2017年10月05日

稲荷に祈るいろんな夜

マネーライトです。

10月である。
都に戻ってきて半年が経過した。
久しぶりに味わう京都盆地の暑さには随分と堪えた。
よくこんなところで18年間も暮らしていたなと思う。

地獄の夏が終わりて、やれやれと落ち着く間もなく、都は秋を迎ふる。
観光シーズンである。
つまりは夏の熱波のごとく、今度は人の波が押し寄せて来て、結局息苦しいことには変わりないのだ。
市バスは混雑のため機能不全、交通戦争ならぬ観光戦争である。



さて、どうでもいいですが、マネーライト氏は先月の金曜日が誕生日でした。
はいおめでとうございます。

26歳である。

26歳。

何が恐ろしいって、母親が結婚した歳なんだよね。
あるいは、父親が結婚する前の年齢とも言える。
最近は親も察してかもう何にも言わなくなってしまっているが、いったいマネー家の血筋をどうやって残していくつもりなんだろうか彼らは(超他人事)。

要するに、親の無言の反応としては
26歳?あっ、察し…
って感じでした。はい。

彼らが結婚したのは1990年。
時はバブル真っ只中である。
そんな時代の27歳・26歳の若いアベック。
楽しいに決まってるよな。
そんな幸せの塊から翌年に誕生したのが私ベビーライトである。
バブルは私の誕生と同時に崩壊。ついでにソ連も崩壊。
我が国と世界は長い低迷期を迎え、希望もへったくれもないこの国の未来とともに歩むことになる。

さてこんな腐敗した世界に堕とされてから26年が経過した記念に、ある山へ登ることとした。


それは稲荷山である。


8月に登った富士山(前回記事参照)からすれば、16分の1ほどの高さしかないただの丘だが、私にとって稲荷山はただの山ではない。
端的に言うと信仰対象、私にとっては御神体そのものである。

私の生まれは京都駅の南側という泣く子も黙る地域であるが、このあたりはおおよそ伏見稲荷大社の氏子地域にあたる。これといってゆりかごから墓場までべったりと伏見稲荷とともに歩んできたわけではないが、やはり「自分の神社」という意識があるのは伏見稲荷大社である。氏子なので何度か子供神輿に駆り出されたこともあるし、神輿を担ぐ権利もある。
そんなこんなで、極めて日本的な程度として、ぼんやりと伏見稲荷大社をうす〜〜〜く信仰しているわけである。薄いとはいっても、就職に際し東京へ出立する前など、節目節目にはなんとなく参拝していた記憶もある。



26歳となり、誕生日だからと言って特にやることもなく、殊更祝ってくれる人も見当たらないので、とりあえず伏見稲荷大社に行くことにした。
夜に。

ここで大事なのが、夜に赴くということである。

伏見稲荷大社は今最高に人が多い。
たしかにもともと京都でもトップクラスの観光名所であり、正月は別格としても、常に観光客で溢れている場所ではあった。
だが、昨今の訪日外国人の激増に伴い、京都の各観光スポットでも外国人観光客で埋め尽くされているなか、伸び率が凄まじいのがここ伏見稲荷大社である。
というのも、ここはトリップアドバイザーでの、『外国人に人気の日本の観光スポットランキング』で2014年・15年で1位に輝いてしまった場所であるほど、海外で口コミで広まって有名になってしまったところなのである。
なぜ外国人観光客に人気なのかというのは少し考えてみれば想像がつくだろう。京都駅からJRで5分というアクセスに加え、朱色で統一された社殿、そしてあのミステリアスな千本鳥居、ウォーキングやハイキング好きの欧米人にちょうどよい稲荷山、そして入館料がないこと…。そういった点が総合的に良いのだろう。



