安心感がない。なにしろキリストも孔子もみんな朝鮮人にしてしまうお国柄だ。

私は在日企業のヤマダ電機は利用しないけど、長年買い物をしていたTSUKUMO電機が買収されて今はヤマダ電機の配下にある。ヤマダ電機は利用しないと言いつつTSUKUMOで買い物してりゃ同じようなものだ。今の日本で支那朝鮮と無縁で生きることは不可能なのだ。いや可能かも知れないけど、それが出来るのは大金持ちのみである。ビンボな私は着る物から食い物まで支那朝鮮まみれだ。



えなりの韓国批判は、見事に筋が通っていて拍手を送りたくなるような中身だった。
「国の支援を受けたひとつふたつの企業が世界的になったからといって、世界一だなんて言って欲しくない」のような発言があった。もちろんSamsunやLGのことを指している。単なる「おれはワンパターンな韓流ドラマが嫌いだあ!」のようなレベルの低い好き嫌い感覚ではなく、基本的な智識をもったうえでの発言なのだ。感心した。

PanasonicやSONYが韓国のSamsunより下の時代。なんともかなしい……。
しかしあれは国営企業みたいなものだからね、その辺、日本も戦略をしっかりしないと。



剣道を韓国発祥とすることも批判した。他者が必死に「いやいや日本にだって小野小町の墓が14ヵ所もあって(=誰もが最高級の美人の故郷はここだと言いたがる)」というようなフォローをするのがみっともなく感じる。どこに向けたフォローなのだろう。

松尾が「左甚五郎の活躍期間なんて300年ぐらいあることになっていて」と言う。くだらん。「左甚五郎作の製作期間が300年にもなっていて、そんなに生きているわけもないから、ほとんど全部ニセモノなんだけど、それだけひとは名人作を好むのだ」と言いたいのだろうが、それと「剣道の発祥は韓国」になんのつながりがあるのか!? 朝鮮人に阿りたいなら、もうすこし上手な比喩を使え。なんなんだこいつの朝鮮擁護は。



えなりかずきの意見を支持する。旗色不鮮明でいれば食うに困る役者でもあるまいに、よくぞ発言した。
個人的に残念なのは、私は「渡る世間は鬼ばかり」とかを見たことがないので、彼の役者としての実力を知らないことだ。それを見ていて彼の実力を認めていれば、今回の発言がもっとうれしかったろうが、わしゃあんなもんは見ない。
感覚の合わない民主党支持者の知人が「わたおに」の大ファンだ。毎週、最高の息抜きだと言っていた。よくできたもんだ。えなりに対するうれしさはそこにも帰因している。「わたおに」なんてのに出ている連中はみな民主党大好きで韓流大好きと思っていた。

一部は、役者の自由な発言に眉をしかめたろうが、一部からは拍手も起きたはずだ。そう信じたい。

再び「笑う」と「咲く」について──武井咲を「えみ」と命名したひとのセンスの良さ

 昨年、「たかとし」の番組を見て、以下のものを書いた。

タカトシの時間ですよSP──誤って伝わった漢字「笑う」と「咲く」について

 開花するという意味の日本語の「さく」に、漢字を当てるとしたら、竹冠からもわかるように、「笑く」が正しかった。同じく、日本語の「わらう」に漢字を当てるとしたら、口偏からもわかるように「咲う」が適切な漢字だった。なぜかそれが逆になってしまった。というテレビ番組の感想である。

 それをミニ知識としてテレビでやっていたのはいいが、出演している芸人が見当違いのつっこみをしていたので、私の書く趣旨はそっちになってしまった。
 文字を持たない和語は、表記するのに借り物の漢字を当てはめた。それがいまこうして書いている漢字と、そこから創りだしたひらかなカタカナまぜこぜの日本語の表現形態である。そこの基本は理解しておきたい。



 ブログを整理していたら2011年に書いたこんなのを見つけた。 

ハイビスカスの植え替え──「咲く」はわらう

 ここで私は《漢字の本場支那では、花がさくことは「開く」である》と書いている。文字通りの「開花」だ。こちらのほうが一般的になる。さらに言うなら簡体文字は「門構え」を取ってしまっているので、「く」である。なんとも味気ない。

「漢字の本場支那ではいま門構えはみな廃止なのか!?」と誤解されると困るので念のために書いておくと、それをやったら、たとえば「閃く」なんて字は「人」になってしまい、人との区別がつかなくなってしまう。だから簡略化した門構えはで生きている。「閃」は「」になる。「開」が「」になったのは、普遍したそういう字がなかったからなのだろう。
「業」という字が上の部分だけを取って「」になっているのなど、未だになじめない。

 しかしインターネットで簡体字が書けるのは感激だ。十数年前、私のサイトでは、簡体字やタイ文字は切りぬき画像で表示していた。日々進化してるんですなあ。



 上の「ハイビスカス」の話では《日本語の「さく」に、わらうという意味の「咲く」を当てた先人の智慧がうつくしい》と書いている。それはもしかしたら単なる愚かな勘違いだったかもしれないのだが、私には「先人の智慧がうつくしい」と感じられたのだ。これは本音だろう。と思われる(笑)。

 言いたいのは、「タカトシ」のテレビで、ジュニアと塚地の見当違いのツッコミがなければ、私はなにも感じず見すごしていたのだ。そんな勘違いや誤用はもっと他にもあるだろうし、どうでもいいことなのである。所詮当て字なのだから。

 私にとって重要だったのは、「日本に伝わるとき咲と笑の字が逆になった」ということではなく、「お咲き芸人になってたかも」「花が笑うとかね」という彼らの「漢字は日本語の当て字にすぎない」を知らないことへの苛立ち?であり、それを教えてやらない大学教授への怒り?だった。らしい。整理するとそうなる。



 私は「武井咲」という女優を、テレビのバラエティ番組でほんのすこし見かけただけだ。彼女の出演しているドラマを見たことはない。たぶん街で擦れちがっても気づかない程度の認識だ。最初「たけいさき」だと思っていた。でも「咲」と書いて「えみ」と読ませるのだと知ったときは、いいセンスだと思った。「笑」と書いて「えみ」と言う名の女を何人か知っているが、ずっとこっちのほうがいい。字面もうつくしい。

 もしかして芸名なのかと調べたら、御両親が命名した本名だとか。なんともセンスのいい御両親である。

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【追記】──いまごろ武井咲のことを書く<きっこさん>──2013/5/20

 高名なブロガー(笑)であり、ツイッターフォロワー数10万人を誇るアフィリエイト商人でもある<きっこさん>(男性64歳)が、こんなことをつぶやいていた(笑)。



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デジタルテレビの残酷──松嶋菜々子の目尻

松嶋菜々子が雑誌の表紙になった。4月6日発売の雑誌「Grazia」5月号の表紙。半年後に40歳。

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下は、あの「やまとなでしこ」の画面キャプチャ。27歳のころ。私が作りました。
matsushima


















下は、つい最近テレビに出たときの画面キャプチャ。らしい。ネットで見つけたもの。クリックして大きな画像で見てください。

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初めてデジタルテレビの画面を見たとき、鮮明すぎて気味が悪かった。
女優は恐怖におののいたとか。厚塗りの向こうのしわがくっきりと見えていた。
目許のしわがリアルすぎる。 雑誌表紙では遠目で隠せても、テレビでは見えてしまう。
最高級の化粧技術を施してこれだから、素顔はさもありなん。39歳でこれでは、もうヒアルロン酸注入しかないですね。
年相応にうつくしく老化したいものですが、ちょっとこれは早すぎるように思います。

たかじん話──「立て直すオッサン大賞」はゲラーさん

いま3月31日放送の「たかじん」をfc2.comで観たところ。1日の0時半。
いつもアップしてくれるかた、ありがとう。東京じゃ観られない。感謝してます。

「立て直すオッサン大賞」は、地震学者のロバート・ゲラーさん。圧倒的だった(笑)。 躰のあちこちに穴が開いていて空気の漏れるこのオッサン。今回は日本語のダジャレを駆使して笑わせてくれた。

たかじんがいるだけで番組がびしっと締まる。たいしたもんだ。

原口出演。民主党は立て直さなくてもいいわ。というか立て直すも何も消滅するだろう。
機を見るに敏が取り得なのだから、そんなものにしがみついていちゃダメ。
 
7月に衆参ダブル選挙の噂がある。それをやって民主党は完全に潰したほうがいい。
そうすれば、菅も辻元も落選するだろう。

勝つのは? そりゃ「生活の党」と「未来の党」でしょう(笑)。
小沢先生の生活の党が単独過半数を取る。まちがいない。 

映画「テルマエ・ロマエ」を観る

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 映画「テルマエ・ロマエ」をレンタルして観た。

 私はマンガ「テルマエ・ロマエ」のファンであり全巻読んでいるのに、この作品が昨年映画化されたこと、大ヒットしたこと、阿部寛が日本アカデミー賞(原宿シャンゼリゼ通りみたいで書くだけで恥ずかしくなる名前だ)で主演男優賞を取ったこと、台湾でも公開され、これまた大ヒットしたことを、まったく知らなかった。 それすら知らなかったのだから、第二作がいま製作中でもうすこしで完成公開になるなんてことも知るはずがない。テレビアニメになったことも。これらはみな先程Wikipediaで知ったことだ。



 原作のそこはかとないおもしろ味が生きていて、ひさしぶりにくすくす笑いながら楽しめた。大ヒットしたこともよくわかる。言葉の要らないおもしろさだから台湾でのヒットもわかる。
 私はいま集中力がなく、「観なければ」と思った映画はそれなりに押えているが、一気に観るのがつらく三回に分けて観たりする。この作品は休むことなく一気に観られた。それだけですごいことだ。

 阿部寛が見事に古代ローマ人に成り切っていた。彫りの深さと背の高さがよく役立っている。その他の顔の濃い連中も、日本の年寄り連中も日本人のひとの良さが出ていてよかった。この映画、企画段階でのキャスティグが愉しかったろうなあ。
 あべちゃんはいろんな作品に出るが、たとえば「自虐の詩」で、彼が薄倖なホステスを殴るヒモには見えなかった。そういう意味では、今回のこれは当たり役である。



