ニューペガサス(1.5号機) パル工業

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さて、伝説の名機、ニューペガサスです。

4号機以前の台とは言えかなりのロングランを達成した台。
(20年近く設置されていた店も)

とはいえ、見たことがある人はなんとかいても、触ったことがある人は
こうしてブログを閲覧する世代としては多くはないだろう。

マニアックすぎてドン引きされるかもしれない。

それでもあえてこいつのことを掲載するのは、この台の
素晴らしさの記憶を残したいこと、そしてこの台の持つ意味を
若い世代にも伝え残し、生かしてほしい思いすらある。

完全にジジイの発想ですがwww
スロットが好きな人に聞いてほしい話であります。





この台の根本的なシステムは「吸い込み方式」

吸いこみ方式とは、規定された「枚数」を吸い込ませると
ボーナスフラグが成立する、というもの。

ボーナス消化後にA~Ⅾの4つのコースに振り分けされ、それぞれの
コース内での「天井」枚数を抽選。


   Aコース  Bコース  Cコース     Dコース

設定1 1-100枚   1-300枚   251-900枚   851-1600枚

設定2  1-100枚   1-400枚   351-950枚   901-1600枚

設定3  1-100枚   1-400枚   351-950枚   801-1600枚

設定4  1-100枚   1-400枚   351-850枚   801-1700枚

設定5  1-100枚   1-300枚   251-850枚   801-1200枚

設定6  1-100枚   1-250枚   201-400枚   351-550枚

設定ごとの各テーブル選択率(A/B/C/D)

設定1⇒ 33.2%   33.4%    5.6%      27.8%

設定2⇒ 34%     27.5%    27.5%   11%

設定3⇒ 34.7%   32.65%  21.75%  10.09%

設定4⇒ 34%      38.5%    22%       5.5%

設定5⇒ 32%      34%       22.7%   11.3%

設定6⇒ 25.5%   31.1%    24.8%   18.6%



4号機や5号機でいうところの「天井」とはゲーム数を指しますね。
この台の場合「枚数」であることがミソです。

つまり通常時小役を取ればとるほど時間がかかることになるので
できる限り小役を取らずに吸い込ませることが時間的には理想と言えた。
未確認情報ではあるが、小役を取るとその分天井が伸びるという
噂もあったしね(1回小役を取ると1枚程度天井が伸びる)。


どの設定でもBコースで少ない枚数天井が選択された場合も含めると
4割5割近い連荘率がある過激な台。

とはいえ、基本的にBBとRB比率は1:1だし、Ⅾコースの天井は恐ろしく
深いので、機械割は何と設定6以外100%を下回るwww

基本ハイエナでしか勝てないといっても過言ではなく、全国にたくさんの
ハイエナ専業を生み出した台でもあります。



この台の持つ過激な連荘性に「スロットはペガしか打たない」という
ジジババも多かったのですが、連荘性以外にもこの台には
素晴らしい「ゲーム性」がありました。


順押しではチェリー付きの7テンパイかスベリでしかボーナス(天井)を
察知できませんでしたが、「ケツ押し」するとリーチ目が堪能できるんですよね。

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代表的なリーチ目。ズレ目にチェリー。
(もちろん逆押しでのもの)


どういうことか解説します。

ニューペガの子役フラグというのは1種類しかない。
つまり「子役成立か不成立か」となwwww

「小役成立」イコール目押し次第である程度どの小役でも揃えることが
できたのである。

そして天井到達以前の場合、リール制御はなるべく多くの払い戻しを
しようしようと働く。

逆に天井到達すると、今度はリール制御はなるべく少ない払い戻しを
しようしようと働くんです。



なので「ベル(15枚)が引きこめる範囲にあるのに引き込まずにチェリーが出た」
場合であったり、「ベルが引きこめる範囲なのにブドウ(12枚)が揃った」
場合などがリーチ目になるわけです。