一方、夜は空いている。
伏見稲荷大社は入館料ナシであるだけでなく、寺社仏閣にありがちな閉門時間もない。24時間入り放題である。日中に千本鳥居に行こうものなら、カメラ撮影の為立ち止まる観光客のおかげで全然前に進まないが、夜なら人がほとんどいないのでスイスイである。
それに、特に千本鳥居は夜が非常に雰囲気の良い場所である。やはり朱色というのは黒を背景としたほうがより荘厳さが増すと思う。千本鳥居・稲荷山参道は24時間灯りが灯されているので、特に危険な目にあうこともなく、独特の雰囲気を味わうことの出来る。

夜の伏見稲荷

(拾った画像)



そんなわけで、誕生日当日の平日18時ごろに伏見稲荷へ。
伏見稲荷は駐輪場・駐車場も24時間オープンである。
DSC_1609

まだ完全には日が没していないので、人もまあまあいる。

本殿にてお参りをし、いざ千本鳥居・稲荷山へ。
一応、地図を載せておく。
京都・伏見稲荷大社・稲荷山の地図(MAP)

一周標準2時間とされている。
一ノ峰というところが一応稲荷山山頂とされている。230メートルくらいしかないけど。


日もだいぶくれたところで千本鳥居にいくと…

DSC_1611


中国人だらけである。
他、欧米人がちらほらいて、一番少ないのは日本人である。


どうやら、夜の伏見稲荷が空いててなおかつ幻想的で素晴らしいということは、とっくに外国人観光客にもバレてしまっていたようである。
う〜む、京都を不在にしていた7年間の変化のスピードを舐めていたようだ…。

平日休日、昼夜問わず混むスポットになってしまった。

かつては千本鳥居・稲荷山を走って駆け上がったこともあった。
小学校で陸上部に入っていたときのことである。市の小学校対抗駅伝に向けたトレーニングと称し、なぜか稲荷山をみんなで走って駆け上がるという謎イベントがあった。
あの鳥居の中を本当に皆で走った。
外国人観光客が殺到するよりももちろん以前であり、もっと言えば大河ドラマ新選組のオープニングで千本鳥居の映像がバックに流れてた直前のころの話である。
当時からもちろん人は多かったが、小学生がダッシュできるくらいの人の数ではあった、ということだ。
今やれば迷惑極まりない(昔も迷惑だったろうけど)。


外国人観光客から伸びている地鶏棒をかきわけて千本鳥居を抜け、おもかる石のところまで行った。
おもかる石、めっちゃ重かった。
クソッ…

cf.おもかる石とは?
自分が予想よりも軽ければ願い事が叶う、重ければ叶わないといわれている石。千本鳥居を抜けたところに置いてある。

何を願ったかって?
そりゃあ世界平和だろ当たり前だろ。


中国人がわんさかいたのは本殿から千本鳥居、おもかる石のところまでであった。
それより上にいけばいくほど閑散としてくる。
30分だか40分ほどで四つ辻へ。

DSC_1614


稲荷山参道で唯一ここが京都市街を一望できる場所である。
昼間来ると人だらけだが、この日はアベック2組、アメリカ人、そして私。
ひんやりとした風が心地よい。汗もかくことなく、しかしながら凍えることもなく。極めてウォーキングに適した天気であった。


四つ辻からが頂上への周回路となる。
下之社、中之社、上之社の3つがあり、その他2つをあわせ稲荷のご祭神を構成する五柱が祀られている。
下之社にいるのが中央座に鎮座する宇迦之御魂大神である。
私の地域は中之社(佐田彦大神)の神輿担当である。

とりあえず登って、ここでお参りをする。

四つ辻より上はほとんど人にすれ違わなかった。
薄暗い鳥居の中を、一人静かに進む。
いろんな考え事をしながら登っていくわけだ。
ああ、この参道はこういう意味があるのだろうなあと今更ながらに感じることができた。
いわば哲学の道のようなものだ。
昼間に来ると人だらけで、思案を巡らせるなどできっこない。