10nen しかしいま検索したら、否定的な意見が多いのでおどろいた。
「原作のよさが出ていない」という原作も読んでいるひとの否定もあれば、「画が嫌いなので原作は読んでいないが」という原作は知らないひとの、「こんな映画のどこがおもしろいのか」という否定もあった。
「上戸彩が出るとわかった時点でつまらないのは見えていた」なんてのもあった。

 そうかなあ。私はむしろ画がとっつきにくいので、この映像で助けてもらった気さえするけど。「20世紀少年」が、マンガじゃあっちにゆきこっちにゆきするので筋がわからなくなったのが、映画で整理してもらって理解できたのに似ている(笑)。

 私は格別に上戸彩のファンでもないし(「あずみ」はひどかった)、国営放送のくせに売国奴であるNHKは(大相撲と将棋以外)観ないのだけど、タイムスリップ物が好きなので「10年先も君に恋して 」はDVDを借りて観た。それぐらいタイムスリップ物が好きなのだけど、この作品はタイムと同時に場所もスリップしているので(笑)2倍愉しい。斜め飛びスリップ。



 でも笑いのツボはひとそれぞれだものね。「こんなもののどこがおもしろいのかわからん」というひとに、「こことここが」と説明するわけにも行かない。しょうがないね。私はこの映画、好きです。

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kanren6マンガ大賞2013年は「海街diary」 

ロンハー話──「ロンハー」に飢えた日々──ドッキリ嫌い

 完全に情報と遮断された世界に40日間いた。新聞もテレビもない。インターネットなどとんでもない世界である。わかっていたから、そのための用意も怠りなくしていった。

 私がいちばん飢えるのは活字なので、それはもうたっぷり持っていった。食料は、インスタントの味噌汁、お吸い物、海苔、インスタントラーメン等をたっぷりと別便で送ってあった。そういうポイントを押えればあとはなんとかなる。

 音楽はノートパソコンのHDDに入れてある。iPod Classicの160GBも持参した。
 あまっていたSSD-120GBに未見の映画と自炊のマンガをたっぷり入れていった。

 結果、そっち部門ではなにひとつ餓えることなく過ごすことが出来た。
 餓えたのは、日本酒と刺身である。しかしそれはしょうがない。



 今回テレビの留守録をせずに出かけた。以前は必死にやっていたのだが、いまはYouTubeがある。その必要もあるまい。これが失敗だった。
 見たかった番組はふたつ。「たかじん」と「ロンハー」。
 さいわい「たかじん」は帰国後YouTubeの動画倉庫でぜんぶ見ることが出来た。ありがたい。

 ところが「ロンハー」は、みなあの「著作権監理者から要請があり削除されました」になっていて見られない。
「3時間SP 有吉先生の進路相談」2/5
「平成のガヤ王フジモン」2/12
「未来の狩野&村上を探せ」2/19
「女芸能人アリナシ」3/6
 みんなダメ。
 しかも私が帰国してから「ロンハー」をやらない。ちがう特番をやっていて休みだ。
 見たい、と餓えた。削除されていて見られないとわかっているのに、何度もアクセスしてしまった。



 3月26日放送の「3時間SP」でやっと見られた。約60日間の「ロンハー」断ちだった。
 待ち侘びて見たが、中身は男子運動会とドッキリ。私は運動会はそんなに好きじゃないし、ドッキリは大嫌いだ。

 むかしからドッキリテレビは見なかった。ひとをだまして、それを笑うという感覚がない。見ていると不愉快になる。
 見なくなるきっかけとなった回にこんなのがあった。「ドッキリテレビ」で、「路上で出会ったおばさんに荷物を預かってもらい、そのままいなくなり、おばさんの反応を見て、笑う」という趣向である。いまもあのときの不愉快さを思い出す。ひとのいいおばさんは、いきなり荷物を預かってくれと頼まれ、それを引き受けた。引き受けた以上、そこを動けない。突如荷物を預け、いなくなってしまった相手を路上でずっと待つのだった。それを見て、あの人口の笑い声を被せる。なんという意地の悪い、性根の腐った番組だと思った。「振りこめ詐偽」なんてのは、こんなひとのいい日本人をだます延長線上にある。「ロンハー」は好きだけど、このドッキリ企劃は見ない。

 と、「ドッキリは嫌いだ!」という、この【芸スポ萬金譚】を始めたころから書きたかったテーマを、こんなところで書くことになった。世の中には私と逆に「ドッキリがいちばん好き」というひともいるのだろう。人気企劃らしいから。



 それでもまあ淳の「巨乳走り」で笑わせてもらったからよしとしよう。
「有吉先生の進路相談」を見たいなあ。どんな内容だったのだろう。(3/27記)
 

パンドラTVでみた「ハッピーエンドSP」──鈴木拓──「アメトーク」の「鈴木拓ナイト」

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 いつものよう明け方に「なにかないかな」と動画倉庫を覗いたら、昨夜放送された「ハッピーエンドSP」というのがあり、中身を知らない番組だからそれだけなら見ることはなかったのだが、「ドランクドラゴン鈴木拓」とあったので、勇んで?見た。
 私は鈴木拓やアンジャッシュの児島が大好きなので、昨夜は「ロンドンハーツ」で児島を見られたし、連続で鈴木となるともう最高である(笑)。



 いつも見る動画倉庫は「fc2」や「Youku」が多い。ところが昨日の今日だから「Pandora TV」しかなかった。この韓国の会社の動画は画質が悪い。下部に表示されるCMも頻繁だし、いちばん嫌いなのが数分おきに出て画面がストップする「有料会員になれ」という催促だ。
 CMが出るのはそういう企業なのだから当然だし、画質が悪いのは無料なのだからしかたない。有料会員になれば改善されるのだろう。(Wikipediaで調べたら、有料でも画質が悪いと問題になっているとか。)
 有料会員の勧誘もこれまたそれで喰っていて、無料版はいわば勧誘のためのパイロット版のようなものなのだから理にかなっている。

 しかし、なんというか、ただで見せてもらっているのがこんなことを言ったら、盗人猛々しいになってしまうのかもしれないが、なんとも気分の悪いTVである。極力見たくない。今後もここの有料会員になることはない。この件に関しては中共のそれであるYoukaのほうがずっと良心的だ。



「ハッピーエンド」とは、内村光良MCのTBSの深夜番組であるよし。と調べて知った今回が最終回だった。
 内村はこの種のタレントをいじるのがうまい。私の永久保存版に、上島竜兵をいじったのがある。おもしろい。あれはなんだっけ、「内村さまぁ〜ず」って番組だったか。ちがうかな。

 バカルディと海砂利水魚をさまぁ〜ずとくりぃむしちゅーに改名させたのも内村だし、その価値は絶大だ。どっかの占い師のおばさんに改名させられた芸人はみな、より落ち目になっていったのに、この二組は改名が大化けの原点となった。しかしなあ、おさるをモンキッキーにして、またおさるにもどるとか、見ていてかなしい。創価学会芸人は大嫌いなのでどうでもいいけど。



 アメトークのDVDで見た「鈴木拓ナイト」も最高だった。何度見ても笑える。ああいう天然のおもしろさってのは計算では出せない。もろちんガヤ芸人が盛り上げるからおもしろいのであり、鈴木拓自身にどこまで魅力があるのかはわからない(笑)。「あー、うー、あのお、本のおいてある、あのお、店で」「本屋だろ!」なんてのは、こうして書くとバカみたいだけど、鈴木拓とガヤ芸人の絡みだと、涙がでるほど笑える。

 ロンハーの淳の「児島いじり」もいいなあ。

 ま、私の笑いのツボはそのあたりです。(3/27記)

祝・たかじん復活!──この一年の変化を思う──触れなかった勝谷のこと


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3月24日、待ちに待った「たかじん」復活の日。正しくは前日のべつの「たかじん」が最初なのだろうが、やはり「たかじん」は「そこまで言って委員会」である。



「負けるな、たかじん」と書いたのはいつだろう。調べてみる。去年の2月2日か。

そのあと三宅久之さんが評論家引退を表明して、でも「たかじん」だけは出ると発言されて、それがうれしくて「祝・三宅久之さん、たかじん出演継続」を書いた。
それが、去年の3月28日。

10月7日放送は安倍自民党総裁が生出演。三宅さんの応援とたかじんとの友情に感謝してのものだ。
そのレギュラー陣による「安倍内閣閣僚予想」がテーマ。最高にたのしい回だった。
それは「10月7日のたかじんを見る──安倍内閣閣僚予想」として書いた。



しかし体力的にきつい三宅さんは、休みがちになり、たかじん復帰を待たず亡くなってしまう。
三宅さんが亡くなったのが去年の11月15日。突然だった。それは「訃報・森光子さん、三宅久之さん、桜井センリさん」に書いた。

「たかじん」では三宅さんの追悼番組を組んだ。12月2日放送だった。安倍自民党総裁も声を詰まらせつつビデオでメッセージを寄せた。出演者もみな涙声だった。それは「哀悼・三宅久之さん──たかじんの追悼番組を見る」にまとめた。三宅さんに第二次安倍内閣を見て欲しかった。

いくつもの秘蔵映像が流れたが、たかじんはメッセージを寄せただけで画面には出なかった。まだ痩せていて、その姿を見せたくなかったのだろう。70キロ以上あった体重が50キロ台まで落ちていたという。今回60キロ台まで戻っての復帰だ。



年が明けて1月13日放送分。なんと安倍首相が生出演した。三宅さんとたかじんへの感謝の気持ちからなのだろう。胸が熱くなるシーンだった。「すごいぞたかじん、内閣総理大臣登場」と題して書いた。スタジオから帰るときのSPの数が、一野党の総裁ではなく日本国の総理になったことを象徴していた。

そうして今回の復帰である。
安倍首相からはビデオメッセージが寄せられた。橋下大阪市長からも。元は勝谷の席に橋下がすわっていた。
スタジオには三宅夫人が見えていた。たかじんが声を詰まらせる。三宅さんの大きなパネルが飾ってある。

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三宅さんが亡くなり、勝谷が辞め、定席ではなかった上段右端の女タレント席は、いつしか山口もえがレギュラーになった。
三宅さん的ご意見番役として津川雅彦がすわり、明治天皇の玄孫の竹田恒泰さん、元時事通信の加藤さんがレギュラーになった。(竹田さんは準レギュラーかな?)