右リール、中リールと押してズレ目が出た際、チェリーを狙って「プププッ」
という払戻音とともにチェリーが出る瞬間。いや~、楽しかったなあ。


そしてケツ押しといえど適当に打っているとバンバンベルが揃ってしまうので、
私はきちんと目押しをしてベルが引きこめない範囲で右中と押し、
左もテンパイ小役が引きこめない範囲でビタッと押したりチェリーで
最少払い戻しで回避したりしていました。

なので自分が打つと、たとえⅮコースであろうがゲーム数的には
短いゲーム数で天井到達してしまう。

全国的に素人さんは天井を「ゲーム数」と思って打っているところがあり、
よく常連に「あいつが打つと天井まで逝かない」と攻略しているような目で
見られていましたねw 実際には生涯トータルでは負けていると思いますw


1.過激な連荘性能
2.目押し技術により小役を回避する楽しさ
3.天井到達時の「プププッ」

この3点で自分は一時期完全に中毒でしたね~

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ボーナス中好きなだけ7が揃えられる(小役が1種類であるため)www
そう、7も15枚小役なんですね。

そしてビッグ中は美しいショパンの「ノクターン」が奏でられる。

40歳以上のパチスロ好きにニューペガが嫌いな人はいないんじゃないかな。





この台をエマというマイナーメーカーが4号機で再現。

天井はゲーム数天井ではあるが、小役を取ってしまうとその分
天井ゲーム数が増える、というシステムを採用していたため、事実上の
枚数天井を実現!

素晴らしいアイディアであり、エマには素直に拍手を送りたい。
ただしマニアックすぎて設置店は伸びなかった上に打ちこむ人も
少なく短命・・・もう少し打ちこみたかった台でしたね。

5号機でこれに近いシステムの再現は無理だろうか・・・



また、この台は攻略の餌食にも無数遭っている。

設定変更ゴト、セルゴトなどなど・・・



しかし本当の意味での攻略法が存在した。
実は、この話を一番やりたかったんです。

kazさんという方。この方を紹介したかった。


当時4号機などは雑誌がプログラムを解析をして解析結果を
雑誌に載せることはあったが、1号機の解析結果などわざわざ
出すことはなかったんですね。

kazさんはニューペガサスの実機を買い、知り合いに頼んで
プログラムの抽出を依頼。

抽出した情報はただの文字列です。

彼は一からプログラムのことを勉強し、この文字列を解析。
その結果、ニューペガサスのプログラムの全容を知ることと
なる。

おそらく、プログラムの全容を知っているのは実際にプログラム
した本人と彼だけじゃないでしょうか。


解析の結果は衝撃。

ビッグボーナス消化中の出目により次回天井枚数が
確定してしまう事実が判明。

つ・ま・り

ビッグ消化中の出目を調整することで次回強制的に
連荘させることが可能であったのです!
(体
感機による調整が必要ではあったが)


彼の凄いところ・学ぶべき点は2点。


一つは、自分で道を切り拓いた点。

今では誰もが情報待ちの時代。誰かがくれる情報を待ってばかり。
彼は独学でプログラムを勉強し、自分で攻略法を編み出している。

科学技術で言うところの「イノベーション」の精神に似ていますよね。



もうひとつは、それだけすごい攻略法を編み出しながら、店を、そして
「ニューペガサス」という台を最後まで守り通した点。

それだけすごい攻略法を編み出しておきながら、彼はあこぎに
抜きまくることなく、節度を守って少しずつ抜いたり、抜いた後は
あえて「深い天井」を設定することで店側の被害を最小に抑え、
ニューペガサスを置いている店を守った点です。


もちろん抜き過ぎるとリスクも大きくなるし(体感機を用いていたため)
本人のためでもあったのだが、これってなかなかできることじゃ
ないですよね。


これだけ凄い攻略法を編み出してのであれば、仕事を辞め、
全国のニューペガ設置店を練り歩き抜き、店をつぶす覚悟で
有無を言わさずゴリゴリ抜きまくれば、おそらく容易に億単位を
稼ぐこともできたんじゃないかな。

それをせず、普通の仕事をしながら少しずつ抜くにとどめて
台と店を守った。かっこいいなあ、って思います。