さて、私ももちろん神社などに参拝するときは、大衆と変わりなく、金が欲しいだとかまあそういったたぐいの低俗でかつ現世利益な祈りを捧げるわけであるが、その際には例えば「突然金が手に入りますように」ではなく、「頑張って金をたくさん手に入れようと思うのでお力添えください」と祈るようにしている。
理由のは大きく分ければ二つある。
一つとしては、これは極めて個人的な意見であるが、神道における八百万の神は、浄土真宗における阿弥陀如来ほど慈悲深くないと思っている。浄土真宗では、すごく端折って言うと、阿弥陀如来は心が広すぎて、もはや別に「南無阿弥陀仏」と唱えなくても救ってくれることになっている。ある意味では「全員救済」というタイプの予定説ではないかと思っており、その意味でもやはりプロテスタントと浄土真宗は似ているなあと密かに感じていたりするのだが……、えっと、なんの話だっけ、まあ日本神話なんかを見てても八百万の神からそこまで慈悲の心を感じることが出来ないので、彼らに対しては全てをおまかせすれば助けてくれるんだろ?というスタンスではなくて、その力の一部でも拝借できないかとお願いをするに留めているのである。
もう一方の理由としては、私もやはり現代人らしく唯物論的なところもあるので、神の不存在を疑わざるをえないわけである。そういった人間が、神殿の前に立ったところで、願いを実際に実現するのは私しかいない、ということを逆に認識してしまうわけである。そうすると、どうしても「願いを実現するのは自分なので、力だけ貸してくれ」というお願いにならざるをえないわけである。



長々と失礼した。
てなしょーもないことを考えながら、四つ辻よりうえの周回路をゆっくりゆっくり、かつ静かに散歩していた。

かなり休憩しもって行ったので、駐輪場に戻ってきたころには2時間が経過していた。
なんだかんだ疲れるね。

しかしながら、まあたまにはこういった形で、静謐でかつ精神的な環境で、自分のことをゆっくりと考えられる時間と場所も必要なんじゃないかなあと思った次第でした。

はい。
だからどうしたという話でしたが、このへんにしときます。
ちな、上でいろいろ書いたけど、これといって特定の宗教は信仰しておりません。
強いて言うなら空飛ぶスパゲッティーモンスター教でしょうか(最近見ねえな)。

おやすみ〜

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2017年08月28日

海抜ゼロメートルからの進歩

こんばんは、マネーライトです。

こないだテニスしてて右肩を負傷したマネーライトです。
お盆をあけて3週間ぶりにテニスをしたら、1発目のバックショットでグキッ…。
準備運動は入念にしておくもんだね。
激痛が走り、翌朝は起き上がることが出来ませんでした。

あわてて半休を取って病院と整骨院を受診したところ、病名は右肩関節捻挫、
どうも右の僧帽筋とかいう肩や肩甲骨を動かす筋肉がイカれたらしい。
骨折や脱臼じゃなくてよかった…。

整骨院での適切な施術のおかげで随分と痛みはとれましたが、ぶり返しの怖いところ。



さて、この糞暑い夏、みなさま如何お過ごしでしょうか。
お盆はいかがでしたでしょうか。

私は、こないだのお盆も東京に居ました。
東京生活をしていた3年間はもちろんのこと、大学時代の4年間もお盆は必ず東京に行っていたので、お盆を東京で過ごすのはもう8年連続ということになりますね。

どこに住んでようが必ずお盆は東京に滞在していた理由は言わずもがなですが、今年はなんとなんと…!
東京ビッグサイトに一歩も立ち入らなかったのである!!!!

わざわざ
お盆に
東京に来ているのに
コミケに行かない!

もう最近はアニメを見ていないので、コミケにも特に用事がないのだ(軍事・鉄道島は行きたかったが)。
オタコンテンツを消費しなくなったキモオタはただのキモいやつである…。


さて、そんなただのキモいやつが東京に何しに行ったかと言うと、


フッジサーン/(^O^)\


富士登山に行くために、である。


大学時代の学友と何故か日本最高峰を制覇することになったのだ。
東京ビッグサイトとかいう海抜0メートル地帯から一気に3776mまで挑戦するわけである。
(実際は6mらしい。)

登山は正直たま〜〜に行ったことあるくらいである。
摩耶山や伊吹山あたりをちょっと登ったことあるくらいであり、あの標高差絶望的大学も化石エネルギーを利用して登っていたレベルである。