3月24日昼放送のこの番組を関東では見られない。いつネットにアップされるかと楽しみにしていた。早い時にはその日のこともあるのだが、今回は遅かった。無理かな、と諦めかけた25日の午前4時に見つけて視聴した。

出演者全員が、たかじん復帰を盛り上げようとしており、スタジオが活気に満ちていた。
唯一不可解だったのは、勝谷降板にたかじんが触れなかったことだ。いつもの彼なら、面識のない新メンバーに挨拶した際、ついでに「あれ、かっちゃん、どこいったん?」と言って笑わせたろう。橋下が府知事選に出馬してからの代役とはいえ、勝谷は勝谷で長年過激な意見を吐いて番組を盛り上げてきた。一言も触れないところに、この降板の溝の深さを感じる。スタッフとの確執と言われているから、勝谷には触れないようにお願いがあったのだろう。



いまから土曜日の最初の復帰作である「たかじん胸いっぱい」を見よう。上野千鶴子カブレの遙洋子が嫌いなのでふだんは見ないが今日は特別だ。

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【追記】──入院は東京!?

「たかじん胸いっぱい」を見ていたら、東京の病院に入院治療していたと知る。窓から東京タワーが見える場所とか。どこ? 東京嫌いのたかじんだから大阪で治療したと思っていた。

【追記】──病院判明──3/26

「東京・港区の国際医療福祉大学三田病院です。ルーツは大蔵省管轄の病院で、専売公社病院としての時代が長く、2005年に栃木県に本部を置く国際医療福祉大学の附属となりました。近年は病棟を一新してがんの高度な診療体制がさらに充実。室料12万円の個室は、応接セット付きでホテルのスイートルーム並み。最上階には東京タワーをのぞむレストランもあります」

仕事に関しては、権力志向の東京を嫌って「箱根の関より東には行かん」と言い放ってきたかじんだが、命の問題となると別。東京の名医による手厚い診療と、医療の枠をはみ出すほどのバイタリティーで復活した浪速の視聴率男が、再び暴れまくる。

http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130325/enn1303251543007-n3.htm

 

ネットで見た「YOUは何しに日本へ?」感想──祝ゴールデン昇格

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 明け方、PC作業に厭きて、いつものよう「なにかないかな」と動画倉庫を覗いたら「YOUは何しに日本へ?」というのがあったので見てみた。こんな番組があることすら知らなかった。このタイトルから、もしかしてジャニー喜多川がMCの番組かと思った。ウソ。でもこのタイトルとバナナマンのユー連発にそれは関係あるだろう。

 成田空港で外国人に「ユーはどこから来たのか」「日本に来た目的はなにか」をインタビューするという番組。こりゃ制作費は安い。深夜番組だろうなあ。もしかしてMXとか?
 スタジオにいるのはバナナマンのふたりだけ。ビデオを見ながらあれこれ言う。構成がシンプルでいい。時に、その中の誰かに密着取材と称して、日本での行動を追わせてもらう。これがまたおもしろい。ナレーションのボビー・オロゴンもいい。



 この時点で私はそれがどこの局でいつ放送されているかも知らない。視聴途中だが一度停止してそれを調べてみた。こういうことができるのもネット視聴の便利さだ。
 するとテレビ東京の深夜番組であり、好評につき4月からはゴールデンタイムに進出すると知る。なるほどね、テレビを見ていた時代、「ヘキサゴン」なんかがそうなっていった流れを知っている。そのパターンか。あれって、自分の好きなものがみんなに認められて出世するみたいでうれしく、同時に自分だけのものがみんなのものになってしまうような寂しさを感じたりする(笑)。

 昨年2回ほどパイロット版を流し、その後今年の1月から深夜レギュラーになり、早くも4月からゴールデン昇格らしい。企画の勝利だ。出演者はバナナマンだけだし、それでいて成田でインタビューする外国人は多士済々だから、安上がりでおもしろいものが作れる。ただしスタッフの取材は面倒でたいへんだ。

 パイロット版のときには真鍋かをりや優木まおみが出ていたらしい。いらない。ゴールデン昇格で、またそんなことをやりそうな気がする。今のままでいい。いや、きっとやるな。やらないと制作費が取れないから。

 この番組のいちばんいい点は、バナナマンのふたりがクールであることだ。特に設楽が、外国人に対して媚びることなく、クールな意見を言うのがいい。私なんか日本大好きの外国人に会うと急に採点が甘くなってしまう。台湾からの旅行者だというだけで好意的に見てしまう。しかしこれは日本人特有の甘さだ。こういう視点はよくない。設楽が今後も辛口路線で行ってくれることを願う。



 おもしろかったので何本も見てしまった。これじゃテレビ嫌いなんて言えない。単に「テレビ受像機に触れていないだけ」だ。でもネット視聴はCMを飛ばしてくれるし、好きなものを好きな時間に見放題だから、これに慣れたらテレビには戻れない。唯一画面がちいさいのが不満だが、それにもこのごろ慣れてきた。
 その感覚を自分に都合良く説明すると、テレビを見るということは主体にテレビがある。テレビに支配されている。CMであれ、つまらない部分であれ、すべて受け入れねばならない。対してネットで見るというのは、こちらが主体だ。CMはないし、つまらない部分はすぐに飛ばせる。この差は大きい。

 4月15日からゴールデンタイムの放送になり、この日は午後6時半から7時58分までとか。覚えていたら録画して、後で見よう。と言いつつ、まず間違いなく見逃す気がする(笑)。もうテレビ番組表を見る習慣がないし、見るのは競馬とか将棋とか時間が固定しているものだけだから、きっと見逃す。でもそれならそれでいいや、後でネットで見ればいい。



 浦和レッズファンで何十回も来日しているフランス人青年が、埼玉スタジアムでレッズの応援をし、感動して泣く姿はよかった。日本語がうまかった。しかし日本のサッカーチームを応援するために来日するってのもすごいな。



hoppy 先ほど見ていた回では、ドイツから来日した男性にインタビューしていたら、彼を迎えに来ていた女がホッピーの社長だったのでおどろいた。成田だとこんなこともあるんだな。
 私は近年ホッピーを飲むようになり、そこからの調べ物で、今の社長が若い女(社長就任当時)であり、彼女の経営方針でホッピーのイメージ転換に成功したことを知っていた。といっても大抜擢なわけではなく同族だけどね。

 むかしホッピーってのは労務者の飲む安物のビール(ビールが高くて飲めないのでそれを飲む)のような、ひどいイメージだった。まあ焼酎という酒そのもののイメージが悪かった。私はもちろん焼酎もホッピーなんてものも飲まなかった。

 数年前、競馬帰りの府中の飲み会で、初対面の若者たちがオシャレな酒としてホッピーを飲むのを見て、時の流れを感じた。私はそれで認識をあらたにしてホッピーを飲むようになった。いわばこの女社長の仕掛けで飲むようになったわけである。
 まさかその女社長を偶然目にするとは思わなかった。お嬢さま社長と就任当時は話題になったらしいが、今はただの明るいおばさんだったけど(笑)。



 イギリスから来た娘に「どこから来たのか」と問うたら、「ウェールズ」と応じたのも印象的だった。イギリスはユナイテッドキングダムである。一応覇王はイングランドだが、スコットランドもウェールズも北アイルランドも、心の奥ではイングランドに同調していない。敵対意識を持っているし嫌っている。自分たちに誇りを持っている。だから彼女は「UKから来た」と国の名前を言う以前に「ウェールズ」と言ったのだ。

 しかし残念ながら彼女が誇りを持っているほどウェールズは日本ではメジャーではない。日本人の多くは「イギリス」というひとつの国だと思っている。ウェールズと聞いて、「もしかしてイギリスの地方だっけ?」と思い、「ウェールズというとあなたはイギリス人ですか?」というつもりで、「Are You English?」と問うたら立腹される。彼女ははっきり「NO! 私はUKの一員ではあるが、イングリッシュではない」と否定するだろう。そういうのも見たかったけど。

 イギリスにいるときは、どこにいるかを確認しつつ発言するのが肝要だ。私が好きなのはスコットランドなので、ここにゆくとまずは「おれはイングリッシュが嫌いでね」と言う。するとスコティッシュはすぐに同調し、「おまえはともだちだ」と親しくしてくれる。もちろん私のそれは詭辯じゃなく本音。スコティッシュといちばん気が合う。

 この意識がいちばん強いのは、日本なら大阪だろうか。世界を歩くと、大阪人の多さ、大阪の強さにおどろく。よく言われるが、支那や朝鮮と闘える最終兵器は大阪のおばちゃんである。それでも大阪人でも外国で「どこから来たのか」と問われたら、Osakaの前にJapanと言うと思うけど。



 しかしこのごろのテレ東はいい番組が多いなあ。もうすぐフジテレビを抜くだろう(笑)。

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【追記】──忘れずに見ました4/15の特番──4/17

 ぜったい忘れて見逃すだろうと思ったけど、なぜか覚えていて、4月15日、18時半からの特番を録画して、見ました。
 案じていたようなよけいな連中は入れず、クロマキーで抜いたバナナマンふたりだけ。シンプルでよかった。

 中身も、フランスから来た忍者修行の連中への密着取材。
 ウルグアイ出身で、イギリスの日本食レストランで働いている女性シェフの、合羽橋での買い物に密着取材。とてもよかった。日本の庖丁は世界に自慢できる逸品だからね。

 また見ようと思います。楽しみに見られる番組が増えてうれしい。



【追記.2】──と言って、すぐに見忘れた(泣)──4/23

  4月23日、なんかきのう忘れものがあるような気がして、「ああ、そうか、Youは何しにを見忘れたんだ」と気づく。たしか月曜だったなとネットで確認するとそうだった。なんとも残念。
 だけどテレビを見る習慣がなくなってしまったから、こんなことになる。月曜に見ていたものに「TVタックル」があったが、大竹まことを見るのが不快で見なくなった。土曜日TBSのたけしのあれは、 渡辺えりを見るのがいやで見ないし、いろいろね、テレビを楽しく見るのはむずかしい。
 これ、ネットで見られるかな、今から探してみよう。 

【追記.3】──UKというひとがいてほっとした──5/30

 その後、何度か観ているのだが、 アメリカ人は自分達の国に自信があるらしく、「どこから来たのか?」と問われると、USAと言わず、ニューヨーク、カリフォルニア、シカゴと都市名を言う。日本人なら知っていて当然と思っているようだ。
 ドイツ人はきちんとジャーマニーと国名を応えていた。 

 今日、動画倉庫で先日見逃した分を観ていたら、アゼルバイジャンのひとが、アゼルバイジャンと国名を応えた後、「知ってるか?」と、すこし心配そうに問うていた。アゼルバイジャンから日本に観光旅行ってのは、あちらではお金持ちなんだろうな。

 と、そこにイギリス人が登場し、問われて「UK」と応えて、そのあと「ロンドン」と附け足した。すこしほっとした。自分の体験からそうだと言えるのだが、あまりにアメリカ人が国名を言わず都市名ばかり言うので、すこし自信をなくしていた。 
 やはり件のウェールズ娘は、自分はイングリッシュではなくウェールズなのだという誇りを持っていると解釈してよさそうだ。 

韓国版「容疑者Xの献身」感想──偶然機内で観た作品

perfectnumber (1) 東野圭吾の小説「容疑者Xの献身」を韓国で映画化した『容疑者X 天才数学者のアリバイ』が、4月20日よりシネマート六本木ほかにて全国順次公開されることが決定した。

 日本では福山雅治、柴咲コウの共演で2008年に映画化された同作。韓国では、「白夜行」が2009年に『白夜行 -白い闇の中を歩く-』として映画化されており、東野作品の映画化は『容疑者X 天才数学者のアリバイ』で2作目となる。

 『容疑者X 天才数学者のアリバイ』でメガホンを取ったのは、映画『キッチン 〜3人のレシピ〜』などに出演した女優でもあるパン・ウンジン。偶発的に前夫を殺してしまう女性を、映画『光州5・18』のイ・ヨウォン、その女性のために知恵を絞る天才数学者を、映画『生き残るための3つの取引』のリュ・スンボム、その数学者の旧友でもある事件の担当刑事を、チョ・ジヌンが演じた。

 東野作品は韓国でも人気だというが、日本人作家の作品が2作も映画化されるのは異例のこと。東野は「『白夜行』のときと同様、とても真摯(しんし)に作られているという印象です。格調を感じられました。思い切ったアレンジだと評価したいと思います。大げさでない抑えた演技は、とても印象的でした。それぞれの葛藤が、よく表現されていたと思います」と絶賛のコメントを寄せている。

映画『容疑者X 天才数学者のアリバイ』は4月20日よりシネマート六本木ほかにて全国順次公開

http://www.cinematoday.jp/page/N0050224

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 大韓航空の機内で、映画「容疑者Xの献身」韓国版を見た。韓国での封切りは2012年の10月、百万人動員のヒット作らしい。あちらでの英名は「Perfect Number」。

 私は機内では本を読むかノートパソコンをいじっていることが多く、映画を見ることはめったにない。パソコン使用禁止の時間にリモコンをいじっていて、上映リストにこの作品があることを知った。小説も読んでいるし日本版も見ている。そして実はこのことがそれ以上に大きいのだが「ブログに感想文を書いている」ので、見てみることにした。たぶんそれがなかったら私は見なかった。ブログに感想文を書き、それに対していくつかのメールももらっているので、ここまできたらもう毒を食らわば皿まで?の気分で、ブログネタにしようと思って見たのだった。
 日本版に、いくつかの不満を書き綴ったので、韓国版ではそこが改善されているか興味深かった。

kanren6映画「容疑者Xの献身」感想文──ミスキャスト堤真一の熱演──


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 と書いたところで検索し、上記の引用記事を見つけた。日本では今年の4月20日から上映であり、まだ未公開と知る。じゃああまり細部には触れないのが礼儀だろう。よって韓国版の論評ではなく、あらためて小説と映画というこの作品そのものの感想を書くことにする。前回の続きである。

 ネタバレと怒られない細部のことで言うと、殺人に使われる兇器?は、小説も日本版映画も「こたつの電源ケーブル」である。こたつのない韓国版ではどうするのかと思っていたら「アイロンの電源ケーブル」だった。娘とふたり暮らしの女がアイロンを掛けているところに元亭主がやってくる、という展開だ。



 この作品のいちばんの魅力は「よく出来たトリック」であり、「それを解いてゆく(=解かれてしまう)おもしろさ」だ。
 缺点は、「そこに到る過程の不自然さ」であろう。

「さえない風貌の高校数学教師が、隣室の(中学生の娘)子連れバツイチ女に片想い」が前提で、「その女の元亭主殺人という犯罪を、数学教師が別の殺人を犯してまでアリバイを偽造して庇う」がテーマ。そのトリックを、原作と日本版映画では犯人と大学同期の準教授の湯川が、韓国版映画では犯人と友人の刑事が、解く。
 「ガリレオ」シリーズの一作だから、日本版ではシリーズ主役の湯川がいるが、韓国版では謎解きをどう処理するのかと思ったら、「犯人の友人の刑事」という設定だった。



yogisha2 映画では、時間の関係から、この教師がいかに隣室の女に惚れているかを描く時間がない。だからどうしてもそこのところに無理が生じる。
 日本版だと、堤真一ほどのいい男が、なぜにそれほど松雪泰子に惚れこむかがわからなかった。それでも毎朝弁当屋に通うシーンはよく出来ていた。
 韓国版では、主人公の鬱屈した暗さとかっこ悪さは日本版よりもよく描かれていたが、トリック作りと、それを解く刑事に重点を当てていたので、この数学教師が隣室女の勤める弁当屋で毎朝弁当を買うのだけが楽しみという片想いの部分は、日本版よりも簡略化されていた。だから殺人現場に顔を出すのが唐突に感じられる。



 毎度思うのだが、原作を知らずに映画だけを見るひとは、その辺をどう解釈するのだろう。映像の威力は活字よりも桁違いに大きく、映画を見てから小説を読むひとのほうがそうじゃないひとよりも遥かに多い。
 この作品は小説も映画も大筋で一致しているからいいが(だから私も語ることが出来る)、「白夜行」なんてまったくの別物である。テレビドラマを見てから原作を読んだひとはどう感じたのだろう。あれはテレビドラマのお蔭で百万部を突破するベストセラーとなったが、テレビドラマとの共通点はない。
 


 これは原作にも通じる不満だが、あの場面でドアを開けるだろうか。押し掛けてきた乱暴な元亭主をドタバタした揚げ句に殺してしまった。それには中学生の娘も荷担していた。という究極の錯乱状態のときにノックの音。「ど、どなたですか!?」と返事をするまではいいとしても、「隣室の者です。どうかしたんですか」という普段つきあいのない隣室の独身男の声。大きな物音を立てていたのは事実だから問われるのはしかたない。でもこちらは女ふたりの世帯だ。ドア越しに「さわがしくてすみません。でもなんでもないんです」と応えて終りだろう。なのになぜか急いで死体を見えないようにして、ドアを開け、隣人を招きいれるのである。そりゃ招きいれなきゃ物語が始まらないから当然なのだが、普段から親しく、料理を独身男に分けてやったり、旅行に出た独身男がふたりに土産を買ってきたりとか、互いの部屋を行き来したりと、そんなつきあいがあるならともかく、隣室の独身男は、明るい母と娘のやりとりを物影からネトーっと盗み見るような、そんな関係なのである。毎朝の弁当屋でも、気の利いた会話一つ出来ないのだ。どう考えても、あそこでドアを開けて隣人を殺人現場に招きいれるのは不自然である。「それを言っちゃあおしまいよ」なのだが。



 韓国版では日本版よりも「元亭主」がより厭な悪質な男に描かれていた。女監督だからだろうか。逆に弁当屋の女は、日本版よりも清楚で魅力的に描かれていた。その点は、日本版の松雪のほうが適切だったように思う。女の美人度、佇まいは松雪ぐらいが原作に合っている。日本版のミスは数学者石神のキャスティングだ。

 この悪辣な元亭主の演出は不可解。かつては愛しあい子供まで作った男女である。それが今、女は清楚で益々魅力的な佇まいなのに、男は粗暴で最悪の人間のくずのようである。こんな男にこんな女が惚れて、かつて愛しあったとは信じがたい。こういう不自然な演出ってハリウッド映画にもあり、あとで「監督は女で、男嫌いのレズ」と知って、納得したりする。この女監督もなんかあるんじゃなかろうか(笑)。
 でもまあ世の中にはそんなカップルもいるんだろうなあ。最低の男に尽くすのが生きがいみたいな女もいる。私は女を殴ったりつきまとったりしたことがないのでよくわからんけど、それをしてもそれなりにもてる男もいるのだろう。それにしても「いい女とひどい男」の描きかたが極端すぎるように思う。



 こういうリメイク作品を映画館まで観に行くひとはどんなひとなのだろう。日本版を見ているから、韓国版も見よう、ということなのだろうか。日本版にはまったく興味がなかったけど韓国映画大好きだから見よう、なんてひともいるのか。私は機内で無料で見られたから見たけど、映画館に行くことはなかったろう。これは言いきれる。DVDになったら日韓のちがいを知りたくてレンタルしたかも知れない。

 と書いて、日本未公開だしもちろんまだDVDにもなっていないのだから、「大韓航空だから観られたんだ」と気づく。字幕は英語だった。日本語吹き替えにはなっていない。リモコンには「日本語版」を撰べるようになっているのだが、それを押してもまだ吹き替え盤は用意されていなかった。つまり韓国でもまだ映画館から降りてきたばかりなのだ。とすると、他の航空会社でこの作品がラインナップされているとは考えがたい。
 4月20日に日本で封切りならレンタルDVDになるのは早くても10月頃だ。後々レンタルで見て、ここに同じ事を書いたとしても、アップするのは数年遅れていたろう。このタイミングで書けた偶然に感謝すべきなのか。