学友といっても大学の天文研究会の面々で、スポーツのスの字も当時やってなかった陰キャの集まりであるから、まず道具の準備から始めなければならない。
とりあえず最低限、リュックは購入した。靴とストックはとりあえずレンタルすることに。
それに、バイク用品としても共通化できると思いメッシュの下着と厚手の靴下、天体観測用品としても共通化できるヘッドライトを購入。カッパはバイク用のを使用することにした。服装はとりあえずテニス部時代のウィンドブレーカーをベースに、とりあえず薄いダウンももっていくことにした。


富士山はいくつかルートがある。
一番登山客が多いのは、山梨県側からの吉田ルート。
他、静岡県側からの富士宮ルートなどがある。

今回はベタに吉田ルートから。吉田へは新宿から中央線・富士急行線などを利用して到達することが出来る。ゆえに東京に滞在するのだ。


8月10日(木)

仕事を午前で終わらし新幹線へ。
別の学友と会う。


8月11日(金・祝)

東京観光。といっても4ヶ月前まで住んでたので特に今更行くところはない。
神保町と秋葉原をぶらぶらする。いつもいっていた場所である。
以前のように、軍学堂という戦前の書物が置いてある神保町の古本屋で、ぶっとんだ戦時中の本がないか探す。
この日見つけたのは、「音楽文化 昭和19年7月号」という専門雑誌。「軽音楽の道」と題された寄稿が良かった。軽音楽も軍需品の一つであるとし、ウクレレやスチールギターのような「反國民的樂器」を排斥せねばならない…とつらつらと述べていたのはある意味ロック。
筆者が真剣にそう思っていたか否かは分からないが、西洋文化排撃の風潮の中で軽音楽を生き残らせるには苦労したのだろう。

中野ブロードウェイにも行ってこの日は終了。



8月12日(土)
新宿から河口湖駅へ。
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ホリデー快速富士山に乗る。これに乗ることで、富士登山の目的の4割は達成したと言える。

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富士山スバルライン五合目で現地集合。
そういえば12月にスクーターで来たが、そのときと違い登山客で埋め尽くされている。あのときは寒かったな…。

もうこの五合目の時点で2305mと相当な標高であるので、かなり涼しい。快適である。


4人揃い、いざ出発。
本日の目的地は8合目の山小屋である。そこで1泊する。


5合目から6合目までは横移動が基本で、木もたくさん生えているのでハイキング気分で楽々と歩ける。
6合目から本格的に登山の様相を呈してくる。
DSCF4651

森林限界を迎え、高い木が無くなる。遮るものが無くなり、晴れていれば日差しがダイレクトに襲ってくる。
地面も火山灰や溶岩由来の岩や砂で滑りやすい。
今までは山頂まで木のある山しか登ったことがなかったので、ここで面食らう。

しかし、往路は天気がよく、振り返れば雲があっても絶景である。
DSCF4654

雲より高い場所にいることを実感する。


7合目に近づいてくるロッククライミングになってくる。
皆の体力に合わせ休憩しもっていっていると、もう日が暮れてくる。

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7合目かな?
何度か鳥居に遭遇する。
富士山は山全体が神社であり、そういえば世界文化遺産だった。

DSCF4667

7合目付近で、富士山の影を見ることができた。


7合目から8合目の中頃にはもうヘッドライトを使用する必要がでてきた。

暗くなった山道で空に目をやると…
かなり星が見えている。
少なくとも丹波篠山あたりレベルには見えている。
外界の町並みの光害があろうとも、ここまで標高が高いとある程度見えるのか。

富士吉田市の夜景と星空の両方を楽しむことができた。

そしてこの日はペルセウス座流星群極大の近い日。
ペルセウス座流星群は、毎年コミケを被るので観測に行ったことはない。
この機会にと思い、ちょこちょこ空を見上げると、ありがたいことにちょこちょこ流れる。
ここまで星や流星が見えるとは期待していなかったので、これは嬉しかった。