 映画「韓国版白夜行」も見てみたい気がするけど、私はこれのテレビドラマも映画も大嫌いだから見ない方がいいのだろう。まあ嫌いと言うよりもあれは映画に出来る素材ではない。「白夜行」の主人公は犹代瓩任△蝓19年間という時の流れだ。それを2時間程度の枠に収めることは不可能だ。でもそんなことは誰でも判っているから、時間を縮め、原作では口を利かないふたりを主人公にしての恋愛物語という切り口にする。それしかない。でもそうするとまったく別のものになる。実際なっている。
 という映像「白夜行」に対する怒りと比すと、映像「容疑者X」はすんなり見られて不満のない作品になる。封切られたら世間の感想を探してみよう。



yogisha と書いて私は今、猛烈に「日本版容疑者X」を観たくなっているのだが、あのDVDはどこにやったのだろう。映画ファイルはパソコンでいつでも観られるようにISOにして入れてあるのだが、いま探してみると、映像用3teraHDD500本ほどの中に入っていない。映画保存HDDに移したのだったか。いや、レンタルして見て、コピーすることなく返却したのだったか。

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【追記】──上部の引用した記事に《日本では福山雅治、柴咲コウの共演で2008年に映画化された同作》とある。「ガリレオ」のシリーズだから、福山主演という言いかたまでは許容するとしても、実質的にはどう考えても「堤真一主演」の作品であり、堤の名を出さないこういう表現は失礼だと思う。この記事を書いた人は、この映画に対する思い入れがないのだろう。あったらぜったい堤の名は無視できない。



【追記.2】──二度目を観ての感想──2013/6/5

 行方不明だったDVDが出てきたので、二度目を観ました。
 二度目なので一度目とはちがういくつもの部分が目につきました。その後、2011年10月に書いた日本版の感想、2013年3月に書いた韓国版の自分の感想を読み返し、私の感想はまちがいだらけだと感じました。

 私の感想記は、「ある食堂に行って、喰ったモノの感想を、その食堂全体の感想として書いていて、その食堂の全体の雰囲気や、厨房の苦労や従業員のマナー等には触れていない偏屈なモノ」のように思いました。

 私も「感想記を書くために観た」なら、もうすこし気遣いをした文を書けたように思います。上記、食堂の例えで言うなら、レポートすることが決まっているなら、そういう点にも注意して観ますよね。でもそうじゃないので、ごく素朴に、「心に残った点」のみを書きました。それで偏った感想になったようです。

 二度目を観て、いろいろ気づいた点を考慮し、全面的に書き直そうかとも思いましたが、そのままにすることにしました。偏った、とても褒められたものではない感想記だとしても、それは一度目に観た私の正直な気持ちなのだから、これはこれでいいのだと、解釈することにしました。

 と、自分の偏頗な部分を反省しましたが、基本である「日本版の堤真一はミスキャスト。もっと不細工な俳優にすべき」は変りません。これだけは譲れません。  

アメトーク話──嫌いな回「不動前芸人」──大好きな博多大吉が住んでいるのだけれど

ロンハーもアメトークも大好きなのだが、たまに嫌いな回もある。
アメトークの「不動前芸人」は好きになれなかった。

東急目黒線不動前駅ちかくに住んでいる芸人の話。「不動前」というのは、「目黒不動(滝泉寺)」に近いことからついた駅名だ。都心のテレビ局に行くのに、ちょうどいい場所なのだろう。

華丸大吉の大吉が住んでいるらしく、そこにアジアンの隅田があたらしく越してきたとかで、もう何年も住んでいるらしい先輩住人ケンドーコバヤシが仕切って「不動前芸人」の話を展開する。みんな好きな芸人だ。彼らがみないま不動前に住んでいるのか、と現実感のない感動を覚える。
だが「不動前芸人」としてしゃべるには、肝腎の目黒不動に関する知識がない。間違えている。

私は不動前の隣駅の武蔵小山に住んで長く、というかその後に引っ越したのも、そこから歩いて10分の旗の台だったから、東京40年、あの辺しか知らない。 愛着も誇りもある。そして時代小説から得た智識もある。



関西人のコバヤシが「目黒不動」を「明治神宮」と比して笑い物にする感覚はわかる。よくあるお笑いの手法だ。
「自分の好きな、誰も知らないようなマイナーなものを、誰もが知っているメジャーなものと同等に扱い、その落差で笑いをとる方法」である。

だがそれはコバヤシの勉強不足であり、目黒不動は江戸を扱った時代小説や時代劇には必ずと言っていいほど登場する、歴史あるほんとにメジャーなものなのである。創建して1200年以上の歴史のある目黒不動と比したら、明治神宮なんてのは崩御した明治天皇を祀るために大正9年に出来た新参者にすぎない。



コバヤシの比喩失敗を競馬で例えるなら、コバヤシは、「ダービー(明治神宮)なんかより仁川ステークス(目黒不動)なんです。ほんとの競馬ファンはダービーなんかより仁川ステークスに燃えるんです!」と言ったようなものである。そこに司会の雨上がりから「ダービーとじゃぜんぜんちがうよ」「なんやねん仁川ステークスって、聞いたことないで」と言わせて、その落差で笑いをとろうしたわけだ。

だがそれはコバヤシの無智であり、目黒不動は仁川ステークスなんかじゃなくて天皇賞なのである。帝室御賞典なのである。ダービーよりも古く歴史と伝統のあるレースなのだ。目黒不動を仁川ステークスとしか認識できない関西人のコバヤシが無智なのだ。
という例え。競馬ファンにはわかるだろうが、そうじゃないひとにはますますわからなくなったか(笑)。



好きな芸人が、自分も関わっていた思い出の地をテーマにしているのに、ちっとも愉しくないという、ふしぎな体験だった。

ロンハー話──フルポン村上が、なぜかCHIBAちゃんに

ロンドンハーツでフルーツポンチの村上さんがCHIBA.ちゃん
ってなってるのはなぜですか???

※ 

しずる村上とフルポン村上がいるので『村上は二人いらないだろ。どっちか改名しろ。』となり、しずる村上が母子家庭で、母親の姓が千葉だが、千葉純より村上純の方が姓名判断で良かったため母親が村上姓を残してくれたという経緯があったので、『僕が千葉に変えますか?』と言ったが、『いや、それじゃあお前のお母さんに申し訳ない。フルポン村上が千葉になれ。』となって、千葉→KABA.ちゃんっぽく〈CHIBA.ちゃん〉になりました。


 
分かりやすくありがとうございます!!

そのシーン見たかったです;_;

Yahoo質問箱より http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1453993514

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この回はおもしろかったなあ、いま思い出しても笑える。ザキヤマあたりの大騒ぎで、なぜかまったく千葉姓とは関係のないフルポン村上が千葉を名乗ることになり、そこから<KABA.ちゃん>ぽくCHIBAちゃんになり、KABAちゃんと同じく、「コンマ」が入る<CHIBA.ちゃん>になってゆく流れは絶妙だった。 

集団によるアドリブのいじりが、最もいい形で結実した例だ。そんな大袈裟なものでもないか(笑)。

地デジ化前の古いアナログHDDレコーダに入っているから、そのうち見てみよう。これは接続すると問題なく見られることは確認してある。 

菜々緒嫌い──競馬番組のトラウマ──あまりに違う顔写真

菜々緒という女が嫌いである。
2011年のフジテレビ競馬番組でいやになった。

フジの競馬番組には問題が山積している。肝腎のレースを流さず、くだらんことばかりやっている。
なのにここでまた一発やってくれた。
いきなり想定オッズや配当を読み上げるのに、この女を起用したのだ。
それがまた尋常ではなかった。
いきなりカウンターチェアに超ミニスカートのこの女をすわらせ、カメラは下から舐めるように撮ってゆく。

最初見たとき、何事が起きたのかと思った。まるで深夜のエロ番組である。
ディレクターとしては「平凡な競馬番組に色気を導入した」つもりだったのかもしれない。
しかし競馬番組に色気はいらない。
いやあってもいいが、それはごく普通の競馬番組において、MCやアシスタント、女子アナの脚がきれいだとか、その程度でいい。それは今までもそれなりに話題になったりしていた。

そこに一転してフジは、美脚が売りであるらしいこの女を登場させ、その脚を、毎回毎回舐めるように撮り始めたのだ。いわば隠し味ぐらいだった色気を全面前面に出し始めたのだ。何を考えているのやら。

夏場には、出演者全員が浴衣で出演した回があったが、この女だけは太もものところでぶったぎった「超ミニ浴衣」である。くるっている。



しかしこの時点でこの女(私は興味がないので名前すら覚えなかった)に罪はない。タレントとして命じられた役を演じているだけだ。これでその役目をきちんと遂行したら、ここにこんなことを書くこともなかった。

ところがこの女、とんでもないバカだった。
想定オッズや配当を読むときに、1レースに関して3度は躓く。それはそれはひどいものだった。
以前バカとして有名な若槻千夏がこの番組のMCをやっていたことがあった。若槻は努力したのだろう、最初はたどたどしかったが、やがてきちんと上達していった。その他にもこの番組に関わったタレントは多い。みな最初は下手だが、それなりに上達していった。
ところがこの女のひどさはちっとも変わらなかった。いやはやひどいのなんのって。

競馬はバクチである。
もしもバクチでなかったら、たとえば日曜午後のゴルフ番組のように、ただ見るだけの番組だったら、こういう女の存在を視聴者もさほど苛立たないかもしれない。しかしバクチなのだ。
発走前はピリピリしている。そこでの単勝オッズを噛んで失敗する。レースが終わり、いったいいくらついたのだろうという配当を、またもつっかえまくり、噛みまくり、読み間違える。これほどひどい女を見たことがない。

誰もが思った。「なんなんだ、こいつは」「なんでここにいるんだ」と。



開催が代わり、この女が出なくなった。さすがにひどすぎてクビになったのだろうと思う。ほっとする。想定オッズや配当は局アナが読む。さほどうまいアナでもないが、なんとさわやかにスラスラと読み上げるものかと感じた。この女があまりにひどいので並の女子アナすら神様に思えた。

なのに!
秋になったらまた戻ってきたのである。しかし休養期間があったからいくらかましになったのかと思ったら、ちっとも上達していなかった。またイライラする。
あとで調べると、中山開催のときの担当だったらしい。クビになったんじゃなく開催が代わったから休んでいただけだったのだ。ここまでくるともう悪夢である。フジの中継はレースの時だけ見ることにして、あとはラジオを聴くようにした。



私は、スケベオヤジであり、中身なんか関係なく、見た目のいい女が好きだ。どうせ見るだけなのだから。この女がまともに配当を読めたなら気に入っていたかもしれない。
不快の1は、色気不要の競馬番組で露出したことである。
不快の2は、形式的な簡単な文さえ読めなかった無能である。

ふたつの不快が自乗となり、私はこの女を見るだけで気分が悪くなるようになった。むずかしい漢字や複雑な文章が読めないのではない。漢字などない。カタカナの馬名と、何千何百何十円という数字を読むだけなのだ。誰でも出来る。それが出来ない。いくらやっても上達しない。

さすがに苦情が殺到したのか、やがてこの女はいなくなり、読み上げは局アナがやるようになった。



その女が菜々劼箸いΕ織譽鵐箸世辰拭B膵イな、そしてまた金のかかった重要な競馬で、毎週イヤな思いをさせられたことから、私はこの女が、顔を見るだけで不快になる大嫌いなタレントとなった。
その後は、私はほとんどテレビを見ないので無縁でいられた。もともと菜々緒の出るテレビ番組など見ない。

なのに今更なぜこんなことを書いたのかというと、いま売れているのか、やたら露出してくる。
テレビは見ないが、ネットはやる。
そのネットCMにいま出ている。
nanao4このライブドアブログに接続しようとすると、必ずそのCMがあり、菜々緒の大きな顔写真が出てくる。
見たくない。
なんともたまらん。

いまも動画倉庫でお笑い番組を見ようと思ったら、サラ金のCMでずっと目の前に顔がある。不愉快なので見るのを諦めた。見たい欲求よりこの女の顔を見たくない気持ちのほうが強い。



むかしのフジの競馬番組で、夏木ゆたかというのが司会した時期があった。これまたフジの、すなおに競馬を見せてくれればいいのに、どうでもいいタレントを並べて、クイズダービーみたいなことをするという正気とは思えない番組だった。ミホシンザンのころか。毎度の迷走だ。
競馬の本質をまちがえた見当違いの番組で、軽薄さ丸出して司会をしていたのが競馬のことなどなにも知らない夏木だった。
馬が事故を起こし予後不良(薬殺)となる沈痛な場面でも、夏木ははしゃいでいる。しょうがない。なにも知らないのだから。そのことで夏木は多くの競馬ファンの恨みを買った。

新日のプロレス中継が「ギブアップまで待てない」という信じがたいバカ番組になったことがある。リング上で技が決まると、いきなりスタジオの山田邦子の「わあ、イタそう!」と叫ぶ顔のアップになる。現在の、このブログでも何度か批判したお笑い番組のスイッチングと同じである。
プロレスファンから抗議が殺到し、すぐにまた元の形式にもどった。山田邦子はこれで多くのプロレスファンに嫌われた。

まこと、タレントは仕事を選ばねばならない。四方八方に手を出せはファン層を増やすというものでもない。



ところで。
菜々緒の高校時代の顔写真があまりにブスであることが話題になっている。整形したのだろう。あまりにちがう。

「韓国型」である。韓国の女タレントはみなスタイルが良くて、顔もかわいい。そのことを日本のスカウトが問うたら、やつらは「スタイルのいいのをスカウトする。顔はあとからなんとでもなる」と応えたとか。さすが整形大国である。

現在の、高校時代とは似ても似つかない顔は、ほんものの美形である佐々木希に似ている。しかし佐々木は小学生のころから見事な美人であることが当時の写真で証明されている。ついでに言うと、親も美男美女で兄貴もすごい美男子なのだとか。

なんともまあ貧相で不細工な女である。典型的な朝鮮ブス顔である。菜々劼隆蕕魯縫札皀里澄この細い一重瞼が、どんなにうまく化粧しようとこんな美人になるものか(笑)。

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 韓国の整形技術は世界一──整形前、整形後


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 というところにこうばしいニュース(笑)。

菜々緒は22日に、お笑いタレントのバカリズム(37歳)や、アイドルグループ・アイドリング!!!菊地亜美(22歳)との“ブスキャラ”に関する会話の中で、「私ブスだよ!」とツイート。これにユーザーの一人が「ブスって自覚あるのにモデルやってるんですか」と反応し、24日、菜々緒がさらに返信する形で「容姿などは恵まれなかったけど、人脈や環境には恵まれてるので。家族にも感謝してます」「自分の目で見たもの以外は信じない」とコメントした。

しかし、身長172センチ、バスト80センチ、ウエスト57センチ、ヒップ83センチ(公式プロフィールより)、股下85センチ、9頭身とも言われる抜群のプロポーションを持ち、一般的に“美人モデル”と呼ばれることの多い菜々緒のこの発言には、違和感を覚えた人も少なくないようだ。

菜々緒のTwitterには、「俺の目に映る菜々緒さんは輝いて見える」「ななおさんがブスならこの世に美女がいないってことになっちゃうのと一緒だよ」「ひどいです。。。そんなかわいいのに」「容姿に恵まれていなかったら、今の仕事出来ないと思う」「その容姿のどこが恵まれなかったんですか」「え、十分恵まれてるでしょ」など、菜々緒の「容姿などは恵まれなかったけど」の部分に対するさまざまな声が寄せられている。 
http://www.narinari.com/Nd/20130120309.html



 菜々劼痢屬錣燭掘▲屮垢世茵廚箸いΕ灰瓮鵐箸法◆嶌據惚劼気鵑ブスなら、あたしたちはどうしたらいい」と反応した連中も、この高校時代の写真を見れば、「ああ、ほんとにブスなんだ」と安心することだろう(笑)。 

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【追記】──やはりダメだ──5/10

「世界ナゼそこに? 日本人」という番組が気に入っている。
 いま動画倉庫で2012年11月2日の分を見ようと思った。中国桂林で生きている日本人のことに興味があった。なにしろ他人事ではない(笑)。
 するとスタジオゲストがこの女だった。「わあ、すごーい」というひと言を聞いた瞬間、消した。見たいけど、この女を見たくない。しかたない。

大相撲ファンのみなさんへ──私の相撲サイトです──「朝青龍とマスコミ」

大相撲ファンのみなさんへ。
私のサイトの相撲のページです。この10年分のあれやこれやを書いています。

たった10年間でしかないのですが、引退した力士も多く、時の流れを感じます。
お時間があったら読んでください。

Mone's World 大相撲

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【追記】──朝青龍擁護の自分に感激(笑)──1/29

事情により自分のサイトの閲覧記事を制限していた。
そのことを問うメールももらった。閉じたことを知らず、「見つからないのだがアドレスを教えてくれ」と言われたりした。年が明け、事情もすこし違ってきたので、また開けることにした。

どうせ開けるなら、ここのところ増えている相撲ファンに、今まで書きためてきた相撲文を読んでもらおうと思った。だって「平成×年××場所」と題した項目なんて、場所中毎日大相撲を見て感想を書いているのである。写真まで入れて。
そこまで熱心なのだから相撲ファンにアピールする資格?があると決心?した。
私はひとに知られないように生きているので、こんなことをするのは珍しい。



ひさしぶりに自分も読み返して見て、「朝青龍擁護の自分に感激」した。
スポーツ紙からテレビまで、マスコミがこぞって、ここぞとばかりに朝青龍を叩いている。
彼のことを取りあげると、新聞は売れ、テレビは視聴率が稼げる。彼は「銭になる男」なのだ。

彼の言行にも問題はあったが、たとえば「朝青龍、死ねコノヤロー!問題」にあるように、どう考えてもマスコミ側の犹箟絖瓩箸靴思えないものも多い。

朝青龍のことを悪意的に書くニッカンスポーツの在日朝鮮人記者(通名ではなく朝鮮名前を使っている)に、腹立った朝青龍が「うるせー、このキムチ野郎!」と言ったのは事実である。横綱にあるまじき暴言だ。しかしその後の流れは、どう考えても「スポーツ紙の客観的大相撲報道」ではなく、「キムチ野郎と言われた怨み」でしかない。
その辺のことを、当時の私は熱く語っている。朝青龍擁護の視点から。



すべてが過去になって行く。
朝青龍という個性的な横綱がいたことすらもう遠い彼方になって行く。

朝青龍バッシング一色のころ、蟷螂の斧を振りまわしていた自分を誇りに思う。

お詫び──「高見盛、恋人考」の色文字を修正しました──高見盛関、おつかれさまでした

昨日、人気者の高見盛が引退を発表しました。
そのこともあって「人気記事」のトップに、2010年1月28日に書いた「高見盛、恋人考──やっぱりの結末」が上がりました。
ひさしく読んでいないので、「なつかしいなあ」と、誤字チェックも兼ねて出かけてみたら、とんでもないことになっていました。

2012年夏に、それまでの「白地に黒文字」デザインを、いまのこの「青地に白文字」に変更しました。
そのことによってかつての文章の中には、読み辛いもの、中には、なにがどうなっているのかわからなくなるものまで出現しました。
気づく限り直すようにしているのですが、なかなか追いつきません。

この高見盛の文章も典型的なひどいものになっていました。強調する部分、週刊誌からの引用等を青字にしていたので、背景が青になって読めません。

いま修正しました。今度は読めます。
せっかく来てくれた高見盛ファンのかたにはもうしわけないことをしました。すみません。



それにしてもあれはカトちゃんの、唯一のエロっぽい話題でした。
いい伴侶を得て、今後は親方としてがんばってください。どんなひとがお嫁さんになるのか。
床入りの前にも、あの「気合入れ」をやるのかな(笑)。

高見盛関、長いあいだ、お疲れ様でした。
あなたのあの気合入れに、どれほど励まされたことでしょう。
相撲ファンは、永遠にあなたの雄姿を忘れません。

「タカトシ帰れま10」初のパーフェクト達成を偶然見られた(笑)──#鼻カルボ、反応が早すぎる!