8合目の山小屋到着。
おもったより疲れなかったが、やはり脚は痛い。


山小屋は劣悪な環境であった。
ドラえもんが寝る押入れのような場所に、我々4人が寝かされる。
寝袋一つ。
明らかに狭く、寝返りを全く打つことが出来ない。
黒人奴隷船級の狭さだ。
寝返りは日中体にかかった負荷を自己修復する非常に重要な生理現象なのだが、それができないことは明日も疲労が蓄積したままであるということを意味する。

案の定、2時間程度の浅い睡眠しかとれなかった。



8月13日(日)
4時起床。寝てないけど。

ご来光はこの山小屋で見ることにした。

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夜明け前。
雲海のうえに金星が輝く幻想的な光景。
寒いがこれだけでも見る価値がある。

そしてご来光。
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日本の夜明けである。
天候によってはご来光すら見ることが出来ない場合もあるなか、雲海から登る太陽を見ることができた。
美しいの一言である。

さて、登山再開。
目指すは頂上!

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もう頂上は見えている。
天気も良い。

さていくぞ!

といいたいところだが、
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雲がどんどんと登ってくる。
地学で出て来る「山を登る空気塊と飽和水蒸気量」の図を目の前で見せつけられている感じだ。

なんとか頂上につくころには…
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どんぐもり!

そして私がついた瞬間に雨が降ってきた。


結構な雨なので、お鉢巡りは断念し、下山することに。

吉田の下山道はひたすら砂地を九十九折で駆け下りていくのみ。
視界はゼロとなり、脚に負担がくるだけの苦行。
登りはあまりしんどいと思わなかったが、下りは常時降雨状態だったということもありきつかった。


それでもなんとか皆五合目へ帰ってくることができた。
河口湖で風呂にも入り、さっぱりすることができた。
その後、新宿へ戻る中央道が事故&Uターンラッシュの影響で2時間の渋滞にひっかかり、最終の新幹線を逃して1泊余分に東京に滞在したのは内緒の話である。


まあ総合すると、登りはしんどくなかったし、景色も登りはきれいだったし、星や雲海やご来光も見れたので良かったです。
登山道自体はそこまでの難所というのは殆ど無いですが、なんせ長いので体力がものをいうかと思います。

体力があればまた今度涼しい時期に手頃な山にでも登る機会があればと思います。

おやすみ〜

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2017年07月08日

タンクバッグに鯖寿司を詰めて

こんばんは。マネーライトです。

梅雨入りしてから全然雨が降らない日々が続いていたが、今週はようやく梅雨らしくなってきた。
が、どうも降りすぎのような気がする。
九州では特別警報が出てとんでもない豪雨になっている。
最近の日本の気候は、バランスを考えてくれない。
バランス考えろ、バランス。


さて、梅雨の予測不能な天気のなかでも、先月買った二輪車を乗り回している。
(前回記事参照)
長年原付&原付二種で富士山や東海道などいろんなところにいったが、やはり400ccとなると疲労度も違う。
以前よりもいろんなところに行ける(体力的・時間的に)。


ここ最近も、伊丹空港&西宮にもいったりしたが、今回は2週間前の土曜日、まだ梅雨のくせに雨の降っていなかった日に小浜市まで行ったときのことを記事にでもしておこう。




京都から日帰りで簡単に行けるところで、バイクで走って気持ちよさそうなのといえば、京都市の北側である。
行政用語では「北部山間地域」といったりするあのへんだ。
旧京北町、あるいは花背や大原のほうである。

京北町・美山経由で小浜方面へ向かうのが、国道162号「周山街道」、大原経由で小浜方面へ向かうのが有名な国道367号「鯖街道」である。


2週間前でも既に結構暑かったので、山間部を走り、海でも見に行くことにした。


朝9時。
アマゾンで注文したタンクバッグがキリギリ届く。
これで下記のようにして、iPad miniをナビ代わりに出来る。
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その週の木曜に、わざわざ午後半休を取得し、高槻の2りんかんでUSB電源とETCを取り付けてもらった。
これで電池が切れることもない。


10時頃、出発。
国道162号は、五条天神川交差点より始まる。(厳密に言うと西大路五条から)
右京区総合庁舎、嵐電を見ながら、福王子交差点を越えると都市部が終わり、徐々に山間部へと景色が変わっていく。

いわゆる周山街道である。
この周山街道、京都府では最もポピュラーなツーリングスポットのひとつであり、多くのバイクとすれ違う。
また、木々が直射日光を遮ってくれるので、気温もそんなに高くない。非常に心地よい走りができる。
DSC_1307

こんな感じのところを走っていく。カーブもほどよくある。

途中、高雄を通る。
数年前、大学の学友らとここに来たことがあったが、たしかその時はJRバスに乗った記憶がある。あれもここを通ったわけか。

さて、早々にiPadがダウン。
画面常時点灯で、かつこの気温じゃ、ダウンして当然だよね…。
音声案内だけでナビしてもらうことに。まあそれだけでも十分ではある。

1時間ほどで、道の駅ウッディ京北へ到着。
京北合同庁舎という建物がある。今は京都市右京区であるが、ちょっと前まではここは京北町という自治体であった。かつての京北町役場あったところだ。
京北町なんて来たことあったかなあ…。


給油をし、国道162号を北上。同じようにのどかな田園地帯、峠、森の中…と景色が変わっていく楽しいワインディングロード。
これまた1時間弱ほどで、道の駅美山へ。
DSC_1310

写真には写っていないが、大量の二輪車が止まっている。
ここで美山牛乳のソフトクリームを食べるのが、周山街道ツーリングの醍醐味らしい。
確かに美味しかった。心地良い道路を走っているとはいえ、暑いのは事実だしな…。


ここでしばし休憩ののち、少し国道162号を離れ、美山かやぶきの里へ。
DSC_1311

のどかな田園地帯に、昔ながらの茅葺屋根の集落が現れる。
DSC_1314

日本の原風景、という感じだ。

別に何をするわけでもないが、このへんをトコトコを一周し、国道162号に戻る。



峠を越えると、福井県に入る。おおい町を経由し、小浜市へ入る。

JR小浜線を越えるが、列車が来る気配はない。
だが、いたるところに掲げられた横断幕などで、数十年後に新幹線が来る気配だけはある
どこに作るんだろうね、北陸新幹線の駅。


小浜市内にて、海鮮丼を食す。
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おさしみ処 かねまつ」という店だ。
これで確か1,400円とかだったと思う。ごはんは大盛。
海が近いからか知らないが、もちろん味は文句なし。
この量この味で、築地場外市場なんかで食べようものなら、2,000円くらいはすると思う。


ここで帰っても良かったのだが、せっかくなので、小浜湾を見渡せる場所に行きたいと思い、調べたところエンゼルラインという旧有料道路を通って、久須夜ヶ岳に登ればいいらしい。

山道をうねうねと頑張って登っていく。まだ完全には慣れていない400Xの操作、神経が研ぎ澄まされる。

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ウイリーしそう。

エンゼルラインの最後に大きな駐車場があり、そこから海を見渡すことが出来る。

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ガスってるので正直シーイング(?)はよろしくないが、はるばるきぬる旅をしぞ思ふ感はある。

晴れれば対岸に大飯原発が見えるはずだ。



さあ帰ろう。
私にはミッションがあるのだ。
鯖街道で鯖寿司を購入してくることを母親に命じられているのだ。

数年前になくなった祖父がよくカブに乗って鯖街道へ鯖寿司を買いに行っていた。
思い出の品である。
どこの店で購入していたかは定かではないが、「ここだろう」という場所を母親に教えてもらって、そこへ立ち寄ることにした。

が、そこは17時には閉まってしまう。
現在、15時半。
行けるとは思うが、渋滞等あれば買いそびれてしまう。

というわけで下山。


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小浜駅前を経由し、国道27号、303号から、鯖街道へ。

鯖街道朽木にあるその店は、16時半ごろに到着。
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なんか知らんけど、おばちゃんに負けてもらえた。