午前3時からデスクトップ機に向かい、一息吐く午前7時頃に、インターネットのテレビ番組表でその夜の番組をチェックする。もしも録画したい番組を見つけたら、もうその時点でしてしまう。実際に21時からの番組が録画されているころは白河夜船である。早ければ翌日、時には数日後に、それを見ながら晩酌をする。面白かったら永久保存。期待外れだったら即座に削除。ここのところそんな習慣になっている。

 定番で録画して後で見るのは「ロンハー」とか「アメトーク」ぐらい。あとは「北野演芸館」「エンタの神様」「レッドカーペット」等の特番があると録画する。お笑いじゃないのだと「和風総本家」「世界の果ての日本人」とか。あとは競馬と将棋。いま私の見るテレビはその程度。

 1月21日月曜日は、番組表をチェックして録画するものがないと確認していた。よってテレビを見ることはない。
 晩酌のときは録画番組を流して見る。まだ見ていないのもいっぱいある。不自由はしない。



 晩酌をやっていた午後7時過ぎ、テレビを点けた。ビデオを見るためだ。賑やかしに古い「ロンハー」の格付けでも流すかと思った。晩酌をしながらの主は新聞や雑誌を読むことだが、BGVとしてそれらを流したりする。この辺は「いつでもテレビ」というテレビ時代に育ったことをまだ引きずっている。
 すると「タカトシ帰れま10」をやっていた。5問連続的中のあたりだった。

 いつもだとすぐにビデオに切り替えるのだが、新聞を読みつつ、なんとなくそのまま流していた。的中が続き、「138回目で初のパーフェクト達成か」と盛りあがっている。
 この番組は、「きちんと見た」のが3回ぐらい、10分ぐらい見て消したという半端見が5,6回ある。



 私はタカトシの大ファンだ。本業の実力はもちろんだけど、「お笑いと言えば関西弁」という風潮の中で、北海道出身のタカトシと宮城出身のサンドウィッチマンの存在は貴重だ。北野演芸館でたけしは、明らかに「関東弁」を重視している。いや「贔屓」と言っていい。それは関東のお笑いを大事にしているのだから当然だ。関東人が関西弁を使うことを嫌う発言もしている。

 タカトシは好きだがこの番組は好きではなかった。
 大嫌いで絶対見ないものに「大食い」がある。「世界では日々の食事に餓えている人がいるのだ!」などとエラそーに言うつもりもないが、苦しみつつ無理して大食いをすることに何の意味があろう。番組意図もわからないが、ああいう番組が好きなひとの気持ちも理解不可能だ。テレ東のあれがシリーズになったのは、それだけ数字が稼げたからだろう。世の中には「大食い番組大好き!」というひとも数多くいるようだ。わからん。

 この番組にもそのテーストはある。食べものを遊びの道具にしている。最初はうまいうまいと喰うのだが、なかなか当たらず、しまいには「もう喰えねーよ」となるのを見るのは不快だった。食い物は無理して喰うものではない。作ってくれたひとに感謝して適量をいただくものだ。むかしはみなご飯を食べる前に、「お百姓さん、ありがとうございます」と手を合わせて感謝を捧げたものだった。飽食の時代だかなんだか知らんが、無理して喰うことを売りにするなんて邪道である。よってタカトシのこの番組も好きではなかった。



 むかし、見当違いのお宅を訪問してしまい悔いたことがある。若い頃の話。藝術家の先生のお宅。多くの若者から慕われている人格者だった。藝術家である。弟子もみな活躍している。
 先生はお酒が飲めない。先生がそうだから慕ってくる若者も飲めないのばかりだった。奥さまが御馳走を作りふるまう。こどものいない御夫妻は、若者が次々と平らげる様子を見るのが好きだった。

 そんなお宅に、当時から「食事は酒の肴」であり、「飯は酒で流しこむ」という酒飲みの食の細い私が場違いに行ってしまった。私は刺身を酒なしで食ったことがない。ひととのつきあいで食事になり、「刺身定食」なんてのを酒なしで喰うことは苦痛になる。まして米の飯を大食いするなんてやったことがない。

 お茶とジュースで、大量のものを喰わねばならなくなった。御夫妻はいつもの自分達を慕ってくる若者のよう、私がおいしそうにそれを平らげるのを楽しみにしている。見詰めている。しかしもともと食の細い私が、酒もなくそれらを喰うのはキツかった。大皿に山のように盛られた巻き寿司をひとつ喰った。それで充分だった。しかし御夫妻と先輩の手前、おいしそうを平らげねばならない。つらかった。思い出したくない思い出になる。
 先生は人格者だったから、それをきっかけに通いつづけ、私も先生の弟子になりたかった。しかし「食の恐怖」で以後訪ねなかった。

 私にとって「大食い番組」で、「もうとても喰えない。苦しい」となりつつ、それでもがんばって食べるというようなシーンを見るのは、それに繋がる極めて不快なものだった。



takatoshi 今までに7問正解、8問正解は見ている。しかしそのあとハズれて、そこからはいつまで経っても当たらない「苦しみ喰い」の世界になって行く。それは見たくないので、ハズれた瞬間あたりで消していた。

 今回もそうなのだろうと思っていたら9問正解まで行く。あとひとつ、である。今までに何度かあるそうだが、私は9問正解は初めてだった。どうせハズれるだろうが、あとひとつだから見てみるか、と思った。このとき私は「99%ハズれる」と予想した。いつものパターンである。

 10問目を羽鳥アナが撰ぶ。ベスト10の10番目だ。いちばんむずかしい。私はそのメニューを見てハズレだろうと思った。舞台はラーメン屋である。本筋としてラーメンだろう。羽鳥アナの撰んだのはサイドメニューだった。
 が、それで初のパーフェクト達成。なぜか一緒に感激していた(笑)。メンバーの「やったあ!」というよりも、「まさか……」という戸惑った表情がリアル感を出していた。心から「よかったなあ」と祝福する自分がいた。



 鼻カルボ話始まり。
 通称「#鼻カルボ」と呼ばれる団塊世代のおじさんがいる。「ネカマ」の「珍サヨク」だ。女のふりをして、ひとを誹謗中傷するデマを流すことを生きがいにしている悪質な害虫である。東日本大震災以降、東京の放射能を怖れ西日本に疎開している設定だ。実際は東京にいてネットとテレビ三昧なので、あれこれ矛盾が噴出し笑い物になっている。

 このおじさんは地デジ化以降、テレビと縁を絶ったという「設定」だ。しかしおどろくほどテレビに詳しい。テレビの話ばかりしている。本人はネットで見ていると主張しているが……。

 タカトシのパーフェクト達成に感激(笑)し、いいタイミングで見たものだと自分を誉めてやり(笑)、ほどよく酔いも回り、いつものよう早寝をする前、そのおじさんのツイッターを覗いたら、テレビがないはずなのに早くも反応していた。

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 この画像はいま取ってきたので9時間前となっているが、私がこのツイートを見たのは番組が終ってすぐだった。「帰れま10」のあと、「Qさま」になった。私はそこでテレビを消した。あのくだらない漢検からの当て字を読んで「インテリ軍団」なんて感覚はこの世で最も忌み嫌うものになる。

 そのときだから、「帰れま10」が終わってすぐだった。テレビのない設定なのに、いくらなんでも反応が早すぎる。そもそもテレビのない生活をしているものは、この種のテレビ的な話題には食いつかない。まあこういう矛盾で笑わせてくれるのがこのひとの楽しみなのだけど。

 地デジ化以降、私も三ヵ月間テレビのない生活をした。当時の体験から「テレビのない生活感覚」はとてもよくわかる。
 なにかあったらしい翌日、Google注目ワードなどにひさしぶりの芸能人の名前を見かける。どうしたのだろうとチェックして、そのひとが昨日の「笑っていいとも」だとか「しゃべくり007」のような人気番組で問題発言をしたと知ったりする。テレビのない生活に慣れると、テレビ的話題と接するのは、早くてもこんなものである。それは体験からも断言できる。

 テレビのない生活に関して鼻カルボはもっと上級者だ。地デジ化以降、テレビと完全に縁を切り、一年半テレビのない生活をしている。しかも友人のいない西日本で(笑)。病弱の母さんとふたり(笑)。やたらと雨どいの修理をしつつ(笑)。ほんとにバカの一つ覚えのあれを読んでいると、西日本には雨どいのしっかりした住宅はないのかとつっこみたくなる。
 
 江戸っ子(笑)であり、見知らぬ西日本で、かあさんとふたり(笑)で一年半以上テレビのない生活をしているひとが、どうでもいい娯楽番組のこういう結果に、瞬間反応をするはずがない。というか、このひとのツィートを見るたびに「ぜったいにテレビをもっている」「見まくってるな」と感じる。鼻カルボ話終了。



 じつにもうどうでもいいテレビの話ではあるが、このことをニュースで知り、それからYouTubeで見るのと、リアルタイムでその瞬間を見たのではちがいがある。結果を知ってから見てもつまらない。

 いま芸能ニューとしてあちこちで見かける。いかにもスポーツ紙的な芸能ネタだ。すなおに「見られてよかった」と思う。なにしろ定期的に見ている番組ではない。もしも今日、芸能ネタとして知ったなら、私はYouTubeでその瞬間を見に行くことはしなかったろう。そこまで好きじゃない。達成とわかっているのだからつまらない。

 この番組が大好きで、毎週缺かさず見てきたひとは、初のパーフェクト達成に感動したろうな。おめでとうございます。私はぜんぜんファンじゃないですけど、偶然その場にいさせてもらいました。そんな私ですら感動したのですから(酒が入ってましたけど)、みなさんの慶びはわかるつもりです。あ、逆に、毎週見ているのに今週だけ見逃したひとは悔しいだろうな(笑)。

アッキーナの父親の名前──昭仁!?

明け方、ひと区切り着いたので何かおもしろいものはないかとYouTubeのバラエティ倉庫に繋いで、「有吉弘行とアッキーナのホロ酔いトークin居酒屋」というのを見つけた。おもしろい。どこでオンエアされているのかいまだに知らないが。

アッキーナには在日朝鮮人の噂があるがそれはまあどうでもいい。私は創価学会芸能人は嫌っているが朝鮮人芸能人は嫌っていない。歌唱力抜群の歌手なんて心から尊敬している。それはもうここでも何度も朝鮮民族の歌唱力を絶讃してきたから、わかってくれているひともいるだろう。



私がアッキーナを知ったのは「ヘキサゴン」から。シンスケが気に入ってべたべたしていた。おバカタレントとしての才能はなかった。シンスケが自分の好みの娘をむりやり出している感じだった。アッキーナはシンスケを嫌っていたと言われるが、高視聴率番組に出るメリットもあって出ていたのだろう。

磯山さやか的ぽっちゃり好みの私(笑)は、ああいうガリガリの娘はどうでもいい存在だった。会話が上手なわけでもなく、なんも興味がない。でもこの番組ではおとなとして酒を飲み、有吉をサポートして、いい雰囲気を出していた。見直した。

思えば、初めて見てからもう何年も経っている。あのころは十代で、もう二十代半ばなのか。デビューしてどれぐらいになるのだろうと、動画を見ながら、Wikipediaに行ってみた。タイトル通りの居酒屋でのどうでもいい会話だから真剣に見るほどのものでもない。



そこでアッキーナの父親が「昭仁」と知る。これはすごい……。
今上天皇と同じ音で昭和の「昭」の字を入れている。皇室専用の「仁」を使っている……。
これは日本を憎む朝鮮人がよくやることである。「同じ漢字を使ってやる、同じ名前にしてやる!」と。 やたら「仁」の字を使う。哲学の「哲」も好きだ。「哲仁」なんて名前を見たらまずまちがいない。

アッキーナがそうであろうとなかろうとどうでもいいのだが、この父親の名前からその可能性が高くなるのはまぬがれない。

ドリームマッチ2013──渡辺直美のIBARAKI、小籔のIBARAGI

「ドリームマッチ2013」の優勝は渡辺直美と小籔千豊コンビだった。渡辺は去年のTKO木本とのコンビに次いで連続優勝。おもしろかったから文句なしだけど、でもあの去年も今年も、ちょっとセクシーな中身の、動きのあるお笑いネタは、審査委員長志村けんのいちばん好きな分野だ。その点では有利。しゃべくり漫才は不利。



千鳥というのは関西では見ない日がないぐらい売れているらしい。関東ではM1でしか見ることがなかったのでその落差が不思議だった。満を持して東上し、事務所の力で多くの番組に出ているが、いまだにいまいち。私もどうもしっくりこない。ダイゴもノブも、ふたりとも。

小籔は、満を持してという感じでもなく、ふんわりと関東に自然に関わるようになって、こてこての大阪味なのに、ロンハーなんかでも自然に溶けこんでいる。 私もまったく反感がない。ふしぎなひとだ。それが実力か。



黒人の容姿で現れた渡辺に、おどろいた小籔が出身地を問う。渡辺が「父は茨城」と応える。その容姿から、じゃあ母親がと思った問いに「母は栃木」と応える。
このとき茨城県石岡市出身の渡辺の「IBARAKI」に、関西人の小籔は「ああIBARAGIか」と応える。このやりとりが何回かある。その度に渡辺はIBARAKIであり、小籔はIBARAGIだ。ついでに「栃木」はふたりとも「TOCHIGI」と鼻濁音。

二親も死に、親戚とのつきあいもなく、18まで育った故郷茨城とはもう無縁なのだが、それでもこの関西人の「IBARAGI」にはまだ反応してしまう(笑)。 故郷を捨てたつもりのひとでもテレビニュースで故郷の名が出て来ると反応するらしい。私はもっと冷たくまったく平気だ。IBARAKIがニュースになろうと興味はない。なのにこのIBARAGIという発音には反応してしまう(笑)。なんとかせねば。

栃木の訛漫才が売りのU字工事のネタには、ライバル県として茨城が登場するが、どんなにだっぺことばで濁っていても、きちんとIBARAKIになっている。それがみょうにおかしい。関東の基本だ。
驚くのは、アナウンサーでも関西出身のひとはIBARAGIと言ったりすることだ。ニュース原稿のときはきちんとIBARAKIと読むのだが、そのあとのフリートークだと濁ってしまう。それだけ関西では日常用語として鼻濁音の「いばらぎ」が浸透しているのだろう。

不思議でならないのは、日本の都道府県の名前を小学校で覚えるとき、正しくは「IBARAKI」なのだから、教えられたこどもはそうなると思うのだが、先生自身がまちがって覚えているのか!?



渡辺の故郷石岡は私の田舎の隣。父が台湾人、母が日本人のハーフである渡辺は、勉強が苦手で高校進学できなかったという。あのへんのバカ高校は名前が書ければ入れるんだけどなぁ(笑)。どれほどできなかったのか。
それでいてあの笑いのセンスだ。学校の勉強とああいうセンスは無関係なんだね。

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【追記】──IBARAGIのほうが発音しやすいと確認──1/20

Wikipediaの「茨城」を読んでみたら、このことに触れた「読み」という項目があり、当然「正しくはIBARAKI」なのだが、「茨城弁を使うひとは鼻濁音になる可能性が高く、自分ではIBARAKIと言っているつもりでも他県人にはIBARAGIと聞こえることが多い。そのことによって」と、IBARAGIが普及したのは茨城県人の発音が原因にされていた(笑)。

まあだっぺことばでよく濁るからそれはそれで事実なのだろうが、しかしまたその逆も真実で、だからこそ自分の県名は正しく発音するという傾向もある。だっぺだっぺで濁りっぱなしの田舎の年寄りでも、これだけはきれいにIBARAKIと言ったりする。私の老父母も、この点に関しては厳格だった。だからこの理由は当事者として「こじつけ」と否定したい。

ということで、「なぜこんなに普及しているのだろう」と、その原因を探るべく、生まれて初めて「IBARAGI」と言ってみて、ものすごく発音しやすいことに気づいた(笑)。「いばら」と続いた後、「き」と言うには、口を横に開いて、かなり意識的に発音せねばならない。「いばら」のあとの「き」は「ぎ」と濁る方が音の流れとして自然なのだ。「いばらき」が意識して発音せねばならない「ことば」であるのに対し、「いばらぎ」だと、もごもごした感じでも、口を開けることなくそのまま言える。なるほどなあ、初めて知った。言いやすいのか。

全国で「IBARAGI」と鼻濁音になることが多いのは、日本語の音として「いばら」の後は「KI」よりも「GI」のほうが自然だからだ。まちがいない。とはいえ、もう無縁の故郷ではあるが、これからも私は「KI」にこだわるのだろう。おそらくそれが私にとってのふるさとなのだ。

麻生さんの誤読で有名になった「じゅんぷうまんぽ」も、これをやっているひとを麻生さん以前に何人か知っているが、基本は「manpan」という破裂音より「manpo」のほうが音として自然だからだろう。



【追記.2】──浜田のIBARAGI、鈴木奈々のIBARAKI──2013/3/14

 偶然見かけた番組で、ダウンタウンの浜田が大阪人として当然IBARAGIと発音するのに対して、茨城県龍ヶ崎市出身の鈴木奈々がIBARAKIと応じているのがおかしかった。がんばってくれ茨城県出身芸能人。栃木出身のU字工事もIBARAKIで応援してくれている(笑)。

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大震災情報──気象庁のいばらぎけん

 
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空港考・餘談──いばらぎ県

ナスターシャ・キンスキーの昨今──老けるのが早すぎる

nastassja2父の性的虐待恐れていた 女優のナスターシャ・キンスキーさん告白
2013.1.14 00:46 

 欧州製作の映画「テス」「パリ、テキサス」などで知られるドイツ生まれの女優ナスターシャ・キンスキーさん(51)は13日付の大衆紙ビルト日曜版とのインタビューで、俳優だった父親の故クラウス・キンスキー氏からの性的虐待を恐れていたと告白した。

 それによると、クラウス氏は4〜5歳当時のナスターシャさんの体を必要以上に触ったり、強く抱き締めたりした。ナスターシャさんは「愛情に満ちた父親の抱擁ではなく、それ以上のものだと直感した」という。

 クラウス氏は自分にとって「暴君だった」と回想。今も生きていれば「彼を監獄に送り込むために何でもする」と非難した。http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130114/erp13011400480000-p1.htm

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 父親の性的虐待よりも、大好きだった女優の劣化に落胆した。
 白人てのはどうしてこんなに劣化が早いのだろう。日本人だと51歳なら、まだまだ若くてきれいなひとはいるけどなあ。まあ林葉直子みたいな劣化もあるが。
 これは素顔を盗撮されたのではない。プレス用の化粧したいちばんきれいな写真である。それでこれだ。おばあさんである。かつての女神のような美しさに魅了されたものとしてはことばに詰まる。顔だけじゃない、胸元の肌も……。

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なぜか突然、藤圭子の「新宿の女」が聞きたくなった──宇多田ヒカルのかあちゃんのデビュー曲

shinjuku なぜか突然、深夜に、藤圭子の「新宿の女」が聞きたくなった。
 宇多田ヒカルの母ちゃんのデビュー曲。

 むかしだったら、この1969年のレコードを手にするために東奔西走せねばならない。中古屋でとんでもない値段だったろう。
 ところが今はYouTubeですぐに聞ける。なんとも便利な時代である。



 宇多田ヒカルに母親の面影をまったく感じないのだが、この17歳の時のレコードジャケットを見ると、それなりに似ているか。こんなにふっくらしていたのだったか。テレビに出るようになってからの彼女はもっと痩せていた。



 Wikipediaを引いたら、《 『怨歌』と呼ばれるような夜の世界の女の感情を歌った暗く陰鬱な歌を、伸びやかに深々と超越的に歌い上げた。》と誰が書いたのか、かってに「怨歌」を使って、へたくそな評をしていた。なんともひどい悪文だ。



 「怨歌」というのは五木寛之の造語である。17歳の娘の歌に含まれた重みに衝撃を受け、五木は「これはもう演歌ではなく牘絏劉瓩任△襦廚箸いζ7住夘召鮟颪い拭そして、「この怨みの度合は、これから彼女がスターになるに従い薄れて行くだろう」とも書いた。先を予測した見事な評だった。
 事実、浪曲師の父と盲目の瞽女の母のあいだに生まれ、幼い頃から旅回りをしていた美少女の「怨歌」は、スターになるにつれ「ふつう」になっていった。

 Wikipediaの藤圭子の項目を書いたひとは、「怨歌」という五木の造語を使いたいなら、「怨念のこもったかのような藤の歌を、作家の五木寛之は、演歌ではなく牘絏劉瓩班召靴拭廚里茲Δ暴颪べきであろう。それが礼儀というものだ。



 スターになってからの藤は、前川清との結婚でしあわせになると思ったのに、離婚し、迷走を始め、なんだかよくわからないひとになってしまう。その後は「宇多田」という男と結婚離婚を繰り返し、結果としてヒカルという傑物を世に送り出した。

 消息不明だった懐かしの芸能人が出たりする番組がある。ふだん見ないけれど、藤圭子が出るなら見てみたい。出ないだろうけど。
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