あとは鯖街道をひたすら南下して京都市内を目指すのみ。

時間も時間だからか、交通量も殆ど無く、非常に快適。

途中、途中交差点に差し掛かる。
DSC_1329

確かに鯖街道の途中だ。

途中を過ぎ、大原、そして修学院と経由して市内へ。
祖母宅に鯖寿司を届けて、ミッションコンプリートでした。


今回のツーリングルートについて、簡単にグーグルマップにまとめておきましたので、何かの参考になればと思い、リンク貼っときます(定番中の定番ルートですが…)。

https://drive.google.com/open?id=1icrE4zG7hIsDr8QQEqW1B9hnoUg&usp=sharing



本格的に暑くなる前だったこともあり、かなり快適でした。
何度でも走りたくなる道でした。
またソフトクリーム食べに行きたいです。

iPadの熱暴走にはご注意を。

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2017年06月28日

400ccのバイクを買いました

こんばんは。マネーライトです。


バイクを買いました。

ついについに、400ccの二輪車を買いました!!!

もう何年も前から買おう買おうと思っていたが、東京で一人暮らししていたころは買い物にも使える原付二種のスクーターが断然便利であったため、普通二輪は結局買わなかった。
一転、京都の実家に帰ってきてからは、普段の移動は自転車になり、スーパーに大量の食料等を買いに行くことも無くなったので、純粋に趣味としての二輪車の運用が可能な状態になったのだ。

そして決め手は、前々回の記事でも書いた、原付二種スクーターによる東海道五十三次。
2日かけて江戸から京都まで下道をトコトコ走るのは非常に楽しかったが、終わってみたあと、ふと頭に浮かぶ。
普通二輪だったらもっと楽しいのでは…?

さらなるツーリングを求め、中古バイクショップへ駆け込んだのであった。


前々から400ccが欲しいと思ってたので、ちょくちょく調べていた。
要件としては、高速巡航も辛くないもの。
一方で、フルカウルはデザイン上あまり好きではないので、結果的にハーフカウル的なものになってくる。
やはり二輪車は趣味性の高いものであるから、最後にはデザインが気にいるかどうかな気がする。
性能や価格はその次である。

かねてより候補にあげていたのは以下の通り。

HONDA CB400スーパーボルドール
2014_honda_cb400sb_abs

400ccでホンダの旗艦であるCB400スーパーフォアの兄弟車。
この排気量でハーフカウルのあるものといえばまずコレが思い浮かぶほどの人気車種。
4気筒なので高い。

HONDA 400X
news

比較的最近に出た車種のため、知名度は低いが、
アドベンチャータイプとかいうらしく、ツーリング向き。
2気筒。


初めは某中古バイクチェーンを訪れたが、CB400SBであるものの走行距離6万キロのおじいさんを買わされそうになったので、やめてホンダドリームに行くことにした。
もうホンダ車しか見ていないのであれば、ホンダの店で認定中古車を買ったほうが安心である。

色々見ていたが、やはりCB400SBはクソ高い。
払えないことはないが、中古の400ccで70万近い大金を払うのはどうなのかと思った。
また、CB400SBはとてもかっこいいのだが、2005年モデルのデザインがそこまでぐっとこなかったので、
結局400Xを買うことにしました。
最終的にはデザインですね。
比較的新し目の車種なので、デザインも古臭さを感じない。
まあこのへんは完全に人それぞれなので、自分が好きなものに買ってそれに乗ればそれでいいと思いました。



5月の下旬に契約したが、納車は6月10日。
車検を通すとかいろいろ手続きがあるらしい…。


その間に愛車のアドレス110を売却してしまった。
自賠責の期限が5月で終わりだったので、バイク王に売ってしまった。
最後の最後に、私を江戸から京都へと運んでくれた恩義を感じつつ、7万円で持ってかれました。

いやはや、いいバイクだった。
原付二種スクーターでは最高なんじゃなかろうか、アドレス110。



納車の日。
車体価格は46万ぐらいでしたが、なんやかんやで総額は52万ほどに。
ATMの1日引き出し限度額を越える金額を降ろしたのは人生で初めてだ…。
マネーライト史上最も高額な買い物ですね。

DSC_1261

納車〜〜〜(ホンダドリームにて)

右。
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メーターとか
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エンジン
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長年原付乗ってたマンからすれば、どの角度を見てもかっこよく見える。

うおおおお!乗るぞ!!!
ホンダドリームのお兄さんに見送られながら、発進

ブーーーーン
いい音だ!

そして信号が赤に。
停止する俺。
リアブレーキの感触を思い出す。

信号が青に変わる。
さあ、発進!

ガコッ!!!!


エンストである。
そういえば二輪教習所を卒業してから2年が経過していた。
クラッチの操作など、とうに忘れていた。

納車後しょっぱなの信号でエンストするという恥ずかしさ。
まあこんなものか…。


この土日は、教習所で習ったクラッチ操作をなんとかして思い出そうと、そのへんを低速走行していました。




その次の土曜。

MTバイクにおける最低限の操作はなんとか思い出せたところで、少し遠出をすることにした。

千里中央にて昼に前職の後輩と逢う用事があったので、そのついでに下記のルートでツーリングをすることにした。

京都市内

国道171号線

2りんかん高槻店

千里中央

新御堂筋、箕面有料道路

国道473号

妙見山

国道473号

亀岡から国道9号

京都市内へ

※興味ある人は地図でも見て下さい。


DSC_1267

ヘルメットも買い替えた。
前はジェットタイプだったが、フルフェイスにした。
SHOEIのGT-Airである。軽い。


さて、国道171号をとろとろと走ろうと思ったが、この日はあるイベントがあった。
JR西日本豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の初走行の日であった。

正直、明らかに我々が手が出せる代物でもないし、時刻表にも載らない列車なので、私の鉄分検知装置が全然反応しないのだが、とはいえせっかく近くを通るので、見てみることにした。

この日は大阪駅から京都駅を経由し、山陰線を西へと走っていくルートらしい。

島本〜高槻間でぼーっと待っていた。
ギャラリーもちらほら。
DSC_1269_2


ここじゃ少し邪魔かなと思って、バイクを動かそうとしたら、なんか全然動かない。
要するに取り回しがさすがに原付二種とはまるで違う。
傾斜の付いたところで止めようとしたらこけそうになって四苦八苦していたら…

ヘリコプターの音がしてきた。
マズい!もうすぐ来るぞ!

あわてて撮った写真がこれである。
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う〜ん、ギリギリ…。



と、上牧の田園地帯で油を売りつつ、千里中央へ。
千里中央は初めてきたが、いろいろあるね。
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所用終了後、新御堂筋を北上して、箕面有料道路へ。
原付二種では通れなかった自動車専用道路も、400ccなら基本的に侵入可能!

トンネルを抜けた先は、新名神高速道路のIC建設地でした。
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そこから国道473号を北上し、途中左折して山道へ。
妙見山へ向かった。

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山奥の寺社というのは、土日でもそこまで人がおらず、観光客が真に求めるような厳粛な静寂がそこにはある。
やはり京都の寺社は人が多すぎて情緒もへったくれもない。

あとは国道473号をひたすら北上して亀岡市へ。
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こういう信号のないのどかな国道を走っていると、明らかに原付二種とは違う快適さを感じる。
街中では正直原付二種のほうが取り回しも楽だし、便利であるが、こういうところだとぜんぜん違うのは何故なのだろうか。

あとは国道9号を通って、京都市内に戻りました。

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半日走っただけで114キロですか。
原付二種からするとかなり長距離に思えるが、体力的にはそこまで走ったという感がない。
これが400ccか…。


取り回しがしんどいのは仕方ないところですが、それ以外はとても楽しい乗り物です。
7月下旬の猛暑までに、いろいろ回ってみたいと思います。

基本ソロなので、ツーリングのお誘いもウェルカムです。


おやすみなさい。

moneylight at 00:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)